アフリカ再上陸!!スペインのメリリャからモロッコのシャウエンへ移動
嫁のShukuです。 japanese_dog_hana
私たちを乗せたスペインのアルメリア発の夜行フェリーは、朝の8時にアフリカ大陸にあるスペイン領のメリリャの港に到着しました。
今日は、このままモロッコに入国して、青い街シャウエンを目指します。
久しぶりのアフリカ♪上手く移動できるかな〜??
メリリャからモロッコの国境へ路線バスで移動し入国!!
メリリャ
メリリャに到着後、フェリーを降りてモロッコ国境を目指します。
久しぶりのアフリカ大陸だけど、歩いた感じではまったくヨーロッパと変わらないなぁ。
メリリャのフェリー降り場から、モロッコへの国境までの移動手段は路線バス。
乗り場は、港から少し歩きます。
国境までの運賃は、0.9ユーロ(115円)で所要時間は15分程。
MAP 国境へのバス乗り場
モロッコの国境に到着。
ここで私たちはミスをしてしまいます。
スペイン側のイミグレーションが、モロッコからスペインへ入国するゲートにしかなくて、私たちはモロッコへ入国するゲートへそのまま入り、出国手続きができなかったのです。
なので、モロッコのイミグレーションから、再びスペインへとんぼ帰り…。
スペインの出国ゲートでは、警察と大モメしているモロッコのおばちゃん。
そのおばちゃんはなんらかの事情でゲートを通れないようで、何度も押し返されては諦めず、仕舞いには他の誰かにくっついて強引に入ろうとして、見つかって止められる笑。
諦めたふりをして、ポリスが見てない隙にまた誰かにくっついて行こうとして、見つかって止められる…、それの繰り返し。
ヨーロッパの御婦人はこんなことできないだろうな〜。イスラム圏のおばちゃん、強いです。
ちょっと時間が掛かりましたが、シェンゲン圏の出国スタンプと、モロッコの入国スタンプを無事押してもらって国境越え完了!!
モロッコは、日本人はVISAなしで90日間滞在できます。
ちなみに、国境を超えた所にはATMがないらしく、出国ゲートを出たところに並んでいた両替店で20ユーロだけ両替えしました。
メリリャからナドル・テトゥアン経由でシャウエンへバス移動!!
今回のバスルート
メリリャからナドルへ
メリリャからモロッコへ入国すると、町の名前は「ベニ・エンサール(Beni Ansar)」という名前に変わります。
モロッコに入った途端、インフラが貧弱になるのが感じられました。
この国境も、アメリカーメキシコ・チリーボリビアと同じく大きなギャップがある国境の1つだなぁ。
ボロボロの路線バス
まずは、まずはシャウエンまでのバスが出ている隣町の「ナドル(Nador)」へ移動。
ベニ・エンサールからナドルまでは路線バスが出ています。
国境を出て真っ直ぐ進んだところにあるロータリーを超えたところが、バス乗り場。
メリリャからナドルのバスターミナルまで、運賃は一人4ディルハム(44円)、所要時間は30分くらいでした。
MAP ナドル行きのバス乗り場
ナドルからテトゥアンへ
ナドルのバスターミナルに到着。
時間は朝の9時45分。
バスを降りたところで勝手に案内お兄さんがいたけど、バスの時間が迫っていたので微妙な距離感で付いていくことに、笑。
モロッコには、CTMという大手のバス会社があってネットで時刻表を調べることができます。
CTMのナドルーシャウエン行きのバスの発車時刻は9時45分。
ここはアフリカだしギリギリ行けるはずとカウンターに駆け込むと、なんとバスは9時30分に出てしまったらしい。
えっ!?モロッコのバスって早く出るの??
CTMのバスに乗るのを諦めて、他のバス会社を探すけど、どうやらシャウエンに行く直行バスはしばらく出ないみたい。
なので、シャウエンに近い大きな街「テトゥアン(Tetouan)」に行き、そこでシャウエン行きに乗り換える作戦に変更。
テトゥアンまでの運賃は、最初70ディルハムって言われたような気がしたけど、いざ乗る時に120ディルハムって言われた。
最初はぼったくりかと思ったけど、距離的にも70は安すぎるから120ディルハムが正しい。
2人で240ディルハム、でも私たちは今212ディルハムしか持っていない…。
どうしよう…、車掌はバスは今すぐ出るから、早く払えと急かしてくる。
「もういいや、今お金がこれだけしかないから次のバスにする。」って言ったら、もうこれでいいから乗れと言われてバスに乗せてもらえました。
勝手に案内お兄さんも、無一文の私たちに諦めて去っていきました。ごめんね。
というわけで、ナドルからテトゥアンへのバスの運賃は一人120ディルハム。
所要時間は7時間程度でした。
道中は絶景続き
ナドルからティトゥアンへの道は絶景続き。
やっぱりアフリカ大陸いいなぁと感じました。
実はTaxi、今朝からお腹が痛くて調子が悪かったようです。
しかも、それはお腹を下しているのではなくて腎臓結石の痛み。
Taxiは、この世界一周中にも何度か腎臓結石による痛みに悩まされています。
とりあえず痛み止めを飲んで、これ以上ひどくなるようならシャウエンで病院に行くつもりだったそうです。
幸い、今回は石がスムーズに出ていってくれた様で、病院に行かなくて大丈夫でした。
石持ちは大変だなぁ。
テトゥアンからシャウエンへ
途中の村
ナドルからのバスがテトゥアンに到着したのは、夕方の17時30分ごろ。
テトゥアンのバスターミナルにはATMがあったので、クレジットカードでモロッコの現金を調達。
1ディルハムでトイレをして、シャウエン行きのバスを探します。
テトゥアンのバスターミナルは、チップクレクレ案内のおっちゃんがひしめいていました。
そうそう、アフリカの久しぶりのこの感じが懐かしい♪
おっちゃん達に目的地を言ったら最後、勝手に案内されて最後にチップを請求されるから、黙って窓口直行。
適当な窓口でシャウエンに行きたいと伝えれば、どこの窓口か教えてくれました。
テトゥアンからシャウエンへの運賃は、一人20ディルハム。
モロッコは勝手に荷物代を請求してくることがあるので、窓口で荷物代がいるかどうか聞いておくと後でモメなくて済みます。今回は無し。
所要時間は1時間半くらいでした。
あと、CTMのバスは違うところに到着するので注意してくださいね〜。
MAP テトゥアンのバスターミナル
シャウエン行きのバスは定刻の18時に満車発車。
なんか順調過ぎて怖いな〜。
ここがアフリカなら、いつもならここでバスが故障して、シャウエンに到着するのが夜中になって、宿も探せないしどうしよう…ってなるんだけど、笑。
そんな予想に反して今回は何事もなく順調にシャウエンに到着しました。
しかも、このバスはシャウエンの郊外にあるバスターミナルではなく、丘の上の旧市街に停まってくれたので、坂道をあまり上がらずに済んでラッキー♪
シャウエンの宿「Hotel Bab El Ain」
宿からの眺め
シャウエンでは、宿を予約していなかったので久しぶりの宿探し。
でも、1軒目の「Hotel Bab El Ain」であっさり決定!!
このホテルが、1番町の入り口にあったし、受付のおじさんの人柄が気に入ったので♪
宿泊料金は、ツインベッド・ホットシャワー(時間掛かります)・wifi有り( 遅い)・朝食(オレンジジュースとコーヒーとトースト)で、一室150ディルハム(1,650円)でした。
実は私たちは朝食抜きで130ディルハムにディスカウントしてもらいました。
受付のおじさんには、「なんで??たったの一人10ディルハム(110円)で朝食を食べられるのに損だよ〜。」ってめっちゃ言われました。
でも、普通のトーストでお腹いっぱいにするより、私たちはモロッコのローカルの朝食をローカルな場所で食べてみたい!!
そのためには、20ディルハムとプラス少し追加しても全然かまわないのです♪
\最低価格保証付き!!/
モロッコ名物のタジンに初挑戦
夜のシャウエン
宿にはチェックインして、ちょっと休憩していたらもう夜の9時ごろ。
お腹が減ったので、ご飯を食べに街へ♪
観光の街シャウエンでは、夜の9時ごろはまだまだたくさんの観光客でにぎわっていました。
もちろん、私たちが向かったのは観光エリアの城壁内ではなく、バスを降りて宿に向かうまでに歩いてきたローカルエリア。
価格の安いローカルエリア内で、抜かり無く食堂のチェックをしていたのです。
食堂の名前は、「Snack BISMILLAH」。
シーフードタジン鍋
目当てのお店で注文したのは、シーフードのタジン鍋!!
モロッコ料理といえばのタジン鍋、この食堂ではあの特徴的な蓋が無かったからただの鍋料理みたいだけど、笑。
味は美味し〜♪久しぶりのアラブの味って感じです。
パン
そして、タジンの付け合せのパン。
モロッコのパンって美味しいのです♪
私たちは、モロッコではこれからたくさんのパンを食べることになります。
チキンプレート
チキンプレートのチキンはパサパサだったけど、南米のチキンプレートみたいで懐かしい味。
今日は移動日で、パンやクッキーしか食べていなかったら余計に美味しく感じました。
ちなみに、料金はタジンが35ディルハム(440円)、チキンプレートが20ディルハム(220円)で、久しぶりに外食できる国に帰ってきました〜、楽しみ♪
MAP Snack BISMILLAH
明日は、青い町シャウエンをたっぷり観光します。
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