シャウエン観光!!青い街とネコとグルメと【ローカル食堂情報有】
嫁のShukuです。 japanese_dog_hana
モロッコのシャウエンに滞在中。
正式名称はシェフシャウエン(chefchaouen)と言うのですが、世間一般ではシャウエンという呼び名で通っています。
今日は、実質的にモロッコ観光の一日目、楽しみ〜♪
モロッコの朝食はパンとミントティー
宿の入口からの風景
今日の最初の予定は、次の目的地であるエッサウィラへのバスチケットの購入。
シャウエンのバスターミナルは、旧市街から坂道を下りた郊外にあるので、途中で朝ごはんタイム♪
玉ねぎ入りムスンメン
バスターミナルまでの道のりはローカルエリアだったので、パンを販売するお店がいくつかありました。
私たちが買ったのは、お母さんと娘さんで経営している小さなパン屋さん。
そこには、4種類のパンが並んでいました。
薄焼きのハルシャ
私たちが選んだのは、ムスンメン(ムサンメン)と呼ばれるインドのロティの様な生地に玉ねぎが入ったもの。
それと、ハルシャと呼ばれるセモリナ粉で作った薄焼きのパンにチーズを塗ってもらいました。
お会計は量り売りで、1人前が3モロッコディルハム(33円)で、チーズのトッピングが2ディルハム(22円)。
ミルクコーヒー
買ったパンを持って近くのカフェへ。
地元民がよそで買ったパンを食べていたので、モロッコの地元のカフェは持ち込みOKなようです。
ミルクコーヒー(カフェ・コン・レチェ)は、豆の粉砕から作っていて、とても濃くて美味しい〜♪
砂糖は別で持ってきてくれるので、自分で甘さを調節できます。7ディルハム。
ミントティー
そして、モロッコ名物のミントティー(6ディルハム)。
紅茶にミントがたっぷり入っていて、これと同じものを日本で買ったらいくらするんだろうと思ってしまいます。
ミントティーの方は、砂糖が最初から入っているけど、紅茶のの渋味とミントの爽やかさで甘さが緩和されていて、こっちも美味しい〜♪
カフェのテラス席で、モロッコ風の朝食を食べることができて大満足!!
パンと飲み物合わせて、2人で21ディルハム(231円)だったので、一人10ディルハムの宿の朝食を付けなくて良かったな〜。
シャウエンからエッサウィラへのバスチケットの購入
シャウエンからの各都市へのCTMバスの時刻表(2018年4月)
バスターミナルに到着。
大手のCTMをはじめ何軒かあるバス会社に確認したけど、 シャウエンからエッサウィラへの直通バスはないみたい。
私たちは、カサブランカを経由してエッサウィラというルートを選択。
シャウエンからカサブランカまで7時間もかかるのに、全てのバス会社に夜行バスはなくて午前中のみ。
でも、カサブランカからエッサウィラまでは夜行バスが出ているらしい。
という事で、明日の朝シャウエンを出発し、カサブランカを午後観光して、その日の夜行バスでエッサウィラまで行くことにしました。
シャウエンからカサブランカまで、9:20発のバス。
運賃は一人120モロッコ・ディルハム(1,450円)、所要時間は7時間ほどです。
MAP シャウエンのバスターミナル
シャウエンの青空市場
青空市場
バスターミナルから一度宿に帰って休憩して、旧市街を出てすぐにあるシャウエンの青空市場へ。
シャウエンの青空市場はとても活気がありました。
オレンジ
トラックでオレンジを売りに来ていたおじさんから、1キロ3ディルハム(33円)でオレンジを購入しました。
実は、昨日の夜に果物店でオレンジを買ったら、1キロ10ディルハムだったのですが、スペインから来た私たちはそんなものかなと思ってしまったのです。
ん〜、やられた〜、こっちが正しい物価やわ。
いちご
4月のモロッコはイチゴが旬の様で、立派なイチゴが売られていました。
その中のおいしそうなお店から、イチゴ500gを5ディルハム(55円)で購入。
ヨーロッパでは考えられない値段!!モロッコは果物が安くてフルーツ好きには天国です♪
ランチはローカル食堂でタジン鍋♪
Restaurant populaire
お昼ご飯は、ローカル食堂「Restaurant populaire」へ。
この食堂の周りがタクシーパークになっていて、いつも運転手や地元民でにぎわっています。
メニューがモロッコの言葉とスペイン語だったので、よく分からなかったけど、身振り手振りと流れに任せて注文。
本日のランチ
魚のタジン(20ディルハム)とモロッコ風サラダ(8ディルハム)。
パンとお水は、食事を注文すると無料で付いてきました。
ポテトフライは、イワシのタジンに付いているみたい。
魚のタジンは、じゃがいもとトマトの上にイワシを乗せて焼いています。
さらにレモンがトッピング。
しっかりとした濃い味付けでパンにめっちゃ合って美味し〜♪
モロッコ風サラダは、キュウリ、トマト、人参と、なんとご飯粒が入っていました。
味付けは、酢と塩を自分で掛けます。
この食堂にあった酢は、そんなに酸っぱくなくて優しい味で私好みでした。
持ってきてくれた唐辛子系の調味料も、唐辛子に柑橘系の何かを混ぜていて、マイルドな辛さだったなぁ。
パンも美味しいけど、タジンは味付けが濃いのでご飯と一緒に食べたい一品。
私は、やっぱりパンよりご飯が好きな日本人です。
MAP Restaurant populaire
青い街シャウエンを散策
「青い街」として世界的に有名なシャウエン。
インドにも、青い街と呼ばれるけど、実はそんなに青くない(笑)ジョードプルという都市があって、最初はそこと同じぐらいで、あまり青くないかなと思っていました。
でも、宿から街を見てみると確かに青いな〜、期待できそう。
というわけで、青い街シャウエンのお散歩スタート♪
シャウエンには、ここ!!という観光スポットはありません。
なので、スマホの地図アプリ「maps.me」で、ビューポイント表示になってるところを中心にブラブラしてみました。
まずはシャウエンの旧市街(メディナ)をうろうろして青い場所探し。
旧市街は、宿や土産物店がたくさんあってにぎやかな感じ。
人気スポット
この場所は、カラフルな植木鉢と真っ青な壁がある人気のスポット。
写真を撮るのに順番待ちができていました。
確かに、旅行者のブログやインスタでよく見る場所ですね。
シャウエンの街をあるいていると、たまにねずみ男の様な衣装を着たおじさんが歩いていました。
この民族衣装はジェラバ(ジュラバ)と呼ばれる服で、フードが特徴のコート。
男女ともあるそうですが、フードを被っているのはおじさんばかりでした。
昨日、入国したばかりだけど、モロッコの治安は良いように思います。
メディナにあるお店もご覧の通り。
モップをバツの字にしてドアに掛けただけで、店主はお出かけ中、笑。
モロッコのいろいろな街で食べることのできるドーナツ。
たくさん買うと、笹のような長細い葉でドーナツをまとめてくれます。
味は揚げたては美味しいけど、冷めてしまうと固くなって油っこいです。
シャウエンの旧市街は、細い道が多くてちょっとした迷路みたいだけど、そこまで広くないから迷子感覚でも怖くない。
そして、どこを撮っても絵になる写真♪
シャウエンで一番青い場所が多いなと思ったのは、旧市街の上部にある居住区でした。
南米のように上に行けば行く程、貧しい人が生活しているのかな?
なんとなく雰囲気が下の観光エリアと違っていて、写真を撮るときにとても気を遣いました。
モロッコはイスラム教の国で、ムスリムは写真を撮られるのを嫌がります。
なので、写真を撮る時は人を撮らないように意識しないといけません(撮ってしまったけど…)。
モロッコの旧市街(メディナ) は、ぐるっと城壁に囲まれているのが特徴。
ここシャウエンのメディナも丘の上へ城壁が続いていました。
丘の上の方で、小学生高学年くらいの女の子二人に絡まれました…。
エチオピアの様に「マネー、マネー。」とひたすら言われ、断りながら歩くとずっと付いてきて、写真を撮るのを邪魔したり、門をくぐる時に通せんぼしてきたり。
最初は子供だからと思っていたけど、あまりにもしつこいしイライラしてきて、そろそろTaxiが怒鳴ってやろうか??ってなった時に、近くの家からおばあちゃんが出てきてその子たちを一喝!!
子どもたちは慌てて逃げていきました。
まぁ、誰かが何となくお金を渡したのが癖になってしまったんだろうな。
貧しい子供に哀れみでお金を渡すのは、その子の将来のためには良くないなと思います。
丘の上の城壁を出たところからは、シャウエンのメディナを一望できました。
うん、確かに青い街♪
ただ、この辺りは人気が少なかったので、夕方などに行くときは注意してくださいね。
青い街が見える展望スポットの1つが、シャウエンの郊外にある山の上のモスクに続く道。
途中で満足したので、結局モスクには行きませんでした。
こんな感じで、シャウエンのメディナをブラブラしました。
シャウエンの観光は、半日あれば十分だと思います。
だけど、写真が好きな人なら何日でもいることができそうな街でした。
夜のシャウエンも楽しい
ケバブセット
ハリラスープ
マッシュポテトフライ
夜ご飯は、ランチですっかり気に入った「Restaurant populaire」へ再び。
注文したのは、ケバブセット(20ディルハム)、ハリラスープ(4ディルハム)、マッシュポテトフライとゆで卵(6ディルハム)。
今回も、全部美味しかったし、安い〜♪さすが地元民に愛されている食堂。
ちなみにハリラスープというのは、モロッコの国民食で、野菜とひよこ豆やパスタなどが入ったトマトベースのスープ。
安くて温かくて量が多いので、パンと食べるとお腹が一杯になる節約バックパッカーの味方です。
今日は、シャウエン最後の夜なので、夜の様子も見に行きました。
メディナは、人気は少ないものの観光客がぽつりぽつりといて危険な感じは受けませんでした。
逆にメディナの外は、地元民で夜でもとてもにぎわっていましたよ。
いろいろな所がライトアップされていて、夜のシャウエンの散策も楽しいです。
シャウエンの夜景
最後に、郊外のモスクへ向かう途中の坂からシャウエンのメディナを眺めて終了!!
この写真は、Taxiが青い色に補正をかけて盛っています、笑。
ちなみに、なぜかは分からないけれど、シャウエンの人は夜に壁を青く塗っていました。
それと、なぜ壁を青く塗ったのかというのは諸説ありますが、青い塗料に虫除けの成分が入っているからというのが有力らしいです。
確かにデニムの藍色には蛇避けの効果があるというし、青系の色には何かを避ける効果があるのかも知れませんね。
おまけ:シャウエンはネコ天国
シャウエンにはたくさんのネコがいました。
イスラム教の国なので、逆にイヌはほとんど見かけず…。
というわけで、最後はシャウエンのにゃんこたちの写真でお別れです♪
明日は、シャウエンからカサブランカへ移動しま〜す。
車の下で寝るネコ
食堂でおねだりするネコ1匹目
食堂でおねだりするネコ2匹目
商店のネコ
じゅうたんとネコ
ゴミを漁るネコとイヌ
青いイスとネコ1匹目
青いイスとネコ2匹目
最後にべっぴんネコ
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません