ネパールから北東インドへ!!うまくいかない移動と親切な人々[カーカルビッタからジャイガオンへの移動情報有]
世界一の悪路と二人の中で認定したネパールのカトマンズーカーカルビッタの夜行バスに乗車中。
今日は、カーカルビッタから東北インドへ抜ける予定です。
眠れない悪路と寒さの二重苦
道がガタガタ過ぎて揺れまくるバス。
その振動で開くバスの窓。
冬の入口の11月のネパールでは、窓が開くとメッチャ寒いので、何度も何度も目が覚めては窓を閉める。
ガタガタ揺れるから何度も座席から落ちそうになって目が覚める。
ただ、トイレ休憩が頻繁あるのは良かった。
休憩でバスが停まっている間は揺れないから、少しはちゃんと眠れる。
夜も明けたところで朝ご飯休憩。
チャイとお菓子を食べる。
そして再びバスに揺られる。
あーもうお尻が痛い。
しんどいねん。いい加減カーカルビッタに着いてくれんかな。
出発1時間遅れたし、予定時間の朝8時には着くはずもなく、それなら1時間後の朝9時に着くかというと、そんなはずもなくバスはカトマンズを出発してから20時間後の午後1時にカーカルビッタに到着。
あーもう長かった…疲れた…、座り過ぎてお尻痛いわ。
ネパールの出国とインド入国はスムーズに
とりあえずネパール最後のご飯はチョウメンとチキンモモとチャイ。
ネパール料理、特にこれって言うのは無かったけど美味しかった。
そしてネパールのイミグレーションへ。
そこで年配の日本人夫婦と出会う。
奥さんの方が「移動に疲れた。。。」って言ってたから「カトマンズからのバス長いですよねー。」って言うとカトマンズからこの国境の町まで飛行機だったそうだ。
カトマンズからカーカルビッタへの飛行機だとエベレストが空から見えたんだって。
そっかー。エベレスト見るのにそういう手もあったか。
エベレストの遊覧飛行付き飛行機だと考えると、あの悪路のせいもあって飛行機が多少高くても乗ったほうがよかったかもなぁ。
ちなみに、エベレストはひと目で分かる位他の山々から飛び抜けて高かったそうです。
ネパール出国はスムーズに終わり、インド側へ。
国境は川なので橋を渡ります。
国境の橋
田園と山が見えて良い景色。
インドのイミグレーションでは、インドのビザページと写真が載ってるページのコピーが必要でした。
コピー屋はイミグレのそばにもあります、1コピー10ルピー(おっ、通常価格より2倍と思ったより安い)。
私達のインドビザはマルチプルだったので問題なく、すんなり国境を越えました。
インドに戻ってきたー。
ブータン、バングラデシュに入りつつ、もうしばらくはインドを旅します。
目指せブータン国境ジャイガオン!!しかし…
ネパールのカーカルビッタに接するインド側の街の名前は「パニタンキ」。
ここから、ブータンとの国境の町「ジャイガオン」を目指します。
ここパニタンキジャイガオンへの直通バスはないので、まずは「シリグリ」まで。
国境を出て、リクシャの勧誘を断りながら歩き続けるとシリグリ行きの中型バスが停まっています。
料金は、一人25インドルピー(45円)。所要時間は1時間くらい。
乗客はサリーのおばちゃんだらけで、インドに帰ってきたなぁと実感します。
シリグリに到着して公営バスターミナルでジャイガオン行きバスを探すもなかった。
そこで、スマホの地図アプリmaps.meに載っていた『bus to butan boder』というところまで行ってみることに。
その場所に行ってみると何台かのバスが停まっていて、「ブータン??」と聞くと一台のバスに案内されました。
全然英語が通じないので、とりあえず乗って窓ガラスを見ると、どうやらこのバスは『Alipurduar』行きみたい。
車掌が言うには、このバスに乗って途中の町『Dhupguri』で降りてバスを乗り換えてジャイガオンへ行けということらしい。
料金は一人60ルピー(110円)。
さらに『Birpara』へ行って乗り換えて『Jaigaon』に着くとのこと。
時間が早ければジャイガオン行きの直通バスがあるんやろうけど、昼に着いてしまったから仕方がない…。
東インド人の優しさにさっそく触れる
『Dhupguri』に到着。
が、着いた時点でどうやら次のバスがない感じ。
時刻は夜の7時で、外はもう真っ暗。
『Dhupguri』のバスターミナルには英語出来る人がいなくて、そこら辺の兄ちゃんにはプライベートタクシーしかないと言われ、信じられなくて自分達で探そうとするも、あれよあれよと人が集まってきて10人以上に囲まれた。
どうやらここに外人がやってくることは少なくて珍しいみたい。
みんな親切心で色々言ってくれるけど全部ベンガル語。
プライベートカーを断り続けてたら「マネープロブレムか?」と聞かれたから、そうだよって答える。
そんなやりとりしてたら、誰かが英語が出来るおじさんを呼んでくれた。
どうやらこのバスターミナルの一番偉い人らしい。
今日はジャイガオン方面のバスはもう終わりで、明日の朝にしか出ないらしい。
何時って聞くと朝7時、いや朝8時かなと曖昧。
とりあえずその時間にしかないのかな??
とりあえず今日のジャイガオン行きは諦めたことを伝えると、親切なおじさんはバスターミナルのすぐ横にある『Dhupguri』唯一のホテルにも連れてってくれた。
料金はダブルルームで700ルピー。
出せない金額じゃないけど高い。
インドでは私達いつも2人で400ルピーで泊まってるし。。。と躊躇してたら、その宿のオーナーが「マネープロブレムだな。」と言って500ルピーにしてくれた。
「おまえ達は私達のゲストだからな。」って。
連れて来てくれた親切なおじさんは顔が効くのかな。
この宿も一見宿をしてるように見えない一階が家電販売のお店。
連れて来てもらわなかったら分からんかったな。
おじさん本当にありがとう。
泊まった宿はきれいなホテル
案内された部屋は部屋にシャワー、トイレが付いていて、タオル、石鹸、シャンプー付きのインドではかなり良い部類に入る部屋でした。(wifiは無し)
ディスカウントすみません。ありがとうございます。
ただシャワーはやっぱり水だったけど(11月の東インドは夜は寒い)。
スタッフの兄ちゃんが夜ご飯いるか聞いてくれて、なんとお弁当を買ってきてくれました。
他の宿泊客の部屋も周っていたようなので、中級ホテルだとこういうサービスがインドにはあるのかな??
60ルピーのお弁当
スープ付きで混ぜて食べると美味しかったです。
明日は早起きしてブータンとの国境の町『ジャイガオン』を目指します。
それにしても今日はバスに座り過ぎてお尻が痛い。
なかなか過酷な移動でした。
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