イランの聖地マシュハド観光!!お祈りの時間は日々変わることに気付かず…

イラン観光

img_20160927_204713

 

イラン滞在中とってもお世話になったレザさん一家と昨日の夜お別れして乗り込んだ夜行バス。

子供達も習い事終わってからバスターミナルに見送りにきてくれました。

そしてバスが出発するまで見送ってくれました。
ほんの数ヶ月前に偶然会ったとは思えないレザさん一家。

日本に来た時は今度は私達におもてなしさせて下さい。本当にありがとう。

 

バスの中でもうすでにレザさんの家が恋しくなっている私達を乗せた夜行バスは朝10時頃、マシュハドの郊外のバスターミナルに到着。(テヘラン〜マシュハドVIP利用 1人 570000リアル 1700円 所要時間12時間程度

 

そこからバスに乗って中心まで。

携帯アプリのマップには地下鉄の表記があったけど、どうやらまだできてないみたい。

 

マシュハドでの観光のメインはイスラム教の人にとって聖地的なモスク『エマーム・レザー廊』でお祈りをする人達を見ること。

すごい人数のイスラム教徒が一斉にお祈りをする光景は圧巻らしく、その光景をぜひ見たかったんです。

 

イランのイスラム教徒のお祈りの時間は1日3回。
日の出、お昼、日の入り。
私達は日の入りのお祈りにあわせてモスクを見に行って観光しようというスケジュールをたて、その時間まで宿でゆっくりすることに。

 

あるブログを読んで、そのブログの方が20時のお祈りの時間前の19時30分に行ったと書いてあったので私達もだいたいそれぐらいだと思ってたけど。。。

それが大きな間違い。

それに気付かされたのは18時頃。

お祈りの合図のサイレンのような音を聞いた時。
そう、そうでした。

季節により日の出、日の入りの時間って違ったんだ。
ブログの人が行ったのは夏真っ只中。

今は9月末だから、日の入りだってそら早いよね。

 

あーアホです。気付いた時には手遅れです。

 

イラン マシュハド

 

『エマーム・レザー廊』前の広場

 

イラン マシュハド

モスクに入る時、女の人は全身布で隠します。布は無料で貸してくれます。

手遅れと分かりつつ、歩いてモスクへ行くも、見たかった大人数でのお祈りは終わっていてチラホラお祈りしてる人はいるものの。。
それってもう何度も見た光景でした。

残念です。

別にイスラム教徒ではないので、聖地的な意味を持つってだけで有難く思うこともないし、モスクにはそんなに興味はなく、だってモスクってイランにいる間にもう飽きる程見ててどれもそんなに代わり映えせずやしで、見たかったのは大人数でのお祈りだけだったのに。。

それを見れなかった残念感。

 

最後の日にできたイランでのやり残し。

次の国のビザの関係でもう1日マシュハドに留まることもできず、明日も朝早く出発なので明日の朝のお祈りを見ることもできずで、諦めました。
かなり残念です。

 

マシュハド行く時はお祈り時間に気をつけて下さい。

 

お祈り時間が終わっても中にはたくさんの人がいました。

 

イラン マシュハド

お祈り終わってまったりしている人達

中はとっても広くて、偉い人のお話を聞いて泣いてる人、大画面に映された偉い人の演説聞いて泣いてる人、胸を叩きながら円になって何かを唱えながら周っている若者集団などなど宗教心の強い人達がたくさんいて、私達が今までイランで会ったイラン人とまた違った印象を受けました。

 

イラン マシュハド

胸を叩いて周っている人達

 

このモスクにはカメラやビデオの持ち込みは禁止になっていて、手荷物で持っている場合、預けなければなりません。

料金は無料だけど面倒くさいので持っていかないほうがいいかも。

女の人は全身すっぽり隠れるヒジャブを貸してもらい、男女別々の入り口から入ります。

 

私達の時はガイドは付かなかったけれど、外国人はガイドについて周らないといけない時があるみたい。(ガイドは無料)
それと言うのもこの施設の中には本当のイスラム教徒しか入れないモスクがあるからなんです。

 

シーラーズでもそんな場所がありました。

私達はガイド付かなかったけれど、なんとなく施設内にあるモスクの中に入るのは遠慮しときました。
イスラム教徒じゃないしね。真剣にお祈りしてる人を邪魔するのは悪いしね。
中はキラキラしててすごいんだろうけれど、まぁだいたい想像つくからいいかなー。

その施設の周りは観光地。

 

サマーシーズンはとっくに終わったのに、それでもすごい観光客の数。

暗くなってもお店は閉まらず、通りは人々で一杯で、治安は悪くなさそうです。

 

イラン マシュハド

夜はどこも渋滞

 

いろんなお店が並んでいます。

 

イラン マシュハド 店

修行させられてるマネキン

最後の果物ジュースを飲みました。
イランの果物ジュースは安いし本当においしい。

 

イラン マシュハド ザクロ 生絞りジュース
ザクロ生絞りジュース。

 

イラン マシュハド ナッツジュース
ナッツジュース。アイストッピング。

イランの果物が糖度高くておいしいもんね。

名物っぽいせんべいみたいなのも見つけました。

 

イラン マシュハド 名物せんべい

イランのせんべいっぽいの

その場で焼いているので熱々を食べることができます。
これおいしー。1つから買えるのでぜひチャレンジを。

レザさん家に帰るなら買えるお土産も今回は帰らないから買えず。

うー、レザさーん。と2回目のレザさん家が恋しい病。

なんだかんだとビザの延長までしていたイランも今日でお終いです。

 

結局イランには33日滞在しました。
もうすぐイスラム教のお祭りがあるらしく、それが面白そうで今度はその時期に行きたいな。

 

イランは観光というよりも人との交流を楽しんだ国。

 

こんなに滞在したのにホテルに泊まったのはたった5日だけでした。

節約の為夜行で行けるところは極力夜行バス使ったってのもあるけどそれは、7泊だけ。
あとは地元の人の家に泊めてもらうこと21泊。

しかもカウチサーフィンしたのはたった6泊だけでしたが、偶然知り合った人に泊めてもらうこと15泊。

もうこんな体験できる国は他にはないんだろうな。

 

ハッキリ言って観光スポットはどこも中途半端なイラン。

なんでもあるがゆえに、ここでしか見れないものがないという感じ。

短期旅行でイランだけ旅をするのはとても楽しいと思う。
世界の全部が見れるしね。

でも、世界一周旅行者にとったらイランの観光スポットは全て中途半端。

モスクも自然もどこかで見たことあって、ここでしか見れないようなスケールなものはあまりない。

でも人は今までで1番人懐こく、初めて会った人を当たり前のように家に招いてくれます。
それが、お互い言葉のコミュニケーション取れようが取れなかろうがお構いなし。
そんな人との交流ができるのがイランの1番の楽しみだと私は思います。

 

明日は独裁国家『トルクメニスタン』へ入国です。