ヘレスの王立アンダルシア馬術学校で素晴らしい馬術ショーを見学!!
嫁のShukuです。 japanese_dog_hana
ポルトガルのリスボンからスペインのヘレスへ夜行バスで移動中。
リスボンを出発し、翌朝8時にヘレスに着く予定でぐっすり眠れる予定でした。
…が、私たちのバスはヘレスへの直行便ではなくて、まさかのセビリア乗り換え、しかも乗り換え待ち3時間!?
バスのチケットを買う時に、きちんと行程の詳細を見ておくべきだった〜。
真夜中の3時ころ、一番眠い時間に起こされ、セビリアのバスターミナル着。
ヘレスへのバスを見逃したらという不安で待合室では眠ることができず。
無事、バスに乗ることができて、2時間爆睡しました。
今日は、スペインのヘレスを観光します♪
ヘレスの街を散策
ヘレス駅
バスは、ヘレス駅の横にあるバスターミナルに到着。
日本人にはあまり馴染みのない街ヘレス。
正式名称は、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(Jerez de la Frontera)。
3,000年前から歴史に登場する古い街です。
フラメンコ像
ヘレスで一番有名なのが、「フラメンコ発祥の地」であるということ。
毎年、ヘレスではフラメンコフェスティバルが開催されて盛り上がるそうです。
市内にフラメンコ博物館(Centro Andaluz De Flamenco Junta De Andalucía)ありますよ。
MAP フラメンコ博物館
また、ヘレスは「シェリー酒」の名産地としても有名。
駅から徒歩圏内に見学可能なシェリー酒醸造所が2か所あるので、興味ある人はぜひ訪れてみて下さいね♪
ヘレスの繁華街
そんなヘレスですが、街はこじんまりとしてのどかな雰囲気。
建物もクラシックで、古ぼけた感が良い味を出しています。
ヘレスの市場
アバスト広場(Plaza de Abastos)には、大きな市場の建物がありました。
市場の様子
市場に入ってみると、とても整頓されていて驚きました。
肉や魚の店が多かったかな??
エスカルゴ
たくさんのエスカルゴも売られていました。
スペインでは、カタツムリはカラコレスと呼ぶそう。
生きているところをみると、食欲が湧かない…。
MAP ヘレスの市場
王立アンダルシア馬術学校で素晴らしい馬術ショーを見学
王立アンダルシア馬術学校
今回、私たちがヘレスに来た目的は、馬術ショーを見ること。
ヘレスにある「王立アンダルシア馬術学校(Real Escuela del Arte Ecuestre)」では、「アンダルシアの馬の踊り方」と呼ばれるショーを見学することができるのです。
ショーの料金表(2018年3月)
チケットは事前にインターネットで買うこともできますが、別途手数料が掛かります。
座席によって値段が変わる仕組み。
私たちの席は一番安いジェネラル席で一人17ユーロ(2,200円)でした。
念の為、私たちは事前にネットで買おうとしたのですが、クレジットカードが受け付けられず、当日窓口でチケットを購入。
結果的には、チケットも買えたし手数料も浮いたのでラッキーでした♪
サマーシーズンなどは、事前に購入しておくことをおすすめします。
公式 王立アンダルシア馬術学校(※英語)
王立アンダルシア馬術学校では、馬術に関する博物館と馬の訓練風景を毎日見学することができます。
さらに、週2回程度(主に火・木)不定期で12:00から馬術ショーが開催されるのです。
私たちがヘレスを訪れた時は、ショーが開催される日だったの馬術ショーを観ることができました。
馬具の製作風景
ショーが始まるまでの時間で、博物館や馬場内を見学。
まずは、馬術の歴史とこの馬術学校が出来る経緯をまとめた映像を見ました。
英語なので難しかったですが、映像があるのでなんとなく理解できたかな??
博物館には、色々な馬具を集めたコーナーがあって興味深かったです。
手綱や鐙など、ひとつひとつの道具が少し違う形に造られていて、それぞれの馬に合わせているのが分かります。
これは色々な動物の皮なのかな??
