春のオスロ旅行記//はじめてのカウチサーフィン【世界一周ノルウェー編】
美しい街ベルゲンから、道中せっかくの美しい風景なのにチケットの取り間違いで夜行列車でやってきて、まったく景色を見ることができなかった二人。
そんな二人が到着したのは、ノルウェーの首都オスロ。
果たして、オスロとはどのような場所なのでしょうか。
【目次】
【オスロ旅行記①】初めてのカウチサーフィンとオスロの街ブラ
【2015年5月18日】 Taxi @aso_kura
アイスランドで慌てて予約したおかげで、取りたかった時間の鉄道チケットを取り違えてしまい、欧州でも屈指の美しい風景を持つベルゲンーオスロ間を泣く泣く夜行電車で過ごした僕たち。
列車は、早朝にオスロに無事到着しました。
ちなみに、明け方に少しだけその風景を見る事が出来ましたが、確かに美しかったです。
まぁ、ベルゲンで日中に、憲法記念日のフェスティバルを見学できたので良しとしましょう。
初めてのカウチサーフィンにどきどき
オスロ市内
今から、僕たちはとある一般家庭にお邪魔します。
カウチサーフィンというものをご存知でしょうか??
海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度である。コミュニティーの軸にしたウエブサイトにて、プロフィール、身分確認制度、メンバー同士の評価等により、世界各地のメンバー間で連絡を取り相談の上で宿泊が決まる。
今回、僕たちは初めてのカウチサーフィンに挑戦。
ホスト(僕たちを招待して泊めてくれる人)とは事前に連絡を取り合います。
今朝、ホストが出勤する前に、お宅にお邪魔して荷物を置かせてもらう事を約束していました。
到着したオスロ中央駅からホスト宅までは、約2km。
待ち合わせの時間も少し余裕があるし、治安の良いオスロなので街の空気を感じながら歩きます。
ベルゲンとは違い、ところどころに壁に落書きがありましたが、概ね治安は良好な雰囲気。
そして、ホストのマンションに到着。
僕たちは緊張しながら、ブザーを鳴らします。
ホストのシモン
ドアから出てきて僕たちを迎えてくれたのは、シモンという男性。
チリからの移民2世である彼は、長期に渡って南米旅行をした僕たちに取って、懐かしい顔立ちでありました。
カウチサーフィンのサイトのプロフィール写真でサングラスを掛けていたので、実はちょっと怖かったんですよね…笑。
なんと、彼は僕たちに朝ご飯を用意してくれていました。
さらに、ベルゲンから夜行列車で来た僕たちを気遣ってくれて、「このまま観光してもいいし、少し部屋で休んで行ってもいいよ。家の鍵は渡しておくから。」と言ってくれました。
たった1時間前に出会った人間に、自分の部屋の鍵を渡す。
信じられないかも知れませんが、これが相互信頼で成り立つカウチサーフィンなんですね。
もちろん、ゲスト(泊まる側の総称)に鍵が渡されないこともあります。
その場合は、ホストの外出や帰宅時間に合わせてゲストは外出することになります。
オスロ観光!!街自体が美術館のようなので街ブラが楽しい
オスロの建物は洗練されている
夜行列車が快適で、二人とも元気だったので、シモンの出勤時間に合わせて僕たちもオスロ観光に出かけることに。
朝から荷物を置かせてもらえるだけでも、とてもありがたいのです。
オスロの街は洗練されていて、ぶらぶら歩いているだけで楽しいです。
オスロ・オペラハウス
こちらは「オスロ・オペラハウス」。
建物内の構造も洗練されていますよ♪
ベンチとトイレもあるので休憩にもおすすめ。
伝統衣装を売る店
憲法記念日のベルゲンで人々が着ていた伝統衣装。
色々なパターンが用意されているのですね。
オスロ市庁舎
こちらは「オスロの市庁舎」。
意外と普通ですね、笑。
港
オスロの港は、ベルゲンと違い軍艦が停泊していたりして、ちょっと工業的な眺め。
でも、高層ビル群はないので、空が広いです。
ノルウェー王宮
こちらは「ノルウェー王宮」。
ノルウェーの正式名称は「ノルウェー王国」、ということで王様がいます。
政治形態は立憲君主制なので国王は国の象徴であり、日本の天皇と同じ様な感じですね。
衛兵交代式
ノルウェー王宮では、毎日13時30分から衛兵交代式が行われています。
イギリスと同じ様ですが、少し小規模。
でも、モノトーン系の制服がかっこいいので必見ですね。
オスロの街には、いろいろな場所にアート作品が置かれてます。
街自体が美術館のようです。
なので、ただブラブラしているだけで楽しい、オスロはそんな街ですね。
初の日本食振る舞いはカツ丼に決定!!
オスロの街ブラを終えて、ホスト宅に帰宅。
今回、ホストにはお礼として何か日本食を振る舞おうと話し合っていた僕たち。
もちろん、外国人に日本食を作るのは初めての経験です。
初振る舞いは、カツ丼に決定!!
出汁に関しては、醤油は世界中のスーパーで手に入るし、僕たちには南米パラグアイで手に入れた「ほんだし」もあります。
料理酒とみりんはないですが、砂糖だけでも代わりは可能。
とんかつの方は、パン粉が無かったので、食パンを削ってフライパンで煎りました。
そんなものでも何とかなるもんだ。
そして、もう一品は意外と外国人のウケが良いと言われる卵焼きを作ってみました。
そして、夕食タイム。
ドキドキしながら、ホストのシモンが口に運ぶのを見守りますよ。
外国のコメはパサパサしているので、お箸ではさぞ食べにくかったでしょうね。
でも、最近は海外でも普通に寿司屋やラーメン屋があって、日本に来たことがない人でも箸を普通に使える事に驚き。
シモンは「おいしい!!」と言ってくれました。
お世辞かもしれないけど素直に嬉しい。
今夜の僕たちの寝床は、クイーンサイズのソファーベット。
暖かい室内にホットシャワー、そして早いフリーwifi付き。
そこいらのドミトリーより全然快適な環境で、ドキドキしたカウチサーフィン初日は終わっていくのでした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません