世界一周旅行者が選ぶ北欧旅行おすすめの国ランキング

2016/05/09世界をランキング

北欧 おすすめ ランキング

 

北欧と言うと雑貨や家具などセンスの良さがイメージとして浮かびますね。

IKEAとかタイガーコペンハーゲンとかH&Mとか。

訪れてみると、確かに街のセンスは素晴らしいものがありました。

 

また、北欧が世界一周旅行者を泣かせる原因が物価。

ノルウェーでは、コーラ500mmが500円ということに目玉が飛び出しました。

 

ところで、北欧という地域なんですけど、普通はデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランドと思いますよね?

しかし、国連が指定している北欧は、上記の国に加えてイギリス・アイスランド・バルト三国を加えたものだそうです。

さらに今回はそこにロシアを加えた10ヶ国を今回のランキングの対象国にします。

 

それでは北ヨーロッパ旅行おすすめの国ランキングの発表です!!

 

第1位 アイスランド

アイスランド

滞在期間 2015.5 5日間

人々のやさしさ 

基本的に優しい。風は冷たいが、人の心はあったかい。

 

物価の安さ 

高い。ケーキ一切れ1200円。公衆トイレ一回400円は世界最高峰。が、イギリスよりマシなのは安売りスーパーBonasの存在。ここで1oo円以下のインスタントラーメンとピクルスと冷凍野菜を買っておけば、とりあえず餓死は防げる。

 

治安の良さ 

良い。もともと人口が少ないので、悪そうな奴は目立つ。色々な物の値段がぼったくりに見えるが気のせいですよ

 

料理の美味しさ 

外食できる物価ではないので分からない。インスタントラーメンをそのままお菓子代わりにボリボリ食べていると、涙の塩味が効いて美味しい。

 

観光の見所 

センスのいい首都レイキャビクは散歩が楽しい。レンタカーで一歩踏み出せば、そこは自然が織りなす雄大な景色。夏は一面の苔大地と素晴らしい滝、冬はオーロラや氷の洞窟が楽しめる。冷えた体は世界最大級の露天風呂ブルーラグーンで温める。お財布の中身は冷えますが。

 

ネット環境 

普通。レンタカー旅でもガソリンスタンドにフリーwifiがあるところがあるので助かる。

 

旅のしやすさ 

しにくい方の国。バスはあるが本数が少なすぎるので、首都以外はツアーないしレンタカーがないと無理ゲー。要国際免許。世界一周者の間ではメンバー募ってレンタカーシェア旅がデフォルト。冬季は雪道運転になるので無理は禁物。冬の郊外での事故は死に直結すると心得よ。

 

寒さ 

5月で、朝の車内の窓は凍っていた。北部は道路こそ除雪・融雪されていたが景色は完全に雪国。風は痛いくらいに冷たく、太陽が出ていないと凍える。冬季にオーロラ見に行った人をリスペクト。ちょっと無理です。

 

感想

世界一周旅行者の中でも「地球の鼓動を感じた」など、大胆な感想が多くて期待していた国。しかし、事前にカナダでオーロラ、アメリカの渓谷、ニュージーランドの草原、南米のイグアスの滝を見てきたので、総集編的な感じがしてそこまで感動はしなかった。満足度は100点。それでも、この国をドライブできたことは一生の思い出になると思う。アメリカ大陸より先に行くべし。

 

 

第2位 スウェーデン

ストックホルム ゴットランド島

滞在期間 2015.5 4日間

人々のやさしさ 

人々は基本的に親切だが、ストックホルムなんかは綺麗に整備されていて、何不自由なく過ごせるから人の温かさに触れることは少ない。

 

物価の安さ 

北欧の中では安い。北欧の中では安い。大事なことなので2回言います。一部のスーパーにはプライベートブランドがあり、100円切るクッキーなども存在するので、北欧で切り詰めた生活を余儀なくされる節約旅行者には一服の清涼剤となる。H&Mはセール品を漁れば調達可能な価格のものがたくさんあるので、北欧でみすぼらしい格好で泣きそうだった人は魅惑の変身が可能。

