工房シリキシャ再び。タンザニアのモシで財布の紐が緩みっぱなし
タンザニアのモシに滞在中。
最近、モシでのお気に入りは、パイナップル屋さんと果物屋さんで買ったパイナップルとマンゴーを冷やしてシャーベットにして食べること。
この日は、マンゴーパイナップルシャーベットを作ってみました。
天然の甘味で十分おいしいシャーベット。
日本でやったらいくらぐらいするんだろう。
ちなみにここでは、パイナップル小1つ1000シリング(50円)、マンゴー1つ500シリング(25円)。
このシャーベットはパイナップル1つとマンゴー2つ使いました。
そんな贅沢なシャーベットも100円。
そら、市販されているアイス食べるよりも果物食べるわー。
日本の果物はおいしいから高いのだと思ってたけど、世界の果物のクオリティーやばいです。
日本帰ったら果物、買えないかもなぁ。。
さて、今日はもう一度シリキシャを訪れます。
前回、シリキシャを訪れた時の日記はこちら。
物欲のないTaxiはホステルに残り、おしゃれ好きなシンヤさんと、犬に会いたい私の2人でシリキシャに向かいます。
シリキシャまでは、歩いても行けますが、トゥクトゥクでも2,000シリング(100円)。
一昨日は迷ってやっとの思いで到着したシリキシャでしたが、その時にアプリmaps.meにピンを立てておいたので、今日は迷うことなく到着できました。
シンヤさんは、早速注文しに行き、私はとりあえずママ(犬の名前)と触れ合いタイム。
ママ、かわいい。
写真では雰囲気は伝わりませんが、触られている時の至福を感じている目とか、呼んだら喜んで来てくれる駆け寄り方とか、ミクニのチビちゃんにとっても似ていて、チビちゃんを思い出していました。
この机の下はママの特等席。
ママとの挨拶も済んで、商品棚に目をやると、この前来た時になかったトートバックが置いてある!!!
そして、それはメッチャかわいくて一目ぼれ。
でも、買いすぎかなと冷静になる為にそのバックを持って写メを撮ってみる。
やっぱりかわいい!!!!ってことで、買ってしまいました。
48,000シリング(2400円)
最近、財布の紐が緩みまくりです。
タンザニアで荷物を送るって決めたのも大きな要因。
南米ではあんなに我慢してたのに。
南米でも、もっと買っておけばよかった。
そしてもう1つ。この前行った時から気になっていた子供用のワンピースも購入。
子供用ワンピース
タンザニアのカンガと呼ばれる布には、このワンピースのようにスワヒリ語で1つ1つメッセージが書いてあります。
なので、タンザニア人がカンガを買う時は、自分の気に入ったメッセージの布を選ぶこともあるようです。
この布に書かれているメッセージは、
『mungu hamtupi mja wake』
グーグル翻訳を使ってみると、『神は彼のしもべを投影しません』となりました。
投影というのは、自分の心の状態や思考パターンを人やモノに映し出すこと。なので、
ちなみに、昨日出来上がった、しんやさんがオーダーしたトートバックはこんな感じ。
いい感じに仕上がっています。
見本の型はあるけれど、無地の布と柄の布を頭の中で組み合わせてあれこれと考えるのは、とてもワクワクする作業だと思います。
しかもそれがすぐに出来上がった見れるなんて。
私もオーダーに挑戦してみたかったけれど、頭の中でどうも想像できなくて怖いので出来合いを選んだ小心者です。
でも、自分の気に入ったカバンに出会えたからいいのです。
シンヤさんは、カバン、ポーチ、クッションカバー、エコバックをオーダーしていました。
もう1つ、迷っていたボストンバック。
私も欲しい。。でも買いすぎかもと思い、自粛しました。
他にもリュックや化粧ポーチ、ヘヤバンドなどかわいいアイテムがたくさん。
私たちは出来合いの形の物をオーダーしましたが、こんな形にして欲しいって紙に書くと作ってくれると思います。
オーダーも終え、町に戻ってきました。
ここでしんやさんは、Simカードを購入しに行き、私は昨日オーダーしたワンピースの出来上がり時間だったので、裁縫屋さんへ。
その途中で、いいかなって思うズボンを発見。
試着させてもらいました。
なんか、大きかったので、言うとその場ですぐに直してくれました。
このズボン、履きやすくて楽ちん。
暑い暑いアフリカ旅行中に大活躍することになります。
布薄いから涼しいし、ブカブカで軽いので布が汗でくっつく不快感もありません。
この時は、気に入ったらダルエスサラームで買えばいいやって思ってましたが、ダルエスサラームにはモシみたいに裁縫屋さんがあまりありません。
なので、柄の種類も少ないし、その場でサイズ調整してもらうことも難しいです。
なので、ズボン買いたいならモシで買うことをおススメします。
この後、ザンジバル島に行くのですが、ザンジバルにはありました。
どうやら外人がたくさん来る観光地では販売しているようです。
でも、モシのように全てのお店にミシンが置いてある感じでもありませんでした。
私サイズに直してもらったズボン。
この後、ワンピースとチャックの修理に出していたカバンも無事に受け取りました。
私のオーダーを聞いてくれたお姉さん
ワンピースの出来も大満足でした。
着てみて少しきつい所がありましたが、その場ですぐに直してくれました。
裁縫屋さんってすごいね。
ただ、カバンのチャックは、元は黄色だったのですが黄色がなかったらしく黒になってました。
あと、開ける方向が逆。。。
斜め掛けバックなので、普通、上から下に開く仕組みなのですが、下から上に開ける仕組みに変わってました。
修理お願いする時は、チャックの色(もし第一候補の色がなかった時の色まで)や方向など細かくオーダーした方が良さそうです。
結局モシでは買い物をたくさんしました。
オーダーメイドで、洋服やカバン、ポーチ、クッションカバーなどなんでも作れる魅力的な町でした。
今回、シリキシャで買ったトートとポーチ。
モシを訪れた時は、オーダーメイドで色々と作ってみてはいかがでしょうか??
