カサブランカ観光!!大都会と旧市街の混ざるカオスな街【移動情報有】
嫁のShukuです。 japanese_dog_hana
モロッコのシャウエンに滞在中。
今日の予定は、朝のバスでカサブランカに移動して少し観光します。
その後、夜発の夜行バスでエッサウィラに移動です。
シャウエンからカサブランカまでバスで移動
ホブスと薄焼きパン
朝、宿をチェックアウトして、シャウエン郊外にあるバスターミナルに移動しつつ、朝ごはんの確保。
昨日の朝に買った同じパン屋さんで、昨日食べてなかった二種類、左のホブスと呼ばれるモロッコの代表的なパンと右の薄焼きパンを注文。
これで、このお店に売っていた4種類を全部制覇しました♪
バスターミナルにいたネコ
バスターミナルに到着し、バスを待つ間にカフェでパンを食べながらミントティー。
モロッコのミントティーはめっちゃおいしいです♪
昨日初めて飲んだけど、もうすでにハマっちゃっています。
チケットは前日にバスターミナルで購入しておきました。
シャウエンからカサブランカまで、9:20発のバス。
運賃は一人120モロッコ・ディルハム(1,450円)、所要時間は7時間ほどです。
MAP シャウエンのバスターミナル
バスは、発車時刻を5分遅れただけで出発。
モロッコのバスは、結構時間通りに出発するのでアフリカじゃないみたい??
バスはお昼休憩で停まることはなかったけれど、荷物の積み下ろしや色々な場所で人を降ろしながら進みます。
途中に長い時間停まる時もありましたが、バスターミナルとかではなくただの路上。
トイレも出来ず、お昼ご飯も食べれずでお腹ペコペコです…。
そんな中、停車中に「サイコウ(??)」という謎の食べ物を売る人が現れました。
何か白いものに、さらに白いものをかける見たことがない食べ物です。
すごく気になったけど、食器が、一回バケツの水に漬けるだけの使いまわしだったので、どうしても食べる勇気がでませんでした…。
名前も合っているのか分かりませんが、売る人がずっと「サイコー!!サイコー!!」って言っていました。
Taxiは「フクナガホーゲンかよ。」と突っ込んでいましたが、私には何のことだか分かりません。
カサブランカのバスターミナル
バスは16時前にカサブランカに到着。
次の目的地であるエッサウィラの夜行バスのチケットを買っておきました。
地下にある荷物預けが何故か閉まっていて、チケットブースの人にお願いして荷物を預かってもらうことに。
ちなみに、国営のCTMのバスはカサブランカの旧市街(メディナ)の近くに到着するのですが、民間バスはメディナから5kmほど離れたバスターミナルに到着します。
MAP カサブランカ・バスターミナル
カサブランカのバスターミナルそばの美味しい食堂
食堂の店頭にはタジン鍋
バスターミナルを出てすぐのところに、地元民で流行っている食堂を発見!!
店の店頭には、七輪で調理中のタジン鍋がグツグツ。
いい匂いもしてきて、美味しそうだったので食べることにしました。
ヤギの脚のタジン鍋
ハリラスープ
モロッコサラダ
ヤギの脚のタジン鍋は、コラーゲンたっぷり〜。
ただ、コラーゲンがたっぷり過ぎて肝心の肉がないけど、笑。
出汁が、しっかり出てとても美味しい♪
イスラム圏のヤギ肉は、ヤギ特有の臭みがそんなに無いので食べやすいです。
サラダに掛かっていたドレッシングは、マヨネーズかと思えばヨーグルトドレッシング。
具材に、ビーツも入っていて優しい味。
ハリラスープは、安定の美味、そして量。
ヤギの脚のタジン鍋が27ディルハム(300円)、サラダが10ディルハム(110円)とスープが5ディルハム(55円)の計465円でした。
モロッコ人、まだまだ半信半疑なので、事前に値段はしっかり確認しています。
なぜか写真を撮ってくれた
ここのお店は、美味しかったな〜。
バスターミナルの地下にも飲食店があったけど、外で食べるのは気持ちが良いし、乗り換えの時などにおすすめです♪
MAP このモスクの周辺です
カサブランカのオールドメディナ(旧市街)観光!!
aiguebelle
お腹もいっぱいになったので、カサブランカの観光の中心地であるオールド・メディナ(旧市街)まで歩きます。
バスターミナルからしばらく歩くと、なぜかチョコレートの匂いがしてきました。
ここは「aiguebelle」というモロッコの歴史あるチョコレートブランドで、工場直営のチョコレート店がありました。
あとでスーパーマーケットで、このメーカーのチョコレートを見掛けたので買って食べてみたら、美味しいかったですよ〜♪
MAP aiguebelleの直営店
トラックの後ろに捕まって移動する子供たち
バスターミナルから旧市街への道は、住宅街や工場街があってゴミゴミしていていました。
大通りでは大型のトラックが来ると、子供たちが後ろからダッシュして飛び乗っていました。
これが遊びで流行っているのか、バスに乗るお金がなくて仕方なくやっているのかは分かりませんが、見ているだけでヒヤヒヤ…。
高層マンション
カサブランカの街の中心地に近付いてくると、高層マンションなども現れてきます。
さすが、北アフリカ有数の大都市だけあって、スタイリッシュな街並み。
カサブランカに比べると、シャウエンはど田舎だな〜と感じます。
トラム
街の中心地に到着。
なんと、カサブランカの中心地にはトラムが走っていました。
カフェやレストランがたくさんあって、道もきれいに整備されていて、想像していたモロッコと全然違います。
揚げパン屋
街の中心地には、ローカルフードのお店もあって、にぎわっていたお店で買い食い。
このお店で作っていたのは、揚げパン。
アプリコットジャムの入った揚げたてドーナツ♪
そんなのおいしいに決まってる!!
お値段は、1個2ディルハム(22円)。
そして、その隣にあったケーキとパンの店。
この見た目インパクト大の食べ物は、コーヒー味のメレンゲのお菓子で1個5ディルハム(55円)。
Taxiは気に入ったみたいだけど、すごく甘いのでノーシュガーの紅茶やコーヒーと一緒に食べたい感じ。
カサブランカのオールドメディナ(旧市街)
オールドメディナ(旧市街)に到着。
モロッコの旧市街は城壁に囲まれています。
旧市街に入ってすぐのところはバザール(市場)になっていて、たくさんのお店でひしめき合っていました。
ドバイやイランなどで見た、アラブ圏のバザールと雰囲気は一緒。
貴金属を売ってるところや、洋服、お土産、アルガンオイルなどを売っているお店がありました。
しばらく歩くとバザールは終わり、居住区になっていました。
子供達が遊んでいたり小さな商店がたくさんあったり。
カサブランカの旧市街の中は、まるで迷路のようです。
普段は優秀なスマホの地図アプリでも、掲載されていない道がたくさん。
ある場所へ迷い込んだ時、子供たちにこっちは行き止まりだよ〜って教えてもらいました。
インドだと、嘘かも知れないからとりあえず進むところですが、ここは素直に従って道を変えました、笑。
生鮮食品の市場
ふらふらと旧市街を歩いていると、いつの間にか城壁の外へ。
そこは、生鮮食品の市場のようでたくさんの地元の人で大にぎわい。
ここで、リヤカーでアーモンドを売っているおっちゃんを発見!!
味見をさせてもらうと、どうやら生アーモンドのようです。
生のアーモンドは、ローストしたものより香ばしさはありませんが、甘みがあって美味しいですよ♪
値段は1kgで90ディルハム(990円)で、250g単位で買うことが出来ます。
これまで世界の色々なところでアーモンドを買いましたが、ここが最安値でした。
そうこうしているうちに、そろそろバスの時間。
市場を抜けてバスターミナルに戻ります。
MAP カサブランカの旧市街
スーパーマーケット
都会のカサブランカには、他にも色々な食べ物の店があったので、もう一食ぐらい食べたかったな〜。
でも、残念ながらお腹が減らず、帰りにあったスーパーマーケット「Al Salam Markets」によってヨーグルトなどを買ってカサブランカ観光終了、無念です。
このスーパーマーケットは、比較的大きくて夜もやっていたので、民間バスターミナルを利用する人には便利かも。
無料のトイレも2階にありました♪
MAP Al Salam Markets
カサブランカからエッサウィラへ夜行バスで移動
エッサウィラのチケットカウンター27番
カサブランカからエッサウィラへのバスは、日中たくさん出ていますが、最終バスは22:30発。
所要時間が6時間半程度なので、ギリギリ夜行バスになります。
カサブランカ22:30発で、エッサウィラには5:00に到着予定。
運賃は、一人100ディルハム(1,100円)と荷物代が1つ5ディルハム(60円)でした。
事前にバスチケットを買っていたので、バスターミナルには21:30頃に着きました。
その時には、もうすでに最終の22:30発のバスが停車中。
荷物を預かってくれた、チケットカウンターのおじさんにお礼を言ってバスに乗り込みます。
22:30発のバスでしたが、10分前には満車になって出発。
これは油断してたら恐ろしいことになる。
モロッコはアフリカンタイムと油断せずに、早めにバスターミナルに行った方が良さそうです。
明日は、のんびりとした港町エッサウィラの観光です♪