アヌラーダプラ日帰り観光!!仏陀が悟りを開いた菩提樹の子孫がここに!?
スリランカを走る堅焼トラック
どうも旦那です。
スリランカのダンブッラに滞在中。
今日は、アヌラーダプラという街に観光に向かいます。
キャンディ・アヌラーダプラ・ポロンナルワという都市を結ぶとちょうど三角形になるのですが、このエリアは「文化三角地帯」と呼ばれ、世界的に見ても貴重な仏教遺産がたくさん残っている場所なのです。
そして、本日向かうアヌラーダプラはその中でも最も古い都市で、なんと2500年前からある街。
現在も仏教の聖地としてたくさんの人が訪れています。
ダンブッラからアヌラーダブラまでの交通機関はバス。
バス乗り場は、シーギリヤと同じくバスターミナルではなく、少し北にあるバス停。
どうやらスリランカでは、ダンブッラの様な小都市から発着するバスは本数が少ないので、他の都市からダンブッラを通過するバスも捕まえられる様な大きなバス停が幹線道路上にあり、人々は主にそちらを使う様ですね。
料金は一人100ルピー(75円)。
所要時間は2時間強でした。
アヌラーダブラの観光スポットは広範囲に渡っているので、普通はトゥクトゥクをチャーターしたり、レンタルサイクルを借りて観光するのが一般的。
でも、今回は徒歩でのんびり散策することにしました。
このアヌラーダブラも他のスリランカの観光地と同様に入場料が高く、今回はパス。
観光は無料や安価な入場料で入れるスポットに限定し、古都ののんびりた雰囲気を味わいながら散歩したいと思います。
アヌラーダブラ駅
バスの到着するアヌラーダブラの市街地は、他の都市同様賑やかですが、歴史地区に一歩足を踏み入れると何とものんびりした感じ。
道端には田んぼがたくさんあって、まるで奈良の飛鳥地方の様です。
まず向かったのは、「スリー・マハ菩提樹」。
こちらは入場は無料です。
ここにある菩提樹は、なんとこの木の下でインドのブッダガヤでブッダが悟りを開いたと言われる菩提樹の分け木を植樹したもの。
スリランカの寺院などでは、短パンやタンクトップは禁止です。
短パンで訪れた際も、腰に巻く布を貸してくれることがありますが、面倒臭いので長ズボンで行きましょうね。
あと、靴を入れるビニル袋があると便利です。
寺院内は基本的に裸足で入場しなければなりません。
で、だいたいそばに靴を預ける場所があるのですが、そこのおっさんたちは外国人と見るや100ルピーだのとぼったくってきます。
しかも、預ける時には金額を寄付や気持ちと言ってはっきり言わず、受け取る時になって高い金額を請求してくるのです。
そりゃ多少の寄付は必要でしょうけど、分かっている地元の人たちは靴預けから離れたところで勝手に靴を脱いで置いてます^^;
さすがに、僕たちは靴を置いていくわけにも行かないので、カバンにしまえる様にしておくと気持ちよく観光できると思います。
敷地内には、菩提樹がたくさん。
みんな、願い事を書いた布を色々なところに巻いていました。
僕たちも地元の人にあやかって、落ちていた綺麗な菩提樹の葉っぱをゲット!!
どうか悟りが開ます様に…。
大規模な修復が行われたのでしょうか??
石垣には数字がたくさん。
スリーマハ菩提樹、あのお釈迦様が悟りを開いた木の子孫たちがたくさん育っていると思うと、なんだか有り難くて良かったですね。オススメ。
次に向かう途中で、バイクの教習をしていました。
八の字走行かな??
なぜかみんな裸足、なぜ??、笑。
次にやってきたのは、「イスルムニヤ精舎」。
入場料は一人200ルピー。
ここには岩を削って作られたお堂があります。
中にある涅槃仏がカラフル。
日本の浅草寺の援助で塗り替えられたそうです。
また、岩の上に登ることもできて、
そこからの眺めがとても良かったです。
ここで、日本からのツアー客に遭遇。
聞き覚えのある言葉…大阪からのツアーですね^^;
この「イスルムニヤ精舎」のトイレは外にあるのですが、二人のおばちゃんがトイレに行こうとして受付のおっちゃんに一声。
「ちょっとおトイレ行かしてもらうので、いったん外に出させてもらいます〜。」(もちろん日本語)
受付のおっちゃん、きょとん、笑。
大阪のおばちゃんにとっては、大阪弁は英語よりもグローバルな言語なのです。
しかも、トイレの料金で揉めてましたね。
看板に20ルピーって書いているのに、係りのにいちゃんが10ルピーって言ったとか言ってないとか。
「トゥエンティ」→「トゥエン」→「テン」に脳内変換されたんですかね。
「看板に20ルピーって書いてますよ。」って言ったら、
「このにいちゃんが10ルピーって言ったのよっ!!」
って睨まれましたからね、おぉ恐い…、大阪のオバハンは敵に回すと怖いです^^;
そんな感じで、アヌラーダプラ観光終了!!
えっ!?そんだけ??って感じですが、今まである程度まで無料で近づけた施設もチェックポイントが強化されてほとんど見れなくなっていましたし、歩いているだけで歴史を感じられたのでこれで十分です。
帰りに売店で、水牛のヨーグルトであるカードを発見!!(50ルピー)
キャンディの市場では、乳牛のミルクでごまかされましたが、今回は本物。
ヤシから作った蜜をたっぷりかけて頂きます。
これが美味しい!!
酸味がしっかりしていて、でも臭みなどはなくと蜜との相性も抜群であっという間に平らげました。
これを食べている時に話していた、幼稚園の先生のおばちゃんが隣町にある私の家に来ないかって誘ってくれました。
スリランカにもイラン的なお誘いがあるのですね〜。
アヌラーダブラに宿を取っていたらお邪魔していたのですが、僕たちはダンブッラに宿があるので泣く泣く断念。
アヌラーダブラ、のんびりしていて良いところでした。
京都より奈良が好きって言う人には是非訪問してもらいたいところですね。
ダンブッラに戻って夕食を食べて宿に戻りました。
明日は、ダンブッラから一度キャンディに戻ります。
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