そう言えば、皮ってどうやって色を付けているんだろう??
そういう工房も見学してみたいな。
馬場に出ると、一頭の馬が足慣らし中。
日本で競馬をしているサラブレッドより首が太くて足が短いです。
この馬は、アンダルシア馬と呼ばれる馬でヘレスで飼育が盛んな馬。
ヘレスでは、春に馬祭りが行われて大変盛り上がるそうです。
さすが、ショーに出演する馬だけあって、毛並みや毛艶がすごくキレイでした。
みんな落ち着いているし。気品が漂っているなぁ。
馬の自動運動マシン
馬を自動的に歩かせるコーナーもありました。
後ろから微弱な電気が通った柵が迫ってきて、それを嫌がる馬が歩き続ける仕組み。
画像の馬はお年寄りで、いつも柵に当たるギリギリ。
この馬だけ柵に当たっても痛くないように服を着せてもらっていました。
いよいよ馬術ショーがスタートです!!
残念ながら、フラッシュなどで馬が驚かないように撮影は禁止なので画像はありません。
初めて馬術ショーを見たけど、とにかく馬も騎手もかっこよかった!!
クラシック音楽のリズムに合わせて、馬が足を上げたり、スキップしたり、駆け足したり、時には横歩きしたり。
複数の馬が、歩幅を合わせて同じように歩くだけでもすごい技術。
たまに一発芸もします。
でも、一発芸を教えるよりも歩き方のバリエーションとか、複数の馬で歩幅を揃えることを教える方が難しそう。
どうやって教えるんだろう??
昔、イギリスで観た犬のダンスのスキップも馬のトレーニングを参考にしてるのかもな〜。
白い馬だけのターン、一発芸を披露するターン、馬車とのコラボレーションありとバリエーションに飛んでいてあっという間に終わりました。
ショーが終わった後、騎手がお疲れ様とでも言うように、最期に馬の身体をポンポンと叩いてたのが印象的でした。
人と馬とがしっかり信頼関係を気づいているんだなと。
闘牛という牛への敬意の欠片も感じない行いと、馬術という馬との信頼の上でなりたつ行い、その両方を併せ持つスペイン。
なんだか理解できない不思議な国だなぁ。
以前、オーストリアのウィーンにある馬術学校でも、馬のトレーニング風景を観に行きました。
そこは練習風景だけで5ユーロだったけど、ただ騎手が馬に乗ってとぼとぼ歩いているだけで全然面白くなかった…。
なので、中途半端なお金を出してウィーンで観るより、もう少しお金を出してヘレスで馬術ショーを見た方が絶対にコスパがいいと思います。
そんなこともあれこれ考えながらも、この馬術ショーは本当におもしろかった!!
スペインに行くなら一見の価値アリだと思いました。
MAP 王立アンダルシア馬術学校
ヘレスからロンダへバスで移動
騎手姿の小便小僧
馬術ショーが、終わったのは13:00ころ。
ここから真っ直ぐバスターミナルに戻って、次の目的地であるロンダに向かいます。
ヘレスーロンダ間の景色
ヘレスからロンダまでは直通のバスは、1日2本のみ。
最終バスは14:30には出てしまいます。
それを逃しても、マラガという街で乗り継げば行くことはできますがお金も時間も余計に掛かります。
なんとか急いでバスに間に合いました。
MAP ヘレスのバスターミナル MAP ロンダのバスターミナル
ロンダの宿はAirbnbで
宿にいた猫ちゃん
ロンダでは、Airbnbで宿泊を予約。
犬のフォックステリアを飼っている年配の男性が鍵を開けてくれました。
どうやらこの人は、今回のホストではなくシェアルームなのかな?一緒に住んでる人。
ホストは後から来て、この辺りのおすすめスポットを詳しく教えてくれました。
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夜に少しロンダの街をお散歩したけど、それはまた次の日記で♪
明日は、ロンダとその近くの村セテニルを観光します。
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