ポータブルハードディスクの複数持ちで世界一周の思い出を守る
旅の思い出を守る方法
世界一周にカメラを持参する方は多いと思います。
どの写真も二度と撮ることはできないかけがえのない1枚となるでしょう。
世界一周中には、盗難や強盗の危険が付きまといます。
盗難にあった場合、物品は保険で戻りますが、写真データが戻ることはありません。
データの保存の仕方は、ハードディスクやSDカード、ソーシャルネットワークやクラウドサービスなどがあります。
僕達の場合、一眼レフにてDNGデータを保存していたため、膨大な容量となりSDカードやクラウドでは対応できませんでした。
検討した結果、ポータブルハードディスク(以下、ポータブルHDD)のトラセンドのStoreJet25M3を複数持ちするという形を取ることにしました。
選んだ理由
世界一周中は、時に過酷な環境に持ち物をさらすことになります。
凸凹の未舗装道、ぴょんぴょん体が跳ねるようなバス移動…。
もともとハードディスクというものは衝撃や振動に強くないので、大切なデータを守るためにその中でもできるだけ衝撃に強いものが理想です。
StoreJet25M3は、外装がラバーであり、米軍の落下試験規格に相当する耐衝撃性を実現していることがウリで安心感で選びました。
世界一周でのポータブルHDDに必要な容量
次にHDDの容量です。
これは個人差があると思います。 写真はjpegだけという方なら500MBで十分ですが、一眼レフでの撮影をDNGデータで保存する旅行期間が半年以上の方は1GBでも厳しいことがあるかも知れません。
僕たちはtaxiがDNGデータとjpeg、shukuがjpegのみで、半年で800MBぐらいを使用するペースでした。
僕たちの世界一周でのデータ管理法
僕たちは写真データを失うリスクを減らすためにポータブルHDDの複数持ちをしました。具体的には4個、夫婦旅なので一人2個ずつ持ちました。
そして、写真データの保存を常に複数のHDDに行いました。同じ内容のHDDを複数作成するわけです。
これにより、仮に一人の荷物が盗難や紛失に遭ってもデータは守られることになります。
そして、データが上限に達したら、その内の一つを日本に送ります。
無事到着したら、HDDのデータをある程度消去し(日本だからといってリスクはゼロではないので、jpegだけを残す)、再びデータを保存していきました。
実際の使用感
時に厳しい移動で振動を長時間与えたこともありましたが、データが壊れたことはありませんでした。
また、データの移行時間もストレスを感じさせないスピードでした。
PCにUSB端子が2つある方は、StoreJet25M3を2つ繋ぐことによって、一旦PCにコピーすることなくダイレクトにコピーできるので、時間短縮になりおすすめです。
世界一周を予定しているこんな方にStoreJet25M3をおすすめします
・一眼レフ撮影でDNGデータを保存する予定の方
・道路事情が悪い国に行く予定の方
・データの移動時間が遅いといらいらする短気な方(笑
ポータブルHDDは世界でも手に入りますが、品質に信用がおける国が少なく、また信用できる国も価格は日本のほうが安いので、日本で用意されることをおすすめします。