タジキスタン入国!!サマルカンドからドゥシャンベへ夜行列車を利用して移動[行き方情報有]
国境にいた子犬・・・かわいい
どうも旦那です。
ウズベキスタンのサマルカンドから、タジキスタンの首都ドゥシャンベへ移動します。
一般的な移動方法は、サマルカンドの郊外からシェアタクシーを使って国境まで行く方法。
料金は一人25ドル。所要時間は8時間くらいとか。
早朝にサマルカンドを出ても、ドゥシャンベに着くのは夜の9時から10時頃。
他に安くて楽な方法はないものかと、インフィメーションセンターで調べているとサマルカンドから南部方面に夜行列車が出ている模様。
終点であるテルメズから、国境に向かえば昼には国境に着くことができそう。
というわけで、前日にサマルカンド駅に切符を買いに行くことにしました。
路線バスが、レギスタン広場のそばから出ています。
3番か73番。料金は一人900スム。所要時間は30分くらい。
タクシーだと一台6000スムでした。
チケット売り場は駅の外にあります。
営業時間は〜午後6時まで。日曜は休みです。
僕たちは、日曜日の夜行列車に乗る予定だったので、インフィメーションセンターのお姉さんの勧めもあり前日に購入しました。
日曜日に当日券をどう買うのかは不明です^^;
終点のテルメズ駅まで、エコノミー(解放)寝台50000スム。
が、チケット売り場の色黒の太った調子のいいおっさんにボラれました(55000スム取られた)。
チケット売り場では、おばちゃんを選んでください。
宿に戻って電車のルートをマップアプリで調べていると、どうやら終点のテルメズに行かなくても手前のグムグルガンで降りれば、もっと国境に近いことに気づきました。
と、言うわけでチケットはグムグルガンまで買ってください(値段はテルメズより安いはず)。
翌日、日曜の夜ということで路線バスの姿なく、タクシーで駅に向かいます。
駅に入るにはまずパスポートチェック、そのあと荷物のX線検査と空港並みの厳しさでした。
さらに、乗車前にも2回パスポートとチケットのチェックがありました。
夜行列車は、首都のタシケントが始発なので、すでに寝ている人がたくさん。
案の定、自分たちのベッドでも寝ているにいちゃんが。。。
でも、このにいちゃんはテルメズの博物館で働いているらしく英語が話せたので、テルメズまでのチケットを持っている僕たちがグムグルガンで降りる理由などを車掌に伝えてくれたり、いろいろ便宜を図ってくれました。ありがとう!!
この終点のテルメズ。
以前はアフガニスタンとの国境が開かれており、多くの旅人で賑わったそうですが、現在は閉鎖中。
今は、旅人が訪れることも少なくなっている様です。
翌朝午前9時頃、列車はグムグルガンに到着。
さっそく、タクシーの運転手に囲まれます。
最初のタクシーの運転手の言い値は、なんと1台60ドル!!
サマルカンドから一人25ドルが相場ですよ^^;
こいつとは一生口をきかないと心に決めました。
そして、いい人そうな顔をしたおっちゃんと交渉。
国境手前の街デナウまで、一台20000スムでオッケーだったので乗り込みました。
さっきのおっさんが、俺も20000スムでいくと後から追っかけてきましたが、どうせ20000ドルだろと悪態を付いてしまいました。人間が小さい^^;
乗り込んだ後で、このままタジキスタン国境まで40000スムで行ってくれるかと尋ねるとオッケーとのこと。
これで一安心と、ドライブを楽しむことにしました。
こっちのスマホを車でつないで、日本の曲でドライブをするウズベキスタンのドライブは楽しいものでした。
2時間後、問題なく国境に到着。
Shukuが40000スム(6.5ドル)を払うと、不服そうに20ドルだというおっちゃん。
えぇ〜、こいつもか!?善人顔なのになぁ。
Shuckはこういう後出し嘘つきが一番嫌いなので、猛抗議。
周りの荷物運びのおやじや、両替商のおやじがどんどん集まってきます。
多少英語の分かる、国境沿いで働いている彼らに事情を説明すると、どんどんおっちゃんの顔が落ち込んでいきます。
確かに少し安いとは思っていたので60000スムを渡して、怒り心頭のShukuは国境へ歩いて行ってしまいました。
すると、おっちゃんは悲しそうな顔で僕にそのお金を返すのです。
イスラムの相手に敬意を払うジェスチャー、右手を心臓に当てるポーズで。
これではなく20ドルを払えと言っているのか、もうお金はいらないと言っているのか分かりません。
お金を渡さないわけにはいかないので、そのお金を車のサイドポケットに放り込んでShukuの後を追い掛けました。
なんとも後味の悪いウズベキスタン出国となりましたが、一人当たりの費用は約13ドル。
さらに一泊の宿泊代が浮いたと考えると、悪くないルートだと思います。
さて、入国検査が面倒臭いウズベキスタンは出国検査も面倒臭いと評判です。
しかし昼間に到着したからか、入国時と同じく入国者も職員も少なく、薬チェックとPCの画像チェックで終了しました。
対する、タジキスタン側の審査はやる気なさ過ぎ^^;
まぁウズベキスタン側であれだけ厳しい審査をしてくれているのですから、こっちではする必要ないんでしょうね。
荷物検査もなく入国完了。
途中でなぜか両替のオヤジがいました。
身なりはそこらへんのオヤジですが、正規の両替商らしく銀行とほぼ同レートでドルとタジキスタン通貨のソモニを両替できました。
ただ、その代わりにウズベキスタン通貨ソムも公式ルートでしか両替できないかもしれません。
ちなみに、タジキスタン側国境の外にいた両替商は悪レートだったので、ドルーソモニは国境内で両替することをおすすめします。
さて、無事タジキスタンに入国した後は、首都ドゥシャンベへ移動です。
国境前にバス停があったのですが、バスは一向に来る気配がなく。。。
再びタクシー運転手と対決です!!
シェアタクシーや公共機関を乗り継いだ場合、ドゥシャンベの宿まで一人3ドル程度。
シェアタクシーで一気に行った場合、ドシャンベの入り口で一人5ドル。
まずは男2人がやってきて、言い値20ソモニ(2.6ドル)と激安価格を提示してきたが、安すぎて犯罪の臭いがするので拒否。
一人かなりしつこいにいちゃんがいたので、こちら側が有利と見て粘り強く交渉。
初めの言い値一人10ドルでしたが、ドシャンベの宿まで直行で一人6ドルで交渉成立、まずまずだと思います。
ドシャンベの宿到着は、午後2時半。
もたもたしなければ、午後1時には宿に着けそうです。
この場合、パミール地域への入国許可の申請も当日に間に合いますよ。
僕たちは、このままパミール許可証の申請をしに行きますが、今日はここまで。
<サマルカンドからドゥシャンベの移動まとめ>
・PM11:45 サマルカンドからテルメズ行き夜行列車でグムグルガンへ(一人〜50000スム)
・AM9:00 グムグルガンからタクシーで国境へ(一人60000スム??)
・PM1:30 国境からタクシーでドシャンベのホテルへ(一人6ドル)
・PM2:30 ドシャンベのホテル到着
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