ベルン観光!!美しい首都とスイスの物価調査

スイス旅日記, ベルン

スイス ベルン バスターミナル

嫁のShukuです。  japanese_dog_hana

フランスリヨンから夜行バスでスイスの首都ベルンへ。

バスに乗ったのが夜の10時過ぎで、到着したのは早朝の4時…。

こういうときに限ってバスは、絶対に遅れない。

 

今日は、スイスのベルンを1日弾丸観光です♪

 

とりあえずベルン中央駅のコインロッカーへ

スイス ベルン バスターミナル

郊外のバスターミナル

到着した場所は、ベルンの郊外にあるバスターミナル。

でも、バスターミナルと行ってもただの広場で、ポータブルのトイレがポツリと置いてあるだけ。

いつもなら、明るくなるまでベンチで待つのが定番だけど、ベンチすら無い。

とりあえず、ベルンの中心地まで3kmの道のりを歩くことにしました。

MAP  ベルンのバスターミナル

 

スイス ベルン 落書き

途中の道には落書きだらけの場所もありました。

想像していたスイスの綺麗の雰囲気じゃない。

いきなり、バーから酔っぱらいが出てきてびっくり!!大丈夫かなぁ…。

 

 

不安に思いながらも無事に、ベルン中央駅に到着。

とりあえず駅のベンチで、座りながらウトウト。

でも、4月末のベルンの明け方は寒すぎて、ほとんど眠れませんでした。

 

スイス ベルン ベルン中央駅

ベルン中央駅

午前6時頃には、鉄道が動き始めたのか人々がたくさんやってきました。

スイスの人は朝が早いのかな??みんな出勤のようで足早にホームに向かっています。

そんな中に、スキーウェアとスキーブーツでスキーを抱えながら歩いている人も。

雪山の上に家があるのだろうか…??笑

 

ベルン中央駅にはコインロッカー有

7時半になったので、そろそろ荷物を預けて観光を開始します。

ベルン駅には、広いコインロッカールームがありました。

よかった〜、フランスはテロの影響でどこもコインロッカーが撤去されていて困っていたのです。

 

スイス ベルン 中央駅 コインロッカー 料金表

コインロッカーの料金表

私たちは、2人合わせてMサイズのロッカーを1つ。

12時間預ける予定なので、最初の6時間の7フラン延長6時間の3フラン合計10フラン(1,150円)

最初の6時間分は預ける時に支払って、延長料金は後払い式でした。

MAP  ベルン中央駅

 

スーパーマーケットでスイスの物価をチェック

スイス ベルン ベルン中央駅 migros

MIGROS

まずは朝ごはんの調達も兼ねて駅にあるスーパーマーケットへ。

ここで、高い高いと言われているスイスの物価をチェック!!

フランスのヴォギュエ村でお世話になったマヒエルは、スイスは物価が高いからチーズとチョコレート以外は買えないって言っていました。

 

スイス 物価 炭酸水

炭酸水

炭酸水1.25リットルは、0.95フラン(110円)

おっ、意外と高くない。

 

スイス 物価 トマト

ミニトマト

ミニトマトは1kgで、4.8スイスフラン(552円)

アフリカとかでは1kg50円とかもあったから、アフリカから来たら10倍以上の物価!?

 

スイス 物価 タマゴ

タマゴ

タマゴは10個で4.85スイスフラン(560円)

日本の3倍近くするなぁ…、親子丼とか高級品になるかも。

 

スイス ハム 物価

ハム

ハムは180グラムで、4.7スイスフラン(540円)

100グラムあたりの値段で考えると、日本では牛肉が買えるレベル。

 

スイス 物価 ピザ

ピザ

ピザは1枚6.9フラン(800円)

スペインでは、1枚2ユーロ(270円)で大きなピザが買えたのに〜。

 

スイス 物価 食パン

プライベートブランドの食パン

プライベートブランドの食パンが、1斤2.4スイスフラン(280円)

貧乏旅行の味方である食パンも高い…。

アイスランドですら、PBなら100円ちょっとで買えたのに〜。

 

スイス 物価 菓子パン

チョコパン

チョコパンは、1個2.9スイスフラン(260円)

スーパーマーケットの菓子パンは、お手頃頃価格なものが多いのに…。

 

スイス 物価 牛乳

スイス 物価 バター

一方で、乳製品は他の製品の物価に比べて安かったです。

牛乳が1リットル1.75スイスフラン(200円)バターが一個3.1スイス・フラン(360円)

スイスと言えば、雪山をバックに乳牛がのんびりしているイメージがあるから、やっぱり安いのかなぁ??

