春のコッツウォルズ旅行記//かわいすぎる田舎【世界一周イギリス編】
イギリスを旅する二人。
ロンドンではカメラを盗まれ、高くて質の悪い安宿に苦しみ、taxiは体調不良を訴えて病院へ行くなど散々。
そんなロンドンを脱出して向かうは、コッツウォルズ地方。
イギリスの中でも自然豊かで人々がのどかに過ごす村が点在するコッツウォルズで、二人はロンドンで負った心の傷を癒やすことができるのでしょうか。

ほんま、ロンドンは散々やったなぁ。貧乏人が行くところではないわ。

私はイギリス3回目やけど、コッツウォルズはずっと行きたかったところやねん。楽しみやわ〜♪
【コッツウォルズ旅行記①】3度目の正直でコッツウォルズへ
【2015年5月7日】 Shuku japanese_dog_hana
私はイギリスはこれで3度目。
初めてイギリスに行った時から行きたい場所があって、それは「コッツウォルズ」。
1度目も2度目も行くことができず、今回やっと行くことができました。
ロンドンからコッツウォルズ観光に便利な「チェルトナム」までバス移動。
ビクトリアコーチステーションからナショナルエクスプレス社で3時間程。
バスチケットは日時により値段変動しますが、事前にインターネットで予約購入する方がが安いです。
私達の乗ったバスは到着予定から15分程だけ遅れてチェルトナムに到着。
今日の宿は、YMCA。
チェルトナムはリゾートなので、宿泊予約サイトで検索してもドミトリーはありませんでした。
仕方がないので、1室8000円(バス・トイレ共同・キッチン有・朝食付き)という、今回の世界一周旅行の中で現在のところ一番高い宿に宿泊。
でも、このYMCAは高いだけあってとっても居心地がいい。
部屋が広くて机やもちろん、広いクローゼットに水道や冷蔵庫が付いています。
共用のキッチンの調理道具や調味料は充実していて、しかも朝ごはん用の牛乳やジュース、パン、バタージャムなどは実は24時間いつでも食べてもいい仕組み。
共有スペースも広くて快適。
やっぱりお金を出すと全然違う。
イギリスはお金を一杯持って遊びに行きたい場所。
そして、ここのレセプションのおばあさんがメッチャいい人で、これぞイギリスの元気なおばあちゃんって感じ。
旅好きの彼女は私達の次の目的地がアイスランドだと知ると、次の日にもう使わないからと自分のアイスランドのガイドブックを私達にくれました。
今日は、そんな受付の旅好きおばあちゃんオススメの「ボートン=オン=ザ=ウォーター」とその先にある「ストウ=オン=ザ=ウォルド」という村までお出かけです。
まずはチェルトナムの観光案内所で、自分たちがこれから行きたい村の行き方を聞き、バスの時刻表をもらってからバスに乗り込みます。
運転手さんに今日の予定を言ったところ、1日乗り放題チケット(1人7.5ポンド≒1400円)がお得だよってことで、そのチケットを購入しました。
菜の花畑
バスの車窓から。
綺麗な菜の花畑が続いていました。
今日の天気は曇りでイマイチやけど、これが晴れてたらと想像すると相当美しいと思う。
そう言えば、イギリスは曇りの日が多くて晴れの日がとっても少ないのだそうだ。
ボートン=オン=ザ=ウォーターに到着。
ボートン=オン=ザ=ウォーター
コッツウォルズのベニスと呼ばれているこの村は、水辺の風景が広がるのどかな村。
到着した時には天気が良くなり、青空が広がっていました。
この村のかわいい造りの家を見て、テンションが上がりまくって写真を撮りまくる2人。
可愛い造りの家
この村の建物は年季が入っていて、アンティークっぽいかわいさ。
ボートン=オン=ザ=ウォーターは村中のんびりした雰囲気で、お散歩しているだけで楽しい気分になりました。
さらに、たくさんの犬ものんびり散歩中。
散歩中
やっぱりイギリス、原産のジャックラッセルが多かったです。
ボートン=オン=ザ=ウォーターを後にして、バスでストウ=オン=ザ=ウォルドへ。
バスは10分くらいでストウ=オン=ザ=ウォルドに到着しました。
ストウ=オン=ザ=ウォルドの町並み
ストウ=オン=ザ=ウォルドも小さな村。
ストウ=オン=ザ=ウォルドもボートン=オン=ザ=ウォーターも家の造りや町並みは似ていました。
なので、時間が無い人は水辺の風景も楽しめるボートン=オン=ザ=ウォーターだけでもいいかも。
ストウ=オン=ザ=ウォルドでものんびりお散歩。
街なかには、かわいいお店が多かったです。
ドッグウエルカムのお店もたくさんありました。
ストウ=オン=ザ=ウォルドとボートン=オン=ザ=ウォーターのかわいいイギリスの田舎の風景を満喫できて、大満足でチェルトナムに帰りました。
今日の晩御飯は、スーパーでお魚がお手頃な値段で売っていたので久々のフィッシュ。
そして、パラグアイの日本人居住区で手に入れていた味噌を使ってお味噌汁。
レストランのメニューの値段を見ると、やっぱりイギリスで外食ではできそうにありません…。
イギリス風魚定食
コッツウォルズ地方にやってきて、やっぱり都会よりも田舎の方が楽しいなって実感した私たち。
ロンドンでの嫌な出来事を早くも忘れかけているのでした。
【コッツウォルズ旅行記②】二人共実はハリーポッターをちゃんと見た事が無い
【2015年5月8日】 Taxi @aso_kura
さて、コッツウォルズ2日目の今日は「グロスター」と言う都市を目指しますよ。
その前に腹ごしらえですが、この宿は特に朝食って準備が無くて、冷蔵庫や棚にあるものをいつでも自由に食べていいんですよ。
もちろん朝じゃなくても。
パンもシリアルも牛乳もオレンジジュースもジャムもバターも食べ放題飲み放題時間無制限。
きっと客層がいいんでしょうね。
ロンドンの安宿では普通は業務用の冷蔵庫は南京錠付いてますからね、ほんといい宿です。
お腹いっぱいになった所で、今日もインフォメーションで時刻表をもらってバスに乗り込みグロスターへ。
今日のコースの一日券は5ポンドでした。
グロスターの目玉は大きな教会「グロスター大聖堂」。
ここはハリーポッターの撮影にも使われた事で有名だそうで。
迫力と威厳がある立派な教会ですね。
そう言えば、ニュージーランドではロードオブザリングの撮影地がたくさんありましたね。
実は僕たち、そのロードオブザリングもハリーポッターもちゃんと見た事無いんですよ…。
でも、すごく雰囲気の良い大聖堂でしたよ。
特に庭を囲む廊下の雰囲気がヨカッタですね。
グロスター大聖堂を楽しんだ後は、毎週金曜日に行われると言うファーマーズマーケットへ。
グロスターのファーマーズマーケット
お腹も空いてきたし、安くて何か美味しいものはないかなっと…、
…ショ、ショボい。
街の中心にある交差点を中心に店がえ~っとたった6軒だと…!?
帰ろ。
ガッカリしながらチェルトナムに戻ると…なんとバス降り場のすぐそばでファーマーズマーケットが!!
チェルトナムのファーマーズマーケット
その数、え~っと15軒以上…なんじゃそりゃ。
ファーマーズマーケットを冷やかした後(やっぱり安いものは無かった…)、この後に行く予定の「バイブリー」へ向かうバスを時刻表で調べてみると驚愕の事実が。
なんと、この時間から行ってもチェルトナムに帰ってこれないだと!?
今、午後1時半なんですけどっ!!
と言うわけで、今日の行動終了。
体調も絶賛悪化中なので、宿に戻って大人しく療養します。
shukuが美味しい夜ご飯を作ってくれました、感謝。
コッツウォルズをレンタカー無しで巡る方は、早起きして午前・午後に一カ所ずつ観光できる様に時刻表とにらめっこしてしっかり予定を立てた方がいいですよ~。
【コッツウォルズ旅行記③】コッツウォルズで一番人気の村バイブリーへ
【2015年5月9日】 Shuku japanese_dog_hana
チェルトナムの快適な宿をチェックアウトして、宿に荷物を置かせてもらってコッツウォルズ最終日は「バイブリー」へ。
チェルトナムで開かれるサンデーマーケットにも行こうと思ったけど、どうせ高くて何も買えないだろうからやめました。
1日目も2日目もコッツウォルズのマーケットを体験したから大体どんなものが売られているか分かったし。
貧乏は敵だぁ(笑)。
チェルトナムからバイブリーにバスで行くには、途中の「サイレンセスター」で乗り換える必要あり。
しかも、接続が上手くできておらずサイレンセスターでの乗り換えの時間が行きも帰りも1時間位。
メインのバイブリーよりも乗り継ぎのサイレンセスターの方が滞在時間長くなる模様…。
サイレンセスターに到着。
あれ、サイレンセスターでもサンデーマーケットやってる。
サイレンセスターのファーマーズマーケット
予定外にファーマーズマーケットが楽しめてラッキー。
でも、やはり高くて買えるものはなく…結局サイレンセスターの街ブラへ気持ちを切り替え。
サイレンセスターのわんこ
飼い主に外で待ってって言われたけど、肉屋にはいりたくて仕方ないわんこ。
サイレンセスターは、コッツウォルズの他の村や街に比べるとスタイリッシュな街。
小さな村の様な趣はないけれど、どこを撮っても絵になる街でした。
1時間後にやって来たバスに乗ってバイブリーへ。
バイブリーは、コッツウォルズ地方で一番人気の村。
さっそくお散歩開始っ♪
バイブリーは小さい村だけど、ボートン=オン=ザ=ウォーターの様に水辺があり、建物はもちろんカワイイけれど他の村より古くて歴史を感じました。
確かに総合的に見てコッツウォルズで一番人気なのもうなずけます。
これと言った観光スポットもないのに、こんなに散歩だけで満足できる地域も珍しいな。
アイスクリーム これで430円ナリ…
イギリスの駄菓子 2つで200円ナリ…
明日の早朝にイギリスを出国するので、イギリスポンドを使い切るためにアイスとお菓子を購入。
それにしても、イギリスの物価って高過ません??
バイブリーを後にして、チェルトナムの宿に戻り荷物を受け取ってバスでロンドンへ。
ロンドンに着いたら、今回の使用空港であるルートンへバスを乗り換えて向かいました。
今夜は、このルートン空港で空港泊。
明日の早朝にアイスランドへ向けて出発です。

憧れのコッツウォルズ、めっちゃ良かったわ〜。散歩しかしてないのにこんなに楽しめるなんて素敵。

宿の良かった。おばちゃんも優しかったし、ロンドンとは天と地ほどの差があるわ。えっ!?一泊8000円くらいしたん??そっ、そうか…そりゃええ宿やわな…。

次の国は地球の鼓動を感じると評判のアイスランドやで。久しぶりのレンタカー旅っ!!
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