ウズベキスタン入国!!厳しいと評判の国境越えに挑む!!が・・・

トルクメニスタン, ウズベキスタン旅人情報, 国境

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地獄の門の野宿は寒かったなぁ…

 

どうも旦那です。

 

トルクメニスタンの絶景スポットのガスクレーターである地獄の門の野宿から無事生還し、荷物を預けていたチャイハナで朝ごはんを頂きます。

 

今日は、これから一気に北上してウズベキスタンを目指します。

ここからは、バスでもタクシーでもトラックでもなんでもいいので、通りかかった車両を停めて乗り込むしか移動手段はありません。
というわけで、なんでもヒッチハイク開始です。

 

 

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交通量は10分で2.3台通るペース。
よく通るのはシェアタクシー、しかし出発地から満員で発車しているので空きがあるのはまれです。。。
1日に一本しかないバスが来ました、、、がこれも満車なのか停まるのが面倒臭いのか過ぎ去りました。。。
トラックは、遅いけどタダで乗れるというラッキーカー、、、しかし、停まってくれるトラックもありません。。。

 

 

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1時間半は経過したでしょうか。
チャイハネの犬も心配そうに、僕たちを見ています(見張っているともいう)。

 

 

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このまま砂漠の骨と化すのか。。。

 

 

その時、通り過ぎた一台の車がバックして来ました。
国境の手前の街ダジョグズに行きたいと言うと、そこに行くから乗れと。
おぉ、捨てるバスあれば拾う車あり。

 

値段を尋ねると、なんとお金はいらないとのこと!?
とにかく感謝だけ伝えて車に乗り込みました。
少しだけ英語で話しましたが、住んでいる首都アシガバードからダジョグズに向かうそうです。

 

英語は苦手だということで、そこからは特に話しませんでした。
なぜなら、トルクメニスタン北部の道は穴ぼこだらけで、集中しないと大変そうだったからです^^;
でも、ジュースをくれたり、音楽をかけてくれたりして親切な方でした。

 

そして特筆すべきが彼の車、なんときれいなランドクルーザー・プラドだったのです。
車好きな方なら分かると思いますが、ランクル・プラドの悪路の走破性と快適さは随一なのです。
と言うわけで、彼の車はビュンビュン飛ばし、僕たちを無視したバスを追い越し、僕たちの目の前を通り過ぎた車達をどんどん抜かし、あれよあれよとダジョグズに到着しました。

 

情報だと地獄の門のあるダルバザからダジョグズまで、シェアタクシーで4時間強とのことでしたが、たった2時間半で着いてしまいました^^;

 

ダジョグズでどこかに泊まるのと聞かれ、このままウズベキスタンに行くからシェアタクシーで国境まで行くよと伝えました。
オッケーと言ったあと、いつの間にか車は国境前へ。。。
なんと国境まで連れて行ってくれたのです!!

 

もうなんと言っていいやら^^;
とにかくありがとうを連発するしかありませんでした。

何か感謝の形をと日本から持ってきたお土産を出そうとすると、いやお金はいらないからと言う彼。

お金じゃなくてお土産だというと、喜んで受け取ってくれました。
そして、グッドラックと言って彼とランクルは颯爽と去って行きました。
最後に触れ合ったトルクメニスタン人が彼で本当に良かった。

トルクメニスタンに好印象を抱いたまま、出国することができました。

 

 

さて、国境(もちろん写真はなし)。
しかし、僕たち以外誰もいない^^;
このダジョグズの国境は、最近再開された様で人気がないみたいです。

 

トルクメニスタン側は、簡単な荷物検査で出国することができました。
そこから専用のミニバスでウズベキスタンの国境に移動料金は1ドルか4マナト。

 

 

さて、問題のウズベキスタン入国。

この入国が旅人泣かせだそうで、ウズベキスタンの入国税関は荷物は全開封、PC・カメラ・ポータブルハードディスク内の画像や動画の全チェック、薬の全チェック、ひどい時には個室で裸にされるなど、とにかく時間がかかって面倒臭いことで有名なのです。。。

 

はじめに医者の体温チェック
そのあと、税関の書類を2枚書きます(所持金と電子機器の記入、1枚は出国時に必要)。
そして、パスポートコントロールで入国スタンプ。

 

で、ついに税関。

 

・・・が、職員にやる気がない。

 

 

職員の人数も2人だけ。
荷物チェックもX線だけで開封検査なく、薬のチェックだけでした。

 

以上、終了でぼくたちも拍子抜け^^;

 

 

 

国境を抜けるとタクシーが待っていました。

いつもなら、親の仇の様に接する国境のタクシー運転手。
しかし、この時は無事にトルクメニスタン出国とウズベキスタン入国審査を突破した安堵感から、気が抜けていました。

 

国境からヒヴァのホテルまで、運転手の言い値一人10ドルで20ドル。
なんとこれでオッケーを出してしまったのです。
本来の相場は、途中の街ウルゲンチまで1台5ドル、そこからミニバスで二人で1ドル程度でヒヴァに行けることから、1台10ドルでも高いくらいでしょう。

 

車内でShukuに指摘されてハッとなりました^^;
なんだかテンションの高いうれしそうな運転手にじわじわと怒りがこみ上げてきましたが、こればかりはこちらがオッケー出してますから仕方のないことですね。。。

みなさんも、ほっとした後は気を付けてくださいね〜。

 

明日は、ウズベキスタンのヒヴァを観光します。