おすすめ!!ティンガティンガ村で絵を習って描いてみた
タンザニアのザンジバル島からダルエスサラームに戻ってきました。
船を降りたのは、朝の6時頃。まだ早朝で街を歩くのも危険かもってことで、しばらく待合室で待機しました。
待機中、船員が荷物を運ぶのをボーっと眺めていたのすが、一人ひとりの体力すごいなーって思いました。
でも、台車を使うとかもっと楽に効率的に運ぶ方法はいくらでもありそう、って突っ込みどころ満載でした。
タンザニア、人件費安すぎるんだろうな。
明るくなったので宿に戻ってしばらく休憩したら、ティンガティンガ村を再び訪れます。
前回訪れた時の日記はこちら↓↓
ティンガティンガとは?村への行き方も以前の日記の方に載っています。
今日はその時に申し込んだティンガティンガの絵を習いに行き、自分達が描いたオリジナルの絵をお土産にしようと思います。
結論から言うと、これメッチャおすすめです。
絵を描くのはすごく楽しいし、オリジナルの作品が手に入るのもとっても嬉しいです。
みんなにぜひ行ってほしいアクティビティー。
ダルエスサラームでの新たな観光の定番になるんじゃないかな。
ポスタ前から出るダラダラ(ミニバス)
今日は、とっても暑い日でした。
なので、ティンガティンガ村の前のスーパーでアイスを買って休憩していると、べリ-売りのおじさんが話しかけてきました。
そのおじさんがいい人だったので、ベリーを購入。
黄色いベリー。不思議なくせになる味でした。
そんなことをしながらも、一度行っているので、スムーズにティンガティンガ村に到着しました。
私たちが習う予定のアーティストの兄ちゃん(先生)は私達のことを覚えてくれていて、村に着いた瞬間に私たちを発見して声を掛けてくれました。
その先生1人に私達2人が同時に習うと思っていたのに、アーティストの兄ちゃんがもう1人登場して2人の先生に習うことになりました。
先生は事前に背景を2つ準備してくれていました。
背景は、夕焼けと青空。
Taxiが青空、私が夕焼けになりました。
まず、「何の動物を何頭描きたい?」って聞かれます。
何頭まで書いていいの?って聞くと何頭でもいいよって答えてくれたので、
『えーと象、キリン、カバ、後は大好きなチーター。あっシマウマも。で、5頭』
って答えるとどうやら動物の数が多かったらしく、「大丈夫っ??」って聞かれたけど、「大丈夫!!」ってお願いしたらOKしてくれました。
で、どんな感じ描いて欲しいのかを伝えると、先生が白い絵の具を使って下書きしてくれます。
私の注文は、その場で考えた
『象の鼻とキリンの首でハートを作って、その真ん中にカバがいる。で、チーターとシマウマは空いているところに。』
私のザックリしたイメージを形にしてくれている先生。
できた下書きがこちら。
いい感じ。
Taxiは、悩んだ末にサファリで出会った忘れられないシーンを書いてもらうことに。
それは、セレンゲティー国立公園内での出来事。ヌーとライオンのにらみ合いの場面。
Taxiも先生に下書きしてもらってから、先生が作ってくれた色を塗っていきます。
緊張で手を震わせながらライオンを塗るTaxi
私も真剣。だけど何度か塗った所をうっかり手で触ってしまった。
まずは、全ての動物のベースの色を塗り、一旦乾かします。
乾かし中の作品。
絵具乾くのは5分ぐらいって言われたけど、結局30分ぐらい乾かしていました。
その間は工房を見に行ったり自由にしていいんので、私たちは先生達とおしゃべりしていました。
というのも私を教えてくれて方の先生は日本に行ったことがあり、そのことで話が盛り上がったからです。
先生、珍しくお寿司嫌いなんだって。その代わり丼物大好き。親子丼、牛丼最高って言ってました。
日本のご飯はおいしいけれど、やっぱりウガリは食べたくなるそうです。
日本にウガリっぽい食べ物ないもんね。日本人が日本米を恋しく思うのと一緒でヤッパリ主食は慣れ親しんだ物がいいのかな。
何をお土産に買って帰ったの?って質問にはスマホって言ってました。
日本は電化製品安いもんね。しかも質がいい。
壊れた時や盗まれた時に、外国で買いたくないもの1位が電化製品やもんね。
そんな話しをしていると、絵も乾いたので、次は動物達に影を付けていきます。
縁に黒いラインを入れてそのラインを乾いた筆で、トントン叩きながらグラデーションを作っていきます。
私のは白い部分が多かったので、それを先に行いまたまた乾燥タイム。
Taxiのは随分と出来上がってきました。
それにしても目を描くの緊張したなー。手が震えて変な形になってところもありましたが、この絵の具、塗ってすぐだと簡単に消すことができて便利なんです。
完全に乾燥させると消えないので、背景まで無くなってしまうこともないし便利。
帰ったらこの絵の具で、ケニアで買ったゆるキャラ動物の木の置物を塗ろうって決めました。
動物が描けたら最後に背景を書いて、自分のサインをしたら完成!!!
