トルコグルメ, 観光
トラブゾンからバスで、2時間。
リゼにやってきました。
※トラブゾンからリゼ経由でバトゥミに行く方法は後述
町にあるお茶とポットの銅像
センターの広場にあったチャイの会社の車
リゼはお茶の生産地。
トルコではいつでもどんな時でもお茶が飲まれていて、国民の生活の重要要素であるお茶を作っているところはぜひ見ないとって思ったのが行くことにしたきっかけ。
アルコールを外で気軽に飲めないイスラム教徒がたくさんいるトルコ。
トルコでは以前トルココーヒーとして確立されるほどコーヒーがよく飲まれていました。
けれども戦争でコーヒーが手に入りにくくなり、初代大統領がどうしようか考えた結果、お茶をコーヒーの代わりにしようとお茶畑を作って自国生産を開始。
20年程で、あっという間に広がったのがチャイの文化。
現在、みんながお茶を飲んでる習慣を作ったきっかけなんだって。
初代大統領のアイディアと実行力はすごいね。
でも今、新たな問題が。
それはトルコ人がチャイを飲む時に大量に入れる砂糖。
健康被害につながっているらしく、その対応として角砂糖の大きさを半分にしたんだって。
でも、それって2個入れたら同じやんって思うんやけど。
もう1つの対策は緑茶を広めること。
緑茶にはミントを入れるという新しい常識を広めて、砂糖を入れずにお茶飲む習慣を広める試み。
なぜにミント?そのまま飲んだらいいやん。緑茶もトルコ茶もそのままが1番って思うのは私が日本人やから?とにかくお茶に何かいれないと気が済まないのか?
最初にバス会社でジョージアのバトゥミまでのバスの時間を確認。
バスは1時間に一本でてるから問題なし。
バス会社に荷物を置かせてもらって観光です。
最初に行ったのはリゼの民族博物館。
インフォメーションセンターの横の階段を登るとティーミュージアムのはず。。
ティーミュージアムって聞いてたけど。。
昔の生活の展示が多くて
リゼの町博物館かな?
そんなにお茶に関する展示なかった。。
このミュージアムの鍵を開けてくれたお姉さんオススメは城壁。
だけど遠いのでやめました(笑)
リゼ近辺は自然もいっぱいで、車があったらもっと楽しめそうです。
いよいよお茶畑へ。
町の中心広場から急な坂を登ると途中に教会があります。
道の途中にあった教会
結構な坂。ここにあったマンションの模様がトルコっぽい。
お茶の町っぽいペイント
その教会を見ながら大きく右にカーブする道沿いを行くと突き当りに見えてきたのは、お茶の会社『Caykur』
展望台からの景色は綺麗。
なんだかわからないモニュメント
隣の売店にはお茶っ葉販売してました。
なので、早速、お茶っ葉購入。
1番高いお茶買うって決めてたから、1番高いオーガニックのを指差すと売店の兄ちゃんは違うのがオススメだという。
何が違うかきくと、兄ちゃんオススメのほうが濃くてオーガニックのは薄いんだって。
濃いのが好きな私達はオススメの濃いのにしました。
わざわざここで買わなくてもスーパーで買えるんやけどね。
オススメ教えてもらったからここで買ってよかった。
近くにはお茶の工場もありました。
お茶工場の中で乾燥していたお茶っぱ。
隣にお茶畑。
お茶畑で働く人達
お茶が飲めるカフェも併設。
せっかくなので、お茶しました。
私達はどうやって注文したらいいか分からず、会計するとこに言いに行ったけど、テーブルに座ったらウェイトレスが注文聞きに来てくれるみたいです。
作りたて?のお茶っ葉で作った?チャイは濃くておいしー。
人数多いとこんなやかんで注文するのもいいかも。
綺麗な景色を見ながらのお茶タイム最高。
トルコの人がお茶を飲みながら一か所に居座る時間が知りたい。
みんな結構長い時間座ってます。
会計をしようと席を立ったら、前の席でお茶を飲んでたおっちゃんが私達のレシートを奪って会計へ。
急いで後をついて払おうとすると俺が払うからいいよって。
こうなったらお金受け取ってもらえません。トルコ語でお礼を言ってさよならしました。
トルコの人には色々もらうことが多くて、それがきっかけでコミュニケーションが生まれ、それがまた楽しいのです。
トルコはぜひパックツアーじゃなくて、個人で公共交通機関使ってメジャーじゃない町にもぜひ訪れて欲しいです。
街の中心部に戻ってご飯。
商店街の入り口の横道にあったレストランへ。
商店街の入口
傘のオブジェは結構いい感じ。
モルドバでネパールの兄ちゃんにもらっておいしかった豆料理がずっと食べたかったんです。
お昼も過ぎた2時過ぎは、ほとんどのおかずがなくなってたけど豆はあった。
この豆をご飯にかけて食べます。塩油味がついたお米と豆のおかずがよく合います。おいしい。
それに食べ放題のパンを食べて炭水化物まみれのご飯を済ませ、バス会社へ。
、、、の途中のレストランでおじさんに呼び止められる。
トルコ語が分からないけど、なんかオススメがあるらしく、並べられたおかずを見て話を聞いているとその中のスイーツをお皿に取って、外のテーブルへ案内された。
出してくれたスイーツ
バスの時間が迫ってたけど、1時間後にも次のバスもある。
おいしそうやし、食べよっかってことになって食べたら、メッチャおいしいやんこれ。
甘い蜜でからめたさつまいも?にぶどうが二種類と干しぶどうをトッピング。
甘いけど、うまい。
ってばくばく食べてたら、トウモロコシの粉?と魚で作ったおかずケーキみたいなのを持ってきてくれた。
まぁここは、流れに任せようと一口食べる。
えー。何コレ?メッチャおいしいやん!!!
魚つかったこういうの、生臭いイメージあるけど全然生臭くない。
メッチャおいしいんやけど。
使ってる魚はイワシみたい。わざわざ隣の魚屋さんに行って冷凍イワシ持ってきて説明してくれました。
お腹いっぱいやしソロソロ行こうかと思ってると、今度はスープ持ってきてくれた。
プレーンのトウモロコシ粉で出来たパンケーキをちぎって食べると、これがまたメッチャおいしい。
スープは魚の出汁がよく出ていて、パンケーキとのコラボが最高!!!
最後に今日3杯目のチャイで締め。
どれも兄ちゃんに持ってきてもらわなかったら自分たちで選ばなかった物たち。
兄ちゃんいい人そうやからボラないやろし、なんぼでも払う勢いで財布出すと、お金はいらないと。
こんないっぱい食べといて無料はないよーって払おうとするも絶対受け取らない。
好意に甘えました。本当にありがとう。
親切な兄ちゃんと。
ありがとうをしっかり伝えたかったから、バス会社に置いた荷物に入ったお守り(日本から作っていったの)持って再びお店へ。
そしたら兄ちゃん、凄く喜んでくれ今度はコーヒ豆とさっきの魚ケーキをお土産にくれた。
イヤイヤもらいすぎやからと断るも、うまく伝わらず結局ありがたく頂いたのでした。
トルコ最後の地がここでよかったです。
リゼからバスに乗って、1時間程でジョージアとの国境まで。
52カ国目ジョージア無事に入国。
そこから最寄りの町バトゥミまでのバスに乗るためトルコのお金を両替。
国境を出てすぐの両替屋はすべて1リラ0.6グルジアラリ。
メッチャレート悪いけど仕方なく少しだけ両替してから知った衝撃の事実。
そこからチョット歩いて奥に行くだけで0,73になってて、さらにバトゥミの街中では0,76でした。
バスの料金はバトゥミまで0.8ラリ。
なので、最小限路線バス料金分のグルジアラリだけを国境から一番離れた両替屋で両替してから、残りはバトゥミの町中で両替するのが賢いと思います。
明日はバトゥミでイランビザの申請に行きます。
トラブゾンからリゼ経由でバトゥミに行く方法
・トラブゾンからリゼへ
トラブゾンのメイダン公園のそばにある、カミルコック(KAMIL KOC)社のオフィスでリゼ行きのバスの申し込み。
1時間に一本程度出ています。
無料送迎でセルビスで郊外のPRENSKALE社のオフィスに行って、そこから中型バスに乗り換えます。
料金は10リラ。所要時間1時間。
<トラブゾンのカミルコック社の地図>
・リゼからバトゥミへ
リゼの幹線道路に近い場所にあるバス会社から、1時間に一本程度バトゥミ行きが出ています。
料金は15リラ。所要時間は2時間。
※このバスは、トルコとジョージアの国境までです。バスにはバトゥミと書いていますが、実際にはジョージアに入国しません。
<リゼのバトゥミ行きバス会社の場所>
・国境からバトゥミへ
国境では、トルコ出国はスムーズ。ジョージア入国は簡単な質問と、X線荷物検査有りです。
ジョージア側の国境には、両替所とタクシーがずらり。
タクシー運転手はバスはないとオウムの様に繰り返しますが、バトゥミ市内まで路線バスとミニバスが出ています。
路線バスは0.8ラリ。ミニバス(マルシュルートカ)は不明。所要時間30分。
両替所は、街側に行くほどレートが良くなります。
歩いて行ける範囲でレートはかなり良くなります。それでも街より悪いので、少額の両替がおすすめです。
バトゥミ市内には両替所が散乱しています^^;
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