カメラのお手入れセットはたった4つの道具でOK!【海外旅行・世界一周】

2018/10/23カメラカメラのメンテナンス

 

今度海外に行くから思い切って一眼レフかめらを買っちゃった。

大事に使いたいからきちんとお手入れしないと。

カメラのお手入れって何が必要なの?おすすめの物はあるの?

実際に使っている人の意見が聞きたいな。

 

そんなあなたのお悩みにお答えします。

海外旅行や世界一周に持っていくカメラのお手入れ道具は、レンズペンブロワークリーニングシートの3つだけで大丈夫。あとは余裕があればペンタ棒を持っていけば完璧です。

 

どうも旦那です。 @aso_kura

 

1300日間におよぶ世界一周の記録のために、一眼レフカメラとミラーレスカメラの2台レンズ6本を持っていきました。

世界にはカメラにとって過酷な環境が多いので日々のお手入れは欠かせません。

参考  3分で完了!カメラとレンズの寿命を延ばす掃除の方法【毎日の習慣に】

 

しかし、僕が旅行中に使用した道具はたった3つプラス1。

3年半に渡る長い旅でしたが、その4つのグッズだけで十分カメラとレンズのお手入れはできました。

そこで今回は、僕が世界一周に持っていったカメラのお手入れセットをご紹介しようと思います。

 

世界一周に持っていったカメラのお手入れセット

カメラのお手入れ道具①レンズペン

レンズペン
レンズペンとは、レンズを手軽に清掃できるようにいろいろな機能を集めてペン型にした道具です。

世界一周中に、一番使うことが多かったカメラのメンテナンス用品がこのレンズペン。

 

レンズペン 先端 セーム革

レンズペンのペン先にはやわらかいセーム革があり、そこにカーボンの粉末が付くようにペンのキャップに細工がしてあります。

そのカーボン粉末が、レンズについた皮脂や指紋を吸着してきれいにする仕組みです。

 

レンズペン ブラシ

レンズペンの反対側には、化粧品にも使われる上質な山羊毛のブラシ。

レンズのホコリやチリを払うときに使います。

 

 基本的には、外出時の撮影にはこのレンズペン一本を持っていくだけでOKの超便利グッズです。  

 

 

taxi face c
TAXI

僕が愛用しているのは、HAKUBAのレンズペン3。バージョンアップを繰り返して進化しているので使いやすいです。部分別にいろいろ種類がありますが、レンズ用をえらんでおけば間違いないです。

 

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TAXI

HAKUBAのレンズペンは、毎日使っても半年は持ちました。交換用のペン先が販売されているので、世界一周や長期の海外滞在の場合は、予備を数個買っておくと便利です。

 

カメラのお手入れ道具②ブロワー

ブロワー

ブロワーとは、カメラやレンズについた砂やほこりなどを空気の力で吹き飛ばす道具です。

細かい部分の清掃には欠かせないグッズ。

 

ブロワー 空気

ブロワーは丸いボディと吹き出し口からできており、ボディを押しつぶすことで先端から勢いよく空気を押し出す仕組み。

ホコリっぽい場所や、海や砂漠などの砂の多い場所などで撮影したあとのカメラとレンズのお手入れに使います。

 

砂漠

特にナミブ砂漠などの細かい砂はカメラにとって大敵で、ボディのダイヤルやレンズのズーム部分に入り込みます。

そのまま砂を取り除かずに使用していると、次第に砂が可動部分を壊していき、最後には動かなくなってしまいます。

ですので、ブロワーは拭き掃除では難しい狭い隙間を清掃する際にはかならず必要です。

 特に海外には砂漠や強風の海など、カメラにとって過酷な環境が多いので必ず持っていきましょう。  

 

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TAXI

僕が愛用しているブロワーは、ベルジョン(BERGEON)のNo.5733。ベルジョンはスイスのメーカーで、このブロワーは元々と時計用。なので、精密な部分の掃除もしやすいです。

 

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TAXI

天然ゴム製なので5年間使用してもまったく劣化していません。デザインも良いですし、コンパクトです。他のブロワーよりちょっと高いですけど、長く使えるのでおすすめです。

 

カメラのお手入れ道具③クリーニングシート

 

クリーニングシート
※現在はパッケージが変更されています

クリーニングシートとは、文字通りカメラやレンズを拭くためのシートです。

洗浄液を染み込ませた繊維くずの出にくい紙で作られています。

 

海

砂と並んで、海の潮風などの塩分もカメラの大敵のひとつ。

カメラのボディなどは、固く絞った濡れタオルで拭き取ることができますが、レンズの表面にタオルなどを使うと傷がつく恐れがあります。

専用のクリーニングシートを使えば、レンズに傷がつく心配がなく安心。

 

また、雨による水アカや泥水がレンズ表面に付いてしまった場合、レンズペンでは落ちにくいことが…。

そんな時も、まずはクリーニングシートで表面をきれいにしてから乾かし、そのあとにレンズペンで仕上げることでレンズをきれいにお手入れできます。

 

これ一枚あれば、レンズ以外にもスマホやPCの液晶画面もきれいにできます。

レンズに使ったあとにスマホの液晶、そしてカメラのボディと使い回せば無駄がありませんね。

絶対に必要というものではありませんが、海外に持っていって損はないグッズです。

 

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TAXI

僕が世界一周に持っていったクリーニングシートは、Kingのレンズクリーニングティッシュ。ノンアルコールなのでレンズにやさしいです。

 

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TAXI

また、個別包にしっかり包装されているので長期に保存できます。買ってから4年たったものを開封しても、シートは乾いていませんでした。Kingのレンズクリーニングティッシュはおすすめできるブランドです。

 

カメラのお手入れ道具④ペンタ棒

ペンタ棒とは、一眼レフやミラーレスカメラの内部にあるイメージセンサーの清掃に使う道具です。

正式名称は、PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1

 

青空を写した時に、黒い点が付いていて、レンズをきれいにしても無くならない…。

その場合は、イメージセンサーにゴミが付いている可能性が高いです。

 

本来は、カメラメーカーのサービスセンターに持ち込んで清掃してもらうのが一般的ですが、海外ではなかなか難しい地域も多いです。

そのセンサーの清掃を自分でできるのがペンタ棒。

ペンタ棒を使ったイメージセンサーの詳しい清掃方法は【O-ICK1でカメラセンサーの掃除をしてみた】の記事に書いています。

 

ウユニ塩湖

ペンタ棒を使うのは、少し技術が必要であるのとリスクがともなうので全ての方におすすめはできません。

しかし、絶景のウユニ塩湖などのここ一番の写真撮影で、青空に黒い点が付いていてがっかりしないように、撮影重視の旅の方はぜひ持っていってくださいね。

 

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TAXI

世界一周では外で何度もレンズを交換することがあったので、やはりセンサーにゴミが入ることがありました。途上国などでは信頼できるカメラ店も少ないですし、わざわざアルコールやシルボン紙などの専門道具を持つのも大変ですから、海外滞在にペンタ棒は便利ですよ〜。

今回のカメラお手入れセットのおさらい

この記事では、僕が世界一周に持っていったカメラのお手入れ道具についてまとめました。

カメラは、海外旅行や世界一周の大切な思い出を記録する大事なアイテムです。

日々の整備をきちんと行うためにに、メンテナンスキットは日本から持って行きましょうね。

 

以上、どうも旦那でした。 @aso_kura

 

 

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