ずっと集中してたから疲れたー。
後は乾燥待ち。
その間にご飯を食べに行ってきました。
さすが、先生達が利用する路上のおばちゃんのご飯。おいしかったです。
ケニアではウガリおいしくないって思ったけれど、ここ最近食べるウガリは温かくて水分をしっかり含んでるからか、おいしく感じます。
帰ってしばらくすると絵が乾いたので、出来た絵を持って先生と記念撮影。
Taxiの先生と
私の先生と
自分で描いた絵はとっても愛着が湧きます。
帰り道でも何度か広げてニヤニヤしていました。
世界でたった一つの自分達オリジナルのティンガティンガ。
どこに飾ろうかなぁ。やっぱりトイレかな(笑)
絵が乾いて全て終わったのは、もう夕方でした。先生も一日仕事!!!
これで、1人30,000シリング(1,500円)。
たぶん事務所に半額入れてたから、1人の先生の取り分はたったの15,000シリング(750円)。
そんなの安すぎて申し訳ないってことで、最後にチップ渡しました。
本当に大満足絵画教室でした。
タンザニアのダルエスサラームを訪れる際にはぜひ行って欲しいな。
私たちは一番小さいこのサイズでお願いしましたが、大きさも相談できると思います。
基本的にこちらのやりたいことに柔軟に対応してくれるので、下書きから自分で書きたいって言ってもやらせてくれそうです。
その場で絵の構図思いつかない時は、見本もあるし、描きたい動物だけ伝えて先生にお任せでもいいし、taxiの様にサファリでの思い出の1ページを絵にするもいいし、事前に考えて行くのもいいと思います。
みなさんもぜひー。本当におススメです。
帰って、今日の昼便でザンジバルから帰ってきたシンヤさんと再会。
今日は、ダルエスサラームでの最後のご飯です。
シンヤさんにとったらタンザニア最後のご飯でもあります。
ケニアから一緒に旅してきたシンヤさんとは明日の朝でお別れ。
シンヤさんはアフリカ旅をタンザニアで終え、ネパールに飛行機で飛びます。
私たちはこのまま南アフリカまでゆっくり南下する予定です。
ずっと一緒にいたからなぁ。寂しくなるなぁ。
シンヤさんと最後のご飯は、お気に入りのお店で、お気に入りのエビカレーと焼きそば。
ホンマにここのご飯おいしい。ここよりおいしいカレーをインドで食べれるのかな。
ちなみにカレーと一緒に食べたくてたのんだ白ご飯は、一番最後カレーがでてきてから30分以上経ってからでてきました。
順番おかしい!!!!
そんなこんなで、最後の夜も楽しく更けていきました。
シンヤさん、ケニアからの1カ月半本当にお世話になりました。
日本でもぜひ会いたいなー。
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