厳選!!世界一周に持参したPENTAXのレンズ場面別おすすめ6本

2016/05/11カメラ一眼レフ

 

どうも旦那です。 @aso_kura

 

世界一周や海外旅行のために一眼レフを買ったはいいけど、どんなレンズを持って行っていいか分からない?

この記事では、そんなあなたの参考にしてほしい、僕が世界一周に持って行ったPENTAXのおすすめレンズをご紹介します。

また、たくさんのKマウントのレンズがある中で、僕がどうしてこれらのレンズを世界一周に持参するレンズとして選んだのか、その考え方も書いていますのでぜひ参考にしてください。

 

結局、僕は持っていくレンズのことを考えに考え抜いた結果、PENTAXのKマウントの6本のレンズを選び世界一周に出発しました。

そのおかげで、旅行中の様々なシーンやシチュエーションでたくさんの良い写真を撮ることができました。

もちろん、日本に戻ってからも、これらのレンズ構成で十分使えているので満足しています。

 

 しかし、我が事ながら写真の撮影が旅行の主な目的でない限りレンズ6本は持ちすぎです^^; 

旅の途中でその重さとサイズに後悔することになるので、あなたはレンズを厳選してくださいね。

 

世界一周に持参した6本のペンタックスレンズ

今回、僕が世界一周に持って行ったレンズは、以下の6本です。

 

    レンズの構成でいうと、魚眼レンズ、3本のズームで12mm〜300mmまでカバー。

    残りの単焦点レンズ2本は軽量で小さいので、街中でのスナップ写真用です。

     

    6本のペンタックスレンズのおすすめする特徴

    それでは、それぞれのレンズの特徴と、どういう場面を想定して選んだかを写真と共にご紹介します。

     

    smc PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED AL [IF]SDM【標準ズーム】

    IMGP7614

    一番よく使うスターレンズの標準ズームです。

     想定は、街中や遠出する時の一本。 

    スターレンズとは、以下のものです。

    ★(スター)レンズとはその妥協のない光学設計と、厳しい撮影環境に耐えうる堅牢性が確保されている、プロ用途も考慮された高級レンズ群である。そのため、大口径でかつ、妥協のない、性能を最重視した贅沢な光学系が採用されている。

    引用:wikipedia ペンタックスの写真レンズ製品一覧

     

    <写真の特徴>

    • 被写体が浮かび上がるような感じ
    • 広角側は数字以上に広く撮れるけど、歪みが結構大きい

     

    <機能の特徴>

    • ピント合わせが静かで早い
    • 防塵防滴仕様
    • サイズが大きく、重い
    • 大口径レンズなので、人を撮るときに威圧感を与えやすい 

     

    <活躍した場面>

    • 街中に大きな建物がある都市
    • 遠出する時のとりあえずの一本
    • 砂漠や雨の中など過酷な条件での撮影

     

     世界一周では主力として活躍しています。  

    撮れる写真もきれいです。

    しかし、大きくて目立つので、治安の悪いところではあまり使いません。

     

    世界一周の主力:smc PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED AL [IF]SDM

    おすすめの保護フィルター(77mm)>>Kenko レンズフィルター ZX プロテクター 77mm

     

    smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]【広角ズーム】

    IMGP1637

     

    広角ズームです。

     想定は、とにかく広いところ。 

     

    <写真の特徴>

    • 色がくっきりと景色ははっきりとしている
    • とても広く写せる反面、余計なものも写りやすい

     

    <機能の特徴>

    • 望遠側が24mmまであるので、これ一本でもいける
    • フードが大きくてかさばる

     

    <活躍した場面>

    • グランドキャニオン、エアーズロックやウユニ塩湖などの壮大な大自然
    • 星空の撮影

     

    このレンズで撮れる写真が、個人的に一番好きです。

     世界には、広角でしか撮れないほどの大自然がたくさんあります。 

    反面、街歩きでは余計なものが写るので使いにくい。

     

    広角でしか撮れない大自然:smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]

    【おすすめの保護フィルター(77mm)】Kenko レンズフィルター ZX プロテクター 77mm

     

    HD PENTAX-DA 55-300mm F4-5.8 ED 【望遠ズーム】

    IMGP0654

     

    望遠ズームです。

     想定は、動物撮影やお祭り。  

     

    <写真の特徴>

    • 望遠側でも十分きれいに写る
    • ボケが自然で被写体が引き立つ

     

    <機能の特徴>

    • 簡易防滴で自然の中での撮影も安心
    • 望遠レンズにしては、とてもコンパクトで軽い
    • ピント合わせが遅くてうるさい
    • レンズが暗いので夜間の撮影はダメ

