プンツォリン観光!!インドからちょっとだけブータンへ入国!?
ブータンに野良牛はいませんが野良犬はいます
どうも旦那です。
インドの「Dhupguri」に滞在中。
昨日は、ネパールとインドの国境からインドとブータンの国境であるジャイガオンを目指しましたが途中で時間切れ。
今朝は早起きしてリベンジです。
Dhupguriからジャイガオンへの道のり
まずは「Dhupguri」から「Birpara」へ。
料金は一人20ルピー。
運転手にジャイガオンへ行きたいと伝えていたので、バスターミナルのジャイガオン行きのバスに案内してくれました。
「Birpara」からジャイガオンは一人30ルピー。
合計所要時間は、1時間半位でした。
ジャイガオンのバスターミナルに到着。
ジャイガオンのバスターミナルは街の外れにあります。
宿の情報などがなかったので、とりあえず歩いて街の中心地を目指しながら宿を探すことに。
…が、結局ブータン国境手前の辺りまで行かないと宿がなかったので、オートリクシャで向かった方が楽だと思います。
ジャイガオンのホテル「HOTEL DEVI」
ジャイガオンの宿は、「HOTEL DEVI」。
ダブルルーム一室700ルピーを600ルピーにディスカウントしてもらえました。
隣に700ルピーで同じようなレベルの宿があるので競争しているのかも知れませんね。
ダブルベット、ホットシャワー・トイレ付き、ファンルーム、wifi有りでした。
ホテル併設のレストランのブータン料理が安くて美味しかったのでオススメ。
ちょっとドキドキしながらブータンへ入国!!
インドとブータンの車両用の国境
現在、鎖国状態であるブータンに日本人が観光で入国するには、一日あたり一人250ドルの公定料金(ホテルや食事代込み)とガイドを付けなければならないという決まりがあります。
当然、節約旅行をしている僕達にはブータン観光は無理。
ですが、ここインドのジャイガオンと接するブータンの「プンツォリン」の国境は、国境自体には入国検査がありません(プンツォリンから他の街に向かう道路上に入国検査がある)。
もちろん国境ゲートには警備員がいて、外国人が不法入国しないかを見張っているのですが、日本人は非常にブータン人に似ているのでチェックを受けることはほぼ無いそうです。
昔はジャイガオンとプンツォリンは全ての人が自由に行き来できる開かれた国境だったようですが、現在はグレーゾーン。
また、朝夕は警備員ではなく職員がチェックをしていて厳しいという情報もあります。
なので、
ジャイガオンからブータンビザなしでのプンツォリン観光は自己責任
でお願いします。
入国チェックがプンツォリン郊外にあるのを知らずに、ヒッチハイクで隣の町を目指した方が入国管理職員に捕まり多額の罰金を払わされている他の方のブログを読みましたので。。。
ホテルで観光客っぽくない服に着替え(短パンではなく長ズボン、帽子は被らない)、ドキドキしながら入国ゲートへ。
まぁ、ジャイガオン側にいたブータン人のおばちゃんたちが日本のおばちゃんとまったく一緒だったので、これは大丈夫だという確信はあったのですが^^;
警備員と目を合わせず、前を歩いていたブータン人と歩調を合わせて入国ゲートを通ります。
…あっさり入国できました。
インドとブータンとの国境ギャップがすごい!!
世界にはギャップのある国境がたくさんあります。
入国管理官がワン・ツー・スリーの英語を理解出来ない英語圏のアメリカとスペイン語圏のメキシコの国境。
未舗装の砂利道をオンボロバスでやってきて国境を超えたら、全て舗装されてベンツのバスがやってきた南米で一番貧しい国ボリビア(現在はパラグアイ??)と南米の優等生チリの国境など。
そして、このインド・ブータンの国境もギャップのある国境として僕的認定。
ブータン!!
インド…
ブータン!!
インド…
ブータン!!
インド…
とにかく、街がキレイ。
まぁ、インドが汚すぎるとも取れますが…^^;
道路は綺麗に整備されているし、ゴミひとつ落ちていません。
もちろん牛は歩いていないし、だから牛の糞もありません。
人々の運転マナーも非常に良く、横断歩道で歩行者を見つけると停まってくれます
インドではBGM化されているクラクションもまったく聞こえません。
インドでは外を歩く際は常に車やバイクを気にしながら、さらに道路の穴や牛の糞を避けるために下にも注意をしつつ、更にしつこいリクシャのおっさんやフレンドリー過ぎるインド人の相手をするという聖徳太子でも結構手こずるのではないかという日常を送ってきました。
ブータン映画は全員民族衣装
でも、ブータンはストレスフリー。
久しぶりにのんびりと街歩きを楽しむことが出来ました。
ちなみにブータンの通貨はニュルタムですが、ジャイガオンとプンツォリンではインドルピーとニュルタムが等価で同じように使えます。
ただし、プンツォリン側でインドルピーを支払っても、ほとんどのお釣りはブータンの紙幣になり、ジャイガオンから出るとニュルタムはほぼ使えなくなるので注意。
僕は記念にブータンの国王が印刷されているブータンの紙幣を一枚お土産にゲットしました。
プンツォリンのおすすめブータン料理レストラン
ブータンで非常に楽しみにしていたのがブータン料理。
インドのマクロードガンジにはブータン料理を出すお店がありましたが高すぎて断念。
ネットの情報で、ランチライムにビュッフェ形式でブータン料理を食べることができるレストランがあるということで向かいました。
「Trashi Peljor Restaurant」
Lhaki Hotelの向かいに何軒かのレストランがあるのですが、ホテル入り口を背にして一番左側の店です。
料金は一人150ニュルタム(orインドルピー)で後払い制。
料理は5~6品と少ないですが、ブータンのスタンダードな料理が並んでいるので十分満足できます。
冷たい水と、ちょっと発酵したヨーグルトドリンクが飲み放題なのも嬉しい。
ブータン料理は辛いと聞いていました。
特にご飯の真ん中に写っているのはエマ・ダツェという料理で、具はなんと唐辛子オンリー!!
でも、実際はチーズと共に煮込んでいるので、韓国料理や四川料理の様な激しい辛さではなくマイルドな辛さで美味しかったです。
あとは豚肉を使った料理もありました。
インドでは豚肉をまったく食べないし、ネパールでもあまり見掛けなかったので、思わず大量に食べて後で脂で気持ち悪くなりました(笑。
こちらのレストランには、メニューが変わっていることを期待して次の日も行きました。
定番のエマ・ダツェなど3品くらいは変わらず、後は肉の種類が変わっていたので連日通っても美味しく楽しめるはず。
プンツォリンに行ったら、この「Trashi Peljor Restaurant」おすすめです。
プンツォリンをのんびりと街ブラ
プンツォリンをブラブラ。
あんまり写真撮りまくっていると外国人バレバレですので、あまり写真はありませんが。
ブータンは建物の装飾がインドとは全然違う
全てがインドより小奇麗(笑)
ちゃんと冷蔵しているケーキ
世界で大人気の日本生まれの猫科の方たち
民族衣装を売っているお店
ブータンの民族衣装がカッコ良すぎる件
スーパーでは主に中国製品をインド人が買いに来るそうです
街の中心地にある寺院
とりあえず拝んでおきました
インドに戻ります。
ちなみに入国ゲートと出国ゲートは別の場所にあるので注意して下さいね。
インドに入った途端、汚さ、そして臭さ(笑。
そしてインドという国は本当に不思議なもので、道路を歩いていて、相変わらずクラクションがうるさいなぁと思って車を見ると、なんとブータンのナンバーの車だったんですね。
インドという土地は、あんなに穏やかなブータン人でさえもクラクションを連発するようになる魔力を秘めているようです。
インド人が作ったブータン料理も美味しかった
夜ご飯は、ジャイガオンのホテル「DEVI HOTEL」併設のレストランで。
誰もお客がいなくて心配していましたが、ここのブータン料理が美味しかったのです。
おそらくインド人が作っているので、プンツォリンで食べたものとは少し違い、エマ・ダツェは唐辛子のクリームシチューみたいになっていました。
が、それがめっちゃ美味しかった。
なかなかやるなインド人ってことで、ここでブータン料理を食べるのもオススメです。
明日は、もう一度プンツォリンに行ってから、ゾウに乗ってインドサイを見るサファリツアーのあるカジランガ国立公園を目指します。
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