アイスランド レンタカー一周総まとめ【会社・保険・値段・免許など】
どうも旦那です。 @aso_kura
地球の鼓動を感じることができると言われるアイスランド。
最近は、日本でも人気が出てきている観光地です。
大きな滝や間欠泉の他にも、夏は苔の緑の大地が広がり、冬はオーロラや氷の洞窟を見ることができるなど見どころ満載の国。
アイスランドの惜しいところは、これらの観光をする時に十分な公共交通機関がないこと。
そのため、旅行者の多くはレンタカーを使って観光するのが一般的です。
今回は、僕たちが5月中旬にレンタカーを使ったアイスランド一周の旅行の【コース・レンタカーについて・注意点・持ち物など】をご紹介しようと思います。
↓↓↓アイスランドの旅行記はこちら↓↓↓
旅行記 アイスランド旅行記(春)//レンタカー一周絶景ドライブ【世界一周アイスランド編】
【アイスランドのレンタカー①】島内一周モデルコース
今回、実際にドライブしたアイスランド一周のコースマップです。
【初日】
【2日目】
【3日目】
【4日目】
【5日目】
【最終日】
アイスランド一周ドライブに必要な期間は?
今回のアイスランド滞在期間は、5泊6日。
5月中旬のアイスランドは、午後10時位まで明るいです。
観光している時間以外は、ほぼ車で移動(運転手は一人)。
宿泊は、全て車中泊で済ませて時間を節約しました。
運転手一人でこの日程は、かなり無理をしています。
アイスランドを一周ドライブする場合、7泊8日くらいが理想的ですね。それより短い期間しか日程を確保できない場合、一周せずに南部を往復するだけでも、十分満足できるドライブ旅行になるはずです。
今回、このハードスケジュールでも、予定していた西部フィヨルドの観光はできませんでした。
したがって、アイスランドを一周して、かつ西部フィヨルドまで観光をするなら9泊10日以上無いと難しいと思います。
時計回り?反時計回り?
今回は、反時計回りでアイスランドを一周しました。
アイスランドの観光地は、ゴールデンサークルと呼ばれる地域をはじめ南部に密集しており、北部は長距離ドライブがメインになります。
時計回りの場合、前半に北部の長距離ドライブで体力を消耗すると、後半の観光を楽しめない可能性がありますね。
なので、反時計回りで前半に観光を楽しむルートの方がおすすめです。
車中泊する場所は?
今回の旅行では、全日程で車中泊を行いました。
車中泊をした場所は、キャンプ場・観光地・コンビニの駐車場などです。
5月中旬のアイスランドでは、閉鎖されているキャンプ場が多いのですが、駐車場とトイレだけが開放されているキャンプ場がいくつかあったので、その駐車場で車中泊することが多かったです。
観光地の駐車場は、夜間に閉鎖されることもなく、トイレも開放されていました。(※一部有料)
また、車中泊する適当な場所が見つからず、ガソリンスタンドやコンビニエンスストアの隅で車中泊をさせてもらうこともありました。
アイスランドの道路は交通量が少なく、どの車もけっこうスピードが出ているので、道路の路肩で車中泊することは危険だと感じたからです。
気になる方は、お店の人に一言断りを入れて停めさせてもらうと良いですね。
宿泊施設はあるの?
首都レイキャビクをはじめ、主要幹線道路である1号線沿いにはホテルがたくさんあります。一泊一室6,000円〜10,000円程度のホテルが多いですね。
おしゃれなコテージ風のものも多いので、お気に入りのホテルを探してみてください♪
【アイスランドのレンタカー②】会社と選び方
今回使用したレンタカー
今回レンタルした車は、スズキのコンパクトカー。
アイスランドは、日本と逆の右側通行左ハンドルとなります。
最初は少し戸惑いますが、もともと交通量が少ないのですぐに慣れると思います。
AT車?MT車?