 

治安の良さ 

北欧の中では悪い。北欧のなかでは悪い。大事なことなので2回言います。ぶっちゃけ全然悪くない。首都ストックホルムは他の北欧に比べて移民やピアス百烈拳のロックな方々も多いのでちょっとビビるが、きちんと気をつけていれば大丈夫なレベル。

 

料理の美味しさ 

物価の関係で外食無理なので不明。しかし、ソウルフードであるミートボールは美味かった。スーパーでお手頃価格で買えるのでオススメ。

 

観光の見所 

少ない。しかしストックホルムの完成されたハイセンスな街並みは鳥肌モノ。ゴッドランドの美しさも息を飲むレベル。フェリーに乗るならプチフィヨルドも味わえる。宿泊施設では船の中や飛行機などユニークなものが多いので、マニア必泊。

 

ネット環境 

良い。

 

旅のしやすさ 

全てにおいて整備された街なので旅はしやすい。英語も普通に通じる。安宿が少ないのがネック。

 

魔女の宅急便風の景色 

世界にある魔女の宅急便の舞台説がある街を回った結果。スウェーデンのストックホルムとゴッドランドを足した感じが一番しっくりくるかなという個人的な結論。ゴッドランド島や中欧にあるドブロブニクやコトルは車が走るという都会感がない。加えてドブロブニクやコトルは街の中にショップ多過ぎで風情がない。ストックホルムには都会感があって大きな時計台もあるが、広く見渡せるような広い海はない。という訳で上記の結論に至る。

 

感想

個人的にはストックホルムが今の所一番好きな街の景色ナンバーワン。満足度は110点。ゴッドランド島も素晴らしかったし、思い出に残る国になった。落ち込んだりもするけれど、私はこの街が好きです。ところで浜村淳の人・街・夢まだやってるの??

 

 

 

第3位 ロシア

ロシア サンペテルブルク

滞在期間 2015.6 3日間

人々のやさしさ 

イメージしていたよりも悪くない。もっと冷たくてツンケンしているのかと思ったけれども、そこまで愛想がないわけではなかった。ただし、おっさん連中は粗暴なのが多い。英語はほぼ通じない。

 

物価の安さ 

昨今の原油安で、ルーブルも暴落しているので安い。モスクワのビッグマックが世界一高かった頃は夢幻の如く。食べ物は美味しいが、服に関してはロシア圏のものは残念なものが多いので買い物天国とまではいかない。

 

治安の良さ 

サンクトペテルブルクに関しては、悪くない。むしろ良い。夜中に跳ね上げ橋を見に行ったが、酔っ払いやたむろする若者などは見当たらなかった。北欧から来ると車の運転が荒く感じる。車優先のイメージでいないと事故に遭うかも。モスクワや他の都市は不明。

 

料理の美味しさ 

ロシア料理は基本的に美味しい。全体的にはこってりしたものが多いのでヘルシー系には辛いかもしれないが。街にはロシア料理のファストフード店や総菜屋なども多いので気軽に楽しもう。

 

観光の見所 

サンクトペテルブルクの街並みは必見。昔の建物の高さ制限のおかげで、綺麗に高さが一緒の建物が延々と続くようすはため息が出る美しさ。大きな橋がつり上がる夜景も楽しい。エカテリーナ宮殿の贅沢すぎる庭園も刺激的。地下鉄が深すぎて怖い。日本からも近い極東のウラジオストクでも、十分ロシア感を味わえるらしい。シベリア鉄道は旅人の永遠の憧れ。

 

ネット環境 

普通。テレモックなどのファストレストランなどにもフリーwifiがある。

 

