簡単!!海外旅行のカメラ盗難対策【一眼レフぼろぼろ大作戦!!】
今度海外旅行に行くけど、治安があまり良くないと言われていて不安。
せっかくだから写真を取りたいけど、カメラが心配…。
一眼レフは高いから泥棒や強盗に狙われそう。
なにか良い方法はないかな?
そんなあなたの悩みにお答えします。
どうも旦那です。 @aso_kura
世界一周旅行をした1300日の間、カメラやレンズの盗難や強盗にあったことは一度もありません。
もちろん、これはただ運がよかっただけですが、カメラに盗難防止対策をしていたので「運の良さ」が上がったのだとも考えています。
盗られてから何もしなかったことを後悔するよりも、対策をした上で盗られたのだから仕方がないことだと納得したほうが、心の健康に良い ですよね。
この記事では、簡単にできるカメラの盗難防止対策の方法と、実際に対策をして旅をした結果をお伝えします。
実はこの方法、ちょっと恥ずかしいので実践する覚悟はしておいてくださいね^^;
海外でのカメラの盗難対策は「ぼろぼろ大作戦!!」
いいこと思いついた!!泥棒にカメラを盗りたいと思わせない対策。名付けて、
カメラぼろぼろ大作戦!!
ダ…ダサい。
カメラぼろぼろ大作戦!!①用意するもの
- 黒のパーマセルテープ
- 黒の布テープ
- 小さなステッカーorマスキングテープとマジックなど
パーマセルテープは、カメラ撮影に使われる道具です。
特徴は、粘着力が強いのにきれいにはがせること。
しかも、何度も張り替えても粘着力があまり変わらない上に熱にも強いのです。
普通のテープ類に比べると値段がかなり高いですが、カメラをぼろぼろに「見せ掛ける」ためには必要です。
また、星空を撮影する時のマニュアルフォーカスでのピント固定にも使われるので、星空撮影予定がある人は持っておいて損はありません。
参考 世界一周カメラのおすすめがペンタックスの一眼レフである3つの理由
僕はこの先数年間海外を旅する予定でしたので、パーマセルテープは使わずに全て黒の布テープを直接貼り付けました。
長期旅行の方で、カメラの原状復帰にこだわらない方はそちらのほうが安くつきますよ〜。
カメラぼろぼろ大作戦!!②方法
1.カメラのブランドのロゴや機種名を隠す
まずは、「Canon」や「Nikon」、「EOS 5D」や「D850」などの文字を、黒のパーマセルテープを貼って消します。
もちろんレンズにある大きなロゴも忘れずに。
目的は、泥棒に知られたくない「カメラの情報」を消すため。
クレバーな泥棒集団では、高く売れるカメラのリストが出回っているという噂も。
ブランドを隠すことで、高級なカメラをぶら下げている他の方に盾になってもらいます。
僕のカメラのブランドは海外では知名度の低いPENTAXなので、あえて「P」の文字を見せてCanonやNikonではないことをアピールしています^^;
2.カメラに個性を出すためにデコレーションする
次にカメラやレンズをデコレーションしていきます。
目的は、ひと目見て誰のカメラか分かるようにするため。
「名前が書いてある傘はコンビニの傘置きから盗まれにくい」という事実を応用します。
百均などで売っている手紙用の小さなステッカーなどを買ってきて、パーマセルテープを貼った上から貼り付けていきます。
パーマセルテープを下地にすることで、何度もやり直しができるので、楽しくLet’sデコレーション!!
僕はセンスが無いので、ベージュのマスキングテープを貼って、マジックで「名前」やら「国士無双フリテン」やら「谷町2丁目混浴」など訳の分からないことをいっぱい書きました^^;
3.カメラが壊れているかのように黒い布テープを貼る
最後にカメラやレンズに黒い布テープを貼っていきます。
目的は、カメラやレンズの部品が割れているように見せるため。
液晶が蜘蛛の巣のように割れているスマホに売値は付かないですから。
レンズフードが割れたのを補修するかのように布テープ貼ると効果的です。
もちろん、下地にパーマセルテープを貼ることをお忘れなく。
目的は、カメラやレンズの部品が割れているように見せるため。 のでおすすめです。
フードに貼った布テープの糸が画像に写ったり、カメラのボタン操作の邪魔をしないように注意してくださいね。
カメラの盗難対策をして世界一周した結果
1300日間の世界一周でのカメラやレンズの盗難被害は、
ゼロ!!
「カメラぼろぼろですね。」と言われると、作戦が上手くいっているようでうれしかったなぁ。
その反面、ヨーロッパなどを歩いたり、日本人の方にぼろぼろカメラを見られるのはちょっと恥ずかしかったですね^^;
海外のカメラの盗難対策の本質とは
海外での盗難対策の本質は、 「泥棒に盗られないようにする」ではなく「泥棒に盗りたいと思わせないようにする」 です。
これをカメラの盗難対策に当てはめるとこうなります。
×「カメラストラップを斜めがけにして、カメラボディとベルトをワイヤーチェーンでつなぐ」
◯「ひと目見て誰のものか分かり、しかも盗っても売れそうにないカメラにする」
もちろん、カメラを体と繋げて盗られにくくすれば、ある程度の犯罪の防ぐことはできます。
しかし、イタリアには腕時計を奪うために手首を切り取るような強盗が、ブラジルには集団で取り囲んで身ぐるみをはがす強盗がいました。
彼らに狙われてしまっては、小手先の盗難対策はあまりに無力です。
さらに考えると、究極は「持っていないように思わせること」ですね。
治安の悪い国、盗難の前例の多い場所や危険な雰囲気を感じるエリアでは、できるだけカメラは表に出さないようにしましょう。
カメラぼろぼろ大作戦のおさらい
「カメラぼろぼろ大作戦!!」のおさらいです。
- パーマセルテープでブランドロゴを隠して価値を分からなくする
- ステッカーなどでデコレーションして個性を出して狙われにくくする
- 布テープで割れているように見せて売りものにならないと思わせる
もし作戦が失敗して、あなたのカメラが狙われた時は…
抵抗せずに素直にカメラを強盗に差し出しましょう!!
カメラはまた買うことができます。
海外旅行保険を掛けておけばお金も戻ってきます。
写真データは、ポータブルハードディスクやクラウドにこまめに移しておきましょう。
参考 ポータブルハードディスクの複数持ちで世界一周の思い出を守る
大事なことなのでもう一度言います。
作戦が失敗して、あなたのカメラが狙われた時は…
抵抗せずに素直にカメラを強盗に差し出しましょう!!
以上、どうも旦那でした。 @aso_kura
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