マラウイのマカダミアナッツとお茶の街チョロとムランジェ山を日帰り観光!!
マラウイのブランタイアで青年海外協力隊(JICA)のヒロアキさんのお宅にお世話になっています。
今日の朝ご飯は昨日作ったスイートポテトです。
ザンジバル島買ったバニラパウダーあるし、ムズズで買ったハチミツあるし、さつまいも見つけた時から作りたいなーと思ってたから作れて嬉しい。
バニラパウダーは結構優秀で少しでしっかりバニラの匂いがします。
コーヒーに入れると失敗やったけど。。。
ヒロアキさんの家は8時頃に出発して、今日はお茶とマカダミアナッツの産地チョロを経由してムランジェ山の麓に向かいます。
ヒロアキさんにも大変お世話になりました。
マラウイの田舎の暮らしにカマドが定着して、時間とお金の余裕ができて新しい産業が生まれることを期待していまーす。
また、日本か外国のどこかで会えたらいいな。
ブランタイアからチョロを経由してムランジェに行くには、まずリンベに行きチョロ行きのバス乗り場で降ろしてもらい、そこからチョロ行きバスに乗り2時間程で到着です。
途中の町のマーケット。
また違う町のマーケット。
椅子のむこうはオフィスって書いてあるけど、何のオフィスだろう。
ムランジェ山とお茶畑
今日は天気がいいので、バスからの景色がとっても綺麗。
チョロに近づくと綺麗なお茶畑が広がっていました。
私達がマラウイを訪れた時はちょうどどこに行って緑が綺麗なシーズンでしたが、トウモロコシも枯れて全土が茶色になる乾季に行くと、お茶畑だけが緑でもっと感動するかも。
それを抜いても、綺麗な景色がずっと広がっていて気持ちの良いドライブでした。
チョロの近くには、マカダミアナッツの生産地があります。
なので、チョロではマカダミアナッツが安く買えるということで楽しみにしていました。
チョロに着いてバスを降りると、早速マカダミアナッツ売りが寄ってきました。
これ1袋なんと100クワチャ(16円)。
この半分の袋は50クワチャ(8円)。
激安!!!!!
世界のどこで買っても高いマカダミアナッツがこの値段。
とりあえずお試しに4袋購入。
味も普通のマカダミアナッツ同じ。
おいしい。美味しすぎる。
ローストしたマカダミアナッツの味つけはシンプルに塩のみ。
あー贅沢。
今度行くJICA隊員さんのお土産も含め、あと11袋買いました。
全部で15袋。
なのに、後でもう10袋買ってたら良かったと後悔。
それと言うのも物売りが5人ぐらい寄ってきて、誰から買っても喧嘩しそうだったのもあって、後10袋を買うのをもういいかって思ってしまったのもあるのです。
チョロのバスを降りた所には市場がありました。
チョロの市場
せっかくなので市場の見学。
食べ物屋さんもいっぱいあって、豚肉屋さんの前の豚の揚げ物に挑戦。
豚の内蔵、耳、脂身など部位を選んで食べることができます。
一欠片50クワチャ(8円)。
どの欠片がいいか選ぶと食べやすい大きさに切ってくれます。
味付けはシンプルに塩と唐辛子。
私達は脂身チョイス。
これがまたおいしい。新鮮な豚肉は豚臭さもない。
市場の風景
懐かしのへちま
マラウイのうまい棒みたいなお菓子
この市場に、私が探していた鍋の蓋がありました。
マラウイでは蓋なしの鍋がたくさん売っていて、蓋を使わないか不思議だったんだけど、アルミのお皿を蓋として使っていることが判明。
ンカタベイでキャンプ用に買った鍋に合う蓋を探していて、ようやく見つけました。
2つセットって言われたけど1つで売ってくれました。
大きさによって違うけど私達が買った小さなお皿500クワチャ(80円)。
これでこれからのキャンプ生活の準備は万端です。
チョロではもう1つ買いたいものがあって、それはお茶の葉。
市場の中で探すもなかなか見つからず、そんなにたくさん売っていないようです。
でも、ありました。
左上の茶色いのがお茶っ葉
お茶っ葉が細かすぎて最初はタバコかなと思ったけど、何回も確認して匂いも嗅いでお茶っ葉で間違いなさそうだったので購入。
何か質問して分からなかったら、とりあえずYesと言うマラウイ人達。
なので、yesかnoで答えられる質問をした時にyesと答えられたら、ホントかどうか違う方向から何度か質問する必要があります。
値段は1キロ1000クワチャ(160円)。
1キロもいらないので250gでお願いしました。
密閉してないから、そんなに匂いは良くなかったけど、お茶淹れた時においしかったらいいな。
ぶらぶらしてる時に見つけたバナナケーキ50クワチャ(8円)。
右がスコーンって言ってたけどただのパン、左がバナナケーキ
ボリューム満点でほんのり甘くておいしい。
隣のパンも一緒に買ったけど、パンより断然おいしかったです。
ボールペンがおまけで付いたバッテリーも販売されていました。
市場を満喫したところで、お茶畑とムランジェ山が一緒に見れる景色の良い場所を探し歩きます。
今日はバックパックも一緒なので歩き周るのは結構つらい。
ガソリンスタンドの近くで見つけた景色の良い場所。
お茶畑とムランジェ山
パノラマでも撮ってみた
そばにいた男の子が、「僕を撮って。」というので撮ったらこのポーズ。
男の子の中で今、このポーズが流行っているらしく毎回このポーズしてた。
そして、この男の子からお金やペットボトル頂戴と言われました。
リロングウェより北部ではそんなことほとんど言われなかったし、言われたとしてもちょっと期待して言ってみました的な感じでしたが、リロングウェより南部では比較的本気でしつこく言われることが多くなりました。
南部のブランタイアはマラウイで1番の経済都市であり、富裕層もたくさん暮らしています。
貧富の差が開いて、その差を見る機会が多い程そうなってしまうのか?
さて、チョロも満喫したしムランジェに向かいます。
さっきミニバス降りた所から向かうのですが、みんな自分の車にお客さんを乗せよう必死。
私達はできるだけお客さんが乗っていてすぐに発車しそうな車を選びます。
そに車にしようと思ったところに、別のミニバスの助手が登場。
『このバスの運転手は嘘つきだからやめとけ、俺のに乗れ』という。
どうやらこの車はダイレクトにムランジェには行かず途中で長い間待たされるのだそう。
マラウイでお客を乗せる為に相手のことを悪く言ってきたのは初めてで少し混乱。
ホンマに悪い人?でもチョロからムランジェの道でどこにも寄りようがないはずやけど?
こういう時はそのバスに乗ってるお客さんに聞くのが1番。
お客さんは、「ダイレクトに行くよ。」って。
エチオピアだったらお客さんも早く出発したいが為に嘘つく人いたけど、マラウイでは大丈夫かなってことで、もうそのバスで決めた。
バスはいろんなところに停まって、お客さんを降ろして乗せてを繰り返して進んで行く。
途中で運転手と助手がどっか行ってしばらく帰ってこなくて乗客と揉めてたけど、運転手も助手もお昼食べる時間は必要だよね。
あの人はこういう時間のことを待たされるって言ってたのかな?
真相は良くわからないけど、ムランジェ到着。
チョロ、ムランジェ間もムランジェ山が綺麗に見えて景色がとても綺麗でした。
チョロ、ムランジェ間の車からの景色
でもムランジェ山の麓に行ってしまうと、、、
山が見えない。
景色は遠くから見るほうが綺麗な法則は健在です。
とりあえず、まだ見晴らしが良いところで写真を撮ります。
実はムランジェ山、気軽登れる3000m超えの山として有名です。
ガイド雇って山小屋に泊まって2泊3日か1泊2日で登れるのです。
ガイド料は50$。入山料も山小屋宿泊料も安く、山頂付近は険しいので軽いロッククライミング気分を味わえ、山頂からの景色もいい。
ってことで最初は登ろうと思ってたけど、1ヶ月ビザの期限が迫ってきたこともあり登らず景色だけ見ることにしたのです。
とりあえずムランジェの村をチョコッとブラブラ。
相変わらず近過ぎて山は見えない。
道端で何かジュースのようなものを売っている人を発見。
これは、ヒロアキさんが言ってたトウモロコシで作った甘酒のような飲み物では?
ってことで買ってみました。
うむ。まぁまぁ。
ちゃんと冷やしてくれてるからおいしいです。
でも、もしぬるかったらあまりおいしくないかも。
ムランジェの街で1番ムランジェ山が見えるところで写真を撮ってミニバスに乗り込みます。
今日はブランタイアまで帰って、明日はリロングウェまで行ってしまいたいのです。
ミニバスはムランジェから少し行った村で停車。
ここからの景色が綺麗でした。
ヤッパリ山を見るには離れるのが正解。
バスは順調にリンベ到着。
そこからバスを乗り換えブランタイアまで。
ブランタイアの宿は決まっていません。
ケンタッキーの上にあるよと聞いていたので行くも、そこは病院で宿はありませんでした。
スマホの地図アプリを見ると明日のバス乗り場の近くに宿があったのでそこへ向かいます。
その途中、『どこいくの?』『ロッジなら紹介するよ』って兄ちゃんが来たから『いらない。地図あるし場所分かるから。』って言ってもしつこい。
『もう、付いてこんといて。』→『あなたの助けは必要ない。』→『しつこいから警察行くで。』と段々言葉を強くしていってもしつこい。
しまいには、『金をくれ。100クワチャでいいから。』と言い出す始末。
『なんで?どんな理由があってあなたにお金を渡さなあかんの?』って聞いても答えは返ってくることはなく、『金をくれ。100クワチャぐらい、いいやん。』って。
『意味わからん。理解できひん。どっか行って』と言いつつ警察署の近くになると、中指立ててファッ○ユーって言いながら消えて行きました。
だいたいこういう時は捨て台吐くかなって思ってたし、ファッ○ユー対して日本人だから何とも思ってないので怒りなし。
もっと早くどっか行けばいいのに、そして全うに働けばいいのにという気持ちだけ。
欧米人は、Fワードに対してすごい怒るらしいのですが、日本でそういう言葉ってあるのかな。
思いつかない。
それにしても南部に来てからこういう人に会うようになった。
北部から入ったからマラウイの印象はいいけれど、南部か入ったらまた印象変わってたかもなぁ思います。
宿は長距離バスターミナルのそばの『Wenela Lodge』
シングルベット2つの部屋が8000クワチャ(1280円)。
朝食付き。wifiなし。トイレ、シャワー別。
私達は朝食なしでいいから7000クワチャにしてもらいました。
ちなみにキャンプは1人3500クワチャ(560円)でした。
宿が決まった頃にはあたりは真っ暗。
早くご飯食べに行かなくては。。。
バスターミナル周辺はあまり治安は良くなさそうです。
バスターミナル近くのチップス&牛串屋さん。
ここの牛串がおいしかったー。
明日は朝のバスでリロングウェに帰ります。
どうかバスが早く発車しますように。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません