アルメリア観光!!アルカサバ城塞など【おすすめバル情報有】
嫁のShukuです。 japanese_dog_hana
スペインのアンダルシア地方の街アルメリアに滞在中。
アルメリアでは、インドのヨガアシュラムで出会ったスペイン人女性ルシアのお宅に滞在しています。
今回は、アルメリアの滞在中に行った観光スポットアルメリアの街の様子をお届けします♪
アルカサバ・デ・アルメリア(アルメリアのアルカサバ城塞)
アルカサバ城塞
最初にルシアが案内してくれたのが、「アルカサバ・デ・アルメリア」。
日本語だと「アルメリアのアルカサバ城塞」になります。
城塞内
アルメリアのアルカサバ城塞は、入口で記名するだけで入場料は無料でした。
「アルカサバ城塞」というのは、イスラム式の城塞という意味で、実はアルメリアの他にもグラナダやマラガなどの都市にもあります。
なので、正式名称がアルメリアのアルカサバ城塞なのですね。
長く続く城壁
そんなアルカサバ城塞の中でも、アルメリアの城塞が一番大きいそうです。
確かに、長く続く城壁を見ると大きな規模の城塞だなと感じます。
なんでスペインにイスラム式の城塞があるの?という疑問。
実は、アルメリアは10世紀から15世紀半ばにかけて、イスラム教勢力が支配していた時代があるのです。
ヨーロッパの中にもイスラム教に占領されていた場所があることに驚きました。
城塞からの眺め
アルカサバ城塞からの眺めは最高!!
アルメリアはスペインの中でも移民が多い都市で、多くの移民は貧しく、経済格差も大きいのだとか。
また、アフリカから入ってくるドラッグも蔓延していて社会問題化しているそうです。
ルシアは、そんな移民の子どもたちが通う地区の学校の先生。
そんな苦しい状況の彼らの将来を心配しながら、彼女は一生懸命働いています。
荒れている城塞
城塞の一部は、まだまだ整備されていない箇所がありました。
ルシアに聞くと、アルメリアが観光に力を入れ始めたのは最近のことだそうです。
ずっと放ったらかしにしていたのを、掃除したり修繕作業したりして観光スポットとして蘇らせたのはつい最近のこと。
アルメリアは、もともと地元民のリゾート地の位置付けで物価も安く、サマーシーズンも比較的静かでした。
しかし、近年は他国のヨーロピアンからリゾート地として注目され、たくさんのリゾートマンションが新築されているそうです。
映画のポスター一覧
城塞の中に映画のポスター一覧が飾ってありました。
アルメリアには「タベルナス砂漠」というヨーロッパ唯一の砂漠もあり、海、山、砂漠、城跡が揃っていて、費用も安く撮影できるので、今までたくさんの映画の撮影が行われたそうです。
「夕陽ののガンマン」とか「アラビアのロレンス」とか「インディージョーンズ」とか、私はインディージョーンズしか知らないけど。
サマーシーズンには、ここでコンサートやフラメンコなどいろんなイベントが行われるそうです。
アルメリアに来たら、まずは訪れたい場所だと思いました♪
MAP アルカサバ・デ・アルメリア
アルメリアの街を散策
アルメリアの旧市街
シーズンオフのアルメリアは、人もあまりいなくてちょっとさみしい感じ。
治安に関しては、ルシアはアルメリアは安全な街だよと言っていました。
今まで話したスペイン人は、スペインで一番治安が良くないのはバルセロナだと口を揃えて言います。
バルセロナには、これから行く予定があるので気を引き締めなければ。
アルメリアの新市街
アルメリアの新市街は、適度に都会で過ごしやすそう。
街は、落書きやゴミなども落ちてなくて、きれいな街だなと思いました。
線路跡
アルメリアの海岸のそばに突然現れる高架線路の跡。
これは、アルメリアの北西にあるアルキフェにある鉱山から鉱石を運ぶために造られた線路の跡だそうです。
この線路の終点は海の上で、そのまま船に積み込んでいたのかな。
アルメリアの海
アルメリアの海は蒼いです。
スペインのマラガを中心とした地区は、「コスタ・デル・ソル(太陽海岸)」と呼ばれるリゾート地になっていますが、このコスタ・デル・ソルを最初に名乗ったのは、ここアルメリアの人。
でも、現在アルメリアはコスタ・デル・ソルのエリアから外れています。
まぁ、そのおかげで静かで快適な街になっているんですけどね。
アルメリアの海の色
街のすぐそばでも、この透明度を保っています。
私たちがアルメリアを訪れたのは、3月末。
元祖太陽海岸の名の通り、日中の日差しはすでにとても強いでの泳ぐこともできそうでした。
ただ、アルメリアの海はけっこう波が高いのであまり泳いでる人はいませんでしたけど。
マウタウゼン アルメリエンセス犠牲者モニュメント
海のそばにある「マウタウゼン アルメリエンセス犠牲者モニュメント」。
