アゼルバイジャンのアスタラから陸路でイランに入国!!がらっと変わる世界観
アゼルバイジャンの首都バクーを出発した夜行列車は、朝8時頃のイランとの国境の町アスタラに到着。
電車を降りるとタクシーのおじさんが寄ってきた。
寝起きのタクシー攻撃はきつい。。。もう少し放っておいてほしい。
英語通じず、何言ってるのかもわからない。
すると、英語ができる若者が通りがかって通訳してくれた。
どうやらここから町のセンターには、タクシーしかないみたい。
確かに町の中心からは外れているし、公共の交通機関があるとは思えない。
2人で6マナトで話をつけ、町の中心にあるボーダーまで。
タクシー降りると1人6マナトだ。もっとお金よこせと言ってきたし。
だからタクシー乗るの嫌やねん。
タクシー代を交渉する時は、1人の料金なのか?2人の料金なのか必ず交渉することにしてるし、金額は電卓にいれてもらうので、残っている。
最初の約束は絶対。
何度も確認したから認識の違いではなく、明らかに騙そうとしている。
そーゆー時は約束のお金をしっかり払ってさっさと立ち去るに限る。
次の国は、イラン。
イランの国教はイスラム教なので、宗教の教えがそのまま法律になる。
なので、女の人は外で肌を見せてはいけないし、身体のラインのわかる服を着ることもNG。
頭には、ヒジャブというスカーフみたいな物をかぶらなければならない。
ってことで、長袖のワンピース的な服がいるんだけど、日本から持ってきてなかったので、イラン入国前のこの町で買いたかったけれど、服屋の気配なし。
重い荷物を運びながら店を探すのもしんどいので、とりあえず持ってるパーカーにスカート、スパッツをきてスカーフをかぶるという恰好で入国。
真夏に長そでパーカーは暑いです。。。
アスタラの国境は、なかなか賑やかでアゼルバイジャン側の出国審査は長蛇の列。
イランの入国審査は日本人ということで先に通してくれたけど、そのあと警察の面談と軍の施設に移動させられて、墨で指紋全部取られるし、何より暑さに耐えられなくてこれからイラン大丈夫かなって不安がよぎる。
アゼルバイジャンの出国審査を並びだしてから4時間。無事にイラン入国。
あー長かった。。。
イラン入ったとたん文字がペルシャ文字に。ぜんぜん読めない。。
さっそく両替。
西側の経済制裁のためか、イランではATMでVISAやMASTERカードなどは使えません。(2016年9月現在)。
なので、米ドルを用意して両替屋で両替してもらうのが一般的。
イランにも闇レートが存在し、公式レートよりもいいので、銀行で両替するよりも両替屋で両替してもらったほうがお得。
私たちは、ジョージアでドルをおろせたので、ジョージアで準備しました。
私たちが行った時2016年8月~9月は、1ドル公式レート30000リアルに対して闇レート約35000リアルでした。
イラン、通貨の単位が大きくてややこしい。
だからか、トマムという単位も存在していて、1トマム=10リアル。
お店の表記など生活では一般的にトマム表記されています。
100ドル=3,500,000リアル(350,000トマム)。
100ドル換えただけなのに、なんだかお金持ちになった気分を味わえます。
私たちが利用した両替屋さんは親切で、テヘランまでの夜行バスの予約や、おススメのレストランまで紹介してくれました。
早速、おススメのレストランにむかいます。
その途中にあったアイス屋さんでアイス2つ注文。
30,000リアル。
単位大きくてビックリしたけど、円に直したらたった90円。
おススメレストランに到着。
せっかくなので、アスタラ名物を注文。
アスタラの名物らしい。名前忘れた。
おススメって言われたからどんなものかわからずに頼んで、でてきたのはコレ。
鳥の丸焼きっぽいの。
おいしー。すっごくおいしい。
でもこれ、1人で食べきれる量じゃない。こんなことならケバブ頼まずにこれだけ頼めばよかったと後悔するぐらいこってりしっかりした味付け。
もう1つはケバブ。
これで2人分。注文しすぎた。
イランのレストランでは付け合わせのピクルスや野菜、ヨーグルト、パンがついてくるのが一般的なようです。
料理が出てくる前にでてきた付け合わせ達
全部で、550,000リアル。(1600円)
バスターミナルまでの道のりでは、すれ違う人すれ違う人から、Welcome to Iran と声をかけられたり、話しかけられたり。
すっごく嬉しい。嬉しいねんけど、すれ違う人みんなから言われるとさすがに少し疲れた。
アスタラ~テヘランは3列シートのVIP夜行バスで350,000リアル(1000円)。
安い!!
オフィスでお金を払って荷物を置かせてもらい、少しだけ町中観光。
というより服探し。に出た10分後、、,
公園でピクニックしていた家族に誘われ一緒にお茶を飲むことに。
イランで一番最初に出会った大家族
親戚一同、シーラーズから旅行で今ここにいるらしい。
いろんな話をした後に連絡先を交換して、シーラーズ行った時に会う約束をして、さよならしました。
この一家とは本当に会うことになるのですが、イラン旅行中、お茶に誘われたりはしょっちゅうでいろんなお宅にお邪魔することになります。
一家と別れた後は、バザールへ。
これからイランで着る服を探しに行きました。
アスタラのバザールは人がたくさん。すごく活気があります。
イランのバザール。数字もペルシャ文字。
350,000リアル(1,000円)で外出着を購入。
今後外ではこの服しか着れません。何着か買ったらいいんやけどもったいないもんね。
そして、バスステーションに戻り、夜行バスに乗りテヘランにむかいました。
明日からは、ジョージアのイラン大使館で出会った、レザさん一家のお家にお邪魔します。
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