マラウィで命を頂く調理再び 鶏の解体に挑戦!!
マラウィの首都リロングウェに滞在中。
今日は、宿をチェックアウトしてベッキーさんに紹介してもらった青年海外協力隊(JICA)隊員ミサトさんの家にお邪魔します。
朝10時30分に、宿の前で待ち合わせしてミニバスで向かいます。
ミニバスは宿の近くを通るから便利。
このミニバス、私達の他に乗客はほとんどいなくて、出発するのに時間がかかりそうって思っていたら、なんとガラガラの状態で出発しました。
降りた先はリロングウェから約40分程の場所。
家までの道
そこから農業研究所の敷地内のミサトさんの家に到着しました。
二つの家がくっついた長屋になっています。
ここはマニャムラと違って電気も水道もあります。
でもよく停電や断水になるらしく私達が家に着いた時は停電、断水でした。
もしかしたら、中途半端に電気や水道があって時々使えなくなるよりは、最初から無くて、太陽光発電や近所の井戸を使うほうが便利なのかもしれません。
今日は日曜日。
日曜日はいつもより大きなマーケットが開催されるということで、お散歩がてら向かいました。
食品、服、靴、鍋などいろんなものが販売されていました。
布も。マラウイの布はタンザニアと比べて質は落ちるけれど安いのだそうです。
バオバブ味のシャーベットはおいしいらしい。
ちなみにバオバブのジャムも味見させてもらったけど、甘酸っぱくっておいしかったー。
今日の夜は鍋の予定。
野菜を買って肉を買おうとしたら、いつも売ってる豚肉もヤギ肉も売ってなくって鶏(生きたの)しか売っていなかった。
大豆ミートを使って肉なしの鍋でもよかったけど、鶏をさばくことにしました。
こんな短期間に2羽も鶏をさばくことになるなんて。
豚肉やヤギ肉、牛肉は、さばいた後に切り分けて500gから売っていることが多いけど、鶏はだいたい生きたまま1羽で売ってることが多いです。
売られている鶏
電気が不安定だから家に冷蔵庫は無いし、1人暮らしだったらなかなか肉が食べれないマラウイです。
ただ、鶏の首を切ることはまだ誰も出来なかったので、それと血抜きだけは地元人にやってもらいました。
有り難いことです。
子供達も日常茶飯事の光景を見ていました。
ここの子供達は、自然と命を頂いて生活していることを学びます。
昔、日本に行ったことがあるモンゴル人にモンゴルで出会いました。
その人が日本の商店では肉がさばかれた後、パック詰めをして綺麗に並べられて売られている。
それだとどうやって、日本の子供達は命を頂いていることを学ぶんだい?と言われたことがあります。
鶏ですが、一度見て少しやらせてもらっただけじゃぁ綺麗にさばける訳はなく、部位ごとに綺麗に分けられませんでした。
鶏さばきに苦戦中
でも今日は鍋なので、骨ごと全部入れちゃうので問題なし。
3人で鶏まるごと1羽食べてしまうなんて本当に贅沢です。
鶏は鍋と
焼き鳥に変身。
翌日の鶏雑炊もおいしかったです。
今1番欲しいスキルは、鶏が綺麗にさばけるようになりたい。
せっかく頂いている命を、全ておいしく食べるために。
それにしても新鮮な鶏肉は、肉に水分が多いのかプリプリしていて本当においしいんです。
マラウィでは、そんな新鮮な鶏肉を食べれるなんて本当に贅沢です。
でもいいことだけじゃなく、外国で現地の人と一緒に働くのは苦労も多いようです。
そういうことも実際に聞けてよかったです。
おいしいご飯を食べて楽しくおしゃべりして夜は更けていったのでした。
明日は、ミサトさんが活動している学校へお邪魔します。
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