イランのファサでホームステイ!!観光地でないモスクの内部を覗いたら
イランのファストフードにあるマッシュルームの唐揚げが美味すぎる
どうも旦那です。
今朝は早起きして絶景のピンクモスクを見た後(前回の日記)、バスターミナルからファサという街に向かいます。
このファサという街はガイドブックにも載っていないし、絶景が待っている訳でもありません。
ここで僕たちは、ある方々の家にお邪魔するためにやってきたのです。
アスタラでピクニックにお邪魔
その方々とは、僕たちがアゼルバイジャンからイランに入国したアスタラという街で、公園でピクニックをしていた彼女たちにお茶をごちそうになったのがきっかけ。
その時に連絡先を交換し、もしシーラーズに来ることがあったら近いから、ぜひ家に寄ってってと言われていたのです。
イランは北部と南部で宗教観が随分違い、南部はより厳しいと聞いていて興味があった僕たちは、彼女たちの家を訪問することにしました。
本当は、昨日ペルセポリスに行った後ファサに向かうつもりだったんですけどね^^;
アスタラで彼女がマップアプリに押したピンは、シーラーズからバスで15分くらいのファサ地区。
で、到着して彼女に連絡したら、そんなにファサは近くない!!ファサはシーラーズからバスで2時間かかるはずって、オイオイ。。。
僕たちは、ファサに寄った翌日にピンクモスクなどのシーラーズ観光を予定していました。
なので、このまま2時間掛けてファサに行って、また戻るのは面倒臭い・・・。
というわけで、ファサに向かうのは翌日にすることにしました。
せっかく料理を作って待っていてくれたそうなんですけど・・・まぁお互いの確認不足ということで^^;
ファサのバスターミナルでは、彼女たちとお父さんが車で迎えに来てくれました。
家では、あの時にピクニックをしていたみんなの顔。わざわざ来てくれたのでしょうか??うれしいですね。
それでは、家族のご紹介。
女子高生ファティ
彼女が唯一英語ができるので、彼女を通して家族とお話ししました。
お父さん
日本を旅行したいらしく、招待状を書いてくれ〜!!ってずっと言っていました^^;
一人だけで来るってわがまま言ったので、家族で来なければ招待状書かないよ〜っと意地悪しておきました、笑。
おかあさんとファティの妹
ファティの従姉妹たち
イランの女の子って赤ちゃんの時からピアスしてるんです。
遅い昼食を頂いた後、お父さんの車でファサの街を案内してくれました。
このただの砂山は、実は城跡。
今は周りに畑が広がり、完全に放置状態ですね^^;
この城の城主はかなり残忍な人間だったらしく、いつも肩に大蛇を乗せていて、若い男の脳みそを蛇の餌として与えていたそうです。
長い間人々は恐怖政治に耐えていましたが、ある時大地震が起こり、城主は城もろとも砂の中に消えていき人々は歓喜したと言われています。
モスクにも連れて行ってもらいました。
戒律の厳しい南部で大丈夫かなと思いましたが、お父さんは街の人気者らしく、地元の方も温かく異教徒の僕たちを迎えてくれました。
中は壁一面にミラーボールのような装飾が施されていてキラキラでした。
モスクの中って、こうなっているんですね〜。
ちなみに男女は別の部屋になっています。
みんなと一緒においしい晩御飯をいただきました。
イラン旅行した旅人の多くは、ご飯が美味しくないと言います。
でも、ホームステイしたらイラン料理の印象は絶対変わると思いますよ。
まぁ、どこの国でもそうですけど、イランも違わず家庭料理はおいしいです。
夜は、街を見渡せる丘の上にある公園に。
ファサの街は、これといって何もないんですけど、こうやって街を案内してくれる家族の温かさがうれしかったホームステイでした。
みんな、ありがとう!!また日本にも来てね〜!!
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