旅のしやすさ 

しにくい。まずは入国に必要なビザ取りが面倒。僕たちはフィンランドからのビザなし短期旅行を選択。入国時の審査も厳しい。入国してからも英語は通じないし、文字は読み方すら分からないし、ちょっと観光しようにも大変。しかし、その苦労のお陰で旅をしているという充実感は半端ない。旅に少々マンネリを感じ始めた世界一周旅行者にもオススメ。

 

言語的にギブアップ 

В России, хотя этот знак используется, оно не может быть прочитан вообще. Не прочитать меню ресторана, я не знаю, название станции. Это было действительно в беде. なんかもう無理・・・顔文字にしか見えない。( ゚Д゚)

 

感想

北欧の人たちから見るとロシアは良くない国らしく、十分気をつけてと念を押されていたのでびびっていたが、サンクトペテルブルクはとても平和で美しい街でびっくりした。満足度は100点。ウォッカの瓶片手に座り込んでいる酔っ払っているおっさんが寂れた町の至る所にいるようなイメージだったので。ちゃんとビザ取って他の都市も旅行してみたいと思わせる国だった。

 

 

\”ロシア”カテゴリー記事一覧はこちら

ロシア カテゴリー アイキャッチ

 

第4位 フィンランド

フィンランド ヘルシンキ

滞在期間 2015.5 1週間

人々のやさしさ 

人々は優しいがシャイで、日本人に似ているとジモティは言う。確かに、ちょっと暗い顔をして歩いている人も多い。が、助けを求めればみんな親切に応じてくれる。

 

物価の安さ 

高い。ここでも北欧の物価の洗礼を思う存分浴びることができる

 

治安の良さ 

良い。首都ヘルシンキは北欧の首都の中でも一番良いのではないか。中心部を離れた住宅街などでも落書き等はほとんどなかった。

 

料理の美味しさ 

カウチサーフィンで一般宅にやっかいになっていたが、家庭料理は野菜や果物中心でヘルシー。特にベリー系は美味。ヘルシンキの港のそばには屋内市場と野外飲食街が広がる。サーモンの鉄板焼きやクリームスープ。小魚の唐揚げがパンチが効いていてウマウマ。しかし、フィンランド人御用達のグミであるサルミアッキはソルト正露丸の味という表現がぴったり。ネタとして食べるのが定番。個人的にはドライブや受験生の眠気覚ましに使えるかと。

 

観光の見所 

映画カモメ食堂で有名。予習してのロケ地巡りが楽しい。街には緑が多く、春に訪れてのんびり過ごすだけで十分癒される。郊外には大きな森がいくつもあり、ピクニックが楽しめる。地方にはムーミン谷やサンタクロース村がある。乙女系の観光地が多い印象。「サウナで生まれてサウナで死ぬ」と言われるフィンランド人の魂であるサウナ(昔はお産と埋葬前の洗浄をサウナで行っていたので事実らしい)。安価で楽しめる公共のサウナがあるので是非。

 

ネット環境 

良い。

 

旅のしやすさ 

首都ヘルシンキは、地下鉄・路面電車・バスと揃っており分かりやすくて旅はしやすい。しかし、北部サンタクロース村への移動は大変らしい。ロシアやリトアニアへ向かうフェリーは安価に乗ることができる。

 

サンタクロースの衝撃の事実 

フィンランドといえばサンタクロースで有名だが、意外な事実。もちろんクリスマス時期は世界中を駆け回って子供達におもちゃを配り大忙し。どこにそんなお金があるのだろうと、子供の頃は思っていたが謎が解けた。シーズンオフは、サンタクロース村でサンタと一緒に記念写真という形でバイトをしているのだ。なんと一回3000円を超えるらしい。。。なるほど、このバイトでお金を貯めて、子供達におもちゃを買っているのですね。しかし3000円超というのは、う〜む。

 