     

    <活躍した場面>

    • グアテマラの国鳥ケツァールやコスタリカやガラパゴスの動物
    • ペルーのカーニバルでの客席からの撮影

     

     動物ものの撮影では、かならず必要になる一本。 

    ピント合わせが遅いので、マニュアルで追いかけたり待ち伏せたりしながら撮るのが逆に楽しいです。

     

    動物・お祭りに:HD PENTAX-DA 55-300mm F4-5.8 ED

    【おすすめの保護フィルター(58mm)】Kenko 58mm 撥水レンズフィルター PRO1D プロテクター NEO

     

    追記 (2018/10/13)

    僕が世界一周に出ているあいだに、新モデルのHD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REが発売されていました。

    このレンズは、旧型のレンズの弱点であったオートフォーカスの性能が劇的に改善されて高速化したようで、運動会や野鳥の撮影でも高評価を得ています。

    これは僕の持っている旧モデルでは考えられないことです。

     

    このレンズがあれば、アフリカのサファリでもっと良い写真がたくさん撮れたでしょうね。

     ペンタックスの望遠ズーム55~300mmの購入を考えているなら、新型のHD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REを買うのがおすすめです。 

    ※対応機種が、K-1 Mark II、KP、K-70、K-1、K-3 II、K-3、K-S2、K-S1、K-50に限られますので注意してくださいね。

     

    AF性能がUPしてサファリの撮影もばっちり:HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE

    【おすすめの保護フィルター(58mm)】Kenko 58mm 撥水レンズフィルター PRO1D プロテクター NEO

     

    smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED[IF]【魚眼レンズ】

    IMGP9380

     

    魚眼レンズ。

     想定は、変わった写真や星空。 

     

    <写真の特徴>

    • 魚眼レンズで有名なのは、鼻デカ犬の写真。ああいう写真が撮れる
    • もっとも広く写せるレンズなので、星空を撮ると星の数がすごいことになる

    <機能の特徴>

    • レンズ自体はとてもコンパクト
    • レンズフィルターが着けれないので、扱いを慎重にしなければならない
    • これ一本では撮れないものが多いので、あくまでサブ

     

    <活躍した場面>

    • 星空の撮影全般
    • 普通の写真に飽きた時の気分転換

     

    星空撮影では、とても広く撮れて感動しました。

     たまに魚眼レンズで写真を撮ると、新鮮な気持ちになることができます。 

    でもトータルで見ると、やはり一番使っていないです。

     

    星空・気分転換に:smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED[IF]

    【保護フィルターはないので日々のお手入れが大事】HAKUBA メンテナンス用品 レンズペン3 【レンズ用】

     

    smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited【広角単焦点】

    PENTAX K-01 DA21

     

    広角の単焦点レンズです。

     想定は、PENTAX K-01に装着してのスナップ撮影。 

     

    <写真の特徴>

    • 画質はクセがなくて平凡なので、何の撮影にも使える
    • 画角は一番使いやすい

     

    <機能の特徴>

    • レンズがとても小さくて軽い
    • K-01と合わせると見た目はトイカメラのようになる

     

    <活躍した場面>

    • 治安の悪いところでの撮影
    • ちょっとしたお出かけ時のスナップ撮影

     

    K-01と組み合わせるとトイカメラのようになるので、 中南米のような治安の良くない場所での撮影で良く使用しました。 

    とてもコンパクトなので、ランチをするだけの外出とかに持って行ったりして、 出動回数だと一番多い です。

     

    スナップ撮影に:smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited

    【おすすめの保護フィルター(49mm)】Kenko 49mm 撥水レンズフィルター PRO1D プロテクター NEO

     

    smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited【標準単焦点】

    IMGP7264

     

    標準の単焦点レンズです。

     想定は、人物やアートな写真。 

     

    <写真の特徴>

    • 6本のレンズの中で画質は一番
    • 適当に撮っても、とても味のある写真になる

     

    <機能の特徴>

    • レンズは、コンパクトで軽い

     

    <活躍した場面>

    • 人物撮影
    • 気合の入った撮影

     

     レンズが小さくて威圧感がないので、人物撮影によく使いました。 

    また、写りがとても味わい深いので、気合を入れたアートな撮影に使用することが多かったです。

    実は、43mmは苦手な画角なのであまり使用していません。

     

    人物撮影に:smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited

    【おすすめの保護フィルター(49mm)】Kenko 49mm 撥水レンズフィルター PRO1D プロテクター NEO

     

