バガンの聖地ホッパー山ツアーとバガンタワーの夕陽

ミャンマー世界一周旅行記, バガン

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

 

嫁のShukuです。  japanese_dog_hana

 

ミャンマーバガンに滞在中。

 

今日は、バガンの朝日の風景のリベンジと、聖地ホッパー山観光、そしてバガンタワーへ行きたいと思います。

昨日に引き続き、今日もハードな一日になりそう。

 

バガンの朝日スポットのシュエグーヂー寺院もやはり閉鎖中。

昨日は、バガンの町を朝5時から21時まで自転車で周りました。

よく頑張ったと自分でも思う。

でも、私たちが求めていたドラクエのようなバガンの朝日の景色は見れず。。。

 

どうしてもその景色を諦めきれない私は、今日も朝日の前に早起きしました。

まだ確認していない登れるスポットを探して、日が昇る前から宿のレンタル自転車を走らせます。

 

まず最初にやってきたのは「シュエグーヂー寺院」

ミャンマー バガン お寺

シュエグーヂー寺院

着いた瞬間から嫌な予感。

だって人が誰もいないし、自転車も電動バイクもまったく停まっていない。

これは望みは少ないけど、とりあえず確かめるために行ってみます。

 

シュエグーヂー寺院は、丈夫な造りだから地震の影響が少なく上へ登れる可能性が高いというネットでの情報があったのです。

しかし、残念ながら寺院の中にある階段は封鎖されていて上へは登れなくなっていました。

寺院の上には登れなかったけれど、お寺自体が少し高台にあるので景色はまあまあ良かったです。

 

まだ他にいくつか行っていないが朝日スポットがあったので、そっちに移動するか、昨日夕陽を観た丘まで行くかTaxiに聞くと、

TAXI
もういい。

と不機嫌。

ミャンマーの旅は毎日ハードなので疲れが溜まっていて、少し休みたいらしい。

 

不機嫌な人と一緒に行動してもつまらないので、taxiには宿に戻ってもらって、私だけで他のポイントに行くことにしました。

途中で、昇る朝日が見えました。

高い場所からじゃなくても、遺跡の中で見るのも結構いい感じです。

 

ネットの情報で、展望ポイントと載っていた所に到着。

なんと、何もありませんでした。。。

 

ここから、昨日夕陽を観た丘まで行こうと思いましたが、面倒くさくなってやめました。

たとえそこに行っても、私が求めている景色が見れないのは分かっているから、どうしても頑張る気持ちになれません。

 

こうなったら最後の手段。

今日の夕日は、バガンタワーに登って観ることに決めました。

私は、どうしても思い描いたバガンの景色が見たいのです。

 

ポッパ山ツアーのピックアップに忘れられる

宿に戻りTaxiと合流。

チェックアウトして宿に荷物を預かってもらったら、バガン郊外にある聖地ポッパ山のツアーに出発です。

 

ツアーは昨日、宿の近所の旅行会社で申し込んでおきました。

宿までのピックアップ付きのシェアタクシーで、参加費は1人8,000チャット (640円)

バガンには旅行会社もたくさんあるし、宿でも申し込めると思います。

 

ミャンマー バガン シェパード

宿のシェパードの子犬

ツアーのピックアップの時間は、午前8時45分。

宿で飼われているシェパードと遊びながら、お迎えが来るのを待ちます。

 

約束の8時45分が過ぎました。

海外で時間通りにピックアップが来ることは滅多にないので、気長に待ちます。

 

そして、9時15分。

う〜ん、これはさすがに忘れられてるかも知れないと、Taxiが昨日申し込んだ旅行代理店に行ってくれました。

そうしたら、旅行代理店のおばちゃんがTaxiの姿を見た瞬間に、焦ってどこかに電話し始めたらしい。

はは〜ん、さてはおばちゃん、ツアー会社に連絡し忘れてたな。

 

Taxiが宿に戻ってくると、すぐにピックアップのタクシーがやってきました。

乗っているのは私たちだけ。

このままホッパさんに行くのかなと思ったら、停っていたミニバンの後ろに停車。

そのミニバンには、今回のツアー参加者らしき欧米人たちがいました。

 

彼らは、エンジンを止めた暑い車内で待たされていてなんだか不機嫌そう。

忘れられていた私たちは全然悪くはないのですが、一応謝って車に乗り込みます。

不機嫌な車内の雰囲気が、なんか気まずい。。。

 

ホッパ山ツアー①ヤシ砂糖工房見学

私たちを乗せたマイクロバスは、ヤシ砂糖を作っている小さな工房で停車。

ここで、ヤシ砂糖作りの見学をするみたいです。

 

今回のツアー参加者はみんなカップルの5組10人。

その内の2組が、「こんなところに行くなんて聞いてない。早くホッパ山に向かおうよ。」とみんなに言ってて不機嫌。

SHUKU
なんでそんなに早くポッパ山に行きたいの?寄り道なんてラッキーやん。最終的にはホッパ山には着くのに。ツアー終わってから他の予定があるのかなぁ?

 

その発言で、みんなが車外へ出るのに二の足を踏む中、私たちはどこ吹く風で車を降りる。

もちろん、ヤシ砂糖に興味があったので工場を見学します。

すると、みんなポツポツと降りてきた。

 

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー ヤシ飴工房

ヤシの樹

ヤシ砂糖の原料はヤシの実から採るのかと思ったら、なんと原料はヤシの樹液

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー ヤシ飴工房

樹液を貯めるツボ

樹液を取る為に幹に傷をつけて、その下にツボを置いて樹液を貯めています。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー ヤシ飴工房

樹液の煮込み作業

採ったヤシの樹液をグツグツと熱してヤシ砂糖の完成。

SHUKU
全部手作業なんやね〜。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー ヤシ飴工房

ウシが動力のミキサー

牛が混ぜ混ぜしているのは、ヤシ砂糖とピーナッツオイル。

聞くだけでもおいしそうな組み合わせ〜。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー ヤシ飴工房

色々な種類のヤシ砂糖

しょうが味やゴマ味、プラムにタマリンドなど色々な味のヤシ砂糖がありました。

全部試食できるうえに、ヤシ酒なんていう珍しいお酒の試飲もさせてもらいました。

私たちは、プレーン味ととゴマ味ととプラム味をお買い上げで。

 

お値段、1袋1,000キープ (80円) 。

ここのヤシ砂糖は、以前ベトナムのメコン川ツアーで訪れたココナッツキャンディ工場のアメより全然美味しいし、添加物が入ってないから健康にもいいはず。(関連記事  750円で一日楽しめるホーチミンのメコンデルタツアーはコスパ最高!!

いい買い物をしたな〜♪

 

ルンルンして車内に戻ると、他のツアー客全員が静かに私たちを待っていました。

きっ、気まずい…なんでみんな観光を楽しまないの〜??

 

ホッパ山ツアー②ホッパ山の全体が見える展望スポット

車はホッパ山への道をビュンビュンぶっ飛ばし、展望スポットのような場所に停車しました。

どうやら、ここからホッパ山を眺めることができるみたいです。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

向こうに見えるのがホッパ山

ここからの眺めは良かったです。

私たちは建物の中よりも遠くから全体を眺める方が好きなので。

ホッパ山って、コロンビアのグアタペに似てるなぁ。

関連記事 237☆コロンビア7カラフルな町グアタペ

 

ここでストップした時に、さっきの2組のカップルが、「こんなところで写真撮りたい?俺は別に撮りたくないな。なんで早くポッパ山に行ってくれないんだ。」とまた周りに愚痴をこぼす。

SHUKU
なんやねん、この人ら。どんだけ早くポッパ山に行きたいねん!もしかしてすごく熱心な仏教徒?

 

そんなに自分たちの思い通りにしたいなら、ツアーじゃなくて個人でタクシー使えばいいのに。

私たちも、工房と展望スポットに停まることは聞いてなかったけど、それをただ怒って楽しめないなんて損な人たち。

しかも、周りの人たちを不快な気分にもさせてるし。

 

あんたのの発言のせいで、この展望ポイントに長い時間滞在しにくくなるわ。

安いツアーで高いツアーのクオリティーだけ求めるな、ボケ〜!!

