マラウィの学校のテスト風景とリロングウェのオールドタウン観光!!

マラウイグルメ, 観光, 見学

 

マラウィ バオバブ ジュース

意外と美味しいマラウィのバオバブジュース

 

どうも旦那です。

 

マラウィの首都リロングウェからバスで40分程度離れたとある村に滞在中。
ここで、海外青年協力隊(JICA)の隊員であるミサトさんにお世話になっています。

 

 

ミサトさんの任務は、学校で体育や創作活動を行う授業の担当やアシストをすること。
現在、付近の11校を担当されています。

 

マラウィの学校の始業時間は、朝7時半
本日の起床時間は5時過ぎであります^^;

 

ミサトさんが、昨日の絶品鳥鍋の残り汁で雑炊を振舞ってくれました。
マラウィにいることを忘れさせる、贅沢な朝食を頂きました。

 

学校は今日僕たちが戻る予定のリロングウェ方面にあるので、荷物を持って出発します。
昨日は日曜日で、あまり村人を見ることはなかったのですが、今日は通学や出勤でたくさんの人々。

 

この辺りでは、「ボー!!」「よぅ!!元気??」みたいな感じの意味で、親しい間柄で使うことができます。
なので、子供達に「ボー??」と言うと「ボー!!」と返ってきます。
覚えやすくて、便利。

 

ただし、目上の人や初対面の人に使うと失礼にあたるので注意^^;

 

 

マラウィ リロングウェ 学校
ミサトさんは自転車で、僕たちはミニバスに乗って学校へ。

ちょうど朝礼の時間でした。

校長先生や先生達と挨拶を交わし、荷物は校長室へ。

 

 

僕たちが訪れた時期は、ちょうどテスト期間。
授業を見ることはできなかったのですが、せっかくなのでテストの様子を見せていただくことに。

 

マラウィ リロングウェ 学校 テスト

お邪魔したのは、小学校2年生にあたるクラスの英語のテスト。
低学年の教室には、机やイスがありません。
みんな、地面に座ってテストを受けます。

 

マラウィの初等学校は授業料は無料ですが、テストのために別途費用を徴収されます。
印刷機のない地方では、わざわざ都市に行ってテストのプリントをしなければなりません。
そのための費用が、学校の予算ではまかなえないのです。

 

今回のクラスでも、一人だけテスト費を払っていなくて、紙を配られない女の子がいました。
テスト費の徴収自体は3ヶ月前から始まっており、その子はおばあちゃんの給料が入ったら払うと言ったまま、テスト当日になったようです。

 

クラスの担任の先生がその状況を説明してくれて、私たちに

「私はどうするべきなのか?あなたならどうするか?」

質問してきました。

 

とても難しい問題です。
可哀想だからと、費用を渡したり立て替えたりしたら、他の生徒達との不公平を生みます。
次のテストの時に費用を持ってこない生徒が続出し、その制度が崩壊するでしょう。

 

しかし、マラウィの学校は進級制で、合格しなければ次の学年に進めません。
お金がないと言う理由で、子供の人生の未来を暗くしてしまって良いものか、教育の機会を奪ってよいものか。。。
先生達も、日々悩みながら教師生活を送っているのだなぁと感じました。

 

結局、その女の子はお金を持ってくるように、一旦家に戻ることになりました。

 

 

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さて、テスト内容ですが、問題自体は簡単だけど問題文が難しすぎ^^;
なので、先生が前で現地の言葉で説明しながらの回答となりました。

 

また、数字を書く問題があったのですが、教室の後ろに数字を書いた紙があったので、生徒がカンニングしまくり^^;
先生が、紙を裏返して隠すことにしました。めっちゃ透けてますけど。。。

 

 

マラウィ リロングウェ 学校 テスト

テスト開始から1時間、そろそろ終わった子供達も出てきたので、出来た子供達から先生にテストを提出して教室を出て良いことに。
で、子供達の回答を見せてもらったのですが、珍回答続出!!

 

「単語に使われている”S”にアンダーラインを引きなさい。」という問題では、全ての単語に線を引いている。
英語のテストなのに、数字で答えるところを英語で書かずに数字で書く。

一番ひどかったのは、数字の英語の綴りを教室の後ろの紙でカンニングをした結果、すでにカンニング対策で裏返された紙を見て書いたので、回答が全部裏返し英文字になっていた。

これには、先生以下僕たちも大爆笑でした。
小学校2年生程度のカンニングってかわいいですね。

ちなみに、高学年は教科書やノート類すべてを提出させられて、別室で保管されます。

 

マラウィ リロングウェ 学校 テスト

高学年のテスト風景も少し拝見しましたが、やっぱり緊張感がありましたね。
英語のテストでしたが、テーマもHIVなど専門知識のいる内容で少し難しかったです。

 

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マラウィでは、授業でHIVを話題にする内容が多いそうです。
教育の中にHIVの啓蒙活動も取り入れると言うのは良いアイデアですね。

 

そろそろミサトさんも帰宅するということで、僕たちもリロングウェに戻ることに。
JICAの事、学校のこと、マラウィの日常のこと、色々と興味深い話をたくさん聞けて楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうミサトさん!!また日本でお会いしましょう!!

 

宿にチェックインして、まずは腹ごしらえ。

 

マラウィ 食堂 オクラ 魚

マラウィ 料理 フライドチキン
ローカル食堂で、フライドチキンのプレートと小魚のフライのプレート。
野菜のおかずは、テレレ(オクラ)を選びました。

このテレレが美味しい。
食堂のメニューにあったら是非チャレンジを。シマにもライスにも合いますよ〜。

 

マラウィ 焼き芋

おやつは焼き芋!!

マラウィのさつまいもは甘くて美味しいです。

焼くのも炭火ですしね。

 

 

マラウィ リロングウェ オールドタウン
その後向かった先は、オールドタウンと呼ばれる地域。
ローカルの市場が並んでいますが、ちょっとあかん地域の雰囲気も感じます。
まぁ、比較的治安の良いマラウィなんで大丈夫でしょうけど。

 

マラウィ リロングウェ オールドタウン

川で商品の中古靴を洗う人々

 

マラウィ リロングウェ オールドタウン

イヤホン売り

 

マラウィ リロングウェ オールドタウン モスク

大きなモスク

 

マラウィ リロングウェ オールドタウン バスターミナル

バスターミナル

首都のバスターミナルにしては、あまりにお粗末^^;

 

 

とりあえず、明日行く予定のバスの場所を確認した後に、少し市場をぶらぶら。
チテンヂと呼ばれるアフリカンな柄の布屋が並ぶ通りで、布を物色しましたが特に欲しいものもなく。

実はここに来る前に、JICA隊員の方に、この辺りでの写真撮影はトラブルの元だから気を付けてと注意を受けていました。

 

マラウィ リロングウェ オールドタウン
が、市場の入り口でなんとなく写真を撮ったShukuに、案の定周りから一斉に罵声が、、、^^;

幸い、近くにいた兄ちゃんが助けてくれて、その場を離れることが出来たので助かりました。
みなさん、リロングウェのオールドタウンでの撮影は、くれぐれも注意しましょう。

 

マラウィ リロングウェ オールドタウン アイスクリーム

そこにたまたまソフトクリーム屋があり、それが美味しかった!!
値段はコーンで350クワチャ(60円)とコスパも良かったです。オススメ。

 

そのあとは、前に買ったインターネットのバウチャーが残っていたので、そのバウチャーを買った高級ホテルに行ってロビーで作業をして帰宿。

 

明日は、再びマラウイ湖畔のモンキーベイケープマクレアという場所を目指します。