アディスアベバからアルバミンチへ移動!!初めてのスリと何もない大晦日

2017/01/27エチオピア旅のトラブル, アディスアベバ, アルバミンチ

 

この日は12月31日。

 

大半の世界は大晦日ってやつでした。
でもここエチオピアでは独自カレンダーがあって新年は西洋暦の9月11日。
クリスマスは、今年は1月7日です。

もう1つエチオピアは独自の時間を持っていて、1日が朝の6時から始まるので朝6時がエチオピアンタイムでは0時となります。
だから、朝の7時が1時となり、エチオピアンタイムで11時にバスターミナルに来てって言われたら朝の5時に行かないといけないことを指します。

 

なんなのこの国。ややこしすぎる。

 

アディスアベバの汚い宿を早朝5時前に出て、早歩きでバスターミナルに向かいます。

目的地は南部の街アルバミンチ

 

ちらほら、人が歩いています。
路上で寝ている人もたくさんいました。
バスターミナルに向かうであろう6人組の集団がいたので、ペースを合わせ付いて行き無事にバスターミナル到着。

 

昨日はほとんど食べてないのでお腹ペコペコ。

途中でドーナツ売っていて買いたかったけれど、6人組と離れる訳にはいかないのと、まずはチケットを窓口で買わなければなりません。

 

このチケット買うのが本当に大変でした。
バスの中で買うほうがまだマシだよ。

バスチケットカウンター用(バス乗り場と別)の門の前では、もうすでに凄い数の人が門が開くのを今か今かと待っていました。
で、門が開いたと同時に流れ込みます。

私達は警備員らしき信用できそうな人に、アルバミンチ行きのチケットカウンターの前まで連れて行ってもらいました。心配していましたがお金を請求されることはありませんでした。

 

ホッとしている暇はありません。
チケットカウンター前は、チケットを買いたい人でごった返しています。
彼らは、並ぶ訳もなく、窓口は団子状態。

手にお金を握り我先にお金をカウンターに入れようとします。

お金受け取ってもらった人から買えるんだろうな。。

 

って観察している暇もありません。
私達もあの中に飛び込んでチケット買わないといけません。

早くしないと売り切れてしまう勢いです。

 

とりあえず荷物ごと2人で飛び込みます。
カオス。押されても負けずに押し返し、自分の位置を必死でキープします。

でもやはり現地人のほうが慣れているので、何度も抜かされつつ、私がガードしている間にTaxiがカウンターへ。

無事買うことができました。

一列に並びさえしたらこんな苦労せずに済むのに。

並んで順番を待つこと。

小さい頃からの教育って大切だなぁとしみじみ思いました。

 

チケットは前日購入をオススメします。

 

ちなみにこの時、Taxiの上着のチャック付きポケットに入ってた空気枕がスリに取られました
たぶん財布と間違えたのでしょう。

どさくさに紛れたスリもいるので、身の回り品には注意して下さい。

 

やっとの思いでチケットをゲットしてバスへ。

今度は荷物を揚げる時の料金の戦いだなって思っていたら、なんと無料でした
無料やと言い張る係の人に、

 

『嘘や。そんなん絶対に嘘や。値段言って欲しい。適正価格やったら払うから』

と言い続け、最後まで信じれなかった私達。

 

ただより高いものはない。うまい話しに乗るな。この国で思い知らされたことです。。。

アディスアベバのバスターミナル、システム化できてるみたいで、認められた人しか入れないようで、勝手に荷物を揚げて料金を請求してくる奴らはいないようでした。
やればできるんやん。頼むから他の街でもやってくれ。

 

 

そんなこんなでやっとバスに乗り込め、バスが発車したのは6時30分頃。

バスは2列+3列シートの1番端で隣の兄ちゃんもいい人で良く眠れました。

途中、お昼ご飯休憩。
昨日の夜から食べてなかったから嬉しい。
レストランで食べたかったけど、インジェラに乗ってるおかずは、生肉っぽい。

南の方では生肉食べると聞く。

生肉はやばい。ってことでパンとオレンジとバナナを購入。

 

エチオピア アディスアベハ アルバミンチ 移動

1月1日に最初に撮った写真はバナナでした。

途中でバスが停まった所ではマンゴーが10個で10ブル(50円)だったので購入したし、今日はフルーツデー。

昨日のバスと打って変わって、今日はほとんど誰もゲロを吐かず穏やかな雰囲気の中、アルバミンチに到着。着いたのは16時頃。

 

アルバミンチの宿は「カイロホテル」。
場所は「Kyairo hotel」でmaps.meを検索したら出てきます。

 

綺麗でも汚くもなく普通。
南京虫は出ませんでした。
wifiは有りましたが、私達が滞在中まったく使えませんでした。

 

ご飯は近くのレストランで。

 

エチオピア アルバミンチ レストラン 
伝統的な器が全ての席についていて雰囲気はいい感じ。

 

お正月だけど、エチオピアに西洋のお正月は関係ないのでそれっぽい料理もなく、普通にインジェラ食べました。

エチオピア アルバミンチ レストラン

年越しそば代わりのインジェラ

インジェラと一緒に出てきた、この肉を炒めたのがおいしかったです。

青唐辛子もいつもの赤いのと違って、これも肉に合っておいしかったです。

 

 

そして宿に帰ってコーラでささやかに乾杯。

こんなに新年が明けた感じがしなかった大晦日も初めてです。

 

エチオピア アルバミンチ 大晦日

エチオピアのお菓子と薄いコーラ。

 

明日もまだ移動は続きます。なので、年がかわる前に寝てしまいました。

年末ってなんなんでしょうか??

普段は、独自の文化があって素晴らしい国だってなるのに、この世界にちっとも合わせようとしないエチオピアってなんなん、ってなっている私たちはなんなんでしょうか??

 

明日は心穏やかに過ごせますように。