限りなく黒に近いグレーなピグミー族ツアー??inカバレ
ウガンダのカバレに滞在中。
今日は昨日、申し込んだツアーに参加してピグミー族を見に行きます。
カバレから西にあるキソロからピグミー族を見に行くツアーに参加した人はいますが、ここカバレから参加した人はいません。このツアー大丈夫なのでしょうか??
心配していたタクシーも時間通りに迎えにきてくれました。
ブニョニ湖畔へ向かい、昨日ボートを降りた場所から再びボートに乗って出発です。
っていうか、昨日の兄ちゃん言ったボート乗り場よりかなり手前やん。
それなら、バイタクで往復1人10000シリングで行けたやん。
それって、タクシーの半額。
ここから不穏な空気が漂い始めます。
ボートに乗って、昨日までいた宿も通り過ぎてまだまだ進みます。
そしてやっと到着した謎の場所。
子供達が出迎えてくれました。
その子供達と一緒に山をてっぺんまで登りきります。
てっぺんに現れたのは学校。
今日は日曜日。学校は休みなのだそうです。
そこから歩いてすぐにあった村。
そこの住居の中も見学させてもらいました。中身は簡単で、手前が台所であとは寝る場所のみある感じです。
そして、さぁピグミー族の村はどこってガイドに聞く。
するとガイドは、
「ここがピグミー族の村だよ」って。
えーと。ここには、おばあさんと子供達しかいません。
子供は最初から小さいものなので、小さいのかよくわからない。
おばあさんが小さくても何も不思議じゃないから分からない。
なんなら、うちのおばあちゃんと一緒ぐらいやし。
やっぱり大人の男の人を見ないと。。
それ言うと、いつもは村にいるはずだけど、今日は女の人はマーケット、男の人は狩猟にでかけ、夕方2時か3時頃にしか帰らないと言う。
今は12時。それなら帰ってくるまで待つ言うと、16時頃まで帰らないかもと言うし、このガイド、言うことがコロコロ変わる。
怪しい。マーケットは遠い言ってたけど、子供に聞いたら近いというし、真実はどこにあるのか不明。
そんなやりとりをしていると雨が降ってきたので、子供たちとしばらく雨宿りしながら遊びました。
水を入れるタンクは壊れていて。。
子供たちの遊び場所になっていました。
とりあえず、雨も止んだので、子供とおばあちゃんのダンス見ました。
えーとなんだろう。はっきり言って微妙です。
1番真剣に踊ってくれたのは、左端にいるおばあちゃん。
おばあちゃんは80才らしい。
そんなことをしながら、しばらく待っても誰も帰ってきそうにない。
最初からピグミー族の大人なんていないただの孤児院なんじゃないか?って疑問も湧く。
だって、誰に聞いてもピグミー族は山に住んでるっていうのに、ここは一般人が住んでる近くに住居がある。
毎日何時間もかけて、狩場まで歩いて行かなあかんそんな場所に住む?
ガイドは、最初はピグミー族は狩りや自然に生えてる果物やキノコを採って暮らしてて、農耕はしないって言ったのに、芋は育ててたし、こっちの英語力もあるんだろうけれど、チグハグなところが多すぎる。
こんな学校の近くに住んでるのに学校行かないらしいし、お風呂は一回も入らないんだって。
ガイドはピグミーが嫌いなのか少し皮肉っぽく言ってた気もするし、子供とおばあちゃんが本当にピグミーだったのかすらも不明なまま諦めてボートに乗って帰りました。
こんなことなら、面倒くさがらずにキソロに行けばよかった。
ブニョニ湖の宿アマガラで確認するのはありだと思うけれど、ここカバレからピグミー族のツアーに行くのは激しくオススメしません。
ツアー行くなら大人に会えるかをしっかり確認することをオススメします。
うちらは、詰めが甘かった。さすがアフリカ。
これからは気をつけねば。
遅めのお昼ご飯兼、夜ご飯は、バーベキューとポテトフライ。
カバレ着いた日に屠殺場で会ったおっちゃんがやってる店でした。
あの日、買うのを諦めた肉が食べれるなんてラッキー。
まぁおいしかったけど、カンパラで食べた牛串にはかないませんでした。
路上自転車販売しているパイナップルも剥いてもらいました。
このパイナップルが激うま!!ジューシーでとにかく甘い!!!
そしてハチミツ購入。とってもコクのある味わい深い蜂蜜でした。
このハチミツと牛乳で昨日同様チャイ作り。
揚げパンと食べた後、再びハチミツ屋さんを訪れ、ハチミツで出来たジュースを飲みました。
おばちゃんはジュースと言い張っていたけど、アルコールに敏感なTaxiからすると確実にお酒だったようです。
お酒と認めたら密造になるんかな。
味はハチミツビールといったところ。
昨日、ハチミツの値段を確認しに訪れて今日の昼間ハチミツ買って、夜にハチミツジュースを飲みにきて3回目だったからか、ハチミツ屋のおばちゃんがすごく喜んでくれて、一緒に写真撮ろうってことになりました。
そして、それがキッカケでその場にいた娘さんと話していると、ハチミツジュース飲みにきてたおっちゃんらも一緒に話すことになり、ウガンダのことをイロイロ聞けて楽しい時間でした。
ウガンダではマンゴーが安いけれど、日本では高級フルーツだと日本の値段言ったら驚いていました。
そしてまさかのそこにいたおじさんと一緒にマンゴーを買ってくれ、お土産として渡してくれました。
ありがたい。
娘さんは、もうすぐ結婚するらしく、今、結婚式で着るドレスを選んでいる最中だそうです。
メッチャかわいいドレスがあって高いから着れないなって悩んでるあたりはどこの国も同じ。
ウガンダでは結婚式前にも一度パーティーを開くらしいです。
アメリカで結婚前に交わす契約書は日本にあるか聞かれました。
日本にはないよーって言うと、そうだよね。そんなのクレイジーだよねと、その場にいた人ほぼ全員同じ意見の中、1人の年配のおじさんが、俺はべつに交わしてもいいんじゃないって言ったのをキッカケに周りから猛反発をくらいます。
年上でも容赦はしないようです。
ウガンダではまだまだ女性の地位は低く、そんな契約を交わすと女性側が圧倒的に不利になること、またそんな契約書があれば、結婚して離婚するを繰り返し慰謝料をもらう結婚ビジネスみたいなのが成立するんじゃないかとも言っていました。
これは結婚には関係ないけれど、話しをして1番印象に残ったのは、ウガンダの人は犬を飼ってる?との質問に対して、
いくつかの家庭では飼っているけれど、お世話は一切せずにフリーな状態。
犬に御飯をあげる余裕があれば自分達が食べる方が大事。たまに肉を食べたあとの骨をもらえたらラッキーね。
と言っていたことです。
それって野良犬と同じで、飼ってると言えないのではないのでは?と思うけれど、1番最初の犬と人との関わり方。
犬の為に、高級なフードを買い与えている世界なんてウガンダの人には信じられないことなんだろうなと思います。
世界は不公平で成り立っている。改めて実感したことです。
日本の居酒屋のような雰囲気を味わえて最後の夜も楽しく過ぎて行きました。
明日は、ルワンダの首都キガリへ向かいます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません