ニャウンシェでインレー湖ツアー!!圧巻のパゴダと独特な漁の風景
ミャンマーのインレー湖のほとりにある街ニャウンシェに滞在中。
今日はインレー湖のボートツアーに参加して、水上で暮らす人々の生活と有名なパゴダを見学したいと思います。
宿の朝食が豪華すぎて朝からテンションが上がる
ニャウンシェで泊まっているホテル「Goldstar Hotel」は朝食付き。
ホテルの中にあるドミトリーなので、朝食は個室に泊まっている人と同じビュッフェ形式でした。
Goldstar Hotelの朝食
焼きそば、豆ご飯、クレープ、バナナ、スイカが食べ放題で、コーヒー、紅茶、オレンジジュースは飲み放題です。
たまごはどうやって食べるか聞いてくれ、調理してくれます。
あぁ、なんて豪華な朝ご飯。
\最低価格保証付き!!/
インレー湖のボートツアーに出発!!
インレー湖のボートツアーは昨日のうちに申し込んでおきました。
まずはホテルで聞いたら、ツアー時間は7:30〜14:00で、料金はボート一隻で18,000キープ(1480円)、それにプラスしてインディンという場所に行くなら20,000キープ(1600円)でした。
朝日や夕日が見たい時は、リクエストするとそれに合わせて出発時間をアレンジしてくれるみたいです。
いったん保留にして町ブラしてると、ツアーを斡旋している人が声をかけてきたので話を聞いてみると、同じ条件で18,000キープというので、その人に頼むことに。
路上だし、事前にお金も払わないただの口約束だから、他の国だったら警戒するけどミャンマーだったら大丈夫かなと。
私達のホテルの近くに朝7:30集合だったので、時間ぴったりに行くと、もうすでにお迎えの人が待っていてくれました。
他の東南アジアの国々とは一味違うミャンマー。
そこから一緒に歩いて湖の船着き場まで、(送迎って一緒に歩くんかい)とは思いましたが。
そこで、お金を払ってボートに乗ってインレー湖ツアーに出発です。
3月上旬のインレー湖の朝はかなり寒かったです。
船には、毛布と救命胴衣を用意してくれていたので助かりました。
他の船では毛布が付いていない船で凍えていた欧米人もいたので、長袖などの防寒対策はしておいたほうが良いです。
インレー湖ツアー前半は工芸品の工房めぐり
湖をしばらく行くと、見えてきたのはインレー湖の漁の風景。
インレー湖のフィッシャーマン
この辺りの漁師たち、漁をしながら足でオールを使います。
舟の上でバランスをとりながら、網を仕掛けては引いて、見ているとすごく器用です。
最初に訪れたのは、シルバーアクセサリーの工房。
銀を溶かして加工していく行程を見学。
細かい作業はさすが職人。
行程の最後はお土産コーナーになっていて、ここで作っているシルバーアクセサリーを買うことができます。
次に訪れたのは織物工房。
そこでは何故か首長族の方々が働いていました。
機を織る首長族の女性
有名なタイでは首長族の村を訪れなかったので、わたしたちは初めて。
首長族が首に巻いている金属の輪の展示があったのですが、持ち上げてみるととても重くて、よくこんなものを着けて生活しているなぁと思いました。
私も着けてみたいとお願いしてみましたが、残念ながら無理だそうです。
ここで売られていた手作りのスカーフは、すごくかわいいものが多くて欲しいものもありましたが、値段が45ドルだったので断念。
でも、糸を紡ぐところから手作業だし、日本で買ったら2倍の値段はするだろうから短期旅行だったら買っていただろうな。
その隣の工房は傘工房。
いろとりどりな傘
紙で作る傘。
実用品ではなく飾り用だと思います。
傘以外にも、和紙と花びらで作ったかわいいランタンやメモ帳もありました。
圧巻の仏塔が並ぶインディン村の寺院Shwe Indein Pagoda
工房見学を終えると、細い運河のような川を通ってインディン村へ。
インディンは、インレー湖ツアーで私が1番見たい場所なのです。
インレー湖では、週に3回ほど曜日ごとに違う場所でマーケットが開かれいます。
インディン村で開かれるのは日曜日。
そしてこの日は日曜日で、私達はラッキーにもマーケットの日にインディン村を訪れることが出来ました。
私がインディン村で行きたかったのが、村にある寺院「Shwe Indein Pagoda」。
この寺院は入場は無料ですが、カメラやスマホで撮影する場合は500チャット(40円)払います。
村から寺院へは、お土産屋さんが並ぶ道を進みます。
参道
参道を抜けると、たくさんのストゥーパ(仏塔)が見えてきました!!
圧巻の眺め。
金色のストゥーパだけではなく、銀色や茶色のものもあってすごくカラフル。
手前の方が古い仏塔なのか、レンガがむき出しになっているものが多かったです。
寺院の敷地内からは、靴を脱いで歩きます。
子どもたちが境内で遊び、たくさんの犬たちがのんびりと生活している平和な風景。
…と、思ったら急に犬たちの縄張り争いが始まって、みんなびっくりしていましたが。
寺院からの帰りに、参道でかわいい箸置きゲットしました。
これから訪れるヨーロッパでカウチサーフィンするときのホストのお土産にちょうど良いかなと。
参道を出て、インディン村のマーケットへ。
ここもお土産屋物屋さんがたくさん並ぶ中に野菜や日用品のお店が混じっている様子。
地面にゴザを引いて商品を並べているところがアフリカっぽかったです。
ここでは、特に目に止まるものはなかったかな。
インレー湖ツアー後半も見どころたくさん
インディン村を出発して、次はランチ。
ランチは水上レストランで。
ツアーの料金には含まれていないので自分たちでメニューを注文して食べます。
私達は、ライスとポーク&ポテトカレーを注文。
豚とじゃがいものカレー
ここのカレーがめっちゃおいしかった!!
もちろん他のミャンマー料理と同じように油っぽかったけれど、その油がこれはおいしい。
ご飯がススみまくりで、一人前では足らない。
でも、あまり食べすぎると後で油で気持ち悪くなるのが分かっているのでここは我慢。
レストランの隣には、タバコ工房がありました。
タバコの葉っぱを乾燥させ、砕いて香料とフィルターと一緒に葉っぱで巻いたらミャンマータバコの完成。
フレーバーは、バナナ、ミント、フルーツ、があり、私達はタバコ吸わないけれど、ネタとしていろんなフレーバーを混ぜてもらって10本だけ購入しました。
タバコ工房
ここでは、たばこを手作りする様子を見学したり、いろいろなフレーバーの香りを嗅ぐことができました。
タバコを吸う人は試すこともできるようです。
お土産用のタバコは、10本で3,000チャット(240円)でした。
次は、珍しい蓮布工房。
蓮を引っ張ると繊維が出てくる
その繊維を一本一本紡いでいく
蓮布というのは文字通り、蓮から作られる布。
蓮から糸を作ることができるというのは、今回初めて知りました。
蓮の茎から繊維を取り出して糸を紡ぎ、その糸を使って布を織ります。
その蓮布を使ってスカーフなどの布製品を制作。
スカーフ1枚作るのに、なんと四千本もの蓮の繊維がいるそうです。
それを1つ1つ手作業で取り出す作業は気が遠くなりそう。
この工房には、たくさんの蓮布製品を買うことができます。
蓮布の肌触りは、シルクの様になめらかで良かったです。
もちろん、蓮布製品のお値段はものすごく高いので手は出せませんでしたが…。
再び湖に戻り、水上家屋と水上農園を船の上から見学しました。
水上農園
水上農園では、今はトマトを育てていました。
根っこがよく腐らないなぁとも思うし、水の上でなぜ浮いているのかも不思議。
船から農作業する人々
うねとうねの間にはボートが通れるように運河になっています。
もちろん畑をお手入れをするのもボートの上からというところが面白い。
家も畑も水の上ってどういう生活なんだろうと思っていたけれど、実際に見ることによってよく理解できました。
ベトナムやタイでも水上生活は見ることが出来るけれど、観光地化されてしまっているという話もよく聞きます。
なので、ここインレー湖の方がよりリアルな水上生活を見ることができるんじゃないかな。
ツアーはまだ続くようで、次に向かったのは「ジャンピングキャットモネストリー」と呼ばれる寺院。
ジャンピングキャットモネストリー
猫だらけ
飛ぶ猫の寺?意味はわからないけれど、猫がたくさんいる寺院みたい。
ここは大きいけど中身は普通の寺院で特に面白くはありませんでした。
スマホの地図アプリで現在地を確認するとニャウンシェの街の近く。
あれ?もうすぐツアー終了?
ツアー内容でまだ行ってない場所があるのに。
「ファウンドー・ウー・パゴダ」はインレー湖最大の水上寺院で、言わばインレー湖観光のメインスポット。
(ここを飛ばすなんてありえんよな〜)と思いつつ、船頭さんに聞いてみました。
どうやらこの船頭さん、ファウンドー・ウー・パゴダの事はすっかり忘れていた模様…。
「今から戻ってもいいけど遠いよ〜。」って。
そらそうだ、地図的にはインディン村に行った後に行くのがベストな場所だもん。
むむむ〜、今から戻ったら片道30分か…。
船頭さんも早く帰りたそうだし、ツアー代が安いのにガソリン代も余分に掛かるのもかわいそうだしなぁ。
で、ファウンドー・ウー・パゴダにそこまでして行きたいかというと、行きたいと聞かれれば行きたいけど、絶対行きたかった訳ではなかったので、もういいや〜、ニャウンシェに帰ろうって結論に二人で落ち着きました。
私達、ちょっとミャンマーに甘いなぁ。
インドとかだったら、「なんでやねん!!確信犯やろっ!!絶対戻れ〜!!戻らんかったら、その分のお金は払わんぞ!!」ってなってそう。
この船頭さんが、自分が悪かったのをきちんと認めて戻ることを提案してきたのが大きいかな。
他の国だと、こういう自身のミスを絶対に認めなくて謝りもしないことが多いもんね。
帰りもフィッシャーマンを見ることができました
ホテルに戻ったのは、15時前。
インレー湖ツアー、このツアー内容を2000円以下で楽しめるのはお得なツアーだと思います。
もちろん、お土産を買った時の店からのコミッションがあるからだと思うので、節約バックパッカーで手が出せなくてごめんねという感じですけど。
夜ご飯はSHWE YATI RESTAURANTへ再び
SHWE YATI RESTAURANT
夜ご飯は、昨晩食べて気に入ったSHWE YATI RESTAURANTを再訪。
今回は、麺と雑炊とサラダを注文しました。
モチモチ麺
もち米で作った麺は、これでもかってぐらいモチモチ。
日本のうどん屋さんで出てきたら、なんだこれは??ってなるけれど、これがミャンマーの伝統料理だと思ったらありだと思うから不思議。
モチモチ過ぎて、全部の麺がくっついていたけどそんなもんかなって許せてしまう。
雑炊
サラダ
アボカドシェイク
エチオピアで飲んで以来、久しぶりのアボカドシェイク。
フルーツシェイクが安くておいしい東南アジアですが、アボカドはけっこう高級品なのです。
う〜ん…なんかアボカドが青臭くて熟しきってない感じで、さらに薄い。
昨日のイチゴシェイクはおいしかったのにな〜、アボカドシェイクは失敗でした。
MAP SHWE YATI RESTAURANT(※この通りの一番西の端です)
明日はミャンマーでしか飲めないワインを飲みに、ニャウンシェ郊外にあるワイナリーに行ってきます。
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