レンタル料金は割高ですが、今回はAT車を選択。
普段からMT車に乗り慣れている人はMT車で良いですが、基本的にAT車を選んだ方が快適です。
慣れない外国で逆ハンドル、雪道走行など運転のストレスは日本とは桁違いになるので。
2輪駆動?4輪駆動?
5月中旬のアイスランドは、主要幹線道路である1号線に関しては北部でも道路に積雪はありませんでした。
北部のゴーザフォスの滝の駐車場は積雪していましたが、冬用タイヤが装着されていたので問題なかったです。
なので、5月中旬以降〜秋までは2WDでも大丈夫だと思います。
それ以外の季節や、1号線以外の道路で峠越えなどを予定している場合は、4WDを選択した方が安心ですね。
利用したレンタカー会社
今回利用したレンタカー会社は、「Green Motion」。
空港にはオフィスがなく、連絡して空港にピックアップしてもらわないといけないのが面倒。
スタッフや事務手続き、車両に特に問題はなかった。
レンタカーの値段だけで選んだので、特におすすめすることはないです。
レンタカーの選び方
アイスランドでレンタカーを選ぶ際には、「Rentalcars.com」というレンタカー比較サイトが便利。
日本語対応しており、検索方法が分かりやすい。
日本の電話窓口もあるので、何かあった時も比較的安心です。
Rentalcar.com独自のフルプロテクション保険があり、免責ゼロ保険に割安に入ることができるので利用するべき。
Rentalcars.comでレンタカーを選ぶの際に注意する点は、それぞれの会社のレンタル規約の“レンタルに含まれない料金”をしっかりチェックすること。
利用した「Green Motion」は、現在約10,000円の事務手数料を別途現地で徴収すると記載されている。
これらの記述を見逃していると、現地で後味の悪いトラブルになるので、しっかり確認しておきたい。
公式 Rentalcars.com
【アイスランドのレンタカー③】自動車保険
アイスランドのレンタカーには、CDWと呼ばれる車両に関する自動車保険がはじめから含まれています。
しかし、これは完璧な自動車保険ではなくて、実際に事故を起こした際に20万円以上の免責料金を負担しなければならない(※最初にカード会社を通して同額のデポジットを取られる)。
また、ミラーや窓ガラス、タイヤなどは保険の対象外になります。
より条件の良い自動車保険は、レンタカー会社の窓口で借りる際に入ることもできます。
しかし、現地では説明も書類も英語なので、よく分からないまま割高の保険に入らされるトラブルも多い。
なので、Rentalcars.comのフルプロテクション保険に入っておくことを強くおすすめ。
ニュージーランドで、相手が信号無視して交差点で衝突したもらい事故で20万円の免責額を負担させられた悔しさを、みんなに味わってもらいたくはないので。
【アイスランドのレンタカー④】運転免許
アイスランドで自動車を運転するためには、日本の自動車運転免許証+国際自動車運転免許証(or海外の日本大使館が発行する英文の自動車運転免許証抜粋証明)が必要。
また、免許取得から1年以上経過していることを、レンタルの条件にしている会社が多い。
世界一周など長期旅行を計画している人は、国際自動車運転免許証だけではなく運転免許証の原本も忘れないように持参することを忘れないようにしましょう。
【アイスランドのレンタカー⑤】費用
今回の5泊6日間のアイスランドレンタカー一周旅行の使用に関して、掛かった車関係の費用は以下の通り。
費用(円) | 一日当たり | |
レンタカー(込保険) | 46,120 | 9,224 |
運転手追加料 | 4,000 | 800 |
ガソリン代 | 20,162 | 4,324 |
合計 | 70,282 | 14,056 |
5人乗りのコンパクトカーならば、一日あたり15,000円程度を車関連の予算として見ておくと良いですね。
また、その他の費用として、食費(スーパーマーケットでの食料品のみ)が6日間で一人あたり3,000円。
ブルーラグーンなどの観光費が、一人あたり5,600円。
宿泊費はすべて車中泊だったので0円。
これらはかなり節約した費用なので、あまり参考にならないかも知れないです。
【アイスランドのレンタカー⑥】注意点
車上荒らし対策
アイスランドの治安は、かなり良いほうだと思います。
でも、駐車場にレンタカーを停めて離れる時は、施錠をしっかりして、車内の見えるところにカバンなどを置きっぱなしにしないようにしましょう。
ガス欠対策
アイスランドでは、町と町との間隔が離れています。
なので、面倒がらずに街を見つけたら給油はこまめに行うことが大事。
雪国でのガス欠は、死に結びつくこともあるので。
車中泊時の注意
車中泊をする時は、降雪の可能性がある季節は、その時に降っていなくても絶対にエンジンを掛けっぱなしで眠らないでください。
積雪し、マフラーが雪に埋まると排気ガスが逆流し、一酸化中毒を起こしてしまう可能性があります。
夜中に、どうしても寒くて眠れない場合は、降雪の無いことを確認し、エンジンを掛けて暖房をガンガンつけて車内を暑いくらいに暖めてからエンジン切って寝ましょう。
車中泊時は、必ず内側からドアをロックして眠りましょう。
外から、金目のものは見えないようにしておくことも大事です。
また、キーは挿して置いて、緊急事態の時にはいつでも発車できるようにしておくと安心です。
寝る前に、ライトや車内灯の消し忘れがないか確認しましょう。
アイスランドは人口密度が低いので、バッテリーが上がった場合、助けてもらうのに非常に時間が掛かる可能性があります。
【アイスランドのレンタカー⑦】服装・持ち物
5月でも極寒
服装
2015年5月のアイスランドの最高気温は8.6℃、最低気温は1.3℃。
日中でも、外出する時は日本の真冬の装備が必要。
日差しのある日中の車内は温かいので、脱ぎ着しやすい服装を用意しましょう。
北部のゴーザフォスの滝への道中は積雪しているので、足元は運転しやすいブーツや防水シューズが便利。
あると便利な持ち物
車中泊をする場合は、寝袋は必須。
5月でも、朝起きると窓ガラスが凍っていたので、冬季対応ののしっかりした寝袋が良い。
体感では、モンベルのダウンハガー800 #3以上の寝袋でないとキツイと思います。
今回は、“夏用寝袋+トラベルシーツ+真冬の防寒服装+エマージェンシーシートを体に巻く”という装備で就寝。
しかし、熟睡は太陽が昇ってからでないと難しかった…。
最近の車にはUSBの差込口が標準装備されているが、複数人での旅行の場合はモバイルバッテリーがあると便利。
おすすめは、信頼性の高いAnker社のモバイルバッテリー。
関連記事 世界一周に1台あると安心のモバイルバッテリーのおすすめ
節約のためにアイスランドで自炊をするなら、ガスバーナーと小型鍋がおすすめ。
今回は、持参していなかったので食パンや冷えた缶詰を食べていたが、やはり温かい食べ物があると全然違うと思います。
ガス缶は、飛行機の預け・手荷物どちらも持ち込み不可なので現地で購入することになりますね。
ガスバーナーは、くれぐれも車内では使用しないように。
日本では、車中泊の時にスノーピークのギガパワーストーブ地を使っていたけど、すでに廃盤。
最近は、SOTO(ソト)のウィンドマスターが評判上々のようでおすすめ。
アイスランドは、強い寒風吹きまくりなので耐風性能が高いのは心強いです。
関連記事 世界一周の持ち物リスト4年間分全て見せます!!【本当に必要なものは?】
【アイスランドのレンタカー⑧】まとめ
今回は、レンタカーによるアイスランド一周をまとめてみました。
アイスランドの自然のダイナミックさは想像以上でした。
このドライブは、一生の思い出になると思います。
みなさんも、ぜひお時間作ってアイスランドを一周してみてくだいね。
以上、どうも旦那でした。 @aso_kura
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