エチオピア入国!!ウザいエチオピア新喜劇に疲れ果てる…[カッサラからゴンダールの移動情報有]
どうも旦那です。
思いの外楽しかったスーダンとは今日でお別れ、そしてエチオピアを目指します。
カッサラからまずはゲダレフへ。
宿を朝5時にチェックアウトし、スークのローカルバスターミナルからミニバスで長距離バスターミナルへ、2ポンド。
バスターミナルに到着すると、若者たちがどこかのチケットを持ちながら叫んで近付いてきます。
どうやら首都ハルツーム行きのバスの客引きの様です。
カバンを強引に持とうとしたりして、あんまりにもウザかったので、
「しつこいっ!!お前らはエチオピア人かっ!!俺の知ってるスーダン人はこんなことしないっ!!」
と、叫ぶと散り散りにどこかへ去って行きました。言い過ぎたかな^^;
そんな感じで、ゲダレフ行きのチケット売り場(と言っても外の机におっさんが座っているだけ)を探すと一番奥に2つありました。
一軒目値段を聞くと60ポンド。
直近の情報だと40ポンドのはずだから高いなぁと、隣で聞くとやはり60ポンド。
スーダンのバスは基本的に満車発車なので名簿を見てみると、1軒目の方が埋まってそう。
なので、1軒目に戻り2軒目を指差しながら、負けてくれーとお願いすると50ポンドになったので乗ることにしました。
しかし、地元の人の支払いを見ていると本当に定価が60ポンドの模様、スミマセンでした。。。
バスは1時間程度乗客を待ち6時半頃に出発。
今回は、おやつや食事は出ませんでした、ケチ。
ゲダレフへは正午前に到着。
エチオピア方面へのバスターミナルは、違うところにあるのでトゥクトゥクで移動。40ポンド。
トゥクトゥクの運転手に、国境の町ガラバット行きのミニバスを教えてもらい乗車。
料金失念、事前情報では40ポンドでしたので、そんなに変わらなかったと思います。
荷物を車の上に置くシステムだったのですが、上にいた子供が荷物一つで3ポンド寄越せと。
まぁ、それ位ならと目的地に着いて荷物を受け取ったら払うことにして了承しました。
ミニバスは、さほど待たずに発車。
さっきの子供は車掌の様ですね。
エチオピアに入国した後に乗る予定のミニバスの最終便が午後4時発との情報があり、結構余裕だと思っていたのです。
でも、この車かなり遅い…、果たして間に合うのでしょうか。。。
午後3時前に、ミニバスは無事スーダン側の国境の町ガラバットに到着。
荷物を受け取って、子供が金、金と急かすので6ポンドを渡そうとすると、、、
「一つ20ポンド。」
と抜かしやがりました。
その瞬間大声で怒鳴りました。別の意味で子供だから怒鳴りました。
料金の後出しぼったくりは、最低の行為です。
ハルツームで会ったハンドボールのコーチのスーダン人は、スーダン人が正直者であることを誇りにしていました。
出会ったスーダン人はみんな、「スーダンはいい国だろう。」と言っていました。
そんな人たちの期待を裏切るこのクソガキが許せなかった。
「さぁ、6ポンド受け取るのか??それとも20ポンドと言い張って0ポンドで終了するのか??どっちだ??」
周りに大人たちが集まってきても、御構い無しに怒鳴り続けました。
最後には、彼はしぶしぶ6ポンドを受け取りました。
スーダン人の誇りを忘れるなとは、クサすぎて言えませんでしたが、彼が少しは懲りてくれるとうれしいです。
今思えば、彼はエチオピア人の家系なのかな??と思うのですが、それはこの後に気付くことに。
若干、後味の悪い最後ですが、スーダンの出国手続きを急ぎます。
まずは警察署へ行ってセキュリティチェックを受けます。
そこから、税関で荷物検査。
そして、最後にイミグレーションとなります。
全ての施設は、エチオピアの方を向いて右側にあります。
途中で両替屋がいました。
スーダンポンド→エチオピアブルにしろ、米ドル→ブルにしろ確実にスーダン側で替えておいたほうが良いです。
特に米ドル→エチオピアブルに関しては、スーダンの闇レートの影響もあり、公定レートよりも良いレートで両替できました。
小さなドブ川に架かる橋を渡ると、エチオピアに入国です。
国境の町の名前はメテマ。
まずはイミグレーションで入国手続き。
ゴンダールに行くと伝えると、バスの時間があるからと他の人より先に手続きをしてくれましたので、人々が並んでいてもアピールすると良いかもしれません。
顔写真と指紋の電子処理をして入国手続き完了です。
そこから、向かいの荷物検査に向かいます。
この途中で、試合後のマイクタイソンのような不細工な顔をしたウザい奴が近付いてきました。
ゴンダールに日本人の友達がいるとか、どうでもいいことをベラベラしゃべってとにかくウザい。
荷物検査中も、ずっと後ろに付いていて荷物を見ているし気持ち悪いったらありゃしません。
荷物検査が終わったらもう午後4時を過ぎていました、やばい。。。
タイソンは急げ急げと言いながら、なぜか電話を取り出しゴンダールの日本人に電話すると言って電話。
僕は話していませんが、Shukuが話したところ本当に日本人の女性が出たそうです。
その電話の女性に、なんで電話されたのか分からないけど、とにかく急いでいるからと告げ、タイソンに電話を返しトゥクトゥクへ。
やっぱりタイソンがしゃしゃり出てきて、料金は50ブルだと抜かしやがる。
時間があれば歩いていける距離なので、相場は20ブルくらいで高いと言うと、
「日本人は友達だから40ブルでオッケー。」
