春のリガ旅行記//巨大な中央市場とラトビア人の休日【世界一周ラトビア編】
エストニアの首都タリンからバスに乗ってやってきたのは、ラトビアの首都リガ。
ラトビアは実は山がない国として有名で、一番高い山の標高はわずか311メートル。
日本ではあまり馴染みのないバルト三国の1つラトビアとは、一体どんな国なのでしょうか?
【目次】
【リガ旅行記①】リガへ到着!!旧市街の街ブラと楽しい中央市場
【2015年6月4・5日】 Shuku japanese_dog_hana
エストニアの首都タリンからラトビアの首都リガまでバスで移動。
運賃は一人13ユーロ(1,900円)、所要時間は5時間弱でした。
午後、リガに到着。
リガのバスステーションは、置き引きやスリが多いので注意との情報があったので緊張していました。
確かに、タリンのバスターミナルと違って、警備員が多かったり巡回している警察官が多い印象で。
一応、気をつけておいた方がいいかも。
MAP タリン・バスステーション MAP リガ・バスステーション
リガでカウチサーフィン♪ホストはなんと有名ミュージシャン
リガのトラム
リガでは、再びカウチサーフィンをします♪
でも、タリンで予定していたバスに乗り遅れてしまって、ホストを待たせることになってしまいました…。
急いで、リガの街を走るトラムへ乗り込み(一人1.15ユーロ)、ホストの家のの最寄り駅に到着。
教えてもらってた番地を頼りに、家を探していると、突然ドレッドヘアの怪しい兄ちゃんが道を塞いできた!?
えっ!?これはヤバい、あかんやつや…汗。
って思った瞬間、彼が自己紹介。
そう、彼が今回のホストのエドガス。
ドレットヘアーにがっちりした体型で、見た目はちょっと怖そうですが、めっちゃフレンドリーで親切な人でした。
彼の職業はミュージシャン、ラトビアでは有名なんですよ〜。
若く見えますが実は私たちより年上なのです。
ホスト宅のデブ猫ちゃん
エドガスのお宅は、アパートに一室。
ここで、同じく有名歌手である彼女と同棲しているそうです。
なんと、エドガスは私たちのランチにと、きのこパスタを作ってくれていました。
このきのこは、ラトビアの森で秋に採れたものを乾燥させて保存していたものだそうです。
ラトビアは、国土の半分が森で、なんと山というものが無いんだって。
なので、登山が好きな人はわざわざ海外旅行する必要があるそうで。
最近、リガでは郊外に別荘を買って、週末はそこで過ごすのがブームらしい。
エドガスと彼女は、明日からリガ郊外の別荘で過ごすそうで、一緒に来る?って誘ってくれました。
もちろん、行くに決まってます♪
リガ観光!!世界遺産の旧市街を散策
リガの旧市街
明日からは、リガ郊外で別荘生活♪ってことで、急いでリガ観光に出掛けます。
6月上旬のラトビアは、昼がとても長くて夜の10時位までは明るいので、夕方から観光しても十分間に合うのです。
世界遺産に登録されているリガの旧市街、街並みはカラフルで可愛い感じです。
リーヴ広場(Livu square)
リーヴ広場
リガの旧市街の中心地にある「リーヴ広場」。
カラフルで可愛らしい建物に囲まれた広場で、たくさんのオープンカフェやレストランで賑わっていました。
この広場文化はヨーロッパ独特ですね。
MAP リーヴ広場
自由の記念碑
自由の記念碑
ロシアからの独立を勝ち取ったラトビア独立戦争で亡くなった兵士たちへの慰霊碑だそうです。
この戦争で独立を勝ち取ったラトビアは、第二次世界大戦で再度ソ連に組み込まれるという運命を辿ります。
その後のラトビアを含むバルト三国の独立は、私たちの世代でも生のニュースで見ました。
そう考えると、ラトビアはまだまだ若い国なんだなぁと思います。
MAP 自由の記念碑
火薬塔と城壁
火薬塔
旧市街の城壁
旧市街を歩いていると、突然現れる城壁と三角屋根のレンガの建物。
この建物は「火薬塔」として使われていたそうです。
近くには「ラトビア軍事博物館」もありました。
MAP 火薬塔
ブレーメンの音楽隊の像
ブレーメンの音楽隊の像
町中に、下からロバ・イヌ・ネコ・トリっていう面白い像があったので記念に一枚♪
後で調べたら、これは有名なグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」の像でした。
ブレーメンはドイツにある都市だけど、ここリガは姉妹都市なんだそうです。
リガの教会
聖ペテロ教会
リガには旧市街、新市街問わず大きな教会がたくさんありました。
特に旧市街にある「聖ペテロ教会」は有名で、塔の部分が展望台になっていて登ることができるそうです。
リガは、エストニアのタリンの様に丘になっていないから旧市街が一望できて良さそう♪
MAP 聖ペテロ教会
ライマの時計
ライマの時計
リガの旧市街の出口にある大きな時計。
別になんてことない時計だけど、この時計を見るとリガを思い出す人が多いんじゃないかなと思う不思議な存在感がある時計。
ちなみに、ライマ(LAIMA)は100年以上続くラトビアの老舗のチョコレート企業だそうです。
MAP ライマの時計
ラトビア国立オペラハウス
オペラハウス
このかっこいい建物は、「ラトビア国立オペラハウス」。
西ヨーロッパに比べるとお安くオペラなどを鑑賞できるそうです。
MAP ラトビア国立オペラハウス
これくらいでリガの旧市街の観光は終了!!
リガ自体は丸一日あれば、十分見どころは周れると思います♪
でも、もう一つリガにはとっておきの観光スポットがあります。
それは市場。
日中しか営業していないので、今日は行けなかったから、翌日の朝に行ってきました♪
世界遺産!!リガ中央市場(Riga Central Market)が楽しい♪
リガ中央市場
翌朝、「リガ中央市場(Riga Central Market)」にやってきました。
このリガ中央市場もリガの世界遺産の登録範囲に入っています。
この様な縦長のドーム状の建物が5つくらい並んでいて、それが全て市場だっていうのだからすごい規模!!
世界遺産に登録されているから、よくあるツーリスティックなマーケットかなと思っていたら、完全なローカル仕様に驚きました。
ほとんど食品のお店で、観光客向けのお土産屋なんて数えるくらいしかない。
お客さんも地元の人が多くて、観光客は少数派。
ローカルな市場が好きな私たちは、ひと目でリガ中央市場を気に入りました♪
サーモン
リガは海に近いこともあってか、海鮮類が豊富。
サーモン美味しそう〜、北欧の海と繋がっているんだから間違いない♪
いくら
そして、サーモンと言えばイクラももちろんありました。
あ〜、イクラ丼も食べたい!!
でも、値段は日本と変わらないんだよなぁ…。
うなぎの燻製
なんとうなぎの燻製が売っていました。
うなぎには目がないTaxiのテンションが上りまくっていましたが、ここでもうなぎは高級品で却下、笑。
色々な魚の燻製
燻製といえば、他に数え切れないくらいの魚の燻製が売っていました。
日本だと干物がメジャーですが、ラトビアでは燻製が主流のようです。
ドライフルーツ
ドライフルーツもたくさん。
こんなにも保存食が発達しているなんて、ラトビアの冬はめちゃくちゃ厳しいのかな?
市場の外
さくらんぼ
ラズベリー
建物の外にはフレッシュフルーツの露店がいっぱい。
別荘への手土産に今が旬のさくらんぼとラズベリーを買いました。
リガの市場は、ローカルな雰囲気が好きな方なら絶対楽しめる市場のでおすすめですよ〜。
そろそろエドガスの別荘へ出発の時間!!楽しみ〜♪
MAP リガ中央市場
ディスカッション
コメント一覧
お寿司を作るにはタイ米でもオーストラリア米でもなくてやっぱりジャポニカ米が一番なんですねー((*゚∀゚))
そしてどこにでも進出してるメイドインジャパン!
食料の自給率が低いのに頼もしいじゃないですかヽ(゚∀゚)ノ
量より質!
昔グアムに行った時にピラフの横に大盛りのご飯がもられてたのを思い出しました。
ピラフをオカズにご飯を食えと!?
しかもパッサパサで美味しくなかったなー(T∀T;)
バルト三国というあんまり馴染みがなくて、どーしてもロシアとヨーロッパに挟まれた紛争地帯みたいなイメージがありましたが、オチデントな街並みと自然が融合する豊かな国ですねー((*゚∀゚))
どことなく日本に似てる気がします
そして気になるエドガースさん
巨体のドレッドヘアの異形に反して自国とおにぎりを愛するナイスガイ!
どんな人かと期待したのに情報は最後の集合写真のみ
一番左のワイルドないでたち!は旦那さんですねΣ(´Д`)
一年以上も海外を放浪すると見た目もワイルドになるもんですね(笑)
お二人はこのままロシア入りかな?
最近ウクライナ情勢が不穏なので十分にお気をつけて((*゚∀゚))
世界にでて改めて思うのですが、日本クオリティーすごいです!!
海外で暮らしている友達も日本の製品はかゆいところに手が届く感じなのがいい!!海外のはちょっと雑やねんって言ってました。
ピラフの横にご飯ってまた凄い組み合わせですね。でも海外の人はご飯をおかずとして使うことが多いみたいですね。
ピーマンの肉詰めやハンバーグにもお米はいってることがおおいんです!!
エドガス最後の集合写真では、ワイルド感なくうつってしまいましたが、実際みるとかなりワイルドでかっこいいです^^
旦那さんはドンドン小汚くなってきています。。私も負けてませんが。。。
散髪に行きたくて行きたくて仕方ないのですが海外で行く勇気がまだでません(笑)
私たちはギリシャから北上して今はモンテネグロにいます。明日はボスニアそこからオーストリアまで北上してから東ヨーロッパをまわる予定です。その後はトルコからアフリカにはいるか中東にはいるか迷っています。
で、その後に再びヨーロッパにはいって今回シェンゲンの都合で周りきれなかった国に行き最終アジアをまわる予定です^^
ボスニア!
旧ユーゴスラビアは民族の多様性と、そのことが引き起こした紛争の傷痕がまだ色濃いですか?
ユーゴスラビアという国の生い立ちと崩壊までを狂騒的に描いたエミール・クストリッツァ監督の『アンダーグラウンド』
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89/28684/
ボスニア紛争の本質を室内劇で描いたダニス・タノヴィッチ監督の『ノーマンズランド』
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/237220/
どちらも名作で超オススメです((*゚∀゚))
ありがとうございます♪
映画とっても詳しいのですね^^
普通の町中に紛争のあとはたくさん残っています。
銃撃のあとが生生しく残る建物が所々にたっているし、お墓をみると紛争の時に亡くなった人たちのものが多いです。
20年前ってすごく最近で紛争についても詳しくないのでぜひ映画見たいと思っています^^
いつもためになる情報ありがとうございます♪♪