これは、オーストリアにあったナチスのマウタウゼン収容所で亡くなったスペイン人を追悼する祈念碑だそうです。
ナチスとスペイン人というのはあまりイメージが無かったのですが、スペイン人もたくさん犠牲になったのですね。
アルメリアのイヌの保護施設
Taxiが、googlemapで偶然見つけたアルメリアの動物の保護施設。
残念ながら門が開いていませんでした。
門の隙間から見えたのは保護されたネコちゃん。
十分に広い部屋を与えられている様子。
ドッグランの看板
施設のそばの公園には、ドッグランがありました。
いろいろ書いてあるけど、スペイン語なのでもちろん読めません。
多分、大型犬と小型犬でドッグランを分けているのだと思います。
ドッグラン
ドッグランは、アジリティの設備もそろっている広い施設でした。
この日は、とても暑かったので誰もいなかったけど、アルメリアいいなぁ〜。
西ヨーロッパに入ってから散歩したり、一緒に出かけている犬と飼い主さんのペアをよく見かけます。
犬たちはとてもかわいがられていて、いろんなことに満足しているから、他人である私に特に興味は示しません。
それがちょっとさびしい感じです。
アルメリアの街ブラは、他のスペインの街に比べるとちょっと退屈だったけど、きれいな海と地元のスペイン人の海岸での過ごし方を眺めているのは楽しかった♪
アルメリアで地元民に人気のBAR(バル)「Casa Puga」
Casa Puga
ランチはどこがいい?ルシアに聞かれて、私たちがリクエストしたのが地元民に人気のバル。
ルシアが連れて行ってくれたのが、「Casa Puga」。
大賑わいの店内
さすが人気店だけあって、カウンターはすでに満員。
奥にテーブル席があるので、予約してもらって15分位待ちました。
あ〜、生ハム!!
テーブル席
テーブル席ももちろん満席。
ランチタイムなのに、みんなお酒をたくさん飲んで騒いで楽しんでいる様子は、私が想像していたスペイン人の生活そのもの。
スペインのバルの雰囲気は大好き♪
メニュー
こちらがCasa Pugaのタパスのメニュー。
スペイン語しかなかったので、ルシアに教えてもらいながら注文しました。
今回、食べたものはこちら♪
パンのトマトソース乗せ
チーズにアーモンドを乗せたもの
マッシュルームのグリル
タコのガリシア風
何か?にアンチョビが乗ったもの
海老のフリッター
Casa Pugaでは、ドリンク一杯に付きタパスが1つ付きます。
それに、エビやタコの料理を注文。
どれも美味しかった〜♪
アルメリアでバルに行くなら、地元民おすすめの「Casa Puga」がおすすめ!!
ランチタイムは12時〜16時、夜は20時〜0時までですのお間違えなく。
MAP Casa Puga
次の日記では、ルシアに連れて行ってもらった本場のフラメンコの様子をお届けします♪
ディスカッション
コメント一覧
お久しぶりです!
日本でお会いしたので油断していましたが、「遊んで暮らす」更新してたのですね!
まとめすごいです!
で、たまたま開けたのがこのアルメリアなのですが、映画好きな自分にとってこんな映画のロケ地になってるのかーと勉強になりました。
挙げられてる映画の他にも「パットン大戦車団」や「コナン・ザ・グレート」なんかも見受けられますね。
しかしクリントイーストウッドの作品は「夕陽のガンマン」だと覚えていたのですが、まさか「夕陽ののガンマン」と“の”が2つとは!!
と姑の嫌味みたいなコメントはさておき、イーストウッドのガンマンシリーズは「荒野の用心棒」を始め、全てイタリアで撮られていると思っていたので、アルメリアで撮影されているとは初めて知りました。
イタリアでも人件費が安くできるため多くの西部劇映画が撮られ、それらは日本では”マカロニ・ウエスタン”と称されていますが、本場ハリウッドでは”スパゲティ・ウエスタン”と呼ばれているそうです。
ウソのようなホントの話・・・
世界一周のまとめ、またゆっくりと楽しませてもらいます。
リアルではまたプティと遊んでください!
お久しぶりです。
こそこそ、更新していました〜。
なんてたって、日記はリアルタイムよりも一年遅れなので、旅日記はまだまだ終わりそうにありません。。
さすが、映画、詳しいですね。
映画がイタリアで撮られててそれがマカロニ・ウエスタンや、スパゲティウェスタンと呼ばれてるのは初めてしりました。
確かにヨーロッパの中ではイタリアやスペインが物価が安かったです。
アルメニア、日本人にはまだまだマイナーですが、映画好きだったら行く価値あるかもですね!!
食べ物おいしいし、文化もおもしろいし、
女子ウケのいいモロッコとぜひセットで行って欲しいです。
プティー君、ぜひ会いたいです。
前回ゆっくりできなかったので、一緒にお散歩とかやりたいなぁ〜♪