ロシア旅行総まとめ【おすすめ都市・注意点・持ち物・お土産など】
どうも旦那です。 @aso_kura
ロシア。
日本のメディアから流されるロシアのイメージって、ちょっと怖いですよね。
僕たちはフィンランドからロシアに渡航したのですが、北欧の人からも「ロシアは危ない。気を付けて。」と言われていました。
僕の中のイメージは、

そんな感じだったのです。
ですので、かなりビクビクしながら入国したロシアですが、そのイメージは良い意味で裏切られました。
ビザの関係で、サンクトペテルブルクのみの旅だったのですが、風景はまるでヨーロッパそのもの。
そして美味しいロシア料理と、なにより驚いたのがロシア美女の多さ。
いつのまにやら怖いイメージはなくなり、ロシアと言う国を満喫していました。
今回は、そんなロシアの旅をまとめて見たいと思います。
【ロシア旅行まとめ①】5月下旬の気温と服装
日中は心地よい陽気
2015年5月下旬
最高気温 19.7℃ 最低気温 12.5℃
太陽が出ている間は、心地よい春の陽気。
しかし、曇りや雨だったり、日没以降はとたんに風が冷たくなって冬のような寒さになる。
日本から冬用の防寒着を持っていった方が無難で、脱ぎ着のしやすいものであればなお良い。
【ロシア旅行まとめ②】ルートとおすすめの都市
旅のルート・プラン

フィンランド・ヘルシンキ→<フェリー(5,400ルーブル・13,000円)>→サンクトペテルブルク→<フェリー(5,400ルーブル・13,000円)>→フィンランド・ヘルシンキ
フィンランドのヘルシンキから、フェリーでロシアに入国。今回は、フェリーのツアーを使用するとロシアビザなしで72時間滞在できる制度を利用した。形式的には、フィンランドからのツアーというシステムだが、サンクトペテルブルクでは港から市内の送迎以外は宿を含め全て自由行動。
ロシアのVISA(ビザ)と入国審査
日本人は、ロシア入国に関してビザが必要(2018年12月現在)。
以前は、ツーリストビザをリトアニアなどで旅行者でも取得できたが、現在はその国の居住権がある場合を除きかなり厳しい模様。
トランジットビザも、近年は海外での取得情報が見当たらない。
ここは素直に日本で取得して行くのが良い。
また、空路でロシアで乗り換えて第三国に抜ける際に、預け荷物の載せ替えが自動でできない航空会社同士を選んだ際にも、預け荷物がある場合はトランジットビザが必要になる。
<キプロス→ロシア乗り換え→日本>で帰国する際、グループの違う航空会社を使用したため、僕たちは空港のカウンターで、預け荷物の受付を拒否された(初めは搭乗自体を拒否された)。
嘆願し、機内持ち込みのサイズや重量規制を多少免除してもらい、荷物をできる限り機内持ち込みに移して搭乗したが、バックパックをはじめ多くの旅の道具を失った。
近年、ロシアから日本への航空便は安くなっているが、この点は十分注意しよう。
また、入国審査も厳しく不審な点があれば徹底的に追求される。
僕の場合は、世界一周旅行者あるあるで、パスポートの写真と現在の自分の顔が違うということで、30分以上尋問を受けた。
その際、すらすらと自分の生年月日や住所を言えるか、漢字で自分の名前を書けるか、耳の形やほくろの位置などを徹底的に調べられた。
本人なので、当然全てクリアできたわけだが、パスポートの写真と顔が変わってしまっている旅人は、時間が掛かることを覚悟して入国審査を受けよう。
サンクトペテルブルク
おすすめ度 ◎
日本人の持つロシアのイメージを払拭する美しい街。
美しい町並み自体が観光地だが、近郊にあるペテルゴフ宮殿や、世界三大美術館の1つに挙げられることも多いエルミタージュ美術館などがあり観光資源は豊富。
また、世界の中でも夜景が美しい街の1つであり、エヴァ川に掛かる大きな橋が跳ね上がる風景は必見。
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【ロシア旅行まとめ③】ホテル事情
訪問した2015年当時は、あまり良いホステルも少なく宿泊料金も高かった印象。
しかし2019年現在、宿泊予約サイトに登録されている施設は3,000軒以上で、ホステルに関しても300軒を超える。
そのおかげか、500円前後でも質の良いホステルが多数あり、バックパッカーには旅行しやすい街。
関連記事 サンクトペテルブルクのおすすめホステルは?世界一周旅行者が選ぶ優良ドミトリー2軒
【ロシア旅行まとめ④】費用の内訳と予算
宿泊費 | 2,165円 | (722円/1日) |
食費 | 3,177円 | (1,059円/1日) |
交通費 | 3,120円 | (1,040円/1日) |
観光費 | 1,200円 | (400円/1日) |
その他 | 529円 | (176円/1日) |
合計 | 10,191円 | (3,397円/1日) |
滞在日数 3日間
※二人旅におけるの一人当たりの金額
全般的に物価は安い。ホステルはキッチン付きだったが、ロシア料理が美味しいのと物価安でほぼ外食したので食費が多少掛かった。
交通費と観光費は、全てペテルゴフ宮殿観光のもの。今回はエルミタージュ美術館には時間の関係で行っていない。市内観光は、徒歩で十分周ることができる。
ロシアを旅するなら、バックパッカーは1日3,000円を予算の目安としておけば良い。
【ロシア旅行まとめ⑤】注意点(治安・犯罪情報)
今回のサンクトペテルブルク旅行では、治安に不安を覚えることはなかった。
跳ね上げ橋の夜景を見る際は深夜だったが、特に怪しい人々は見掛けず。
しかし、観光客が密集している場所や地下鉄などでは、スリや置き引きが多発しているようなので、日本以上の警戒は必要。
夜間は人口密度が薄いので、深夜の女性の独り歩きは止めた方が無難。
ロシアは以前は、悪徳警官の悪行の噂が絶えなかったが、現在は解消している模様。
また、ロシアではチェチェンの過激派によるテロが散見されるが、これは海外旅行する以上はリスクを受け入れるしかない。
【ロシア旅行まとめ⑥】料理
日本では、あまり口にする機会がないロシア料理。現地で実際に食べてみると、日本人の口に合う美味しい料理だと感じた。野菜が少ない印象を受けるので、健康に気を遣う人はサプリメントを持参すると良い。
ちなみに、有名な「ボルシチ」は実はウクライナ料理。
ここでは、日本人の口に合う料理をいくつかご紹介。
ジャルコーエ
日本の肉じゃがに味付けがそっくりな「ジャルコーエ」。
牛肉のぶつ切りがゴロゴロ入っていて、ボリューム満点で美味しかった。
セリョートカ
ニシンの酢漬けである「セリョートカ」。
マリネや〆鯖などが好きな人にはハマる味で、酒のつまみにも抜群。
スーパーなどでも、売っているので気軽に挑戦できる。
ブリヌィ・ペリメニ
右はロシア風クレープの「ブリヌィ」、左はロシア風餃子の「ペリメニ」。
どちらも味がしっかりしていて美味しい。
これは「Teremok(テレモック)」というロシアの有名なファストフード店で食べた。気軽に入れる店なので、見掛けたらぜひ。
【ロシア旅行まとめ⑦】あると便利な持ち物
変換プラグ
ロシアのコンセントの型はCタイプ。日本のコンセントはそのままでは使用不可、なので変換プラグは必須アイテム。
おすすめは、世界一周旅行者の定番「カシムラの変換プラグ サスケ」。
参考 世界一周の持ち物リスト4年間分全て見せます!!【本当に必要なものは?】
【ロシア旅行まとめ⑧】お土産
マトリョーシカ
ロシアの定番お土産と言えば、やはり「マトリョーシカ」。
観光地の露天のお土産屋とか、スーパーマーケットや市場なんかでも手に入る。
定番の可愛いものから奇抜なものまで種類が豊富だが、値段は意外と高い。
実は伝統ある工芸品ではなく、その歴史はまだ100年程度と比較的新しい工芸品。
キャビアとイクラ
キャビアとイクラはロシア産が有名だが、ロシア国内でももちろん高価。
スーパーマーケットなどに、異常に安いキャビアやイクラが売っているが、お値段以上にマズいのでお土産にはしない方が良い。
ロシア語で書かれているので良く分からないが、恐らく人工で作ったイミテーション食品だと思われる。
ウォッカ
お酒好きには、ロシアをイメージしやすいのでお土産にオススメ。関税規制に注意。
【ロシア旅行まとめ⑨】感想
想像していた「恐ロシア」とは違い、ヨーロッパと変わらない雰囲気に驚きました。
治安も悪くないので個人旅行にもオススメだし、物価も安いのでバックパッカー旅にもおすすめできる国ですね。
世界一周の場合、ビザがネック。日本で取得して計画的に行く必要があるので難しい国の1つですが、北欧発の72時間滞在のフェリーを使えば入国は可能ですよ♪
次に行くときはツーリストビザを取得して、色々とゆっくり周って見たい国です。
以上、どうも旦那でした。 @aso_kura
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