パミール高原の絶景道!!ホーログからムルガブへ そしてキルギスのオシュへ移動
ホーログのバスターミナル
どうも旦那です。
今日は、ホーログからパミールハイウェイと呼ばれる道を通ってムルガブという街に移動します。
このパミールハイウェイ、先日通ったワハーン回廊と双肩するタジキスタンの絶景ロードとして知られています。
しかし、朝の天気は曇り空。
風景というものは天気と気分に大きく左右されるもので、出発を明日にしようかと悩みます。
でも、絶景も結構お腹いっぱいなので、今日出発することで二人の意見は一致しました。
ホーログのバスターミナルに行くと、ムルガブ行きの車が2台。
どちらも中途半端な人数を確保して、待ちぼうけしています^^;
満車でないと発車しないシェアタクシーシステム、協会を作ってシステム化するか、お互い譲り合って一台でも早く出せばいいのにといつも思います。
料金150ソモニのランドクルーザーと120ソモニのパジェロ。
もちろんランドクルザーの方が快適なのですが140ソモニしか下がらず、しかもパジェロが早く出発しそうだったのでパジェロを選択。
朝9時にバスターミナルに来て、午前11時頃に車はムルガブに向けて発車しました。
ラッキーなことに乗客全員が、明日そのままキルギスに向かうとのこと。
これで懸念だった、ムルガブからキルギスのオシュへの車の心配もなさそうです。
天候も途中から回復し、美しい絶景ロードを楽しむことができました。
途中のレストランには中国語のメニュー。ビジネス客が多いらしい。
豆スープと焼き鳥の玉ねぎパクチー掛け。
何回も言いますが、タジキスタンは決して料理の種類が少ない国では無いと思います。
途中できれいな湖があったので写真停車。
ホーログームルガブ間は道路が良いので快適でした。
夕焼けもまたよろしい。
パミールハイウェイとワハーン回廊、どっちがオススメかと言われれば僕はワハーン回廊。
絶景はもちろん、各地にある温泉、そして対岸に望むアフガニスタンが旅情をくすぐります。
ちなみにShukuは、このどちらでもなくこのあと訪れるキルギスのオシュービシュケク間が一番きれいだということです、苦労して旅した意味が…^^;
例によって、乗客やら運転手の都合での待ち時間がたくさんありましたて、夜6時頃にムルガブに到着。
同乗していたロシア人女性がオススメしてくれたゲストハウスにそのままチェックインしました。
ムルガブの安宿情報
Mansur Guest House
ドミトリーで一人30ソモニ。wifiなし、ホットシャワーあり。トイレが洋式で清潔。
プラス15ソモニで部屋のストーブが焚かれます。
英語の話せるおじいちゃんが親切。電気は夜9時頃には切れます。
M41線の通りにあります。
ドライバーに伝えれば連れて行ってもらえるはずです。
翌朝。
朝6時に車が迎えに。
眠たい目をこすりながら、荷物を積んで移動。
他にも乗客がいたみたいで、2台に分乗して乗車。
いつもの7人乗りの車なのですが、それぞれ4人だけ乗っての移動で快適。
荷物は上ではなく車の中です。
これが、国境を越えるからが理由なのか、道が悪路だからなのかは分からず仕舞い^^;
同乗していたロシア人女性の希望で、途中のカラクル湖で1時間のステイ予定。
本来はツーリストだけでシェアした場合にしか滞在は難しいので、これはラッキー。
・・・のはずでしたが、極寒に加えて強風が吹き荒れる。。。
僕たちは10分も経たずに車に避難。
寒さに強いはずのロシア人女性も、20分もすると戻ってきました。
寒さの証拠写真。
これ、泡では氷なのですよ^^;
そこからも車は順調に進みます。
途中で道路右側にずーっと柵があって、そこが中国との国境だそうで。
でも、マップアプリで見ると国境は20km位向こうなんですけど、、、謎です^^;
キルギスとの国境に近づくと、そこはすっかり雪景色。
運転も慎重に、でもしっかりとした足取りで山道を登ります。
今回の車はパジェロ。
タジキスタンでは、結局オススメされていたトヨタのランドクルーザーには乗れなかったな。
ほとんどパジェロ。
でも、パジェロでも室内は十分広くて揺れも少なく快適でした。
辛かったのは、ヤムチュンーホーログ間で乗った韓国製の車。
3列目が狭すぎて、ずっと足が痛くて地獄でした。
なので、タジキスタンではランドクルーザーか少なくともパジェロに乗ることをおススメします。
そういえば、タジキスタンの悪路では故障が当たり前と言われていたけど、一回も当たらなかったな。
ご飯も種類が少なくてしんどいと聞いていたけれど、けっこう色々な種類の食べ物食べれたな。
タクシーの料金トラブルもなかったし、商店や食堂でぼられることもなかった。
自分たちがツイていたのか他の人がツイていないのか分からないけど、僕たちの中ではタジキスタンの旅は、総じて快適だったという結論です。
そんなことを考えているうちに、国境に到着。
出国手続きは、ドライバーがパスポートを集めて行ってくれました。
タジキスタンの出国で、税関の紙を持っているかと聞かれたけど、入国した国境と紙はもらってない旨をロシア人女性の通訳してもらったら問題なく通過できました。
キルギスタンの入国は、一人ずつ。
特に質問もなく、スタンプを押すだけ。
荷物検査もありませんでした。
でも、違う車に乗っていた昨日のおばちゃんが、同乗者に見られないようにこっそり税関職員にお金を渡していたな(こっちからは丸見えだったけど)。
あのおばちゃん、わざわざアフガニスタンの国境近くの町から、ぼろぼろの発泡スチロールをいっぱい運んでいたんです。
やっぱり何か、やばいもんでも運んでいるのかな??と妄想^^;
無事、キルギス入国した車は、国境近くの街サリタシュへ。
食事をした後、ロシア人女性とはここでお別れ。
このサリタシュのそばに有名なキャンプサイトがあるらしく、そこで泊まる予定らしいです。
サリタシュから目的地のオシュまでは3時間半くらい。
景色が雪山から、農村へ。農村から街へと変化していきます。
タジキスタンの乾いた景色ばかりを見ていたので、キルギスの潤いを感じる緑の景色が楽しい。
午後6時ごろ、オシュに無事到着。
12時間の長旅でした^^;
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