感想

宿泊の全てをカウチサーフィンで過ごしたので、一番現地の生活を感じることができた国。日本に興味があるというホストがたくさんいたので受け入れ確率が高そう。ためらっていた人も初カウチサーフィンにオススメできる国。満足度は110点。日本って便利な国だなと思っていたけれども、それを踏まえた上にデザインセンスがいいので、上には上がいるなと感じた国でもあった。

 

フィンランドを旅したときの日記はこちら↓

 

 

第5位 ノルウェー

ノルウェー オスロ

滞在期間 2015.5 5日間

人々のやさしさ 

人々は基本的に優しい。公用語はノルウェー語だけれども、みんな英語がペラペラ。

 

物価の安さ 

クッソ高い。コーラ500ml500円はもはや神レベル。そんな中で、不思議と安かったのがタラコペースト。味も旨い。パスタは世界各国で安いので、これでタラコパスタを作るのが吉。日持ちするので買いだめもありかも。サーモンは、思っていたよりも全然高価。肉類は激高の殿堂。

 

治安の良さ 

首都オスロでは、道端で残念な人が寝てたり、壁に落書きがあったりはしたけれども身の危険を感じるほどではない。ジモティーによると移民街付近は若干注意が必要とのこと。第二の都市ベルゲンはいたって平和だった。

 

料理の美味しさ 

外食はしていないので分からない。が、ホステルの朝食を食べた限りでは美味しいはず。ニシンをカルパッチョ風にしたり、トマトソースにつけたりしたものがソウルフード。美味。前述のタラコペーストには姉妹品でエビペースト・ツナペーストなどもありどれも美味。他の北欧より安価なのでオススメ。

 

観光の見所 

オスロ、ベルゲンの街並みとフィヨルドくらいで見どころは少なく感じる。しかし、北欧の街並みのセンスは素晴らしい。まんまおとぎ話。歩くだけで幸せな気持ちになる。ちなみにノルウェイの森は普通の森でした。

 

ネット環境 

普通。しかし、速度は中南米に比べるとホステル等でも爆速。

 

旅のしやすさ 

街には路面電車。バスと鉄道が整備されているので、旅はしやすい。英語は一般人でもペラペラ。ただだた物価がネック。

 

知って驚くノルウェー 

ノルウェーと聞いて思い浮かぶのがサーモン。北欧は高税率・高福祉国家だが、サーモンだけでやっていけるの??と思ってジモティに聞いたら、ここノルウェーでは、北海油田の開発により、税金だけに頼らず原油の利益を他国へのグローバルな投資に回し、そこから出た利益を福祉に還元しているらしい。日本の有名企業の株も結構持っている模様。なので破綻が心配される北欧の高福祉の中でも安心していられる国だそうだ。かしこいなぁ。

 

感想

北欧一国目、その可愛らしい家々に感動。宿代の高さに後押しされて、初めてカウチサーフィンをした国でもあり印象深い国。満足度は100点。物価の高さはイギリス・アイスランドで耐性が付いていたので、そんなに辛くはなかったが、バルト三国とかから入ったら目ん玉飛び出すだろうなぁ。

 

 

第6位 イギリス

ロンドン

滞在期間 2015.5 10日間

人々のやさしさ 

基本的に優しい。ジェントルマンの名の通り困っていると声をかけてくれる。が、ロンドンの宿のスタッフや警察官などの態度は冷たく感じた。プライドっていうやつですかね。

 

物価の安さ 

全てが高くて救いがない。特にロンドンの宿は値段にクオリティが伴っていなくてヒドい。理由は後述。

 

治安の良さ 

良いと感じる。夜間も観光地は賑やか。しかし、ロンドンのドミトリーは、ゲスの掃き溜め状態になっているので街中を歩くよりも注意したほうがいい。理由は後述。

 

料理の美味しさ 

色々とクソまずいという事前情報よりは、全然まずくはなかった。が、値段と味が釣り合っていない気がする。スイーツの盛り付けはすごくセンスがいい。

 

観光の見所 

たくさん。大英博物館は多少並んでも必見だし、王宮や国会議事堂なんかも迫力があった。ビートルズの真似して横断歩道で写真を撮るのが定番。しかし、タワーブリッジはイメージよりちょいショボイ。ロビンマスクの格が下がった。郊外の風景は本当に素晴らしいの一言。湖水地方には行けなかったが、めっちゃ綺麗なんだろうなぁ。

 

ネット環境 

普通。だが、ドミトリーでは未だに有料とか1時間だけとかのクソ仕様が多い。南米以下。

 

旅のしやすさ 

飛行機、鉄道、バス、地下鉄、全てがしっかりしているので旅はしやすいだろう。もちろん英語が使えて、人々も親切。しかし、物価が高すぎるので節約旅行者には厳しすぎる国。自炊しても高いんだから泣きそうだ

 

ロンドンのドミトリーのコスパの悪さ

おそらく世界最悪なんじゃないかなと感じる。セキィリティはザル状態で、人のベッドにチェックアウトしたはずの謎の移民が寝ていたり、盗難は日常らしく、他国の欧州人は「あぁ、ロンドンは宿は危ないよ」と言う。警察曰く、イギリス人じゃなくて移民が悪さをすると言っていた。まぁ、宿だからそうだわな。ネットは有料とか1時間だけとかが多い。キッチンは狭いか、何もないかの二択。朝食付きと謳っていても、コーンフレークだけで牛乳がなかったり、時間ぴったりに全て撤収するなどの無茶振り。シーツは持ち込みか別料金。荷物預けは廃墟の倉庫状態。スタッフは不愛想か不親切。これで、南米では3~4泊できる値段を取るんだから、吐き気がする。いや、分かっています。お金がない僕たちが悪いんですよ。お金のない不幸。そしてお金のある不幸。世の中はお金ですね。

 

感想

絶対に行きたかった大英博物館は大満足だったし、郊外のコッツウォルズは最高の景色だった。満足度は90点。しかし本当にロンドンのドミトリーはどこも最悪だった。これだと車で寝てたほうがマシなので、今度はレンタカー借りて湖水地方をドライブしたいかな。円高カモン!!

 

 

“イギリス”カテゴリー記事一覧はこちら

 

 

第7位 ラトビア

ラトビア

滞在期間 2015.6 4日間

人々のやさしさ 

人々は基本的に優しい。エストニアに比べると英語があまり通じなくなる。

 

物価の安さ 

安い方。エストニアとあまり変わらないくらい。

 

治安の良さ 

エストニアに比べると落書きが目立つし、バスターミナルも警察がうろついていてちょっと怪しい雰囲気。凶悪犯罪が起きる雰囲気はないが、置き引き、スリなどに注意。

 

料理の美味しさ 

リガの巨大市場にはあらゆる食材が揃っている。北欧では手が出せなかったサーモンやイクラなども比較的安価に手に入れることができる。うなぎの燻製があったがさすがにそれは高くて手が出せなかった。市場にはファストフード風の店もたくさんあり食べ歩きも楽しい。

 

観光の見所 

少ない。エストニアよろしくリガの旧市街一択。リガ旧市街はタリンよりも大きな建物と広い道が特徴。あと、郊外には変なデザインの大建築物が多いのでバス移動の時は必見。

 

ネット環境 

普通。バスターミナルにフリーwifiあり。

 

旅のしやすさ 

こちらもバスターミナルからエストニアやリトアニアに行く国際バスが頻発しているので旅はしやすいだろう。国内移動も大型バスで移動できるが本数は少なめ。

 

山がないという不思議 

ラトビアには山がない。丘はある。日本人からすると山がないというのはとても不思議だ。緑の少ない大阪でさえ、ちょっと東を向けば生駒山脈が望めるのだから。その分、ラトビアの人は森を楽しむ。薬草を摘んだり、森の中に別荘を作ったり。登山好きな人は、わざわざ外国に行くしかない。ユーロ圏に入った今は気軽に行けるようだが、共産圏時代は大変だったろうな。

 

感想

カウチサーフィンで郊外の森の別荘に連れて行ってもらったり、小さな村の音楽祭を鑑賞したりと、穏やかに生きるとは何なのかを感じた印象深い国。別に遠くに行かなくても、近くにいいところはたくさんあるし、楽しく過ごせるよと教えてくれた。満足度は100点。でも、もう少し世界を見ます。そして、それから。

 

ラトビアを旅したときの日記はこちら↓

 

 

第8位 デンマーク

デンマーク

滞在期間 2018.6 1日間

人々のやさしさ 

基本的に優しい。

 

物価の安さ 

高過ぎる。レゴランドの入園料は6,000円だが、首都コペンハーゲンからの交通費は往復で16,000円掛かる。意味分からん。

 

治安の良さ 

良いと思う。

 

料理の美味しさ 

あまりに高すぎてスーパーでさえ買い物を躊躇したので不明。

 

観光の見所 

少なく感じる。一回目の北欧周遊の時にデンマークに行かなかったのもそのせい。さすがに本家レゴランドは楽しかったが。他の観光地や街並みはデンマーク1カ国の短期旅行ならときめくこと間違いないが、北欧周遊となるとありきたりな風景に変わってしまう恐れがある。

 

ネット環境 

田舎町の公民館にも、しっかりとしたフリーwifiがあって驚いた。おそらく都市部は言わずもがな。

 

旅のしやすさ 

鉄道・バス網がしっかりしているので、旅はしやすいと思う。しかし、交通費が掛かりすぎるので、バックパッカーはヒッチハイクを余儀なくされそう。

 

本家レゴランドは楽しいよ

日本からのネットニュースで日本のレゴランドが散々叩かれていることを知った。レゴ達に会えることを楽しみにやってくる子どもたちのことなどまったく顧みない経営方針が原因のようだった。本家も同じ様な場所だったらどうしようか…、と不安だったが、デンマークの本家レゴランドはそんな事はまったくなかったので安心した。飲み物も食べ物も持ち込み自由で、バックパックなどの大型荷物も嫌な顔をせず、料金をおまけまでしてくれて預かってくれた。長年の歴史がある分、何度も拡張されたのかたくさんのエリアの中にそれぞれユニークなアトラクションがたくさんある。なので、長時間並んだ訳ではないのに開園から閉園までで全てを周りきることができなかったほど。物価の高いデンマークと同じくらいの入場料で、アトラクションが少なくて水筒すら持ち込み不自由な環境ならそりゃ酷評されるわなという感じ。不満だったみなさんはぜひ本家を訪れることをオススメしますよ。

 

感想

西ヨーロッパを周遊中にチャンスがあったので日帰りでレゴランドのためだけに入国。満足度は90点。周辺国のオランダやドイツを凌駕する物価の高さにはぐうの音も出んマーク。あかん、ハマらなかった…レゴだけに。

 

 

第9位 リトアニア

リトアニア カウナス

滞在期間 2015.6 6日間 

人々のやさしさ 

人々は基本的に優しい。あまり英語は通じないが、宿関係や話せる人はペラペラ。

 

物価の安さ 

最近ユーロが導入されたばかりなので、まだ値札には旧通貨の表示がある。物価は、エストニア・ラトビアよりわずかに安いと感じるかも。ただ、首都ヴィリニュスでも大きなスーパーが見当たらないのが寂しい。

 

治安の良さ 

ちょっと怖い場所もあるが、概ね大丈夫。でも、EU加盟国で一番殺人発生率が高いらしいので、とりあえず油断は禁物。

 

料理の美味しさ 

スーパーの惣菜は脂っこいものが多くて胃がもたれる。スイーツも異常に甘い。さっぱりしたものが恋しくなる。

 