    その他のPENTAXのおすすめレンズ

    smc PENTAX-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM【高倍率ズーム】

    https://bit.ly/2EEDGK2

    画角が18mm〜270mmと、 広角から望遠までこれ一本で全てを済ますことができます。   レンズ交換をしなくていいということは、シャッターチャンスが増えます。 

    そして、 荷物を大幅に減らすことができます。 

     

    画質の方は、もちろん単焦点レンズや大口径ズームレンズには劣りますが、そこまで悪くないようです。

    レンズが暗いので、星空の撮影は厳しいでしょう。

    防塵防滴ではありません。

     

    画質に大きなこだわりがなければ、このレンズとPENTAX K-70で十分だと思います。

    むしろ、画質にこだわってレンズ交換している間にシャッターチャンスを逃すことに比べれば、このレンズで何十枚も多く取った方が、当たりの写真が撮れる割合は多いはずです。

     世界一周や長期の旅行においては、メリットがデメリットを大きく上回るレンズだと思います。 

     

    撮影チャンス優先:smc PENTAX-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM

    【おすすめの保護フィルター(62mm)】Kenko 62mm 撥水レンズフィルター PRO1D プロテクター NEO

     

    smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited【標準単焦点】

    https://bit.ly/2CxdH4n

     PENTAXユーザーの間では、最終的に行き着くと言われている最強のレンズです。 

    別名「神レンズ」。

    お値段も最強ですが。

     

    31mmというのは、フルサイズで換算すると大体50mmになります。

    50mmというのは、多くの有名写真家が使用している画角です。

    また、カメラマンの上達方法として単焦点50mmレンズだけを使って取り続けるということもよく言われます。

     

    ですので、「この一本だけで世界一周する」というのも、僕はかっこいいなと思うし、すごく憧れます。

     

    神レンズ:smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

    【おすすめの保護フィルター(58mm)】Kenko レンズフィルター ZX プロテクター 58mm

     

    レンズ選びの参考書

    僕がレンズ選びの参考にした本です。各社のレンズ紹介とタイプ別のレンズをどういう場面で使うのかが記載されています。

    2011年版と古いので、最新のレンズは載っていませんが^^;

     

    レンズ選びの参考書:選べる・使える・うまくなる! デジタル一眼レフ 交換レンズ完全ガイド

     

    海外旅行に持っていくレンズ選びにおいて大事なこと

    世界一周や海外旅行に持って行く一眼レフのレンズの選び時には、次の3つのことについてかんがえることが大事です。

    • 撮影したいもの
    • 重さ・大きさ・機能
    • 価格

    まずは、何を撮影したいのかを考えましょう。

    街並みのスナップ写真を撮りたければ広角〜標準のレンズを、イベント会場でステージ上を撮りたければ望遠レンズを、とその目的に見合ったタイプのレンズを選びます。

     

    旅行の荷物のことを考えると、やはり大きさや重さも重要になってきます。

     

    そして、写真の画質だけを考えれば、値段が高ければ高いほどレンズの性能はいいです。

     しかし、旅行の準備費用や事故・盗難の際の海外旅行保険の補償額を考えると、予算は抑えなければなりません。 

    予算が厳しい場合は、シグマやタムロンなどのサードパーティ製のKマウントレンズも検討しましょう。

    参考 シグマとタムロンでそろえるペンタックスレンズおすすめ構成【コストダウン】

     

    レンズ選びについて思うこと

    最後に、レンズ選びについての僕の考えを。

    正直なところ、 僕はレンズを6本も持って行ったことを激しく後悔しています。  

    荷物は重いし、かさ張る。

    結局、カメラを出すのが面倒くさくなって、撮影をしなかったこともあります。

     

    カメラを何十年とやっている方なら、問題ないと思います。

    けれども、僕のような一眼レフをいじって3年程度の若造が、多数のレンズを操るなんて100年早かった。

    今は、そう感じています。

     

    もし、あなたが世界一周や海外旅行に行くから一眼レフを買おうと思っているのならば、 どうかレンズは欲張らないでください。  

    二度と訪れないかもしれない場所だからこそ、画質にこだわるよりも、シャッターチャンスを逃さないことを意識しましょう。

     

    それでは、今回おすすめしたペンタックスのレンズをぜひ検討してくださいね!!

    あなたが世界一周や海外旅行で素晴らしい写真が撮れますように。

    以上、どうも旦那でした。 @aso_kura

     

       

       

      関連記事  シグマとタムロンでそろえるペンタックスレンズおすすめ構成【コストダウン】

       

      関連記事  世界一周カメラのおすすめがペンタックスの一眼レフである3つの理由

       

       

      \”カメラ”カテゴリー記事一覧はこちら