南アフリカのプレッテンバーグベイでチーターウォーク!!
どうも旦那です。
南アフリカのプレッテンバーグベイに滞在中。
午前中は「ウルフサンクチュアリ」を訪れ、オオカミや犬、その他の草食動物たちと触れ合った僕たち。
午後からは、ネコ科の楽園「Tenikwa Wildlife Awareness Centre」を訪れます。
プレッテンバーグベイからの行き方は、基本はタクシーかレンタカー。
今回、僕たちはミニバスで行ってみました。
プレッテンバーグベイの街の中心部にあるミニバスのターミナルから、「クーランド(kurland)」行きに乗ってクーランドまで。
料金は一人15ランド(120円)。所要時間は30分くらいでした。
プレッテンバーグベイのミニバスは人の集まりが悪く、いつ出発するかわからないのでかなり時間に余裕を持って行動してください。
出発しそうにない場合は、潔く諦めて宿に送迎を依頼しましょう^^;
クーランドは黒人達の町ですが、区画整理された住宅地でのんびりしていて特別危険な感じはしませんでした。
一家に1匹以上、犬が飼われていたのが印象的。
世界一、犬密度が高い町かも^^;
クーランドから「Tenikwa Wildlife Awareness Centre」までは徒歩で20分。
「Tenikwa Wildlife Awareness Centre」に到着。
入り口そばの柵から見えたのは、ホワイトライオン!!
のんきにあくびをしていて、百獣の王の威厳はまったく感じませんね^^;
保護されているケープペンギン
「Tenikwa Wildlife Awareness Centre」は、傷ついた野生動物の保護や、種の保存のための繁殖活動を行なっている施設です。
今回参加するアクティビティは、チーターウォークと園内のネコ科の動物たち巡るガイドツアーのコンボ。
料金は一人890ランド。事前にインターネットで予約しておきました。
「Tenikwa Wildlife Awareness Centre」のサイトはこちら
>>Tenikwa Wildlife Awareness Centre
開始時間まで1時間ほどあったので、カフェの横に併設されたある動物達の柵でのんびり。
その動物とは…
ミーアキャット!!
この施設にはかなりの数のミーアキャットが飼われていて、けっこう自然に近い動きをしているように感じました。
癒されますね〜。
癒されている間に、あっという間にチーターウォークの参加時間。
まずは、施設の理念などの紹介と注意事項のビデオを見ます。
チーターウォーク参加の場合は、スカートとサンダルは不可です。
Shukuは、残念ながらスカートを履いて行ってしまいましたが、ズボンを借りて事無きを得ました(ただし、ダサくなるのでオススメしません、笑)。
まずは、カラカル。
美しいフォルムの猫です。トランプのジョーカーの帽子の様な耳が特徴。
名前はトルコ語だそうで。
そして、鶴。
この鶴は南アフリカの国鳥ブルークレイン。
日本の鶴の色違いですね。僕は日本の鶴の方が好みの色です^^;
ガイドが鶴の柵の前で踊ると、鶴は興奮して走り回ったり鳴いたり。
鶴はとてもハッピーな状態だと言っていましたが、絶対威嚇しているよねとShukuと苦笑い。
入り口で見たホワイトライオンのコーナーへ。
ガイドが声を掛けると付いてきます。
さっき見たときはのんきに見えましたが、近くで見るとやっぱりライオンは大きくて迫力がありますね〜。
お次は、サーバルキャット。
なんと、ここではガイドと一緒に柵の中に入ります。
自分たちのそばを通るサーバルキャットに大興奮。
でも、やっぱり危険を伴うのか、楽しそうに振る舞うガイドからも若干緊張感が伝わってきてドキドキ。
これくらいの大きさでも、ネコ科は十分危険なんですね。
僕たちが柵を出るときにちょうど餌の時間となったので、餌を食べる様子を観察。
肉食獣の餌は基本的に投げて与えます。
チキンが与えられていましたが、骨をバリバリ砕く音を聞いていると、やっぱり怖いわ^^;
そして、アフリカンキャット。
アフリカには固有の猫が一種だけいて、この毛色のみなんだそうです。
日本はどうなの??と聞かれましたが、ん〜、日本の猫の毛色って世界中どこにでもいるありふれたモノのように感じますが…はて??
出ましたレオパード(ヒョウ)!!
サファリで見た時はいつも木の上で寝ていましたが、今回はアグレッシブに動いていました。
チーターとレオパードの違いは、もちろん柄。
そして、爪が常時出ているのがチーター、猫のように引っ込むのがレオパード。
繁殖時も、チーターはオスとメスが一緒に行動しますが、レオパードは交尾の時だけで後はオスとメスは離れ離れ。なんだかクール。
ガイドが、木の枝などでレオパードを刺激するので色々な角度からレオパードを楽しむことができました。
今回はヤンキーもビビる、いかついレオパードの顔特集です、笑。
街中でレオパードに絡まれたら、財布の中身全部出します。。。
そんなレオパードより怖いと言われているのが、ラーテル(ミツアナグマ)。
ナイフみたいに尖っては触るもの皆傷つけるそうです^^;
背中の皮膚が強靭でライオンの爪やコブラの牙も通さず、しかも毒ヘビに対しては毒耐性も持っているそうです。
そんなラーテルも、人間の仕掛けた罠には敵いません。
人間は家畜を守るため、毛皮を獲るため、肉食動物を捕獲してきました。
その結果、たくさんの動物が絶滅の危機に晒されています。。。
最後はチーターの柵の中へ。
彼らとは後でお散歩を楽しむことになります。
ここで一旦受付へ戻ってトイレなどの小休止。
そしていよいよチーターウォークの開始。
今回の参加者は僕たちだけでした。
まずはビデオで、注意事項の確認。
チーターの前には立たない・必ずガイドに従う・チーターに触れないなどが注意事項としてありました。
以前はウォーク中にチーターをお触りできたようなのですが、現在は触ることはできません、残念。
ザンビアのヴィクトリアの滝の街リビングストン近郊にも、チーターウォークを行なっている施設があります。
ただ、参加した人の話を聞くと、チーターには首輪をしており、ガイドが首輪を持ってコントロールし、参加者はだらりと下がった紐を持って早足で歩くだけでつまらなかったとのこと(一人の方の意見です、為念)。
でも、僕達が行った「Tenikwa Wildlife Awareness Centre」のチーターウォークは、首輪も紐もなくチーターの気の向くままの散歩。値段もこちらの方が安いですし、オススメ。
チーターウォークは、一周1kmくらいの森の中で行われます。
本来は4人までが1匹、最大人数の6人までが2匹のチーターを割り当てられるのですが、今回はなぜか2匹とも参加してくれました。
一匹は、途中から行方不明でしたけど^^;
僕たちと一緒に散歩したのはメスのチーター。
以前に、タンザニアのサファリでサファリカーの目の前を横断して大興奮したのも記憶に新しいですが、やっぱり同じ地面に足を着けて歩くというのは、また違う緊張感や喜びがありました。
基本的に、散歩のペースはチーター次第。
チーターが立ち止まれば、僕たちも止まらなければなりませんし、チーターが伏せてしまえば、僕たちも座って休憩です、笑。
そんな時はガイド達とお話タイム。
あっ、チーターウォークの時はガイドの数が1人から3人になりました。
それだけ、時として危険なんでしょうね、野生動物というのは^^;
そんなチーターの伏せタイムに記念撮影!!
僕たちの旅の中でも貴重な写真となりました。
ツアーの最後は、チーター達の食事タイム。
実は、もう一匹のオスのチーターは、糖尿病。
現在12歳ですが、2歳の時に発症したのだそう。
なので、食事中の一瞬の隙をついて、インスリンの注射をしているそうです。
チーターに糖尿病って結びつかない病気でよね、驚き。
チーターウォーク終了!!
めっちゃ大満足のツアーでした。
なんと、アクティビティ終了後に、ドリンクが振る舞われます(無料)。
水にジュースにワインまで!!
本来は、この時間にタクシーで来ている人は帰りの迎えを待つのですが、僕たちは帰りも公共交通機関。
日が暮れる前に街まで戻りたかったので、飲み物をぐいっと飲み干して「Tenikwa Wildlife Awareness Centre」を後にしました。
クーランドの幹線道路のガソリンスタンドに着いた時には、もう日も沈んで真っ暗。。。
バス停いた女性にバスが来るかを聞くと、この時間は分からないとのこと。
これは再び、、、
ヒッチハイク^^;
何人か地元の人もヒッチハイクしていたので観察すると、手にお札を持ってピラピラ〜としていました。
これが南アフリカ流なのか、有料ヒッチハイクですよとアピールしているのか分かりませんが、郷に入れば郷に従えで僕たちも10ランド札をピラピラ〜。
一台の車が停まったので、プレッテンバーグベイの中心地まで一人15ランドで交渉成立して、無事帰宿。
朝からずっと動物と触れ合いまくった楽しい1日となったのでした。
明日は、プレッテンバーグベイからオーツホーンに移動します。
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