エチオピアのゴンダールで物を乞う子供達の態度に色々考えさせられる
エチオピアに慣れる為に余分にゴンダール1泊した私達。
今日は町を見渡せる丘の上とデブレ ビルハン セラシ教会へ向かう予定です。
ゴンダールは小さな町なので、昨日のお城と今日行く予定のところと周辺散歩でも1日あれば十分に観光が終わる町です。
まずは腹ごしらえ。ホテル近くの路上で売ってる揚げドーナツを買ってみました。
サータアンダギーみたいなドーナツ
二種類あってサーターアンダギーみたいに丸いのと、真ん中に穴があいたドーナツ型のもの。
ドーナツ型の方が少し柔らか目。
それと、昨日飲んで気に入ったアボガドとマンゴーのジュース。
ついでに明日乗るバスターミナルに行ってバス時間と値段を確認。
バスターミナルにたむろしている兄ちゃん達にどこ行くのか聞かれたけど、『シュルシュル』(散歩、散歩)で切り抜け、オフィスの窓口でチケットを事前情報通りの値段で購入することができました。
ゴンダールのバスターミナル
バスのチケットブース
バスターミナルの近くは市場なので少しウロウロ。
ゴンダールの市場
エチオピアでは料理に唐辛子の粉末(バレバレ)を入れるので、大量唐辛子が売られていました。
市場で干されていた唐辛子。
市場で売られていた唐辛子
すると、学校終わりの男の子2人組みが「金くれーっ!!」って寄ってきたので、適当になんやかんや言いながら一緒に歩きバイバイ。
うまくけばもらえたらいいなって、軽い感じの子達だったのでかわいらしかったです。
丘の上に行く前に市場の前を通りました。
賑わう市場
そこでおばちゃんが声をかけてきて、自分たちの子を撮ってとお願いされました。
これは、写真を撮ったらお金を請求されるパターンではないか?と最初は警戒していましたが、そんな雰囲気でもないので、子供たちの写真を撮ってあげると、とっても喜んでいました。
もしも、何かに送れるなら送ってあげたい。現像できるならして渡してあげたいと思いました。
市場のおばちゃんの子供たち
丘の上に登る前、ローカルバス乗り場の前を通りました。
バス乗り場の前にあった家
バス乗り場の前は商店で賑わっていて、子供達がいつものように『ペンくれ』『金くれ』言うから、折り紙あげたら、そんなんいいから『金くれ、ペンくれ』言われた。
4歳ぐらいの女の子。
そうだよね。生きていくには、勉強するには、お金やペンのほうが大事やんね。
でもなぜか悲しくなったのは自分が恵まれていて、勝手な理想を描いていたからです。
何かくれと言われた時に、本当にあげないことが最善なのか分からなくなります。
ジュースを飲んだことない子に1回でも飲ませてあげることが素晴らしい体験になるのなら、あげた方がいいかなとか、一本のペンで勉強できるならとか、でも本当の現状が分からないので、どうしていいのかは分かりません。
ところで景色を見渡せる丘の上ですが、上がれる場所が分からなくて見つける前に引き返しました。
まぁ途中でも見えた場所があったからもういいかなって。
少し高いところからの景色
家はトタン屋根
ここから一旦引き返して、昨日のレストランでコーヒータイム。
昨日他の人が頼んでたミルクの泡泡のが飲みたくて必死で伝えたけど、結局昨日と同じ、ミルクwithコーヒーが出てきました。
飲んでる人いなかったから必殺指指しもできなかったし難しい。
ミルクはミルクでおいしいからいいんやけどね。
プレーンコーヒー5ブル(25円)、ミルクwithコーヒー7ブル(35円)。
なんかミルクお得です。
イタリアで飲んだ水牛のミルクに似てた。
さて、デブレ ビルハン セラシ教会に向かいます。教会までの道のり。
エチオピアで荷物を運ぶ手段はロバです。
家の裏路地
不細工なライオンの像
やっとデブレ ビルハン セラシ教会に着きました。
デブレ ビルハン セラシ教会の外観。
教会の中に入るのはお金がかかるのでやめました(200ブル)。
教会の内部の壁画が面白いらしいけど、ネットで画像も見てしまった。
教会も今まで結構見たし、別にクリスチャンじゃないからそんなに興味ないしね。
お城にも教会にも入らず何しに来た?って感じだけど、エチオピアに慣れる為に滞在するにはいい町です。
その教会の近くで子供たちとサッカーをして少し遊びました。
しばらく楽しく遊んでいると、トゥクトゥクの兄ちゃんが、道路で遊ぶんじゃないと本気で怒り遊び終了。
でも、道路でしか遊ぶ場所ないよ。
エチオピアでは年功序列が強いらしく年上の言うことは絶対のようです。
サッカー遊び
そして、この時Taxiは、遊ぶ様子を座って見ていたのですが、遊んでいる子じゃなくてその他の近寄ってきた子供から信じられない言葉が。。
『フットボールは、5ブルだよ』
サッカーが終わった子供たちは、
『あそこに店があるからジュース買って。』
これはまだいいとして、『フットボールは、5ブルだよ』
はないでしょ。遊ぼうと誘われて遊んでお金を請求される国。恐ろしい。
このように、エチオピアは、実際に何かやっている人よりも取り巻きの方が、うっとうしいのです。
なんだか、あ〜あとなった瞬間でした。
夜ご飯はミッチェルホテルの前にあるレストランで食べました。
トマトパスタ
野菜焼き飯。
インジェラが一緒にでてくると思いきやパンでした。
パスタは茹ですぎ感があるけど、普通においしい。
野菜焼き飯は、本当にたくさんの野菜が入っていて嬉しくおいしかったです。
さて明日は、次の目的地アクスムへの移動です。
途中、ミニバスに乗り換えなければなりません。
ミニバスにトラウマがある私達。
どうか無事に嫌な思いをせず、辿り着けますように。
おまけ。
今日の買食い。
パン屋の看板を見つけてはいったお店。
パン屋さん
パンなんて1つも並べられていなかったけど、おじさんが来い来い言うので中に入ると店の奥からパンを出してくれました。
どうやらパンは店頭に並べるものではなく、奥から取り出すもののようです。
日光当たると痛むし、理にかなっています。
もう1つは、
麦のお菓子コロ。10ブル(50円)
歩いてたら現れた愛想の良い物売りの兄ちゃんから購入。
歯ごたえがあり、味付けなし。麦の炒った風味と自然な甘さを楽しみます。
これもエチオピア定番のおやつ。
こうやってパッケージで売られているものもあれば、ズタ袋に大量にはいったのを好きなだけ袋にいれて売ってくれる場合もあります。
計り売りのほうが同じ10ブルでもたくさん買えますが、袋入りのほうが少しピーナッツが入っていて一緒に食べるとおいしいです。
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