イランの秘密兵器!!絶景赤いパムッカレ(Badab Soort Terraces Springs)へ!![行き方情報有]
どうも旦那です。
ヤズドから夜行バスで、早朝にテヘランに戻ってきた僕たち。
このままテヘランから東にあるセムナーンという街に向かいます。
※赤いパムッカレの行き方は後述
昨晩ヤズドのバスターミナルのインフォメーションで、セムナーン行きのバスターミナルを尋ねたら、若干英語のできる兄ちゃんが西バスターミナルだと言ったんです。
いやいや東方面なのに西バスターミナルはないだろうと思ったのですが、安いバスが西バスターミナル着しかなく、とりあえず乗ってみました。
・・・案の定、西バスターミナルにセムナーン行きはなく、しかも東ではなく南バスターミナルという変化球^^;
いや、正確には一つだけあったのですが、噴飯もののボッタクリ価格を提示されたのでやめたのです。
交渉する気も起きない価格を提示されたので、とっとと南バスターミナルに移動することにしました^^;
ラッキーだったのは、今日が金曜日で休日だということで、最悪なテヘランのメトロの通勤ラッシュに合わなかったこと。
南バスターミナルで、セムナーン行きのバスに乗り2時間くらい。
ようやくセムナーンに到着しました。
なぜセムナーンに来たのかと言うと、ここから120km程度離れたところに赤いパムッカレと呼ばれる石灰棚の絶景があるそうなのです。
発見されたのも十数年前ということで、まだあまり知られていません。
という訳で赤いパムッカレの行き方の情報もないので、とりあえずバス会社を回るもバスはないとのこと。
バスターミナルのタクシー会社で聞くと、片道100万レアル!!
これは距離に比べてかなり割高、予算オーバーです。
それならばとバスターミナルを飛び出して、とりあえずヒッチハイクをしてみることにしました。
が、停まるのはタクシーばかり。。。
そんな僕たちを見かねた一人のおじさんが、声を掛けてくれました。
行きたい場所を告げると分かったと、一台のタクシーを停める。
いやいや、ヒッチハイクがしたいんですけど・・・これルードハーン城と同じパターンや^^;
タクシーの兄ちゃんにおじさんが交渉。
兄ちゃんの提示価格は片道60万レアル。
兄ちゃんは、1km5000レアルが相場と言う明朗会計。
まぁ善人そうだし、このタクシーで行ってみることにしました。
後で聞いたのですが、この兄ちゃんは平日は仕事をしているサンデータクシードライバー。
どうりでタクシー運転手らしいスレたところがなかった訳だ。
途中でソフトクリームを買ってくれたり、急に停車して道端のベリーを摘んできてくれたり。
タクシー運転手は旅人の天敵だと思っている僕たちはこの時??だったのです^^;
絶景が続く道を2時間程度進むと、ついに赤いパムッカレの麓の村に到着!!
どうやら、ここからは悪路なので村が用意したトラックの荷台に乗って進まなければ行けないようです。
料金は一人70000レアルだから二人で14万・・・えっ21万??なんで??
と、隣を見るとタクシーの兄ちゃんも行く気満々、笑。
まぁ、アイスもおごってもらったしなぁと料金を払いました。
これは普通車では絶対に無理だという悪路を進むこと20分。
赤いパムッカレが見えてきた!!
・・・赤いかな??^^;赤いと言えないこともないな^^;
少なくとも白くはない!!
赤いパムッカレの規模はそこそこですが、周りの景色が絶景なのです。
周りの景色と赤い石灰棚を合わせて考えれば、本家パムッカレとも肩を並べられそうです。
タクシーの兄ちゃんも、セルフィしたり僕たちの写真を撮ったりと楽しそう。
僕たちが到着したのが夕陽が沈む前だったのですが、気がついたら日も沈んでいました。
夕方も良かったですが、朝早い時間の方が赤い色に見えるはずです。見たかったなぁ。
十分満足して帰路につく僕たち。
もう夜も遅いので、セムナーンの街に一泊しようと思います。
兄ちゃんに、セムナーン市内の安いホテルに連れて行ってくれるようにお願いします。
セムナーン市内にあるかわいい門
が、街中をウロウロしたり電話を掛けたりしている兄ちゃん、どうやら知らない模様^^;
で、スマホを渡されて話してみると、英語を話す女性。
話しを聞いてみると・・・
・セムナーンには安いホテルはない。
・もし良かったら私の家に泊まりなさい。
・お金はいらない
えっ!?なんだこの展開^^;
って、もうイランでは驚かなくなりましたが、またまた一般宅に泊めてもらうことになりました。
その前に、夕食ってことで兄ちゃんが連れて行ってくれたのがピザ屋さん。
なかなか美味しくて満腹になりました。
兄ちゃんに料金を払おうとすると、いらないと頑なに受け取らない。。。
家に泊めてもらう上に安くない食事代まで払ってもらっては、タクシーの意味がないじゃん。
shukuと相談して、後でタクシー代金に食事代を上乗せすることにしました。
で、到着した家では、お母さんとお父さん、兄ちゃんの兄さんと妹、従姉妹とそのお母さんがお出迎え。
妹と従姉妹が英語ペラペラなので、いろいろと質問攻めですわ^^;
楽しいおしゃべりもひと段落したので、こっそりと兄ちゃんに料金を渡そうとすると、妹に見られた!?
なんでお金払うの??いくら払うの??と再び質問攻め^^;
もしかして兄ちゃん、サンデータクシーは秘密のバイトだった??
タクシー料金すらいらないと言い出した兄ちゃん。
いやいや、ご好意で泊めてもらうのとあなたのビジネスは別だからと無理やりお金を握らせました、笑。
こうして何故かタクシードライバーの家にホームステイするという奇妙な1日が終わりました。
明日は、タンゲバシという場所によってからテヘランに帰ろうと思います。
イランの赤いパムッカレ(Badab Soort Terraces Springs)の行き方
テヘランの南バスターミナルから、マシュハド方面に向かうバスに乗ってセムナーンへ。
イランのバスは途中下車の場合、会社によって言い値が全然違うので数社で聞いてみましょう。値段交渉もできます。
料金はノーマルバスで一人140000レアル。所要時間は2時間強でした。
セムナーンからはタクシーで。
バスターミナルのタクシー会社では、赤いパムッカレまで片道一台100万レアルでした。
僕たちはバスターミナルを離れ、流しのタクシーと交渉し片道一台60万レアル。所要時間は2時間半くらい。道中はなかなかの絶景です。
イランのタクシーの料金の相場は、一台1kmあたり5000レアルだそうです(2016年9月現在)。
マップアプリで目的地までの距離を確認し、他地域でのタクシーとの料金交渉にお役立てください。
赤いパムッカレの麓の村からは、トラックの荷台に乗り換えて悪路を移動しなければなりません。
料金は往復一人70000リアルでした。アトラクションの一環だと思って楽しんでください。
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