インドの列車が今夜は寝かせない!?バラナシからのドタバタネパール越境!!
犬牛共存
どうも旦那です。
インドのバラナシに滞在中。
・ガンジス川の朝日を見る
・夜行列車でバラナシからゴーラクプルへ
・ゴーラクプルからバスでネパールとの国境スノウリへ
・スノウリから夜行バスでポカラへ
ガンジス川で朝日を望む
バラナシに来て、初めて朝早くに起きました。
バラナシのガンジス川は夕焼けの風景が美しいと有名ですが、朝焼けの景色もまた美しいと有名です。
それにしても、朝からすごい人。
インドって本当に朝早くから夜遅くまで、人がいなくなる時間がないんじゃないかと思う位、いつも人がいますね^^;
日没後の礼拝プージャーとはまた違う礼拝が、早朝に行われているらしいですが、さすがにそれには間に合わず。
インド人たちは沐浴したり、船でガンジス川に向かうようです。
この日は地表近くは雲(霧??)に覆われていたので、日の出の時刻から随分経ってからお日様の登場。
それでも朝日の登るガンジス川は、噂に違わぬ神秘的な美しさでした。
早朝のガンジス川散歩
せっかくなので、早朝のガンジス河をのんびり散歩。
観光客に悪さをするウザインド人はまだ起きていないので、この時間は安心してガンジス川沿いをのんびり散歩できます。
霧が掛かっていて、ガンジス川沿いの風景もなかなか。
あっ、バラナシの伝説の日本人宿「クミコハウス」ですね。
最近は日本人宿泊者は少なく、韓国人旅行者が多いとか。
最近の日本人宿の傾向は、「安全・安い・ボロい」から「安全・高い・キレイ」にシフトチェンジしているように見えますね。
これも時代の流れでしょうか、僕的にはボロくても清潔なら問題ないんですけどね。
照り焼き丼
トゥクパ
バラナシ最後の晩餐は照り焼き丼とトゥクパ。
バラナシから夜行列車でゴーラクプルへ!!しかし…
これから夜行列車に乗って、バラナシからゴーラクプルという街へ向かいます。
僕達の列車は午後11時頃なので、バラナシの旧市街を午後9時半に出発。
駅へ向かうためのリクシャが少なくてボラれるかなと思いましたが、まだまだこの時間はリクシャは過剰供給らしく、昼間にバラナシ駅から来たときと同じように、サイクルリクシャを50ルピーで捕まえることができました。
PM10:00
バラナシに駅に到着して、電光掲示板を見ると僕達の電車は1時間遅れている模様(AM0:00頃到着予定)。
仕方がないので駅のホームで腰掛け、のんびりと電車を待つことに。
PM11:30
そろそかなと電光掲示板に到着ホームの確認をしにいくと、衝撃の文字が!?
2時間遅れ
他の電車もいくつか遅れていたので、どこかで列車の事故でもあったのかなぁと話しながら、さすがにあと2時間半もホームで待てないと言うことで、どこかで横になれる場所を探すことに。
実はこの時、Shukuの体調がだんだん悪くなっていっていたのです。
駅構内の階段を上がると、ウエイティングルームと呼ばれる待合室がありました。
これは、駅によって使える切符が変わりますが、バラナシ駅はスリーパークラス専用のウエイティングルームがあったので、前のおばちゃんに切符を見せて入りました。
ちなみに、そのおばちゃんは、いくらかお金くれたら一つ上の切符クラスのウエイティングルームに入れると言っていました。出ました、THEインド^^;
そこで、ヨガマットを敷いてShukuを寝かして、寝過ごしても大変なので、眠たい目をこじ開けながら耐えます。
AM1:30
ウエイティングルームにも人が少なくなり、列車は順調に流れているようでした。
そろそろ、ホームの確認をしてShukuを起こさなければと電光掲示板に向かいます。
3時間遅れ
最初から6時間遅れって書け!!ゴルァ!!
と、怒りに震えながら待合室に戻り、スマホのアラームをセットしてわずかばかりの仮眠を取ります。
AM5:00
アラームが鳴り、フラフラになりながら電光掲示板に向かうと、前回来たときと表示が変わってない!!
やっと来たってことで、Shukuを起こして出発の準備です。
AM5:40
準備を終えてホームに戻り、ホームに変更が無いか電光掲示板を確認しに行くと…
1時間遅れ
滅びろっ!!インドの鉄道滅びろ〜っ!!
一旦、ウエイティングルームに戻ります。
もう、朝発車の人たちが、ウエイティングルームに集まってきているようです。
AM6:30
30分遅れ
AM7:00
10分遅れ
さすがにもう到着するだろうと言うことでホームで待機していると、やっと電車が来ました!!
トータル遅延時間7時間52糞…分。
インドの鉄道は遅れて当たり前と聞いていましたが、一度も当たったことがなかったのに。。。
もしかしたら、今までの分が全てまとめてきたのかも知れませんね^^;
列車車内はすっかり昼間の座席仕様でしたが、速攻で一番上のベット固定の場所に登って爆睡しました。
それにしても不思議なのが、僕達のように待ち疲れた人々が他に見当たらなかったこと…、もしかしたら同じ方向の便が何便もあったのかも知れませんね。ヒンドゥー語さえ分かればっ。。。
ゴーラクプルからバスでネパール国境の街スノウリへ
約7時間後、ゴーラクプルに到着。
本当なら朝に着いているんですが…。
ゴーラクプル駅からネパールとの国境の街スノウリ行きのバスが出ているバスターミナルへ徒歩で、1.5km位。
バスターミナルの前では、スノウリ行きのきれいな大型バスが停まっていましたが、向かいの道路にスノウリ行きのいつものオンボロバスが停まっていたので、そっちに乗車。
料金は一人100ルピー。
ちょっと道中のお菓子でも、とShukuが外で買い物しているとバスが発車!?
