パランガン村観光!!山と一体化するイランの絶景村の一つに大満足
テヘランから出発した夜行バスは、早朝6時頃『ケルマンシャ―』に到着。
今日はここから一気に『パランガン村』を見学し、『ハマダーン』まで移動しようという計画です。
『ケルマンシャー』から『パランガン村』に行くには、まず『カミヤラン』まで行く必要があります。
『ケルマンシャー』に着いた瞬間からタクシー運転手が群がってきたけど、とりあえず無視して、一般の人にバスはないか?と聞いてみる。
それを聞いたタクシー運転手が「カミヤランまではバスはない。タクシーしかない。」と言ってくる。
うるさい。タクシー運転手。付いてくるな。
一般人の1人目はバスがあるかどうかも知らないみたいだったので、次の人に聞くとカミヤランに行くバスはありました。タクシー運転手の嘘つき。ヤッパあるやん。
近距離バス乗り場は長距離バスが着いた場所から、建物の裏手に少し奥に行ったところ。
行き先別にホームがあり、バス待ちの人に『カミヤラン』に行くのはどのバスか聞いたら教えてもらえます。
カミヤラン行きのバスは2時間後だったので、さらに北のサナンダジュ行きのバスに乗って途中下車することに。
料金は一人45000リアル(130円)。所要時間は約1時間でした。
無事『カミヤラン』到着。
ここから、『パランガン』行きのバスを探さないといけません。
すると陽気な少年3人組が声をかけてきた。
クルディスタン地方特有のブカブカのズボンをはいています。
その内の1人は英語が少し話せる。
『パランガン』行きのバスがあるか聞くと、一緒に行ってくれることに。
途中でパトカーに乗った警察官が少年たちに話しかけてきた、そしてその警察官が私たちにパスポートを見せろと言う。
えーっ、何この状況?なんかまずい??
って思いながら渋々パスポートを出すとパスポートチェックした後なぜか返してくれない。
そこに謎のおっちゃんが現れ、パスポートコピーするからとどこかに持って行こうとする。
イヤイヤそれ困るし、おっちゃんは誰なん??
身分証見せてくれたけど、全部ペルシャ語で写真もなく怪しい・・・。
英語通じひんし、英語のできる少年も状況を説明できる程の英語力はない。
事態が分からないまま、しょうがないからおっちゃんに付いて行くことに。
すると近くの文房具屋で、本当にパスポートをコピーだけして返してくれました。
おっちゃん本当に警察官やったん?それやったら制服着といてよ。
言葉が分からないって辛いです。
あとでテヘランのレザさんに聞くと、この地方はクルディスタン地方と呼ばれクルド人の自治政府が統治しているらしい。
なので、一応外国人に厳しいチェックをしたんじゃないのかとのこと^^;
その後、少年たちは『パランガン』行きの乗合タクシーがあるところまで連れて行ってくれました。
『パランガン』までのバスはなく、どうやら乗合タクシーで行くようです。
『カミヤラン』~『パランガン』まで乗り合いタクシー1人50000リアル(150円)
そして、やっとパランガンに到着。
村の入口
到着した場所の景色は、まぁまぁ。
うーん。そんなにたいしたことないかな??
と思いつつ、村を散策。
村を見渡せる場所に出た時、この村結構好きってなりました。
山と一体化している家。
なんかいい、なかなかの絶景!!
川を挟んだ向い側に登ってみることに。
坂は結構急で上の方に住んでる人は大変そう。
険しい坂
上の人が洗濯すると水が下へと階段を通って、川へと流れて行くのでロバの糞と混じって結構悲惨なことになってました。
そんな坂を登って、
反対側を上から見た景色。
ここではロバが荷物を運ぶ手段のようでした。
牛を飼っている人もいました。
イランの村シリーズはもうここだけでいいかなと思ったぐらい、とにかく景色に大満足。
帰りもシェアタクシーで。
私たちの他に1人乗る人いたからその人を待ってからタクシーは出発。
行きと逆の道順をたどってケルマンシャーまで行き、そこからハマダーン行きのバスに乗りました。
ノーマルバスで料金は一人150000レアル。所要時間は3時間程度でした。
今日は、ハマダーンで就寝です。
それにしても移動時間長かったー。でもパランガン村は行って良かったです。
もし行ってみようかなと思う人は、朝早くから移動開始することをおススメします。
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