観光の見所 

首都ヴィリニュス以外にも杉原千畝のカウナスや十字架の丘のシャウレーがあり、バルト三国で唯一地方都市で観光できる国。ちなみにバルト三国の旧市街は、似たり寄ったり・・・ではなくそれぞれ個性があって面白いので飛ばさないほうがいい。

 

ネット環境 

普通。

 

旅のしやすさ 

バス網はきちんとしているので旅はしやすいが、首都ヴィリニュスが内陸部にあるので、ここから先のポーランド等に抜ける時には国際バスは長距離となる。

 

北欧の人々がわざわざ歯科治療に来るコスパの良さ 

たまたま歯のかぶせの金属が外れたのでヴィリニュスで歯医者に行った。ここリトアニアは北欧の人々がわざわざ歯科治療ツアーを組んでくるらしく、コスパは高いようだ。歯科医院の中は清潔で設備も日本と変わらなかった。麻酔は電気式ではなかったけれども。歯医者は英語ができるので会話はなんとかなった。治療は再び金属を被せるのではなく、石膏をかぶせレーザーで固める手法で治療してもらった。治療費は1本1万円くらいだったので、保険なしで治療を日本で受けたと考えれば安いのかも。一回の治療で完結したし。北欧と比べたら言わずもがなだろう。西や北ヨーロッパで歯が痛くなったら、なんとか我慢してリトアニアへ向かうのがオススメ。

 

感想

バルト三国最後の国、見所も点在していたので旅を楽しめた。満足度は100点。杉原千畝記念館には、観光バスが止まっていて日本のじいちゃんばあちゃんが大量に出てきて驚いた。十字架の丘にも観光バス止まっていたし。最近のバルト三国は、日本からのツアーも盛んなようだ。

 

リトアニアを旅したときの日記はこちら↓

 

 

第10位 エストニア

エストニア タリン

滞在期間 2015.6 2日間

人々のやさしさ 

基本的に親切。だが、タリン旧市街の外にある市場は寂れていて、老人ばかりで巣鴨のよう。店のおばちゃんとかもすさんでいる感じだった。特に変なものは売っていないのだが写真撮影禁止とか意味不明。リガの大市場とは真逆の存在。近くのスーパーで十分。

 

物価の安さ 

安い。ユーロ導入国だが、硬貨を使うことが多くなる。

 

治安の良さ 

旧市街は夜も至って平和。新市街も昼間は全く問題ない感じだった。

 

料理の美味しさ 

これといって名物もないが、売っているものの品質は悪くない上に物価が安いのでコスパは高い。

 

観光の見所 

少ない。とりあえずタリン旧市街を見ておけばいいかとなってしまう。旧市街自体は道が入り組んでいて迷路のようで趣がある。

 

ネット環境 

普通。

 

旅のしやすさ 

タリンからは、フィンランドやラトビア、ロシアへ行くバスが頻発しているので問題なし。国内移動はしていないで不明。タリンのバスターミナルは綺麗だし、バスのクォリティも物価の割に高い。

 

北欧から入国すると値札に感動する 

北欧から入国するとスーパーの値札に感動する。我慢していたあれもこれも買うことができる。ヘルシンキからフェリーで入国すると買い出しに来ているフィンランド人がめっちゃいることに気づく。多くはビールを買っている模様。そりゃそうだ、北欧で500mm700円くらいしていたビールが100円台で帰るんだから。

 

感想

子供の頃に独立のニュースで耳にしたバルト三国。もう少し荒んだ国なのかなと思っていたら、きちんと北欧よりのヨーロッパだった。しかし、観光資源に乏しくタリン旧市街だけで終わってしまうのは残念。春は過ごしやすので北欧旅の疲れを癒すもよし。満足度は90点。ちなみにお姉さんはロシア系や北欧系の美人がいっぱいいますよ。

 

エストニアを旅したときの日記はこちら↓

 

 

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