イリンガ近郊のイシミラ遺跡観光!!隠れた絶景ポイントでハイキング
ペンキを塗った様な黄色い竹
どうも旦那です。
タンザニアのイリンガに滞在中。
イリンガの街と気候と宿が快適なので、だらだらと長居してしまっています^^;
しかし、意を決して明日は次の国マラウィに出発しようということで、今日はイリンガ近郊にあるイシミラ遺跡を訪れたいと思います。
<イシミラ遺跡の地図>
イシミラ遺跡への交通手段は、ダラダラ(ミニバス)かタクシー。
ダラダラの場合、幹線道路で降りてから15分程度歩かなければならないので、タクシーをチャーターするのもありかと思います。
もちろん、僕たちはダラダラ一択ですが^^;
イシミラ行きのダラダラ乗り場は、イリンガの長距離バスターミナルです。
このULETE行きに乗ってください。
料金は一人1000シリング(50円)。所要時間は30分位でした。
ちなみに、イシミラ遺跡のスタッフや地元の人に、イリンガーイシミラ間のダラダラの料金を聞かれました。
1000シリングと答えたら、「オッケー、問題ない。」と言っていたので、おそらく外国人ぼったくり区間なのでしょう。
ダラダラに乗る前に、正規の車掌や運転手、もしくは地元客に料金を聞いておきましょうね。
車掌にイシミラで降りたいと伝え、さらにスマホの地図アプリで場所を確認してバスを降ります。
看板も何もない場所から、のんびりと向かいます。
途中の曲がり角にやっと看板を発見。
さらに進んでいくと、事務所がありました。
事務所にいた兄ちゃんに話を聞くと、なんと入場料が一人20000シリング(1000円)!!
2014年から値上げされたそうで、観光省から送られて来た料金表もありました。
ちなみに、タンザニア国籍の人は2000シリング(100円)です。
この事務所の中にイシミラ遺跡の博物館があるのですが、天気の方が悪くなりそうなので先に外を回った方が良いという兄ちゃんのアドバイスに従いました。
イシミラ遺跡の中に入るにはガイドを付けることが推奨されていて、一人1000シリングの計2000シリングで兄ちゃんが付いて来てくれました。
このイシミラ遺跡内には、大昔から人類が住んでいたそうで、そこら中に石器が落ちていたそうです。
それをアメリカや韓国の大学が調査に来て、小屋の中に集めています。
僕たちにはそこらへんの石と見分けがつかない^^;
このイシミラ遺跡、石器だけなら僕たちは訪れませんでした。
実は、この奥に自然が作り出した絶景があるそうなのです。
その途中に生えていた植物。
これは簡単に皮が剥けて、しかも繊維がとても頑丈なの天然のロープ。
これを石に巻きつけて、狩猟のための投石道具として使用していたそうです。
これは、クスノキ。
防虫剤の成分樟脳としておなじみですね。
タンザニアの民間療法では、クスノキの葉を煮込んで、その湯を頭からかぶるとマラリアが治るそうです、ほんまかいな^^;
別の木のこの葉はとても硬いのですが、これをくるっと巻いてトゲで留めると天然のスプーンとして使えるそうです!!
僕たちの野生スキルが、また一つ上がりました、笑。
そんな感じで10分くらい歩いていると、、、
おぉ!!思っていたより規模が大きい!!
アメリカのブライスキャニオンの様な景色です。
長い年月を掛けて、川が地面を削ってできたそうです。
ここで事務所に引き返すのかと思ったら、ここから30分くらい渓谷を歩いて事務所に戻る様です。
足元は悪かったですが、周りの景色が良く、楽しく散策することができました。
事務所に戻って博物館見学。
これは、規模が小さすぎて5分くらいで見終わりました。。。
でも、絶景トレッキングと博物館込みだったら20000シリングもそんなに高くないかな??
帰りも降車した幹線道路まで出て、イリンガ行きのダラダラに乗って戻りました。
帰りのダラダラで、車掌に何も言わずに二人分の料金2000シリングを渡したら、グッドサインをされました。
さては、こいつボッタくる気だったな^^;
居心地は良いのに観光地の少ないイリンガですが、イシミラ遺跡はなかなか良かったので、ぜひ晴れた日に行ってみてくださいね。
明日は、いよいよマラウィに向けて出発します。
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