マクロードガンジでダライ・ラマ14世の講演会へ!!事前登録仕方など

インド

 

インドマクロードガンジに滞在中。

明日から、4日間ダライ・ラマの講演があります。
無料で聴講出来るのですが、それには登録が必要です。
昨日行ったのに、なんと登録所は日曜日は休みだったので、今日は朝から登録しに行きます。

 

 

とりあえず、ご飯。
登録する場所の近くにある屋台で。

インド 北インド マクロードガンジー 朝ご飯

インド定番の朝ごはん

 

ご飯を食べ終わって登録場所に行くと長蛇の列。

インド 北インド マクロードガンジー
今の時間は諦めて違う時間に行こうと思ったけど、列は伸びるばかり。
遅く行くと余計に待たなければならなそうなので、今並ぶことにしました。

 

並ぶこと2時間。

途中でさり気なく順番抜かしをしていたのは、なんとイタリア人夫婦。

インドを旅行していたら、順番を守れない人がどんな目で見られているか十分分かっているでしょうに、情けない。。。

 

やっと自分達の番になりました。
登録に必要なのは、

 

・登録フォーム(並んでいる間に配られるので、並んでいる間に記入しました。)
・パスポート
・お金10ルピー

※顔写真が必要だという情報もありましたが、写真はその場で撮ってくれたので必要ありませんでした。

 

全て渡してしばらくすると、登録証明の名札みたいなのがもらえるので、当日それを持って行けばO.Kです。

 

 

今回のダライ・ラマの講演は4日間。
台湾人のリクエストで、『ニューチュウロン』がテーマだそうです。
事前に勉強した方がいいかなと、ネットで調べましたが、それに関する本の宣伝ばかりで、内容はよく分かりませんでした。

とりあえず、講演は日本語でも聞けるから大丈夫かな。
この講演の内容は、同時通訳でいろんな国の言葉に訳されて、ラジオを持っていればその場で聞くことができます。

 

私達はラジオを持っていませんでしたが、日本料理屋『ルンタ』(風の馬)で無料で貸してもらえました。
マクロードガンジーにある商店で買うこともできて、買うと400ルピーでした。

マクロードガンジの麓の町ダラムサラだったらもっと安いかも、と思って買いに出た日が日曜日で、商店が全て閉まっていて買えませんでした。

インド 北インド ダラムサラ

ダラムサラの町並み

日曜日でも露店はやってたので、バックパックを盗まれて品不足だったパンツ2枚とブラジャー1枚だけは買えました。
野菜や果物もダラムサラの方が少し安い気がします。

海外では珍しく柿が売ってたから買ったけど安くておいしかったです。

あと、ケーキやハンバーガーなどもマクロードガンジーより少しだけ安かったです。

インド 北インド マクロードガンジー ケーキ屋さん

ダラムサラのケーキ屋さん

ケーキは安い割にハイクオリティーなので、マクロードガンジー滞在中は1日1ケーキを目標に食べてました。

 

話しは飛んでしまいましたが、そして挑んだ講演会当日。
当日の持ち物は、

・登録証明(当日登録することもできるようですが、当日も凄く並んでいたので、事前にとった方が良い。)
・ラジオ(なくても良いがあった方がよい)
・コップ(なくても良い。あると講演時に配られる無料のバターミルクが飲める)

 

以上です。

でも、1つ注意点があります。
テロ対策なのか、会場内には全ての電子機器の持ち込みが禁止されています。
会場に入る前に預けるところがあるので持って行っても大丈夫ですが、私達はめんどくさいので電子機器は持たずに行きました。

 

 

会場に入るともうすでにたくさんの人がいました。
国別で席があって、2階に日本人席もあったのですが一杯だったので、1階に移動し、そこで聴くことにしました。

 

インド マクロードガンジ ダライ・ラマ14世
しばらくするとダライ・ラマ14世がやってきました。
みんなひと目でも見ようと身体を乗り出していました。
私も背伸びしてギリギリ見れた。写真通りだ。
Taxiは生きた偉人が見れたと興奮していました。

 

ダライ・ラマ14世の講演が始まりまっした。
テーマは『ニューチュウロン』について。
その前に仏教についてのお話しもされていました。

 

要約すると、

憎しみは憎しみしか生まないから、人を許し、人に思いやりを持ち優しくあることが大切。
そして祈るだけではなく、教えを実行しなければ意味がない

と言うことでした。

 

ニューチュウロンは入りの部分で続きは明日になってしまったので、よく分からないけど、要約すると、我々は魂で実体がない。一時的に肉体を借りてそれに魂が宿って存在している。
悲しみも苦しみもあらゆる感情は幻想あって、それは全て自分が勝手に生み出しているものだと言ってたような。
とにかく、人は憎まず、思いやり優しさを持って接することが大切だと繋がってたような気がします。

 

とりあえず、途中で配られたパンが1日目は1階まで回らなかったってことと、コップを持ってなかったから、ヨーグルトドリンクもらえず残念でした。

 

この講演には、お坊さんもたくさん聞きにきてたのですが、お坊さんには100ルピー(175円)が配られていました。

 

ラジオで日本語通訳が聞けたので、理解することが出来ました。

1日の講演時間は短くて2時間程で終了しました。

ダライ・ラマは公演が終わると、車で帰って行きました。

 

 

帰りはこの施設の敷地内にある博物館へ。入場は無料。
中国に弾圧されたことも踏まえたチベットの歴史が展示されていました。

 

朝夕2回、ビデオの視聴が10ルピーで出来て、毎回上映内容が違います。
私達は2回見に行ったのですが、違うダライ・ラマの跡継ぎに決められた途端に行方不明になった男の子の話しと、中国がチベットに作ったダムの話しでした。
ユウちゃんが見て1番面白かったのは、中国に弾圧されてチベットの人達が他国に避難する様子のドキュメンタリー。
私達も見たかったけど時間が合わなかった。

 

講演後は、日本食レストラン『ルンタ』(風の馬)へ。
毎日違う日替わり定食と、うどんや丼ぶりコロッケなどの日本食がリーズナブルな値段で食べることができます。
チベット人の旦那さんと日本人の奥さんで経営されています。
私達が行った時は、巻寿司定食でした。

インド 北インド マクロードガンジー 日本料理
ホントは生魚のお寿司が食べたいけど贅沢言ってられません。
ベジタリアンなので野菜のお寿司だけど、酢飯と醤油が日本の味でおいしかったー!!!
きゅうり巻にはワサビも入ってて、あーもうホンマに日本に帰りたくなった。
付け合せの小鉢も、お味噌汁も全部おいしい。
幸せでした。

定食の他に頼んだのは、コロッケ定食。
別の日はかき揚げ丼ぶりにうどん。
うどんの出汁はベジタリアンなのでカツオではなく、シイタケでした。
でも、ヤッパリ日本の味付けはいいな。
インドのスパイスの味付けはもう疲れて、スパイスを使っていない料理に当たるとホッとするもんね。

 

今日は、ダライ・ラマの有り難いお話しと日本食で元気が出たかと思いきや、体調不良がまたもや復活。。。
この日から私はしばらく寝込むのでした。
この身体全体が筋肉痛のように痛いのはなんだ!?