サウスルワングワ国立公園でナイトサファリ!!暗闇に蠢く動物にドキドキ
ザンビアのサウスルアングア国立公園に滞在中。
目の前の川にカバがたくさんいるキャンプサイトで目覚めた今日。
時々カバが顔を覗かせる川
キャンプサイトには猿もたくさんいました。
朝ご飯はトーストと紅茶。
川を見ながら優雅に朝食をと、バーの川辺にある席に朝食を置いた瞬間、トースト1枚、猿に持っていかれてしまいました。
しかも1番いいやつ。1番うまく切れて1番いい感じで焼けたやつ。
あの素早さ。
今思うとキッチンからずっと付けられてた気がする。。。
この後も猿との戦いは続きました。
手前の朝食とそれを奥から狙う猿
トースト狙っていろんな場所から攻めてくる猿達と威嚇する私達。
ただ、私達の威嚇はまったく興味なし。
私達が近づいても一歩ぐらいしか後ろに下がらない。
近付いても何もしないこと知ってる。
憎たらしい。猿嫌い。
見かねたスタッフが追い払ってくれた。
スタッフが近づくと一目散に逃げる猿。
くそー。ますます憎たらしい。
屋根から地面から狙ってくる猿達。
猿、最強。野生動物には勝てません。
今日は夕方16時からナイトサファリに参加予定。
それまで時間があるので、椅子に座ってカバを眺めたり、周辺にお散歩行ったりしました。
こんなところにカエルさん
周辺のお散歩っていっても宿の敷地内のみ。
外は象がいるから危ないから出るのはダメって言われました。
この辺りの人はライオンよりも象を恐れています。
2ヶ月前も3人の村人が象に踏まれて殺されたそうです。
それを聞いたあとに、実際に町からこの宿にタクシーで行くまでに象を道路のすぐ横で見て、それに対する地元民の距離感も見て、象って本当に怖いんだと実感しました。
なので敷地内散歩。
敷地内っていっても凄く広い
大きなチェス
豪華なテントもありました。
キャンプの場所を示す数字もおしゃれ
この中、立派なベットにエアコンも完備。おそらくトイレ、シャワーつき。
アフリカ感を味わいたい金持ちの道楽でしょうなぁ。
仕方なくテントで泊まってる私達とは違う、快適テント生活ですよ。
って、これはもはやテントではない。
少し奥に行くとソーセージツリー発見。
見たまんまの名前やから覚えやすいソーセージツリー
この実をパウダーのすると、今話題のスーパーフードになるそうです。
中身どんな感じだろうと、採ることを試みます。
その辺りの棒を拾ってジャンプして実を叩く。
結果、棒が折れて終了しました。
もっと奥に行くと草ぼうぼうの獣道になり少し進んだけど、カバ臭とカバがこっから登ってくるであろう道を見つけ、怖くなり引き返しました。
カバとかワニがのぼってくるであろう道
その帰りに見つけたトカゲ。
妊娠中?お腹がやたらでたイモリ?トカゲ?
腰掛けて黄昏ている猿もいました。
人間くさい猿
敷地内歩くだけで、たくさん動物に会えて楽しい。
実はこの宿にはプールとジムがあります。
敷地内にある立派なプール
プールは水着が乾かなかった場合と臭くなるから嫌。という理由で入らず。
ジムは少しだけ体験。
ボクシング
重量あげ
そうこうしている内に16時。
サファリ始まる直前にお金を払いました。
1人40US$。4時間のゲームサファリです。
ザンビアクワチャでも払うことができました。
それにプラスしてサウスルワングワ国立公園の入場料が1人25US$必要。これもザンビアクワチャでも払えましたが、レート悪いので、私達の持っている貴重なドルを使うことにしました。
サファリの車は時間通りに迎えに来てくれました。
今日の参加者は私達だけのようです。
ラッキー。1番前に座ってサファリスタート。
まずは宿からサウスルワングワ国立公園に向かいます。
その途中に、かっこいいインパラのオスを発見。
オス、メスは角が生えている、生えていないで見分けます。
国立公園は、宿から10分程。
途中、なぜか反対方向の町によりましたが、それでも15分ぐらいでサウスルワングワ国立公園の入口に到着。
手続きも全てガイドの人がしてくれて待つこと10分程で入場。
久しぶりのサファリ。
わくわく。楽しみ。
最初は定番の草食動物。
さっきも見たインパラ。今度は、メスの集団です。
なにやらガイドがすれ違った他のサファリカーから、情報交換を得て向かった先にいたのは??
ハイエナ??