クオリティを求めるなら、この方の様に金を出せ、金を↓↓↓

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

 

って、一人で怒っても損なので、気持ちを切り替えてこの人達とは関わらないことにしました。

 

ホッパ山ツアー③ホッパ山を登る

そんなこんなで、ようやくポッパ山に到着。

山の麓で車を降りて、1時間30分のフリータイムです。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 階段

ホッパ山の参道

時間もないので、さっそくホッパ山の上まで。

聖地なので、靴を脱いで裸足で階段を登ります。

 

情報では、階段にはサルや鳥の糞がすごく落ちていて汚いとありましたが、この日は到るところに掃除をする人がいて、階段は綺麗でした。

真面目に掃除を黙々としている人もいれば、観光客を見るやいなや掃除の手を止めてチップをせがむ人など色々いて東南アジアらしい風景。

 

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

毛づくろい中の親子サル

階段には猿がたくさんいました。

観光地にいる猿はタチが悪いとアフリカやインドで学習している私たちは、ここにいるサルたちが恐くて仕方なかったです。

やつらはおいしいものを知っているので、どこからでも奪いに来るのです。

現に奪ったであろうイチゴやバナナを、たくさん食べていました。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

ホッパ山からの風景

階段を登っていく途中で見ることができる景色も良い眺めでした。

ミャンマーには本当にたくさんの寺院があるのがわかります。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

ホッパ山山頂からの景色

 

30分くらいで山頂に着きました。

山頂には、いくつかの建物と仏像がたくさんあって、みんな熱心にお祈りしたりお賽銭を入れたりしていました。

山頂からの風景は、まあまあかな?ホッパ山を眺める景色のほうが私は好きでした。

 

ホッパ山ツアー④ホッパ山を眺めるポイントへ移動

山頂の眺めはすぐに飽きたので、ホッパ山を急いで降りて、ポッパ山を見ることができるポイントを探してみます。

ホッパ山の向かいにある丘の方へ向かってみました。

 

少し坂を登ると鳥居に何か変なキャラクターを発見。

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

リアルな顔のだるま

これは、ミャンマー版のダルマだそうです。

 

この丘を登ったら、このダルマが祭られているお寺があるのかな?と思い登って行くと…

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

リアルなおっさんの神様

ダルマじゃなくて、なんかファンキーなおっさんの神様がいた。

なんかONE PIECEの赤犬に似てるな〜、広島弁しゃべりそう。

 

この神様のことをミャンマーの人に聞いたところ、もともとお酒が大好きだったけど、禁酒をして修行を続け偉いお坊さんになった人の像だそうです。

だから、この神様はお酒をたくさん飲みすぎたり、ダメなところも許してくれた上で願いを叶えてくれる神様として有名なんだとか。

なんて都合の良い神様。

 

この神様のお祭りでは、とにかくお酒を飲みまくって1日中騒ぐのだそうです。

呑兵衛にはたまりませんね。

こんな感じで、ミャンマーには他にもユニークな神様がたくさんいるんだそうです。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

ホッパ山

この神様のお堂からは、ポッパ山がいい感じに見えました。

 

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

狛犬のようなダルマ

そこからもう少し階段を登って、丘の頂上に到着。

そこには私たちの想像通り、たくさんのダルマが置いてありました。

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット

ダルマが仏像のように主役で飾られていることはなかったけど、階段や鳥居の上など、いろんなとこにダルマがいる風景は面白かったです。

 

集合場所への帰りに、ホッパ山がきれいに見えるお寺がありました。

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー 展望スポット
お寺の建物とポッパ山のコラボがいい感じ。

観光客も全然いないし、のんびりとホッパ山の風景を楽しみました。

 

ミャンマー バガン ポッパー山 ツアー アイス

おいしくて安いミャンマーアイス

集合場所に付いたけど、運転手は見当たらず。

今回は速足で頑張って観光したので、売店でアイスを買ってのんびり待ちました。

 

帰り道も、車はすごいスピードでバガンを目指し、宿に戻ったのは午後2時過ぎ。

ホッパ山ツアー、安いのになかなか楽しかったな〜。

バガンに来て半日ほど時間が取れるなら、ぜひ行ってみてくださいね。

 

ランチはお気に入りのベジレストラン「Moe Pyae San Vegetarian Restaurant」で

今日のランチは、お気に入りのベジタリアンのお店「Moe Pyae San Vegetarian Restaurant」で。

今回、注文したのはこの3品。

ミャンマー バガン ミャンマーご飯

ピーナッツサラダ??

