ゴンダールからアクスムへ移動!!豹変する悪いエチオピア人
夜明け前のバスターミナルで開門を待つ人々
どうも旦那です。
今日はエチオピアのゴンダールからアクスムという街へ移動します。
エチオピアは夜間のバス移動が禁止されているので、長距離を走るバスは全て早朝発車となります。
移動を重ねていくと、毎日が早起きで辛いのです。。。
ゴンダールからアクスムまでの直通便はなく、まずはシレ(Shire)と言う街まで移動。
バスのチケットは、前日にバスターミナルで購入。一人127ブル。
荷物代を確認すると、「分からないから明日のバススタッフに聞いて…」と言いながらも20kgまでの荷物一個は無料だよと教えてくれました。やさし〜。
朝5時集合でバスの発車時刻が5時半と言っていましたが、情報では随分遅れるとのことだったので、ホテルをチェックアウトしたのは5時過ぎ。
徒歩でバスターミナルまで向かいましたが、早朝のミサに向かう女性がたくさん歩いていたので危険は感じなかったです。
結局、バスターミナルの門が開いたのは5時半を回ってから。
チケットには座席番号が書いてあるものの、ここはエチオピア。
結局競争になりそうなので、とりあえず急いでみます。
Shukuに座席を先に取ってもらって、荷物を僕がまとめて預ける作戦です。
エチオピアでは荷物はバスの上に乗せるのが基本。
そして、エチオピアのバスターミナルには悪名高い「勝手に荷物を上に上げて、高額な荷物代を請求する」クソ野郎がたくさんいます。
今回も、僕が荷物を持ってはしごの近くで待っていると、たくさん寄ってきました。
勝手に荷物を取ろうとする奴は、クソ野郎なので「触んなっ!!」と日本語で大声で一喝。
すると、たいていのクソ野郎は手を離します。
とりあえずShukuのバックパックは自力で揚げます。
上にいるのは良心的なバスだと、バススタッフなので安心です。
何人かに値段を聞いて10ブル(それでも高い)と答えた兄ちゃんに決定して、自分の荷物を任せます。
この段階では、完全に兄ちゃんに依存します。
他の奴が荷物を触ろうとしたら鬼の形相で「触んなボケっ!!」と怒鳴る、そして兄ちゃんと話すときは笑顔とボディタッチ。
他人を威嚇しながら、兄ちゃんにも(こいつ面倒くさい奴だな…)と思わせる手法。
これで料金で揉めることもなく、荷物の積み込みが完了しました。
一方、shukuの方はやはり自分の座席に勝手に子連れのおかんが乗っていて、座席番号をアピールしても変わってくれない模様。。。
エチオピアの女性って、お金の面ではフェアなことが多いんですけど、こういう場面ではなぜかアンフェアで頑固^^;
ドアのそばの座席が空いていたので、そこに二人とも座りました。
後でその座席の人が来たらその人を巻き込んで、そのおかんと交渉すればいいやと思いましたが、結局最後までその座席の人間は現れませんでした^^;
エチオピアのバスは満車発車なので、結局夜が明けた6時半頃にバスは発車。
バスは山道をぐんぐん進みます。
30分位したころでしょうか、何やら車内に酸っぱい匂いが充満してきました。。。
そして、車掌が色んな人にビニル袋を渡しています。
どうやらカエルの合唱が始まったようです。
エチオピア人、車に慣れていないのか三半規管が元々弱いのか知りませんが、とにかく合唱しまくります。
外は寒いので、窓を開ける訳にもいかず、なかなか辛い時間が続きました^^;
移動中の車窓からの景色はなかなかの絶景でした。
2時間後に30分以上の休憩時間を挟み、その後は休憩なしで進むという意味不明な時間配分でバスはシレに到着。
所要時間は、6時間くらいでした。
そして、まずはお約束のバスターミナルのクソ野郎どもとのバトル。
まずは、勝手に荷物を降ろして高額なチップを請求するクソ野郎どもを無言で威嚇、クソのフォローに回ったバスアシスタントに「昨日、あんたとこのスタッフが荷物はインクルードって言うてましたよ。」と笑顔で撃退。
実際、このクソ野郎どもはそれぞれのバスから荷物の手伝い代としてお金をもらっているんです(ミニバスは除く)。
その上で外国人を見るや否や、不当な料金を毟り取ろうとする。
次は行き先を聞いて、運転手とご丁寧に交渉してくれて、マージン目当てにぼったくり価格を提示してくれるクソ野郎どもとのバトル。
まずは、行き先を言わないことが大事。
クソ野郎どもが飽きてきて離れた隙に、一般客もしくはドライバー(年配が吉、若者は凶)に聞きます。
今回は、ちょっと怖いことがあって、クソ野郎どもが指差したアクスム行きがあったのですが、車に誰も乗っていなかったんですね。
「すぐに出るから早く荷物を載せろ!!」って言われたんですけど、嫌な予感がして誰かが乗るまで待とうと思ったんです。
すると、近くにいたおばちゃんや青年が「ノーアクスム。ノーアクスム。」と小声で首を振って教えてくれたんです。
しばらくしたらその車は、どっかに行きました。
乗ってたら、どうなってたんですね。^^;
みなさんも、誰も乗っていないミニバスに一番に乗るのはやめましょう(荷物を揚げるのもダメ!!)。
という訳でクソクソ言うてますけど、エチオピア人ももちろんいい人多いです。
ただ、あまりにクソ野郎のタチが悪くて、みんなも表立っては被害者を助けにくいようです。
それでも、勇気を出して教えてくれたおばちゃんたちに感謝です。
そして、やっとこさアクスム行きのミニバスが見つかりました。
料金は、一人25ブルと荷物代が10ブル。
荷物代が高いんですが、荷揚げと荷降ろし代込みということで了承しました。
クソ野郎どもにくれてやるくらいなら、ドライバーにお金を渡したほうがいいので。
所要時間1時間でアクスムに到着。
ホテルはどこって聞かれたけど、答えずに、その辺で降りる乗客と一緒に降りました。
だいたいホテル名を言ってしまうと、ドライバーが追加料金だとか言ってきたりするので。
また、終点のバスターミナルに行ってしまうと再びクソ野郎どもとのバトルが始まるので注意です。
とりあえずお目当のホテルにチェックインして休憩。
ここにもクソ野郎が巣食っていたのですが、それは次の日記で。
夜ご飯は、インジェラに色々なおかずを載せたもの。
ジューススタンドの隣の肉屋の様なレストランに入りました。
この時に初めて食べたので、相場を知らずに盛大にぼったくられていました。
これ90ブル。味はまずまずでした。
そして、翌日にAbinet Hotelのレストランでメニューの値段を見て注文したもの。
これの中心にあるものはカイワットと呼ばれるお祝い事でしか出されない貴重なおかずで、周りも肉だらけで味も抜群。
これでお値段60ブル。
ここのレストランはメニューもあって女性店員もフレンドリー、明朗会計なのでオススメです!!
実は翌日にそのホテルに行く前に、最初の店に行ったんです。
そして、昨日とは違うメニューを食べたいと言ったんですが、頑なに昨日のインジェラ盛りの変形版しか言わない。
試しに、インジェラの肉だけ盛りと、野菜だけ盛りのそれぞれの値段を聞くと、80ブルと65ブルとのこと。
野菜盛りは5分前に50ブルって言ってたんですけどね、笑。
これは明らかに高すぎる価格だったので、この店はぼったくりだと気付き、僕たちは席を立ちました。
昨日は、感じの良い店主だったんですけどね。
帰り際の態度はふてぶてしかったです。
これがクソエチオピア人です(良いエチオピア人と区別)。
こちらからお金を毟り取れる可能性があるうちは愛想が良いのですが、取れないとわかった途端、逆ギレ・負け犬の遠吠え当たり前。
まだまだ、このような事が毎日のように起こるのですが、どうか我慢強くお付き合いください、笑。
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