オシュからビシュケクへ12時間移動!!シェアタクシードライバーの懐事情を探る

キルギスタングルメ, 旅人情報

キルギス

ロバに人が乗ってるとちょっと可哀想

 

 

どうも旦那です。

 

タジキスタンパミール地域の怒涛の移動の旅の疲れを癒すために、オシュでのんびりしていましたがそろそろ移動したいと思います。
移動先は、キルギスの首都ビシュケク

 

中央アジアを西から旅する人は、このビシュケクで他国のビザ取りをするために長期滞在しています。
物価の安さと、快適な複数の日本人宿があることから世界一周の沈没スポットの一つです^^;

 

オシュはキルギス第2の都市なのですが、首都ビシュケクとの交通機関はシェアタクシーか飛行機。
所要時間は飛行機は2時間、シェアタクシーはなんと12時間!!
料金も飛行機はシェアタクシーのわずか2倍なので、飛行機を選びたくなりますが、このビシュケクとオシュ間は中央アジアでも有数の絶景ドライブコース。

タジキスタンで自動車での長距離にすっかり疲れていましたが、懲りずにシェアタクシーで行きます。

 

 

出発前日に相場を確認したところ、宿(オシュゲストハウス)で頼むと宿でピックアップしてくれて1200ソム。
シェアタクシー乗り場で交渉すると、言い値1500ソムから1000ソムに。これが地元民価格です。
というわけで、当日の朝に乗り場に出向くことに。

 

 

翌日、前日訪れた乗り場の一つに行きましたが、7人乗りのステップワゴンに客の姿はなし…。
基本的にシェアタクシーは満車出発が基本。
これでは、何時に出発できるかわからないので他の乗り場に移動します。

 

移動した先の乗り場は、7人乗りのバン型ではなく5人乗りのセダン型ばかり。
値段を交渉すると言い値1200ソムから1000ソムに下がったので、迷いなくセダン型を選ぶことにしました。
それでも、他の乗客が集まるまでに1時間ほど待ちました。

 

 

結局、出発したのは午前11時ごろ。
ビシュケクへの到着予定時刻は、午後11時かぁと憂鬱に^^;

 

運転手の兄ちゃんはたぶん車好き。
車の綺麗さや車内の装飾を見て、そう感じました。
実際、走行速度は速いけど荒くなく、快適なドライブを楽しむことができました。

 

オシュービシュケク間のシェアタクシーの運転手はほとんどおっさん。
実際利用してみると、これは過酷な仕事で若い人は運転好きで無いと務まらないなぁと思いました。

一回の運行で4000ソム(6000円)、ガソリン代が2000ソム(3000円)で収支は2000ソム。

こちらの2000ソムは日本の物価感覚で言うと1万円くらいなので日給としては十分です。

でも、シェアタクシーは供給過剰、おそらく2~3日に一回運行できれば御の字かと^^;
こんな感じなので、Shukuと値切った200ソムを最後にチップとして払おうかと相談するくらい。
結局、他のお客さんと同時に降りた形で渡すタイミングを逃してしまったのですが…。

 

 

オシュ ビシュケク 景色

道中は天気も良く、黄葉の街路樹が延々と続く道や大きな湖などもあり景色も最高!!
shuckに至っては、タジキスタンのパミール地域よりオシュービシュケク間の方が絶景という始末。
僕はワハーン回廊押しなので、あのお尻の痛みに耐えながらの移動の苦労はなんだったのかと^^;

 

あと、恐らくですがビシュケクからオシュより、オシュからビシュケクの方が景色が良いと思います。

シェアタクシーなので、途中下車して撮影したりできなかったのが残念。

いつかレンタカーを借りてドライブしたい、そう思わせる絶景ロードでした。

 

 

キルギス料理

途中のレストランで、ウエィターの男のぼったくり(60円)をshukuが理詰めで糾弾するというハプニングをはさみつつ、午後10時頃ビシュケクに到着。

予定より1時間早く着いて、街もまだ人々が歩いていたので一安心。
バスターミナルから歩いて行ける距離のホステルにチェックインできました。

 

明日は、ビシュケクを街ブラしてみようと思います。