シントラ観光!!ドラゴンクエスト感が強すぎる町並み
嫁のShukuです。 japanese_dog_hana
ポルトガルの首都リスボンに滞在中。
今日はポルトガル最終日。
今夜の夜行バスで、スペインのヘレスへ移動します。
日中の予定は、リスボンから電車で行ける世界遺産の街シントラへ。
噂では、リアルドラクエの街なんて言われているそうで楽しみ♪
リスボンからシントラへ鉄道で移動
シントラ駅
リスボンからシントラへの行き方は鉄道が一般的。
リスボン中心部にある「ロシオ駅(Estação do Rossio)」から「シントラ駅」へ向かうのが便利。
運賃は往復で5ユーロ、所要時間は45分くらい。
日中は30分間隔くらいで運行されているので、時刻にそこまでこだわらなくても大丈夫。
MAP ロシオ駅
私たちは、宿から歩いていけるロシオ駅の次の駅の「Estação Ferroviária de Campolide駅」から向かいました。
歩いていけるって行っても3kmあるんですけど…、しかも道中が坂だからきつい。
Estação Ferroviária de Campolide駅に到着。
実は、荷物を預けられるロッカーを探しに、前日にこの駅を訪ねていたのです。
泊まっていた宿が、チェックアウト後の荷物預かり1人に付き5ユーロが必要とのことで。
でも、駅にはコインロッカーも荷物預かりカウンターも無かった…。
駅の警備員さんに聞いたところ、構内にあるカフェのお兄ちゃんに聞いてくれました。
その兄ちゃんがとても良い人で、好意で預かってくれることに。
カフェを訪ねると、兄ちゃんは約束通り、荷物を置かせてくれました。
ありがと〜♪
最近ヨーロッパでは、テロの影響で駅のロッカーが次々と撤去されているので不便で仕方ありません。
ドラクエ感あふれる街シントラを観光!!
シントラ駅のホームから
リスボンから、40分くらいでシントラ駅に到着。
都会のリスボンとは違い、シントラは何だかのどかな雰囲気が流れています。
MAP シントラ駅
シントラ宮殿
最初にやってきたのはシントラ宮殿。
400年以上前からある歴史ある宮殿で、歴代のポルトガル王が住んでいました。
宮殿前は広い広場になっていて、たくさんの観光客で賑わっていました。
広場からの眺め
シントラ宮殿は、内部よりも外のほうがよかったですね。
広場の右側は高台になっていて、シントラの旧市街を眺めることができます。
また、宮殿の横に道があったので入ってみたのですが、なかなかいい感じ。
ちょっとドラクエ感が出てきましたね。
MAP シントラ宮殿
シントラ旧市街
シントラ宮殿のすぐそばには、シントラの旧市街が広がっています。
レストランやお土産店などがたくさん。
どこも観光価格でバックパッカーには、とても手が出せるものではなかったですけど…。
旧市街には、ジンジャーと呼ばれるさくらんぼのお酒が売られていました。
ジンジャーは、リスボンの北部にあるオビドスの名物で、ポルトガルを代表するお酒の1つ。
おしゃれにチョコレートカップに入っています。
お酒担当のShukuによると、ジンジャーはとても甘くて飲みやすいそうです。
レガレイラ宮殿
水飲み場
次に向かったのが、レガレイラ宮殿。
シントラで一番ドラクエ感が味わえるスポットとして有名です。
ただの水飲み場も、聖なる泉に見えてくるから不思議。
道中、道路は石畳でドラクエ館が高まります。
BGMはもちろんアレフガルドのテーマです。
あぁ、きんのカギさえあれば…。
レガレイラ宮殿が見えてきました!!
めざす魔王は、あそこに!!
料金表
りょうきんひょうがあらわれた!
りょうきんひょうのこうげき!
TAXIは、6ユーロのダメージをうけた
TAXIはしんでしまった!