違いました。
この子達、野生の犬だそうです。
最初2頭だけかなと思ったら茂みから5頭程現れました。
今まで見てきた家犬では見たことがない模様です。
その場で回って伏せたり、2頭くっついて伏せたり、動きは確かに犬っぽい。
犬の集団は、車にたくさん囲まれて困っているようでした。
次に見つけたのはキリン。
今までタンザニアやケニアで見てきたキリンと模様が違います。
しかも、なんか黄色が濃い気がする。
そしてなんか小さくて、足も短いような気もします。
このキリン、ザンビア特有のキリンなのだそうです。
そしてこの子はオスのキリン。なんでわかるかっていうと、オスの方がより色が濃いのだそうです。
写真は撮れなかったけれど、この奥にメスキリンがいて明らかに色が薄いって分かるぐらい違いました。
象もいました。
雨季で草がたくさん生えてるから、象も小さく見えます。うん。こんな感じだったらそら歩いたら危ないよね。
雨季の時期にウォーキングサファリがないのがわかる。
ここに来て象の危険さを実感してるからか、象を見てもかわいいとは思わなくなってしまった。
またまた違うサファリカーから情報を得て次に向かったのは、
なんと豹!!!!
しかもメチャメチャ近くで見れた。
野生の豹をこんな近くで見ることはもうないだろうなってぐらい近くで見れたのです。
だって私達のサファリカーがいたのは、この豹のいる木の真横。
豹が本気だしたら食べられそうな距離。
でもこの豹は眠たかったらしくしばらく目を閉じていました。
まぬけな顔で寝てるレオパード
でもヤッパリ野生。
ガサガサって音がすると目を開け、キョロキョロして目を閉じるを繰り返していました。
良く落ちないなぁ。さすが猫科。
タンザニアでは遠くからしか見れなかったからこんなに近くで見れて嬉しい。
レオパードが反対を向いたので、ガイドが反対側に車を動かしてくれた
出来ることなら狩りをしている所も見たかったなー。
そうこうしている内に日が沈んできました。
カバがいるサウスルアングア川の前で休憩。
なんと、ポップコーンとジュースを出してくれた。
Taxiはこのポップコーンは特にうまい。って一杯食べてたけど、ポップコーンが出ると毎回同じこと言って食べるから、ただ単にポップコーンが好きなだけなんじゃないかって思う。
この辺りにはいろんな足跡がありました。
カバのはデカイ。
この小さいのは、鹿系の草食動物の。
この川、水流が渦巻きのようにクルクルまわってる。
ガイドになんで?って聞くと、川がここで曲がってるからなんだって。
鳴門の渦巻きより小さいけど、鳴門の渦巻きよりたくさん渦巻きは発生していました。
そしてこの川は、カバの他にワニもたくさん住んでいます。
ワニもカバが3ヶ月ぐらいだったら襲うけど、それ以上になったらデカくて襲えないらしい。
カバ最強。敵おらんやん。そらたくさんおるわな。
あと、カバの親でも死んでしまったらワニは食べるらしい。
ガイドはワニとカバは良い友達だよって言ってたけど、どう仲良しなのか、冗談なのかは分からないまま。
そんなことをしている間に辺りは真っ暗になりました。
いよいよナイトサファリ本番です。
ここで、ドライバーの他にガイドがもう一人いる理由が分かった。
1人がライトを素早く動かし辺りを照らし、1人が運転して進みます。
動物がいると、目がライト照らされてキラっと光るので発見しやすい。
最初にキラっと光ったのは、カバ。
カバは昼間は川の中にいますが、夜になると岸にあがって草を食べるのです。
カバはなんだか赤みがかかっています。
これはカバの汗が赤いからです。
陸にあがってすぐにこんなたくさん汗をかくなんて、デカイのも大変やな。
子カバもいました。
生後6ヶ月ぐらい。ワニにはもう食べられない大きさ。
次に発見したのは、木の上にいた『サーバルキャット』。
猫科の動物です。
目がたくさん光ったらインパラさんの集団でした。
インパラさん、昼間と違って夜は円の中心にお尻を向ける形でみんな違う場所を見て警戒していました。
草食動物は大変やなぁ。
ってことはライオンの狩りも夜に行われることが多く、運が良ければ見れるのですが、今回は見れませんでした。
残念。
雨季の時期は草が多く、動物を見つけにくいそうです。
6月〜8月の乾季の時期だと草も少なく、ライオンも子供を産んで子育てするので狩りが頻繁に行われるようで見れる機会が増えるそうです。
タクシーのおっちゃんは、国立公園に行かなくても町から宿の道で乾季の時は良く会うよって言ってました。
私達サファリでのライオン運ないです。
次のサファリはボツワナでするので見れたらいいなー。
車は国立公園を出た後も大きなライトで動物を探しながら宿まで帰ってくれました。
まぁただ単に、帰り道も動物でるから照らしとかな危なかっただけかもやけど。
ガイド人の人にチップを渡してさよならしました。
ザンビア入ってザンビアのローカルの物価があまりわからないこと、今回のサファリの参加者が私達だけだったことで、いくら渡していいか若干迷いました。
渡すタイミングとか、チップ文化って未だに戸惑ってしまいます。
宿に帰って昼間作っておいたカレーを食べて就寝。
カレーのルー作りすぎたからご飯の代わりにアボガド。
贅沢やけど、ご飯で食べたほうが確実においしかったな。
明日は早朝4時30分発のバスに乗り、ザンビアの首都ルサカにむかいます。
2日前に約束したタクシー運転手は本当に来てくれるのでしょうか?
ザンビア入ったばかりで、ザンビア人の国民性をまだよくわかっていない私達は不安で仕方ありません。
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