 

という訳で、評判通りの物価の高さだったスイス。

高い高いとつぶやきながら、朝食を買ってスーパーマーケットを後にしたのでした。

 

チーズの王様エメンタールチーズとスイスチョコレートが朝食

スイス ベルン ブンデスハウスターラッセ

ブンデスハウスターラッセからの景色

駅を出て、連邦院の裏手にある「ブンデスハウスターラッセ」にやってきました。

朝だからかほとんど人はおらず、たくさんベンチがあったのでここで朝食を食べることに。

そこから見える景色も、いい感じでおすすめの場所です。

MAP  ブンデスハウスターラッセ

 

スイス エメンタールチーズ スイスチョコレート

エメンタールチーズとスイスチョコレート

私たちが、スーパーマーケットで朝食選んだのは、エメンタールチーズとスイスチョコレート。

2つで9スイスフラン(1,050円)

どうせ高いのなら、スイス産のものをと選びました。

 

スイス エメンタールチーズ

エメンタールチーズ

この「エメンタールチーズ」は、スイスのエメンタール地方が原産のチーズ。

スイスでは、このエメンタールチーズをチーズフォンデュに使用します。

 

この穴の空いた見た目、アニメとかで良く見ませんか??

考えてみれば、こういう漫画に出てくるようなチーズって見たことなかったのです。

エメンタールチーズは別名「チーズの王様」

エメンタールチーズの絵を書けば、世界中でチーズと認識されるのも納得です。

 

味の方も、もちろん王様の名前の通り美味しい♪

塩味が薄い優しい味に加えて、ほんのり甘くて深い味わいがある感じでした。

このチーズを白ワインで熱してチーズフォンデュにするのかぁ、めっちゃ美味しそう〜。

 

スイス 水

水汲み場

連邦院のそばには、水汲み場がありました。

スイスなら安心♪ってことで、ペットボトルに入れてグビグビ。

冷たくて美味しい!!

ベルンには、このような水汲み場が何箇所もあるので、ミネラルウォーターを買う必要はないですよ〜。

 

美しいベルンの町並みは、歩いているだけで楽しい!!

スイス ベルン 連邦院 広場

広場のフリーマーケット

連邦院前の広場では、小さなフリーマーケットと演奏会が行われていました。

深夜に街を歩いた時に感じたちょっと怪しい雰囲気も、ベルンの中心地では全く感じません。

のんびりした良い街だと思いました。

 

ベーレン広場のマーケット

スイス ベルン ベーレン広場

ベーレン広場のマーケット

「ベーレン広場」では、大きなマーケットが開かれていました。

たくさんの生鮮食品のお店の他にも、色々なキッチンカーも停まっていました。

もちろん高くて買えないけど、見ているだけで楽しいマーケットでした。

MAP  ベーレン広場

 

コンフィセリーチレン

スイス ベルン コンフィセリーチレン

コンフィセリーチレン

ベルンにあるスイスチョコレートの有名なお店「コンフィセリーチレン」

店内には、たくさんの美味しそうなチョコレートが並んでいました。

う〜ん、やっぱり高くて買えないけど…。

 

スイス ベルン コンフィセリーチレン コックローチチョコ

コックローチチョコ

なにか面白い商品はないかなぁ、と見つけたのがこのチョコ。

商品名は「コックローチチョコ」。

コックローチって…、ゴキブリやん!?

 

う〜ん、老舗なのに斬新な商品。

もしかして、スイスも北海道みたいにゴキブリが少なくて珍しいのかな??

他にも色々なチョコレートがあったので、おみやげ探しにおすすめです。

MAP  コンフィセリーチレン

 

ヴァイセンハウス広場

スイス ベルン ヴァイセンハウス広場

ヴァイセンハウス広場

引き続き、のんびりと歩いていると、突然みんながゴロゴロしている場所!?

ここは、「ヴァイセンハウス広場」

ゴロゴロしているのは若者が多くて、なんだかみんな楽しそう♪

 

スイス ベルン ヴァイセンハウス広場

そう言えば、ベルンの街には、ゴミはほとんど落ちていませんでした。

ヨーロッパでも、なかなかこうやって地面に座ってゴロゴロできる場所はなかったかも。

さすが、世界でも安全な国の一つであるスイスは、地面も安全なようです。

 

スイス coop チョコレート

COOPのチョコレート

私たちも、ちょっと休憩。

コンフィセリーチレンのチョコは高くて買えないので、スーパーマーケット「COOP」のプライベートブランドのもの。

COOPのチョコレートも、安っぽくなくて美味しいチョコでした♪

MAP ヴァイセンハウス広場

 

ラウベン

スイス ベルン ラウベン

ラウベン

ベルンの旧市街には、このように建物の1階部分がアーケードになっている建物がずーっと続いていました。

これは「ラウベン」と呼ばれるショッピングアーケード。

ベルンのラウベンは、なんと全長6キロ!!ヨーロッパで一番長いショッピングアーケードと言われてます。

 

スイス ベルン ラウベン

ベルンのラウベンには、色々なお店があって全然飽きなかったです。

突然、観覧車の乗るところが置いてあったり、

 

スイス ベルン ラウベン

怪しい地下へと続く階段があったり、

 

ちょっと微妙な秋田犬のプレートが売っていたり。

ウィンドウショッピングが、とても楽しい街だなぁと感じました。

 

クマ公園とベルンの名前の由来

スイス ベルン クマ

クマの親子

ショッピングアーケードを抜けたら、次に向かうのは「クマ公園」

ベルンの街なかには、至るところにクマが隠れています。

 

スイス ベルン クマ

下ばかり見ていると、電線を綱渡りしているクマを見逃します。

それにしても、どうしてベルンには熊がいるのかなぁ?

と、いうことで調べてみました。

 

熊がベルンの象徴になったのは、今から800年近くも前に遡ります。

当時、このあたりを治めていたゾーリンゲン家のベルトルト5世は、新たに街を造るために森を切り開くことにしました。

その時に、最初に出会った野生動物を新しい街の名前の由来とすると宣言。

そして、その動物が「熊」だったそうです。

 

ドイツ語で熊は「Bär」で、その複数形が「Bären」。

この読み方が、「ベレン」なのです。

だから、ベルンにとって熊は親しい存在なんだそうです。

 

スイス ベルン クマ公園

クマ公園

クマ公園に到着しました。

クマ公園は、自然の森を再現したような素敵な場所にあります。

公園自体もすごく広くて、クマたちもリラックスしているように見えました。

 

スイス ベルン クマ公園 エレベーター

クマ公園のエレベーター

クマ公園は、川沿いにあり、上からも下からも見ることができます。

立派なエレベーターも合って、バリアフリーも完璧。

お年寄りも、赤ちゃんも安心です。

 

スイス ベルン クマ公園

川沿いからは、水遊びをしているクマたちを見ることができました。

そんなに大きくなくて、かわいい感じのクマたち。

 

スイス ベルン クマ公園

スイス ベルン クマ公園

川の上からは、クマを見下ろす形になります。

真下までクマが来ると、息遣いまで聞こえてきます。

 

スイス ベルン クマ公園

顔を見るとプーさんみたいで可愛んだけど…

 

スイス ベルン クマ公園

大きな手と、鋭い爪を見るとやっぱり怖いなぁ。

 