おおTAXI、しんでしまうとはなにごとだ
いや…今となってはなぜ入場しなかったのか分からないのですが、入るの止めました。
たったの6ユーロ(800円)か…、やっぱり入っておけばよかったなぁ。
と、いうわけで外から記念撮影。
すごくかっこいいですね。
ヨーロッパで見た建物の中でも一番中世の雰囲気を残している建物でした。
外からでも十分ドラクエ感を満喫できたし、まぁ良しとしましょう。
MAP レガレイラ宮殿
ムーアの城跡
気を取り直して向かったのが、ムーアの城跡。
城跡とはいえ、ここもドラクエ感がすごいと評判です。
ムーアの城跡は丘の上にあるのですが、その道中もまた楽しいのです♪
こういうほこらがあったり、味のある石のベンチがあったりと、坂道も苦になりません。
しかし、ここで僕たちはミスを犯します。
この案内看板なのですが、看板の設置角度が微妙におかしい。
ムーアの城跡への矢印を正確にたどると…
こんな獣道なんです。
普通の観光客なら、こんな道であるはずはないと他の道を探すのでしょう。
ただ、世界の色々な僻地を旅してきた僕たちの感覚はすでに麻痺していて、「こんな道を通るんや〜、城跡っぽくていいわ♪」と、まったく疑いもせずに進んでしまったのです。
道中は、まさに獣道で途中で道もなくなり、この道が間違いだったことに気づくも、いつかは正しい道に着くだろうと意固地になって進み続けました。
途中には、大量のイバラが生えていて道を塞ぎ、文字通りいばらの道、笑。
そして、ついに見えたムーアの城跡!!
しかし、そびえ立つ城壁の高さに唖然…、これ以上は無理だ…。
城壁の上からは、観光客が「なんであんなところに人がいるのだろう?」という顔でこっちを見ていました。
仕方なく山を降りましたが、途中で来た道が分からなくなり右往左往。
やっと元の道に着いた時にはクタクタ…、ムーアの城跡へ行くのは中止にしました。
MAP ムーアの城跡
ペーナ宮殿
最後に向かったのがペーナ宮殿。
カラフルな宮殿らしいのですが、もともと入るつもりはなく、近くまで行ってそのカラフルだけ確かめようと頑張りました。
…、がかなり手前に入場ゲートが有り、宮殿の姿はほとんど見えませんでした、無念。
こちら、帰り道にあったペーナ宮殿のポスターです。
確かにカラフルですね〜。
こんな感じで、僕たちのシントラ観光は終わりました。
なんか消化不良感はありましたが、シントラは歩いているだけで楽しい街でした。
なので、史跡観光に興味がない方も行ってみることをおすすめします。
MAP ペーナ宮殿
これにてポルトガルの観光は終了。
西欧の中ではまだまだマイナーなポルトガルですが、物価も安く、街の雰囲気も穏やかで良かったです。
今回は、有名なポルトに行っていないので、また再訪したい国の1つになりました。
リスボンからスペインのヘレスへ夜行バスで移動
この後リスボンに鉄道で戻り、長距離バスターミナル「セッテ・リオス バスターミナル」へ。
行き先は、スペインのヘレス。
MAP セッテ・リオス バスターミナル
セッテ・リオス バスターミナルには、国際線受付のカウンターが一つしかありません。
そのカウンターの移民風のオッサンが、残念ながら人種差別クソ野郎。
バス会社からのEメールに、受付カウンターでチケットのチェックインと預け荷物の紙をもらう必要があると書いてあったので、申請すると、チェックインも預け荷物も必要ないと追い払われる。
「??」だったので、国内線受付のお姉さんにたずねると、チェックインも預け荷物の紙ももらう必要があるとのこと。
再び訪ねると、「必要ない。」の一点張りで、お姉さんにきてもらいましたが埒が明かず。
その間に、受付に来た白人女性2人には受付をして、預け荷物の紙も出していました。
仕方がないので、とりあえずバスが来るまで待つことに。
待っていると、同じバス会社の違うバスが来たので運転手に聞くと、やはりチェックインが必要とのこと。
ふざけんな!とShukuがカウンターに文句を言いに向かったところ、おっさんが逆上!!
「しつこい!!警察呼ぶぞ!!」と、引き出しからハサミを出して投げるふりをしたそうです。
激怒しているShukuをなだめていると、僕たちのバスが到着。
運転手にチェックインは?と聞かれたので、訳を話すと、「あ〜、またか…」って顔をしてから、「問題ないから乗りなさい。」と言ってくれました。
乗ってしまえばこっちのものなので、もう一回カウンターに行って、文句の1つも言ってやろうかと思いましたが疲れていたのでやめました。
別に人種差別するのは個人の勝手ですが、自分の業務はちゃんとして欲しいなぁ、みんなに迷惑が掛かるので。
せっかくポルトガルを気に入ったのに、最後に絡んだポルトガル人があの男で本当に残念です。
これでゆっくり眠れる…と、思いきや、夜中の3時にスペインのセルビアに到着。
なんと、直行でヘレスに向かうと思っていたバスは、ここセルビアで3時間のトランジットだったのです。
幸い待合室があったので、交代でうたた寝をしながら必死に堪えて、早朝6時にヘレス行きバスに乗車。
2時間の束の間の熟睡を二人で楽しんだのでした。
みなさんも、バスのスケジュールはしっかり確認しておきましょう。
以上、どうも旦那でした。 @aso_kura
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