(だから高いって言ってんだろ。キモい。どっかいけブサイク。)
…願い叶わず、トゥクトゥクに乗り込んでくるタイソン。
そして、「ゴンダールで日本人に会いたいだろう。」と、もう一回電話を掛けるタイソン。
「いや、いらないって、全然会いたくないって。」と言っても人の話を全く聞かないタイソン。
こういう輩、レベルの低い詐欺師の類ってだいたい人の話をまったく聞かないですよね。
自分の主張ばっかしで、こっちの言うことなんかまったく聞かない。
このタイソンの知り合いのゴンダール在住(??)の日本人女性の方。
どなたかは存じませんが、このクソタイソンにしっかり利用されてますよ〜。
時折掛かってくる日本人からの電話は、全てタイソンのウザい行為の上に成り立っています。
ぜひ、着信拒否として付き合いを断つことをおススメします。
さて、トゥクトゥクは1台のミニバスが停まっている広場に到着。
ここからエチオ新喜劇が始まります。
フォンワカワッカ♪フォンワカワッカ♪フォンワカワカワカワ♪
まずは、トゥクトゥクのドライバー。
50ブルを渡すと、5ブルしかお釣りを寄こさない。
運賃は40ブルだから、お釣り10ブルだろと言うと。
お釣りがない。
ズコ〜っ。出ました「ゴメンくさい。」ばりの定番ギャグ。
これ以上何を言っても無駄でウザいので、とっとと退場していただきました。
1台だけ停まっていたミニバン。
これがゴンダール行きの最終便だそうで、間に合って良かった〜。
と、思ったのも束の間、タイソンが
「お邪魔しまんにゃわ〜。」
と勝手にミニバスの野郎と話し始めた。
(ほんまにタイソンうぜ〜、絶対マージン取るためだよなぁ。)
と、チャンバラトリオさんに手伝ってもらって、タイソンの顔にハリセンをぶちかましたい衝動に駆られる。
タイソンの口から出た金額、
二人で500エチオピアブル
ちなみに地元民価格は、一人70ブルです^^;
神様〜!!わたしが悪ぅございました。どうかこのタイソンのどたまに今すぐ100kgの金だらいが落ちてきますように。。。
タイソンは無視して、ミニバスの車掌らしき男と高すぎると話してみる。
すると、あっさり一人120ブルまで下がる。
でも、まだ高いと粘ってみると、運転手が「乗らないならもう行くぞ。」と車を動かす(後で分かったことだけど、目的地とは違う方向…)。
タイソンと車掌が、「待て待て待て!!」と慌てて車を追いかけて止める。
そして、「お前らどうすんだ。本当に行ってしまうぞ。最終便だぞ!!」とこちらを追い込む。
その時に、(あぁ、こいつら全員グルだな。クソ三文芝居しやがって…)と妙に冷めました。
ただ、乗らないわけには行かないので荷物代込みで一人120ブルで了承。
そして、車に乗り込もうとするとShukuが突然別の男に怒り出した!?
どうやら、Shukuはその男に240ブルを払ったが、男は40ブルしかもらっていないと言っているようだ。
どう考えても、この男がポッケないないしたとしか思えない。
(おいおい、まじかよエチオピア…。想像以上にウザいぞ…。)
Shukuの猛抗議に合わせて、僕もその男にお金を取ってないのなら裸になって見せてみろと怒鳴り散らしてみる。
タイソンが(まだいたのか)、こっちの財布の中身を見ろとしきりに言うが、ここで財布を開けたら中身を抜かれかねないので拒否。
ついには、お互いポリスに行こうと言う話で決着。
まぁ、ポリスって言っても50m先にいたんですけどね。
(ポリスもグルだと面倒臭いなぁ…)と、思いながらこちらは荷物を積んだままの車が動かないように、ドアを開けたまま立ち止まって車を止めます。
ポリスを間に挟んで話し合っていたShukuが、こちらに100ブル札が何枚あったか聞いてきました。
え〜っと、スーダンポンドとドルを少し両替したから100ブルは、もともと8枚あるはず。
そして、Shukuの口から衝撃の言葉が…
100ブル、8枚あるわ。200ブル払ってないわ、私。。。
ズコ〜っ!!その場にいた全員がコケました。
大御所のボケが炸裂です。
(こいつもグルか…)。
そして、迷惑かけた人間に謝って乗車。
僕たちは運転席の横と助手席に乗せてくれるようです。
やれやれと思っていると後ろから聞き覚えのある声が…。
「これで全部オッケーだろ。50ブルくれ。」
後ろを振り向くと、タイソンでした。
(こいつが、まじで本物のタイソンに100発殴られて永遠のKOをしますように。)
と、50ブル渡して下車していただきました。
国境で、ゴンダールに日本人女性の知り合いがいるブサイクなマイクタイソン風の男が声をかけてきたら完全に無視してください。
あとあと面倒なことになります。
僕はもう入国1時間でエチオピアにすっかり疲れてしまいました。。。
難民キャンプのような家がずーっと並んでいました…
ゴンダールまでの4時間にチェックポイントが4カ所。
内、一カ所は大きな荷物も開いてのチェックがあり非常に面倒くさかったです。
ミニバスは、4時間後にゴンダールに到着。
街の中心地で降ろしてもらい、何だかよく分からない追加料金の請求を振り切って宿へ。
その間も何度か客引きが声をかけてきましたが、とにかく入国してから色々あって疲れたから、放っておいてくれと泣きそうな顔で訴えたら、みんなどっか行ってくれました。
はぁ、エチオピア。
はぁ、Shuku。
僕は、もうどちらにも疲れたよ、笑。
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