そんなクマ公園は、入場無料。

のんびりした雰囲気なので、ベルン散策の延長コースの一つにぜひ入れてもらいたい場所です♪

MAP  クマ公園(ベーレングラーベン)

 

バラ公園(ローゼンガルテン)でベルンの街を一望

ベルン バラ公園 スイセン

スイセン

次に向かったのが、「バラ公園」

クマ公園を出て丘を登っていくと、バラ公園に到着します。

でも、4月下旬のベルンにバラは一切咲いていませんでした…。

 

スイス ベルン バラ公園 つつじ

つつじ

でも、バラの代わりにスイセンやつつじがたくさん咲いていてきれいでした。

 

スイス ベルン バラ公園

バラの咲いていないバラ公園。

だけど、ここはたくさんの人で賑わっていました。

それも、そのはず、ここからは美しいベルンの街を一望できるのです!!

 

スイス ベルン バラ公園

ベルンの町並み

おぉ〜♪

連邦院の裏手から観たのとは、ぜんぜん違うベルンの旧市街の景色。

緑と調和した美しい景観ですね。

 

スイス ベルン バラ公園

一際目立つ高い建物は「ベルン大聖堂」

スイスで一番高い大聖堂だそうです。

 

バラが咲いていなくても、ベルンの景色は十分すぎるくらいくれいでした。

午後に訪れたので、ちょっと逆光気味なのが残念、バラ公園は午前中に訪れたほうが良いかも。

バラ公園は、ベルン観光では欠かせないですよ♪

MAP  バラ公園(ローゼンガルテン)

 

ベルンの見どころはまだまだある!?

スイス ベルン

バラ公園から、ベルンの旧市街に戻ってきました。

今夜のバスの時間まで、まだまだ時間があります。

なので、もう少しベルンの街をお散歩♪

 

ツィットグロッゲ

スイス ベルン ツィットグロッゲ

ツィットグロッゲ

「ツィットグロッゲ」とは「時の鐘」の意味。

このツィットグロッゲは、ベルンのランドマークになっています。

毎時ごとに、熊が出てきて踊るからくりが仕掛けられています。

 

だけど、2019年4月現在、ツィットグロッゲは絶賛工事中…。

写真を見てお分かりの通り、時計台はシートに書かれた絵でした。

残念〜。

MAP  ツィットグロッゲ

 

ベルンの噴水

スイス ベルン 噴水

子喰い鬼の噴水

ベルンは、もともと湧き水が豊富な土地だったらしく、今もたくさんの噴水が残っています。

旧市街を散策しながら、噴水探しをするのも楽しいかも。

大体、どれも可愛らしい噴水が多いのですが、これだけ異常に怖かった。

普通に子供を頭から食べている鬼…ぎゃ〜!!

MAP  子喰い鬼の噴水

 

アインシュタインの家

スイス ベルン アインシュタインの家

アインシュタインの家

物理学者として有名なアインシュタインは、ベルンに住んでいたときがありました。

ベルンで就職したアインシュタインは、ある日バスに乗っていて「ツィットグロッゲ」の針が動いて見えないことに気付きます。

1905年、そこから着想を得て発表されたのが、かの有名な「特殊相対性理論」なのです。

 

スイス ベルン バラ公園 アインシュタイン

アインシュタインと

バラ公園には、アインシュタインの銅像と一緒に写真を撮ることができるベンチがあります。

今回はすでに時間が遅くて閉館していましたが、アインシュタイン一家が過ごした部屋が再現されているそうですよ〜。

MAP  アインシュタインの家

 

スイスの首都ベルンから夜行バスでフランスの首都パリへ!!

まだ日没までは時間があったので、アーレ川沿いをお散歩♪

ベルンは、とても過ごしやすい美しい街だなぁと感じました。

スイスで訪れた街はここだけだったけど、今度は短期旅行で訪れたいな。

お金のことは気にせずに、笑。

 

この後、再び夜行バスに乗ってフランスに戻り、首都のパリに向かいます。

パリでは、カウチサーフィンをする予定。

花の都はどんなところなのかな〜??

 

あわせて読みたい