 

ミャンマー バガン ミャンマーご飯

豆腐カレー

 

ミャンマー バガン ミャンマーご飯シャンライス

豆腐カレーに使われていたのは、なんと玉子豆腐でした。

ミャンマーで、豆腐と言えば玉子豆腐のことらしいです。

どれも美味しかった〜。

MAP  Moe Pyae San Vegetarian Restaurant

 

絶景の夕陽を求めてバガンタワーへ

バガンで、2日間に渡り自転車でウロウロしまくった結果、2018年3月現在登って朝日や夕陽を鑑賞できる遺跡はわずか2つになっていました。。。

また、それらの遺跡も、以前に登ることができていた遺跡より全然低いので景色があまりよくありません。

その代わりとして整備されている丘もどれも高さが低いです。

 

こうなってくると、現在バガンの遺跡を高くから見渡せるのは「バガンタワー」のみ。

バガンタワーの入場料は5ドル

 

普段は、こういった観光タワーに登ることはめったにない私たち。

でも、今回は納得のいく景色を求めてバガンタワーへ向かいました。

バガンタワーにはレンタル自転車で行ったのですが、タワーへ向かう道は砂が深い場所がたくさんあって、かなり自転車が漕ぎにくかったです。

 

ミャンマー バガン バガンタワー

バガンタワー

バガンタワーに到着。

このタワー、バガンの景観を損ねるとして地元民からは嫌われているそうです。

たしかに、遺跡の中にこれがあるのは違和感でしかない…。

 

1階でチケットを買い、11階へ。

ここにはレストランがあり、ウェルカムドリンクをもらえます。

ここでも、冷房の効いた室内でバガンのパノラマビューを楽しむことができます。

 

レストランから見える景色は、私の思い描いていたバガンの景色そのもの。

SHUKU
あぁ、来てよかった♪5ドルの価値は十分にあるわ〜。

 

こんな素晴らしい景色を見ながらジュース飲めるなんて幸せ〜、リッチな気分になりました。

隣のテーブルを見ると、そんな景色を見ながら食事を楽しんでいるカップルが。

あーうらやましい、何ドル?100ドルくらいかな〜??

 

そして、いよいよ展望階へ。

ミャンマー バガン 遺跡 景色

 

ミャンマー バガン バガンタワー

 

ミャンマー バガン バガンタワー
お〜!!まさにドラクエのような風景。

ここで、勇者が仲間を引き連れて、遺跡から遺跡へモンスターを倒しながら移動するのが想像できる。

これぞ求めていた世界だと興奮しました。

 

展望階は、ぐるりと一周できるようになっています。

バガンタワーの隣にはコテージが並ぶリゾートホテルもあって、これも賛否両論だけど、その風景もまたドラクエっぽくってワクワクしました。

 

ミャンマー バガン バガンタワー

私たちがタワーに着いたのは、16時頃で他のお客さんもほとんどおらず、ゆったりと景色を楽しむことができました。

けれども、夕焼け時間が近づくと観光客ががだんだん増えてきました。

なので、ゆっくり景色を楽しみたい人は、ちょっと早めに行くのがおすすめです。

 

あと、乾季の時期なので、バガン全体が砂埃でなんとなくモヤっとしています。

もしかしたら、雨季やその前後の時期の方が景色が良いかも知れません。

 

待ち望んだバガンの景色を満喫し、夕日が沈む前にタワーを降りました。

今日のヤンゴン行きの夜行バスのピックアップが18:45なので、夕陽が沈むまでタワーにいると間に合わなくなってしまいます。

なので、後ろ髪をひかれつつ宿へ。

 

地震の影響で以前の様に寺院に登ってバガンの景色を楽しめない現在、バガンタワーに登るのはありだと思います。

タワーは、なんと朝の6:00から開いているそうなので、朝日の時間にも行ってみたかったな〜。

せっかくバガンに来たなら、バガンを高い場所からの景色を見ないと損です。

 

バガンタワーは入場料5ドル以上の価値は絶対にあるので、ぜひ訪れて下さい。

ケチケチ旅行の私たちが言うんだから間違いない、笑。

MAP  バガンタワー

 

今夜の夜行バスで、バガンからヤンゴンへ移動します。

明日の朝にはヤンゴンに到着予定。

今回は、どうかバスが壊れませんように〜。

 

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HANA

ドラクエって何~??

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SHUKU

えぇ~知らんの!?はなは、どうやったら仲間になってくれる??

 

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