3分で完了!カメラとレンズの寿命を延ばす掃除の方法【毎日の習慣に】

2018/10/26カメラカメラのメンテナンス

 

どうも旦那です。 @aso_kura

 

世界一周中のあなた、突然ですが毎日カメラの掃除してますか?

 

していないですよね、分かります。

だって面倒くさいじゃないですか。

夜はホステルの休憩スペースで、まったりweb漫画でも読んでいたいのですよ。

 

でもね、カメラ、特にレンズが汚れているのはかなりの機会損失なんです。

これは撮りたい!!と思ったけど、レンズを拭いている間にチャンスを逃したり、ベストショットだと思った写真をPCで見ると汚れが原因のフレアやゴーストが出ていたり。

今日行った場所は、もう二度と行かない場所かも知れないのに…。

 

taxi face c
TAXI

さぁ、2段ベッドで寝っ転がってtwitterを読んでないで、少しだけカメラを掃除しましょう!!

 

今回お伝えする掃除の時間はわずか3分です。

 

わずか3分で、明日のベストショットが保証されます。

そして、カメラとレンズの寿命が伸びます。

さっそく、カメラの掃除を始めましょう!!

 

わずか3分!毎日のカメラの掃除の方法

カメラの掃除に必要な道具

カメラ 掃除 道具 レンズペン ブロワー レンズクリーナーシート

 

カメラの掃除に必要なものたったこれだけ。

カメラ掃除の道具のおすすめブランドは、【カメラのお手入れセットはたった4つの道具でOK!】で紹介しています。

 

毎日のカメラの掃除の方法

毎日の掃除はたったの3ステップ。

  1. ボディーとレンズ本体をブロワーで吹く
  2. レンズ表面をブロワーで吹く
  3. レンズペンでレンズの清掃

    この作業は、わずか3分で行うことが可能です。

     

    1.ボディとレンズ本体をブロワーで吹く

    カメラ 掃除 ブロワー

    まずは、ブロワーを使ってボディとレンズ本体に付いているホコリや砂などを飛ばします。

    さーっとで大丈夫です。

     

    2.レンズ表面をブロワーで吹く

    レンズ 掃除 ブロワー

    次に、レンズの表面をブロワーで吹いて、表面に付いたホコリや砂などを飛ばします。

     この時に、レンズを下に向けた状態でブロワーを使うと、ゴミが再びレンズに付くことを防ぐことができます。  

    この行程を飛ばしてしまうと、レンズペンを使った時に砂などでレンズ表面を傷つけてしまうことがあるので忘れずに。

    レンズフィルターを付けている場合は、外す必要はありません。

     

    レンズキャップ 掃除 ブロワー

     この時に忘れやすいのレンズキャップの裏側。  

    これを忘れてしまうと、せっかくレンズをきれいにしても、キャップを締めたらまたホコリが付いてしまうのでお忘れなく。

     

    3.レンズペンでレンズ表面を清掃する

    最後に、レンズペンを使ってレンズまたはフィルターの表面をきれいにします。

    レンズ 掃除 レンズペン

    レンズ 掃除 レンズペン 方法

     レンズペンの使い方は、ペン先をレンズに垂直に当てて、中心から円を描くように拭いていくイメージ。  

    清掃をレンズの中心から行う理由は、レンズの隅に溜まりやすい砂などでレンズを傷付けるのを防ぐため。

    レンズ表面がきれいになったら、レンズペンのブラシもしくはブロワーでレンズの端を軽く掃除しておきましょう。

     

    毎日のカメラの掃除に必要な行程は以上です。

    時間にして3分掛かりません。

    さっそく今日から実践してみてくださいね。

     

    こんな日の夜は念入りにカメラの掃除をしたいという場面

    毎日の掃除は、さきほどの3ステップ3分で十分です。

    しかし、海外では僕たちが思っている以上にカメラにとって過酷な環境がたくさんあります。

    スコール、海、塩湖、砂漠…etc

    そんな環境での撮影後は、いつもより念入りにカメラの掃除をしましょう。

     

    もちろん過酷な環境にいたのですから、体が疲れているのも分かります。

    でも、さっきの行程にプラス5分、合計しても10分以内には終わりますからね。

    それでは、シチュエーション別に掃除の方法を見てみましょう。

     

    スコールや大雨の中での撮影後のカメラの掃除

    インドネシア 雨

    長い旅行の中では、雨の中で観光をしなければならないことは何度もあります。

    そんな雨の日の撮影後は、レンズの表面を少しだけ念入りにきれいにしましょう。

     

    雨の日のカメラの掃除の行程はこちらです。

    1. ボディーをブロワーで吹く
    2. レンズ本体をブロワーで吹く
    3. レンズ表面をレンズクリーナーシートで拭き、乾かす
    4. レンズペンでレンズ表面の清掃をする

     

      レンズに触れてしまって表面に指紋が付いてしまったときなどに便利なレンズペン。

       レンズペンは皮脂や油汚れには強力ですが、実は水アカは少し苦手。  

      水アカをレンズペンで取ろうとしても、水アカが広がるような感じになって掃除に時間が掛かります。

       

      レンズ 掃除 レンズクリーナーシート

      そこで、活躍するのがレンズクリーナーシートです。

      シートにはクリーナー液が染み込ませてあり、繊維クズの出にくい素材が使われているので安心です。

      レンズに水アカが付いてしまっているときには、レンズペンを使う前にクリーナーシートでレンズ表面を拭いてあげると、とてもきれいに水アカが落ちます。

      その後、レンズ表面を乾かしてからレンズペンを使ってくださいね(クリーナー液はすぐ乾きます)。

       

      taxi face c
      TAXI

      雨が降った次の日に、いざ撮影しようとしたらレンズが水アカだらけでゴーストが出まくり…なんてことが多いので掃除は忘れないようにしましょう。

       

      塩湖や海などの潮風が当たる場所での撮影後のカメラの掃除

      ボリビア ウユニ塩湖

      カメラ映えする絶景で有名なウユニ塩湖。

      ここで、いろいろな鏡張り写真やトリック写真を撮ることを楽しみにしている人も多いはず。

      しかし、この美しさの中にカメラの大敵が隠れていのを知っていますか?

       

      それが「塩」

       

      カメラにとって塩分は大敵。

      カメラにはたくさんの金属部品が使われており、付いた塩分をそのままにしておくと錆びの原因に。

      そして、レンズ表面に付いた塩の結晶はレンズを傷付けます。

       

      ですので、塩湖や海など塩気のある場所での撮影の後は、カメラをしっかりと拭き取り掃除をする必要があるのです。

      潮風に吹かれる場所での撮影後のカメラの掃除の行程はこちらになります。

      1. ボディとレンズ本体をブロワーで吹く
      2. 固く絞った濡れタオルでボディとレンズ本体を拭き取る
      3. レンズ表面をレンズクリーナーシートで拭き、乾かす
      4. レンズペンでレンズ表面の清掃をする

       

      カメラ 掃除 タオル

      カメラに付いた塩分を取るために、濡れタオルで拭き取る行程を追加します。

      防塵防滴のカメラやレンズの場合はあまり気にしなくてよいですが、 濡れタオルはしっかり固く絞りましょう。 

       

      taxi face c
      TAXI

      海辺に駐めてある車って、けっこう錆びていますよね?塩は本当に怖いので、その日のうちにしっかり拭き取っておきましょう!!

       

      砂漠や海などの砂が含まれる風の中での撮影後のカメラの掃除

      ナミビア ナミブ砂漠

      世界にはたくさんの大きな砂漠があります。

      サハラ砂漠、ナミブ砂漠、ゴビ砂漠…etc

       

      砂漠での写真は非日常感があふれていて撮影がとても楽しいのですが、気を付けなければならないのが「砂」

       砂漠の砂はとても粒が細かくて、カメラのあらゆる隙間に入りこんでしまいます。  

      そのため、砂漠や風の強い海辺での撮影の後は、カメラに付いた砂を念入りに吹き飛ばすことが肝心です。

       

      砂漠や強風の砂浜などでの撮影後のカメラの掃除の行程はこのようになります。

      1. ボディとレンズ本体の隙間や可動部を中心にブロワーで徹底的に砂を吹き飛ばす
      2. 固く絞った濡れタオルでボディとレンズ本体を拭き取る
      3. レンズ表面をレンズクリーナーシートで拭き、乾かす
      4. レンズペンでレンズ表面の清掃をする

       

      カメラ 掃除 砂 ブロワー

      カメラ レンズ 掃除 砂 ブロワー

      粒の細かい砂は、このようなダイヤルの隙間やズームレンズの可動部などに入り込みます。

      入り込んだ砂をそのままにしておくと、徐々に詰まったり可動する部分を壊していき、最後には動かなくしてしまうのです。

      ですので、 砂漠での撮影後は徹底的にブロワーでカメラとレンズのあらゆる隙間の砂を吹き飛ばしましょう。  

       

      taxi face c
      TAXI

      砂の怖さは実際に現場で撮影すると分かります。だんだんと操作ダイヤルやカメラのズームを動かすとジャリジャリと音がしてくるのです^^;これもできるだけ早く掃除しなければなりませんね。

       

      撮影後にカメラを念入りに掃除したいシチュエーションは以上です。

      これらの撮影後にカメラを掃除をせずにそのままにしておくことは、カメラとレンズの寿命を縮めることになるので、必ず掃除するようにしましょう。

       

      もっとカメラを大切にしたい人は、過酷な環境時にはこちらのようなストラップを付けたまま使用できるカメラカバーを使って撮影するのもおすすめです。

       

      カメラの掃除のついでに写真データを移しておく

      カメラの掃除が終わったら、ついでにカメラの写真データをハードディスクやクラウドに移しておくとなお良いですね。

       なぜなら、もしかしたら明日そのカメラは泥棒に盗まれたり、強盗に奪われたりするかも知れないから。   

      盗まれたカメラは海外旅行保険で保証されても、失った写真データは戻ってきません。

       

      taxi face c
      TAXI

      思い出はプライスレスです。

      参考 ポータブルハードディスクの複数持ちで世界一周の思い出を守る

       

      その時に青空の写真があれば、画像をチェックして写真にゴミが写っていないかチェック。

      もし、ゴミが付いていたらイメージセンサーの清掃が必要かもしれません。

      PENTAXのO-ICK1という道具があると、自分でセンサーの清掃をすることが可能です。

      参考 【ペンタ棒】O-ICK1でカメラセンサーの掃除をしてみた【ペッタン棒】

       

      世界一周中にカメラの掃除を毎日の習慣にして良かったこと

      世界一周中にカメラの掃除を毎日するようにしたら、良いことしかありませんでした。

      • カメラにもっと愛着を持つようになった
      • 明日も良い写真を撮るぞというやる気が出た
      • 翌日に必要なレンズの持ち忘れがなくなった

       

      taxi face c
      TAXI

      簡単に言うと、「カメラの清掃を每日の習慣にすると、もっと良い写真がたくさん撮れる」ということです。

       

      カメラの掃除の方法のおさらい

      3分でできる毎日のカメラの掃除の方法をおさらいしますね。

      1. ボディーとレンズ本体をブロワーで吹く
      2. レンズ表面をブロワーで吹く
      3. レンズペンでレンズの清掃

       

      初めは面倒かもしれませんが、意識して1週間も続ければ、カメラの掃除をしないと気になって気持ちが悪くなります。

      世界一周中は、ぜひカメラの掃除を毎日の習慣にしてください。

      カメラの掃除をして損になることはひとつもありませんので。

       

      以上、どうも旦那でした。 @aso_kura

       

       

      関連記事  【海外旅行】カメラのお手入れセットはたった4つの道具でOK!【世界一周】

       

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