デザイン考えて、ミシンのおじさんやおばさんに相談するのもありだと思いますよ。
みんな優しいので、言葉が通じなくてもなんとかコミュニケーションを取ろうと努力してくれますし、簡単な英語は理解してくれるか、必ず近くに1人か2人英語話せる人がいて、助けてくれるはずです。
最後に今日のキリマンジャロ。
今日は雲が少し掛かっていて、それはそれで綺麗でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだまだ寒い日本からこんにちわ!
( ´Д`)ノ
旅やねんをググってみたらはてな出張所たるまとめ見つけましたよʕ•ᴥ•ʔ
こうやってみると随分長い間旅されてますねぇ‥そしてまだまだ続くのですね
( ゚Д゚)ゞ
お二人の日記をいつも楽しませて貰っていますが、さすがにルワンダの悲劇については胸を締め付けられますね。
人種、宗教、思想、支配、被支配‥色んな理由原因があるにしても、人間はなぜにしてここまで残酷になれるのでしょう??
ルワンダでは暴力が原始的な分、傷ましさがまします。
日本ではいま反韓、反中の思想を子供達に教えてる幼稚園が話題になっています。
思想の自由と言えば聞こえがいいですご、こう言った偏った知識の植え付けが憎しみをうむのでしょう。
日本はやっぱり島国のせいかあまり外国で起こっている事件や問題を教育したり議論したりする事が少なく思います。
人種紛争だとこのルワンダもそうですし、ボスニア紛争、ユダヤ人虐殺‥
カンボジアではクメールルージュにより何百万人の人が粛清されていますし、インドネシアでも民主化を盾に百万人もの人が殺されています。
TAXIさんが美人が多かったとお気に入りのサンクトペテルブルクでは戦争中2年半の間ナチスに包囲されて100万人以上の人が餓死したと言われています。
日本の教育は年号ばっかり教えないで、こう言った悲惨な体験を基に、何故それが起こったのか、どうしたら二度と起こらないのかを子供達に考えさせることが大事だと思いますね。
暗い話ばかりですが、最後に映画を一本。
以前にもオススメしたと思いますが、ダニス・タノビッチ監督の「ノーマンズランド」
結構映画をみていますが、ボスニア紛争を描いた映画としては最高傑作だと思います。
派手な戦闘ではなく室内劇的に描かれた人物たちが紛争の悲惨さと世界の無関心を見事に現しています。
もし機会があれば観てくださいʕ•ᴥ•ʔ
山下プティさん、こんにちは!!
お久しぶりです、Taxiです。コメントありがとうございます。
はてなブログの出張所、僕自身がすっかり忘れていました^^;
人間、実力を超えて手を出すとダメですね。
非人道的行為に関しては、インパクトのある教材を使って大いに議論をする教育をした方が良いと僕も思います。
原爆に関しては、小学校の夏休みにかなり(言葉は悪いですが)グロい映像やアニメーションを毎年のように見せられて、原爆は絶対にダメなものだと頭の中に残っています。
ボスニアを訪れた時は、ルワンダ入国時の様に映画を観ずにWiki等の文字だけの知識で入国したので、あまり戦時のことを心に深く感じ取れなかったです。
「ノーマンズランド」オススメして下さったのに、まだ観ていないのです。すみません。
ネット環境が良くなったら、観てみようと思います。^ ^