春のタリン旅行記//中世にタイムスリップできる街並み【世界一周エストニア編】
フィンランドの首都ヘルシンキから、フェリーに乗ってやってきたのはエストニアの首都タリン。
エストニアはバルト三国の1つであり、また近年はIT国家の先進国としても有名です。
とはいえ、日本人にはあまり馴染みのない国エストニア、一体どのような国なのでしょうか。
フィンランドからエストニアへ!!物価は安くなった??
【2015年6月2日】 Shuku japanese_dog_hana
エストニアの国旗
フィンランドのヘルシンキを午前11時に出発したフェリーは、午後2時ごろにエストニアの首都タリンに到着。
フェリーには、たくさんのフィンランド人が乗っていました。
彼らは、フィンランドより物価の安いエストニアで買い物をするために、わざわざフェリーに乗ってタリンまでやってくるそうです。
フェリーのある港からタリンの旧市街までは、徒歩圏内だったので歩いていくことにしました。
タリンのホステル「Katus Hostel」
タリンの宿は、旧市街にあるホステル「Katus Hostel」。
ドミトリーで1人10ユーロと北欧に比べて宿泊費がずいぶん安くなりました。
一通りの設備はそろっていて、しかも朝食付きで快適でした。
\10泊で1泊無料!!/
久しぶりのお惣菜タイム♪
宿にチェックインをして、さぁ観光しようと思ったのはすでに夕方。
普通なら、夕方から観光に出かけてもすぐに暗くなってしまいます。
だけど、6月上旬のエストニアは白夜の時期で夜10時ごろまでは明るいので、遅く出ても観光が可能。
まずは物価のチェックと腹ごしらえも兼ねて、旧市街を出たところにある少し大きめのスーパーマーケットへ。
北欧にいたころは、物価が高すぎてスーパーのお惣菜ですら手が出せなかったのですが、エストニアではまぁまぁ買える値段♪
テンションが上った私たちは、ちょっと欲張って色々買ってみました。
本日のディナー
左→ポテトの上に2種類のチーズを乗せたもの。
中→春巻き。
右→生のマッシュルームにカッテージチーズを詰めたもの
上→ソースではなくて、きなこ味のスイーツ
全てのエストニア料理なのかは分からないけど、エストニアで食べた料理は基本的にニンニクがしっかり効いていました。
美味しいか、美味しくないか聞かれたら…ん〜、普通かな。
アイスクリーム
エストニアでは、アイスクリームが0.5ユーロくらいで買うことができました!!
北欧だと、小さな物でも2ユーロ以上はしてとても買えなかったので、これは嬉しかったです♪
MAP タリンのスーパーマーケット
タリンの名物スイーツ アーモンドトリュフ
アーモンドトリュフ
タリンの名物スイーツ「アーモンドトリュフ」。
私はネットで見ていて絶対食べたいっ!!と思っていたら、旧市街のお菓子の露店で発見。
一個2ユーロと物価に比べるととても高いですが、味は甘さがしっかりしていて美味しかったです。
タリンの旧市街を観光!!中世を思わせる可愛らしい街並み
タリンの旧市街
タリンの旧市街を歩いて、最初に思ったのは「あっ、可愛い街だな。」でした。
エストニアの街並みには、北欧やロシアとはちょっと違う可愛らしさがあるのです。
花屋通り
はちみつとジャムの店
観光馬車もおしゃれ♪
中世のような公園
民族衣装を着たおじいちゃん
アレクサンダー・ネフスキー大聖堂
アレクサンダー・ネフスキー大聖堂
タリンの旧市街で一際目立つのが、「アレクサンダー・ネフスキー大聖堂」。
建物が大き過ぎて、近くでは建物の全部を写真に撮ることができなかったです。
ロシア帝国に占領されていた時代の名残で、エストニアの人はあまり好きではないみたい。
MAP アレクサンダー・ネフスキー大聖堂
セーターの壁
セーターの壁
城壁の下にずーっと続く露店。
これ、ほとんどがセーターなどニット製品のお店で、「セーターの壁」と呼ばれる旧市街の観光スポットなんです。
私たちは、長期旅行なんでセーターを買う余裕なんてなかったけど、短期旅行で来たら一着くらいは欲しいな♪
絶景!!コフトウッツァ展望台からの眺め
コフトウッツァ展望台からの眺め
最後に、タリンの旧市街に来たら絶対に行って欲しいのが、「コフトウッツァ展望台」。
この展望台からは、タリンの旧市街を一望できます。
旧市街を一望できる展望台と行っても、だいたい新市街のビル群が見えてがっかりする都市が多い中、タリンの展望台は見事に旧市街だけが見えてフォトジェニック♪
向こうに見えるトンガリ屋根の高い建物が「聖オラフ教会」。
なんと、あの建物は屋根の部分に登ることができるそうです。
この展望台よりかなり高いので、眺めが良さそうだな〜。
写真の切り取り方で景色が変わるのが楽しくて、私たちは何度もこのコフトウッツァ展望台に通いました。
タリンでは、絶対外せないおすすめスポットですよ〜♪
MAP コフトウッツァ展望台
タリンの新市街観光!!なんだか寂しい雰囲気…
【2015年6月3日】 Taxi @aso_kura
タリン2日目は、翌日に向かうラトビアへのバスチケットを買うためにタリンの新市街へ。
ついでに、新市街を街ブラする予定です。
リア充な彫刻
旧市街を出てすぐのところにある公園には、なぜかリア充な彫刻がたくさん。
(リア充爆発しろっ!!)と思いながら歩いていたのですが、エストニアにも同士はいるようで…
尻に落書き
尻に変顔の落書きがされていました。
リア充め、思い知ったか笑。
駐車場のバー
駐車場のバーが、なぜか指揮棒。
こういうセンスは好きですね〜。
マンション
新市街に入ると、マンションもたくさん建っていました。
お洒落なんですけど、人気があまりなくて寂しい雰囲気でしたね。
特に治安の悪さを感じることはなかったですが。
回転寿司
回転寿司の店もありました。
価格は、日本の回転しないお寿司屋産並み。
円安が憎い…。
タリン中央市場
途中にローカルな市場があったので寄り道。
しかし、この市場が寂れまくっていました…。
大型スーパーの勢いに負けてしまって、つぶれかけているような雰囲気の市場。
お客さんは、お年寄りばかり。
世界の市場って、スーパーマーケットに負けないパワーを持っていた国が多かったんですが、タリンの市場は残念でした。
しかも、魚屋や肉屋の写真を撮るなと言われました。
南米に比べたら別に全然エグいもの置いてないんですけど…。
隣国ラトビアのリガの様に市場を観光資源化するしか生き残る道はないと思うのですが、まぁ余計なお世話なんでしょうね。
本日のランチ
市場にあった惣菜屋で買ったものでランチタイム。
エストニアの料理は、どれもしっかりとした味付けで、特ににんにくが効いていますね。
市場なので安かったけど、安いなりのお味でした。
MAP タリン中央市場
エストニアのバス
タリンのバスターミナルに到着。
バスターミナルはキレイに整備されていました。
タリンからラトビアの首都リガまでの運賃は、一人13ユーロ(1,900円)。
このバス、珍しいなぁと思って乗りたかったのですが、エストニアの中距離用のバスのようで、リガ行きの国際バスは一般的な大型バスでした。
MAP タリンのバスターミナル
久しぶりに日本人旅行者と交流
タリンのホステルでは、素敵な出会いがありました。
彼の名はタカオさん。
最近、世界一周をスタートさせた彼は、なんとロシアがスタート地点。
ロシア国内をヒッチハイクしたり、バスキングしたりしてエストニアに到着しました。
話を聞くと、かなりワイルドに旅をしています。
知らない国の路上でギター弾くとか、僕は絶対できないので尊敬しますね。
同世代なので話も合い、2日連続で夜更かししていろいろお話ししました。
せっかく海外旅行しているんだから、日本人と交流するなんてもったいないという意見もありますが、日本にいたら出会えない日本人と出会えるのもまた旅の醍醐味だと思います。
また一人、日本に帰ったら会いたい人が増えました。
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