すぐに停めろと言っても聞かない、何だ、このバス!?
英語の出来ない車掌は、Shukuは後ろから何かで追いかけてくるとジェスチャー。
いやっ、追いかけてくるってお金掛かるし、今バスをちょっと停めればいい話やんか…。
そして、容赦なくどんどん進むバス。
これは限界と思い、全部の荷物を背負って降りるから停めろ!!とキレるとやっと停車。
バスを降りて、やれやれ、Shukuを探さないとと思った時におっさんとバイクを二人乗りしたShukuが登場。
??と思っていると、結局そのバイクに乗せられ、その先に停まっていたあのバスに再び乗車。
そして、そのバスは再び最初の場所に戻り、再び客待ち状態に。
一体、なんのために発車したんだ??
もう昨日から不可解なことが起こりすぎて、頭が付いて行きません^^;
久しぶりに新しい国ネパール入国!!
インドとネパールとの国境スノウリに着いたのは、もう日の沈んだ午後6時過ぎ。
国境が閉まっていなければ良いのだけれど…、と思いながらインドのイミグレーションに向かうと、まだ開いていて一安心。
僕達のインドビザは6ヶ月のマルチプルビザと呼ばれるVISAで、インド入国から6ヶ月以内なら何度もインドと国外を自由に行き来することができます。
なので、一旦インドを離れてネパールに入国しますが、また戻ってくる予定。
スノウリの国境は街中にあって、国境らしさはあまりなく、地元民は自由に行き来しているような感じです。
ネパールのイミグレーションにて、ネパールビザの申請。
15日のシングルビザで25ドル。
顔写真1枚必要。
インドルピー払いも可能だったので、いくらか聞いてみると、かなりレートが悪い(30ドル分くらいのインドルピー)。
ここの国境では、比較的良いレートでインドルピー払いができると聞いていたので、係員次第なんでしょうね。
実際、英語が喋れるおっさんのくせに、この値段を聞いたときだけ、紙の端っこにさら〜っと書いていたので、余計に請求して自分で両替屋にでも行ってポッケナイナイするつもりなんでしょう。
仕方がないので、あまり残っていないドルでお支払い。
どうやら破れていたり汚いドル紙幣は受け付けてもらえないようで、同じく申請していた欧米人がちょっと揉めていました。
どうやら、近くに両替所があるらしく、そこで使えるレベルのドル紙幣とは交換可能なようです。
なにはともあれ、ネパールに入国できました。
国境にいた怪しい歯抜けの男
ネパールのイミグレーションで申請しているときから、一人の胡散臭い男に話しかけられていました。
前歯が何本か抜けていて、顔も不細工で、どう考えてもうさんくさい顔をしていて人生を損していると思われる彼。
面倒くさかったので適当に話を聞いていたのですが、どうやら宿の客引きの様です。
体調が悪化中のShukuはこの時点でフラフラ。
このままポカラへ向かう夜行バスがあれば乗ってしまいたかったのですが、この時間(午後7時半ごろ)望みは薄そうです。
ネパール側のベラヒヤは、インド側と違い薄暗く、スマホの地図アプリを見ても情報がよく分かりません。
客引きが言うには、一室500ルピーだと言うことで安いし付いていくことに。
いつもなら、こういう明らかに胡散臭い客引きには絶対に付いていかないのですが。
途中のATMでネパールルピーを降ろし、歯抜けに連れられて到着した宿は意外と立派な宿。
改めて値段を聞くと、
500インドルピー
と歯抜け。
はぁ…、なんでここでインドルピーというしょうもない手を使うのか。。。
500インドルピーだと850円くらい。
500ネパールルピーは530円くらい。
いつもなら、一喝するか一切の会話を拒否してその場を離れるのですが、もうShukuの体調も限界のようだったので、しぶしぶ800ネパールルピーで宿泊。
ベッド3つ、水シャワー・トイレ付き、遅いwifi有り。
後で調べると、ネパールのベラヒヤにもいくつか500ネパールルピー以下で泊まれる宿がたくさんあるようです。
国境にあらわれる歯抜けの男は面倒くさいので、特に困ったことがなければ付いて行かないようにしましょう。
こんなに不味いの!?ネパール料理…
ダルバード
トゥクパ
ホテル内にレストランのメニューもあったので、Shukuの事も考えて割高ですけど注文。
ネパールのターリー(定食)であるダルバードと、安定の麺料理トゥクパ。
作った兄ちゃんには悪いけど、
これが本当に不味かった!!
えっ!?ネパール料理ってこんなに不味いの!?
これからのネパール旅行が不安に感じるほど美味しくなかったです。。。
まぁ、ここの料理がクソ不味かっただけということがすぐにポカラで分かるのですが、この時は本当にブルーでした。
この後は、オーナーのおっさんが出てきて、ポカラ行きのバスとポカラでの宿とツアーのセールストーク。
ポカラへ行くバスも、ツーリストバス風を装っていましたが、翌日乗ると結局タダのローカルバスで、料金にして倍は取られていました^^;
ツアーと宿の方は、全力でお断り。
なんか、君たちのためだとか君たちを思ってだとかばかり言う気持ちの悪いおっさんだったな。
明日のポカラ行きのバスも確保できたし、とにかく爆睡!!
全ては、インドの列車が遅れたところから全てが上手く行かなかったなぁという今回のインド・ネパールの越境でした。
明日は、スノウリからバスでポカラへ向かいます。
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