ブニョニ湖への手段はオンボロカヌー!?そしてカバレの屠殺場を見学
ゴリラの栓抜き
どうも旦那です。
ウガンダの首都カンパラから夜行バスに乗って、南部の町カバレにやってきた僕たち。
今日はカバレには滞在せずに、このまま近郊のブニョニ湖の離島にあるホテルに宿泊します。
バスが到着したのがAM5時頃だったので、とりあえず夜明けを待ちます。
めちゃくちゃ寒かったので、1月にカバレに行く方は朝晩の防寒必須です。
夜は明けましたが、島にあまり早く行っても仕方がないので、荷物担いで街ブラ。
ちょうど、裏手に市場があったので行ってみます。
まだ多くの店舗は閉まっていましたが、何やら賑わっている場所があったので行ってみると、次々と台車を持った男が出てきています。
そして、牛やヤギがヒモに繋がれて中に入って行きます。
台車の中を覗いてみると、、、
あぁ、お肉です^^;
※ここからの画像は、遠目ではありますが個人によっては残虐に感じる画像が2枚続きます。避けたい方は、一気にスクロールしてください^^;
どうやらここは屠殺場の様です。
日本だと絶対に中には入れてくれないし、写真なんかもっての他なんでしょうけど、ここはアフリカ。
むしろ、ウェルカムで屠殺の様子を見せてくれて写真もオッケー、なんなら肉買って行く??と言われました、笑。
さすがプロ達、牛やヤギが苦しまない様に一瞬で首を裂き、血を抜いて、内臓を取り、皮を剥いで肉を捌く。
その手際はお見事としか言いようがありません。
残酷ではありますが、しかし僕たちが肉を食べるという行為に対して、一度は見て置いた方が良いなと思いました。
もちろん、その後に肉を食べる食べないの選択をするのは自由です。
屠殺場の出口に、ウガンダのソウルフードであるロレックスをあったので食べながら、この国では日常である風景を眺めていました。
ちなみにここカバレのロレックスは、どの屋台もキャベツもトマトもたっぷりで美味しいです。
そろそろ良い時間になったので、ブニョニ湖に向かいます。
まずは、カバレの町から湖畔の船着き場に行く必要があります。
交通手段を調べていると、バイクタクシーが8000シリング、ミニバスが4000シリング。
もちろんミニバスを使いたいのですが、バスはいつ来るか分からないとのこと^^;
長期戦を覚悟しましたが、たまたまブニョニから来たバイタクが5000シリングで行ってくれると言うことで、バイタクで行くことにしました。
カバレからブニョニまでは、かなりのアップダウンが続きますが湖が見える山の上の景色はなかなかのもの。
そして、湖畔の船着き場に到着。
今回泊まる予定の宿は、「Byoona Amagara」という宿。
湖畔にオフィスを構えていて、行きの船代は宿が負担してくれますので、バイタクの運転手に向かう様にお願いしておきました。
ここから宿へ向かうカヌーがこちら。
…大丈夫かな^^;
しかも、オールを渡されます。
漕ってことかな^^;
後ろにはプロの船頭がいるので、適当に漕いだり休んだりしていても宿にはきちんと到着します。
これも一つのアクティビティだと思えば楽しかったですね。
1時間近く掛かったので、最後の方は嫌々漕いでましたが。。。
宿に到着してチェックイン。
ここはキャンプをすることもできるので、僕たちはテント泊。
料金は、キャンプ一人12000シリング。ドミトリー一人24000シリング。
青空シャワーはおしゃれな作り
wifiは現在なし(2017年1月)。ホットシャワーやキッチンの使用は別料金。
トイレやシャワーは清潔ですが、夜は虫が集まるのがツラい。
レストランが併設されていて、料金もそこまで高くないので、食事の心配はなかったです。
また、PM5時まではレストランで無料のチャイがあるので、美しいブニョニ湖の景色を見ながらのんびりすることができます。
午後に先にカバレに着いていたシンヤさんと合流して、今日はこの島をのんびり探検。
と、言っても小さな島なのですぐに終わるのですが。
勝手にガイドをし始めるおっさん
一年くらい前に、隣に新しいホテルができた様で、その敷地内に入るとホテルのスタッフがそこから先の道中を勝手に案内してくれました。
いやいや、のんびり写真撮ったり歩いたりしたいのになぁ。。。
と思いながら、島を散策。
ナッツのスープとウガリ
まぁ、せっかく案内してもらったし、ここのホテルの併設のレストランで食事をすることに。
食事を待っていると、さっきのスタッフがやって来て、この島の住民の支援をしてほしいと寄付を要求。
いやいや、勝手に案内されたし、住民なんか見ていないし。。。なので丁重にお断り。
このスタッフには、他にも翌日のツアーをいくつか提案されましたが、料金を聞いても絶対言わないんですよね。
なので、信用できません。
ピグミー族や、鉱石加工の現場を見るツアーができるようなので、僕たちが泊まった宿amagaraで聞いて見ると良いかもしれません。
amagaraでは、ゴリラツアーも斡旋しているようなので。
ブニョニ湖は、鳥の楽園。
色々なカラフルな鳥がたくさんいます。
一番下は、ウガンダの国鳥ホオジロカンムリヅル。散歩していたら突然現れたのでびっくりしました^^;
そんな感じで、今日は終了。
明日は、カヌーをレンタルして冒険してみようと思います。
ディスカッション
コメント一覧
ブログ楽しく拝見させてもらっています。
私は屠畜場で働く者です。(現在、屠殺という言葉は使わなくなりました)
屠畜を見た際の光景を残虐、残酷という表現があり、私は大変心を痛めました。
屠畜は、太古の昔より続いててきた人間の普遍的な行為です。だから私たちは肉を食することができます。
肉だけではありません。皮は鞄、靴、ベルト、財布などに(昔は野球ボール、サッカーボールもそうでした)、血液や脂や骨さえも食品や薬品に姿をかえて使用されています。
我々はその屠畜技術を受け継ぎ、未来に伝承していきます。そして、我々は何より誇りを持って働き、日々技を競いあっています。
ですので、その我々の仕事を残酷や残虐と比喩されることに強い悲しみを感じます。
ブログを読んだ方たちは、あなたの言葉に引っ張られてあなた同様に屠畜を残酷、残酷と思い、そう表現するようになります。
そして、「こんな残酷な仕事をする人間は普通ではない。自分たちとは違った残虐な人間である」といった差別的な見解をし始めます。
我々の業界は長年そういった差別、偏見に苦しめられてきました。
ブログで言葉を発信する以上は、その言葉に責任を持つべきであると私は考えます。
たとえ個人のブログであっても、何気なく綴った言葉の矛先にいろいろな人がいるという事を改めて考えて頂けることを望みます。
屠殺人さん。はじめまして。
コメントありがとうございます。
僕はウガンダの屠畜の現場を見て、技術としての完成度の高さに感嘆しました。
出来るだけ、生き物に負担を与えずに命を捌く手際の良さは素晴らしいものでした。
残酷・残虐という言葉の件についてですが、単純に写真の画像についてです。あの画像は、残酷なものを見たくない人にとっては、見るにたえないものだと判断したので、そのような言葉を使いました。行為についてではありません。
ですので、あの表記を変えるつもりはありません。
私は、ブッチャーがいてこそ、肉が食べれていることは十分理解していますし、感謝しています。
昔、モンゴルに行った時に、日本に訪れたとこのあるモンゴル人に日本の綺麗にさばかれた肉が店頭に並んでいるのをみて、日本の子供はあの肉が牛や鶏だとどうやって学ぶのだい?と質問された時に本当にその通りだなと思いました。
私はそのモンゴルで、ヤギをさばきました。血を一滴も大地にこぼさず、血も腸にいれて活用する、皮も服にするなど、命を一滴残らず活用する素晴らしさを知りました。
なので、屠殺人さんの仕事についてとても尊敬していますし、日本の子供はそれを知るべきだと思います。
そんな機会があれば記事にしたいと思っています。